JPH0749153Y2 - 圧力容器の安全弁 - Google Patents

圧力容器の安全弁

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JPH0749153Y2
JPH0749153Y2 JP1992082639U JP8263992U JPH0749153Y2 JP H0749153 Y2 JPH0749153 Y2 JP H0749153Y2 JP 1992082639 U JP1992082639 U JP 1992082639U JP 8263992 U JP8263992 U JP 8263992U JP H0749153 Y2 JPH0749153 Y2 JP H0749153Y2
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JP
Japan
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valve body
cylinder valve
pressure vessel
inner cylinder
hole
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Inventor
恵右 掛川
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株式会社掛川合成樹脂製作所
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、炭酸容器等の圧力容
の上部開口部の縁枠に緊密閉嵌に内筒弁体を嵌合して
外部に噴出しようとする時に作動し、且つ外部から噴出
状態を容易に確認できるようにしたことを目的とした圧
力容器の安全弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧力容器における安全弁
としては、容器の一部に内部の異常状態が生じた時に
は、安全弁が発条及び膜等の作用で一応作動して外部に
噴出されるものは多数散見される現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上の従来の安全弁装
置のものは、容器の内部圧力体が噴出又は流出して押圧
移動されている状態が外部から透視できず、噴出してい
る容器の状態を一目で判別できない不便の問題点があ
る。また、容器の内部の圧力体が噴出した空室状態の容
器も外部から区別できないと云う不便な問題点があつ
た。この考案は、この様な従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とする所は、安全弁の内筒弁体
が押上げられ、外部に突出し噴出及び排出状態が一目で
判断できるようにした圧力容器の安全弁を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案における安全弁は、合成樹脂等の各種の構
成材料を以て、外筒弁体と内部上昇する圧力容器の上
部開口部に緊密に閉蓋されている内筒弁体とを以て形成
され、この外筒弁体の筒体部に数個の排気孔を設けると
共に、天井面に貫通孔を形成してある。また、該内筒弁
体には、上部の閉塞部に該貫通孔に挿入突出する表示突
出部を形成する。更に、該表示突出部の係合部が該貫通
孔に押圧力によつて係止保持されるようにしたものであ
る。
【0005】
【作用】この考案は前記の如き構成であるから、今この
考案の使用例を説明すると、各種の圧力容器(15)
は、炭酸等を注排用蓋部(16)より注入され、図1に
示す正常な状態より内部の圧力体が熱、振動等による膨
張より噴出及び流出状態となると、該安全弁本体(1)
の外筒弁体(2)の内部の圧力容器(15)の上部開口
部に緊密に閉塞されている内筒弁体(3)が図4の状態
から図5のように膨張による内圧によつて開口部より
内筒弁体(3)が押圧されて上昇し、内部の圧力体は該
排気孔(6)(6)は外部に流出すると共に、該内筒弁
体(3)の上部の表示突出部(12)が該貫通孔(8)
より突出したり、停止されたりして、外部に容器(1
5)の内部の圧力体が噴出、流出放出されている状態が
一目で判断できる。また、該表示突出部(12)の上部
の係合部(11)が強力な内圧力の場合には、該貫通孔
(8)を通過後に突出係止されて上部に表示状態を支持
する。この時、圧力容器(15)内の圧力体は、開放状
態となる排気孔(6)(6)より外部に噴出又は放出さ
れるため安全を確保するものである。
【0006】
【実施例】次に、この考案の実施例を図面について説明
すると、安全弁本体(1)は、透明又は着色された合成
樹脂又は金属等よりなり、筒状に形成した外筒弁体
(2)と圧力容器(15)の上部開口部に緊密に閉蓋さ
れる内筒弁体(3)とによつて構成される。前記外筒弁
体(2)には、筒体部(5)と天井部(7)とを形成す
る。この該筒体部(5)の外周には、所定位置に所定間
隔を設けて少なくとも一ヶ以上の排気孔(6)(6)を
形成してある。この排気孔(6)(6)は、常時は内筒
弁体(3)の外周によつて閉塞されている。且つ該天井
面(7)には、略中央に貫通孔(8)を穿設した構成と
なつている。次に、前記内筒弁体(3)は、該外筒弁体
(2)の内部圧力によつて上昇する構成であつて、外周
筒体部(9)は、圧力容器の開口部に緊密に嵌合され
と共に、上面に閉塞部(10)を形成してある。該閉
塞部(10)には、上部に突出する該貫通孔(8)に
力によつて突き出る表示突出部(12)を形成してあ
る。該表示突出部(12)には、各種の表示しやすい着
色を必要に応じて施すと共に、先端に該貫通孔(8)を
より稍大径にした係合部(11)を形成し、該表示突出
部(12)が上部に押圧された時に突出状態を支持する
ようになつている。符号(13)は、該内筒弁体(3)
と別個に形成した他の実施例の上昇体を示し、上昇体
(13)には、該内筒弁体(3)の上昇と共に移動し
部に起立した表示突出部(14)を突出形成してある。
なお、符号(16)は、各種の圧力容器(15)の所定
個所に設けた注排用蓋部を示したものである。
【0007】
【考案の効果】この考案によると、炭酸等の圧力容器か
らの噴出している圧力体が外気に噴出したり、漏れたり
する状態が不明確であつたものが、外部から容易に判別
できる便利な効果と、外気漏れしている状態では、表示
突出部が透視できるため、漏れていない正常な容器と容
易に区別できると云う従来にない優れた効果がある。そ
して、合成樹脂等の材料を以て安全弁本体を外筒弁体と
内部を上昇する圧力容器の上部開口部に閉塞された内筒
弁体とで構成したので、構造が簡単で組立が容易である
と共に、膨張による押圧力に対して確実に作動し破損等
の憂いがない効果がある。また、該外筒弁体の筒体部に
設けた数個の排気孔を穿設したことにより、容器から圧
力漏れの際には確実に外部に排出され安全であると共
に、天井面に設けた貫通孔によつては、該内筒弁体に設
けた表示突出部が確実に押圧され、上部に表示と表示状
態を保持する効果がある。且つ該内筒弁体の上部に形成
した表示突出部によれは、上昇して容器の圧力漏れを確
実に表示する効果と、上端の係合部によつては、各種着
色及び各種形状によつて噴出漏れの表示の明確化と停止
状態を確実にできると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の安全弁を圧力容器に装設した一部欠
除した正面図である。
【図2】同じく安全弁の内部を明示した全体斜面図であ
る。
【図3】同じく安全弁の分解した状態の斜面図である。
【図4】同じく安全弁の正常な状態を示す縦断側面図で
ある。
【図5】同じく安全弁が異常な状態を示す縦断側面図で
ある。
【図6】同じく他の実施例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 安全弁体 2 外筒弁体 3 内筒弁体 5 筒体部 6 排気孔 7 天井面 8 貫通孔 9 筒体部 10 閉塞部 11 係合部 12 表示突出部 15 圧力容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸容器等の各種形状の圧力容器(1
    5)に装設する圧力容器(15)の安全弁本体(1)
    は、透明又は着色された合成樹脂等の構成材料を以て筒
    状に形成した外筒弁体(2)と圧力容器(15)の上部
    開口部に閉塞される内筒弁体(3)とによつて構成さ
    れ、前記外筒弁体(2)には、筒体部(5)と上部の天
    井部(7)を有し、該筒体部(5)の外周には、所定
    を設けて少なくとも一ヶ以上の排気孔(6)(6)
    穿設し、該排気孔(6)(6)は、常時内筒弁体(3)
    の外周で閉塞され、且つ該天井部(7)には、略中央に
    貫通孔(8)を穿設し、該外筒弁体(2)の内部に収納
    する該内筒弁体(3)には、上面に閉塞部(10)を形
    成すると共に、閉塞部(10)には上部に突出する該貫
    通孔(8)を突き出る表示突出部(12)を形成し、該
    表示突出部(12)には、着色を施すと共に、先端に該
    貫通孔(8)より稍大径にした係合部(11)を形成
    し、該表示突出部(12)が上部に突出状態を支持する
    ようにした事を特徴とする圧力容器の安全弁。
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JP2011081759A (ja) * 2009-09-08 2011-04-21 Danrei:Kk 異常圧検知表示装置

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JPS5930971U (ja) * 1982-08-24 1984-02-25 石川島播磨重工業株式会社 レリ−フ弁

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