JPH0749120Y2 - スピーカボツクスの駆動機構 - Google Patents

スピーカボツクスの駆動機構

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JPH0749120Y2
JPH0749120Y2 JP1990002062U JP206290U JPH0749120Y2 JP H0749120 Y2 JPH0749120 Y2 JP H0749120Y2 JP 1990002062 U JP1990002062 U JP 1990002062U JP 206290 U JP206290 U JP 206290U JP H0749120 Y2 JPH0749120 Y2 JP H0749120Y2
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JP
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drive
speaker
holder
pulley
speaker box
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龍一 藤江
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 概要 車載用スピーカにおいて、再生する音楽の種類に適した
音場を構成するために、スピーカの仰角を変化して設定
するために、駆動手段51の駆動力によつて駆動部材41を
角変位し、弾性体35を介してスピーカボツクス11L,11R
に固定されているホルダ25を角変位駆動し、このホルダ
25に設けられている当接部30が制限部59,60に当接して
ホルダ25の角変位が制限され、駆動手段51によつて、前
記当接状態において駆動部材41が弾性体35の弾発力に抗
してさらに所定角度だけ変位したとき、駆動部材41に設
けられた押圧部49によつてリミツトスイツチ56,57は駆
動手段51の動作を停止させる。これによつてホルダ25の
当接部30が制限部59,60に弾発的に当接した状態のまま
で、スピーカボツクス11L,11Rの仰角などが設定され
る。
産業上の利用分野 本考案は、車載用のスピーカ装置などで好適に実施され
るスピーカボツクスの駆動機構に関する。
従来の技術 車載用のスピーカ装置として、従来から、スピーカボツ
クスがリアトレイ内に格納可能な構成が提案されてい
る。このような構成では、スピーカボツクスは、音響再
生が行われる使用時にはリアトレイから突出され、不使
用時にはリアトレイ内に収納される。
また、近年、音響信号のデジタル処理技術が進歩し、再
生される音楽の種類などに応じて最適な音場を構成する
音場構成装置が提案されている。
車室内に前記音場を構成するにあたつて、たとえばコン
サートホールなどの遅延時間の長い拡りのある音場を再
現する場合には、スピーカはやや上方を向いていること
が望ましく、これに対して、たとえばライブハウスなど
のように遅延時間の短い音場を再現する場合には、スピ
ーカは水平を向いていることが望ましい。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、前述のようにスピーカボツクスをリアト
レイ内に格納可能な構成は提案されているけれども、再
現すべき音場に合わせてスピーカボツクスの仰角を変化
する構成は提案されていない。
一方、ウオームホイールとウオームギアとから成る減速
機構を用いてスピーカボツクスの仰角を調整するように
した場合、ウオームホイールの捩れ角を小さくすると、
車体振動等によるウオームホイールの逆転を防止するこ
とができる。しかしながら、ウオームに噛み込みが発生
し易く、この噛み込みを解除するためには、モータの起
動トルクを遥かに上回る力が必要となる。したがつて、
ウオームホイールの逆転防止と、噛み込みの防止とを両
立させることは困難である。
本考案の目的は、スピーカボツクスを予め定める角変位
位置で確実に保持することができるようにしたスピーカ
ボツクスの駆動機構を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、駆動力を与える駆動手段51と、 駆動手段51からの駆動力によつて角変位し、押圧部49を
有する駆動部材41と、 駆動部材41に連結される弾性体35と、 角変位可能に設けられ、弾性体35が連結され、スピーカ
ボツクス11L,11Rに固定され、角変位が制限されるため
の当接部30が設けられるホルダ25と、 当接部30に当接することができ、この当接によつてホル
ダ25の角変位量を制限する制限部59,60と、 当接部30と制限部59,60とが当接した状態で、駆動部材4
1がその当接する方向に弾性体35の弾発力に抗してさら
に角変位されたとき、駆動手段51を停止させるリミツト
スイツチ56,57とを含むことを特徴とするスピーカボツ
クスの駆動機構である。
また本考案は、前記駆動手段51は、 リミツトスイツチ56,57によつて動作が制御されるモー
タ65と、 モータ65の出力軸66に固定される駆動プーリ67と、 駆動プーリ67に巻掛けられ、伸縮可能な無端環状のベル
ト68と、 ベルトが巻掛けられ、駆動プーリ67からの動力によつて
駆動される従動プーリ69と、 従動プーリ69に連結されるウオームホイール71と、 ウオームホイール71に噛合し、駆動部材41を駆動するウ
オームギア72とを含むことを特徴とする。
作用 本考案に従えば、駆動手段51によつて駆動部材41を角変
位し、弾性体を介して、スピーカボツクス11L,11Rに固
定されたホルダ25が角変位駆動され、この角変位量は、
ホルダ25に設けられた当接部30が制限部59,60に当接し
てその角変位が制限され、駆動手段51によつて駆動部材
41が弾性体35の弾発力に抗してさらに角変位されること
によつて、駆動部材41に設けられた押圧部49はリミツト
スイツチ56,57を動作させて駆動手段51が停止される。
これによつて当接部30が制限部59,60に弾性体35の弾発
力で当接した状態が保たれる。
さらに本考案に従えば、駆動手段51において、モータ65
によつて駆動プーリ67が駆動され、伸縮可能な無端環状
のベルト68を介して従動プーリ69が駆動され、これによ
つてウオームホイール71が回転されてウオームギア72が
回転され、したがつて駆動部材41が角変位される。これ
によつてウオームホイール71の逆転を防止するために、
このウオームホイール71のねじれ角を小さくしても、振
動等によつてウオームホイール71とモータ65の出力軸66
との間に発生した負荷は、ベルト68の伸縮によつて吸収
され、ウオームギア72の噛み込みを防止することができ
る。
実施例 第1図は本考案の一実施例のスピーカ装置1の斜視図で
あり、第2図はそのスピーカ装置1が用いられる音場構
成装置2の電気的構成を示すブロツク図である。磁気テ
ープ再生装置やコンパクトデイスク再生装置などの音響
信号源3からの左右各チヤネルの音響信号は、バランス
・フエード調整部4で、前方左右、前方中央および後方
左右の各音響信号に分離され、それぞれアナログ/デジ
タル変換器ADFL,ADFR;ADFC;ADRL,ADRRでデジタル信号に
変換されてデジタルシグナルプロセツサ5に入力され
る。
デジタルシグナルプロセツサ5に関連して入力操作部6
が設けられており、デジタルシグナルプロセツサ5はこ
の入力操作部6からの入力操作に応答して、後述するよ
うな初期反射音や残響音の付加、さらに遅延処理などを
行う。
デジタルシグナルプロセツサ5からの各出力は、デジタ
ル/アナログ変換器DAFL,DAFR;DAFC;DARL,DARRでアナロ
グ音響信号に変換された後、電力増幅器AFL,AFR;AFC;AR
L,ARRを介して、各スピーカSPFL,SPFR;SPFC;SPRL,SPRR
に与えられ、音響化される。
自動車の車室7において、前方左側にはスピーカSPFLが
配置され、前方右側にはスピーカSPFRが配置され、前方
中央にはスピーカSPFCが配置され、後方左側にはスピー
カSPRLが配置され、後方右側にはスピーカSPRRが配置さ
れている。センタスピーカSPFCからの音響は、フロトガ
ラス8で反射して車室7内に放射される。またスピーカ
SPRL,SPRRは、前記スピーカ装置1内に一体で組込まれ
ている。
前記デジタルシグナルプロセツサ5は、入力操作部6か
らの入力操作に応答し、駆動回路9を介してスピーカ装
置1の駆動機構10を駆動し、前記各スピーカSPRL,SPRR
をそれぞれ収納しているスピーカボツクス11L,11Rの仰
角を調整制御する。
この音場構成装置2には、たとえばハイフアイ、カジユ
アル、フアンキーの3つの動作モードが設定されてい
る。ハイフアイモードが選択されると、前記デジタルシ
グナルプロセツサ5はオフ状態とされ、バランス・フエ
ード調整部4からの出力は、図示しない構成によつて、
直接、電力増幅器AFL,AFR;AFC;ARL,ARRに入力される。
またこのとき、後方のスピーカSPRL,SPRRからは直接音
が放射されるため、音像の定位方向が後ろ側となつてし
まうことを防止するために、スピーカボツクス11L,11R
は上向きとされ、後方からの音響は聴取者に反射音で聴
取される。
また、カジユアルモードが選択されたときには、デジタ
ルシグナルプロセツサ5はオン状態とされ、床面からの
反射音がほとんどなく壁面および天井からの反射音が多
いコンサートホールなどを想定した比較的長い遅延時間
の残響音が付加されるとともに、スピーカボツクス11L,
11Rは上向きとされる。
さらにまた、フアンキーモードが選択されたときには、
床面からの反射音が多いライブハウスなどを想定した比
較的短い遅延時間の残響音が作成され、後方のスピーカ
SPRL,SPRRからは、残響音および初期反射音のみが出力
されるとともに、スピーカボツクス11L,11Rは水平状態
とされる。またこのとき、前方中央のセンタスピーカSP
FCからは、直接音、初期反射音および残響音が放出され
る。
このようにして、スピーカボツクス11L,11Rの仰角は、
動作モードに対応した最適な角度となるように、デジタ
ルシグナルプロセツサ5の動作モードに対応して自動的
に調整制御される。
スピーカボツクス11L,11Rには、前記動作モードに対応
してキヤラクタ12L,13L;12R,13Rが描かれている。この
キヤラクタ12L,13L;12R,13Rは、スピーカボツクス11L,1
1Rの角変位によつて、筺体24に形成された透孔14L,14R
を通して選択的に表示され、車室7の後方から確認する
ことができる。
第3図は、スピーカボツクス11Rおよび駆動機構10の分
解斜視図である。スピーカボツクス11Rの両端部から
は、一直線上に配置される支持軸21,22が突出してお
り、一方の支持軸21は軸受23によつて揺動自在に支持さ
れ、この軸受23は前記筺体24に取付けられる。他方の支
持軸22はホルダ25の挿通孔26を挿通し、この状態でホル
ダ25はビス27によつてスピーカボツクス11Rにねじ止め
されて固定される。
ホルダ25には、第1係合突起28、第2係合突起29、当接
片30および筒部31が立設されている。これらの突起28,2
9および当接片30は、筒部31の前記挿通孔26内を挿通す
る軸線1を中心とし、半径r1の円上で、中心角θ1だ
け離れて配置されている。
前記筒部31の外周面にはバイアスバネ35が巻回されてお
り、このバイアスバネ35の一方の端部36は前記第1係合
突起28に係合しており、他方の端部37は第2係合突起29
に係合しており、またこのバイアスバネ35は端部36,37
が相互に離反する方向に弾発力を発生している。前記係
合突起28,29の先端からは、バイアスバネ35の脱落を防
止するためのフツク38,39がそれぞれ延設されている。
上述のようにホルダ25にバイアスバネ35が取付けられた
状態で、支持軸22は駆動部材41の基部42に形成された挿
通孔43を挿通し、こうしてホルダ25上に駆動部材41が被
せられる。前記基部42において外周面の一部分には、ギ
アユニツト51の駆動歯車52から駆動力が伝達される歯車
44が刻設されており、またホルダ25に対向する面には第
1係合片45および第2係合片46が立設されている。
これらの係合片45,46は、挿通孔43を挿通する軸線l2を
中心とし、前記半径r1より大きい半径r2の円上で、前記
中心角θ1より大きい中心角θ2だけ離れて配置され
る。係合片45,46の先端には、前記係合突起28,29と同様
に、フツク47,48がそれぞれ形成されている。
基部42のギアユニツト51側の面には押圧片49が立設され
ており、この押圧片49は、ギアユニツト51の支持壁53に
取付けられた支持部材54の挿通孔55内を挿通して支持壁
53の裏面側に突出し、後述するように駆動部材41が角変
位されると、リミツトスイツチ56または57の作動片56a
または57aを押圧変位させる。
駆動部材41の取付けられた支持軸22の先端は、支持部材
54に形成された軸受部58内に挿通され、スピーカボツク
ス11Rは揺動自在に支持される。支持部材54において、
前記駆動部材41に対向する面には、前記軸受部58内を挿
通する軸線l3を中心として、前記半径r1の円上に、制限
突起59,60が立設されている。
前記軸受23、ホルダ25、駆動部材41および支持部材54
は、樹脂などの材料から成り、これによつて、車体振動
に対して、特に軸受23および軸受部58から発生する異音
を抑えることができるとともに、スピーカボツクス11R
の角変位を円滑に行うことができる。
なお、スピーカボツクス11L側についても同様の構成が
設けられており、これらの構成は、前記駆動歯車52が連
結されている軸61を介して連動して駆動される。したが
つて、前記リミツトスイツチ56,57および押圧片49は、
少なくともいずれか一方に設けられていればよく、この
ためスピーカボツクス11L側には、構造を簡略化するた
めに設けられていない。
第4図は、ギアユニツト51の斜視図である。スピーカボ
ツクス11R側の支持壁53と、スピーカボツクス11L側の支
持壁63とを連結する基台64には、モータ65が取付けられ
ている。モータ65の駆動力は、出力軸66に取付けられた
駆動プーリ67からベルト68を介して従動プーリ69へ伝達
される。
従動プーリ69は、軸70を介してウオームホイール71と連
結されている。ウオームホイール71にはウオームギア72
が噛合し、減速機構が構成されている。ウオームギア72
は、軸73を介してギア74と連結されている。ギア74には
大径のギア75が噛合しており、こうして減速されたモー
タ65の出力は、駆動歯車52,62に伝達されてスピーカボ
ツクス11R,11Lが角変位駆動される。
ウオームホイール71の捩れ角は比較的小さく形成され、
これによつて減速比が大きく設定されている。またベル
ト68は伸縮可能に形成され、後述するような駆動歯車5
2,62から加わる負荷を吸収するように構成されている。
上述のように構成されたスピーカ装置1において、前記
デジタルシグナルプロセツサ5がフアンキーモードから
カジユアルモードまたはハイフアイモードに切換えられ
ると、モータ65が起動されて、駆動部材41が矢符A方向
に角変位駆動される。これによつて第1係合片45はバイ
アスバネ35の一方の端部36に当接し、ホルダ25も矢符A
方向に角変位する。
ホルダ25の当接片30が制限突起59に当接すると、ホルダ
25の角変位は停止し、さらに駆動部材41が角変位される
と、バイアスバネ35の一方の端部36はホルダ25の第1係
合突起28から離反して、第2係合突起29に近接する方向
に角変位される。こうしてバイアスバネ35に大きな弾発
力が発生した状態で、押圧片49がリミツトスイツチ56の
作動片56aを押圧し、モータ65の駆動が停止され、スピ
ーカボツクス11L,11Rは上向きの状態で保持される。
また、スピーカボツクス11L,11Rが上向きの状態で、デ
ジタルシグナルプロセツサ5がフアンキーモードに選択
されると、モータ65が駆動されて駆動部材41は前記矢符
A方向とは反対方向に角変位駆動される。これによつ
て、駆動部材41の第1係合片45とバイアスバネ35の一方
の端部36との係合状態が解除された後、第2係合片46が
他方の端部37に係合し、ホルダ25は矢符A方向とは反対
方向に角変位駆動される。
ホルダ25の当接片30が制限突起60に当接すると、バイア
スバネ35の他方の端部37はホルダ25の第2係合突起29か
ら離反して第1係合突起28に近接する方向に角変位され
る。こうしてバイアスバネ35に大きな弾発力が発生した
状態で、押圧片49がリミツトスイツチ57の作動片57aに
当接し、モータ65が停止され、スピーカボツクス11L,11
Rは水平状態で保持される。
このように本考案に従うスピーカ装置1では、バイアス
バネ35によつて、ホルダ25の当接片30を、制限突起59ま
たは60に常時、圧接しておくようにしたので、車体振動
に対してもスピーカボツクス11L,11Rが揺動するような
ことはなく、がたつきなく確実に保持される。したがつ
て、聴取者に不快感を与える車体振動による異音などが
発生することはなく、車室7内で快適な音響再生を行う
ことができる。
また、ウオームホイール71の捩れ角を小さくしたので、
該ウオームホイール71が車体振動等によつて発生する駆
動歯車52,62からの負荷によつて逆転してしまうような
不具合を防止することができるとともに、該ウオームホ
イール71にベルト68を介してモータ65の駆動力を伝達す
ることによつて、該ウオームホイール71の噛み込みを防
止することができる。
考案の効果 本考案によれば、駆動手段51によつて駆動部材41が角変
位され、弾性体35を介してホルダ25、したがつてスピー
カボツクス11L,11Rが角変位され、このホルダ25の当接
部30が制限突起59,60に当接した状態で、ホルダ25の角
変位が制限され、駆動部材41が駆動手段51によつて弾性
体35の弾発力に抗してさらに角変位されると、駆動部材
41に設けられた押圧部49がリミツトスイツチ56,57を作
動させて駆動手段51を停止させるようにしたので、当接
部30が制限部59,60に弾発的に当接した状態が保たれ、
これによつてスピーカボツクス11L,11Rが揺動すること
はなく、がたつきなく確実に保持され、したがつて聴取
者に不快感を与える車体振動による異音などが発生する
ことはなく、車室内などで快適な音響再生を行うことが
できるようになる。
また本考案によれば、当接部30が制限部59,60に当接し
た状態で、駆動部材41が駆動手段51によつてさらに角変
位されると、押圧部49はリミツトスイツチ56,57を作動
させて駆動手段51を停止させるようにしたので、スピー
カボツクス11L,11Rの角度の設定を確実に行うことがで
きるとともに、本考案の各構成要素に無理な力が加わら
ず、耐久性が向上されるという効果も達成される。
さらに本考案によれば、ウオームホイール71とウオーム
ギア72とから成る減速機構に、ベルト68を介してモータ
65の駆動力を伝達するようにしたので、ウオームホイー
ル71の振れ角を小さくしてウオームホイール71の逆転を
防止することができるとともに、ウオームギア72の噛み
込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のスピーカ装置1の斜視図、
第2図はスピーカ装置1が用いられる音場構成装置2の
電気的構成を示すブロツク図、第3図はスピーカボツク
ス11Rおよび駆動機構10の分解斜視図、第4図はギアユ
ニツト51の分解斜視図である。 1……スピーカ装置、2……音場構成装置、5……デジ
タルシグナルプロセツサ、7……車室、9……駆動回
路、10……駆動機構、11L,11R……スピーカボツクス、2
1,22……支持軸、25……ホルダ、28,29……係合突起、3
0……当接片、35……バイアスバネ、36,37……端部、41
……駆動部材、42……基部、44……歯車、45,46……係
合片、49……押圧片、51……ギアユニツト、52,62……
駆動歯車、54……支持部材、56,57……リミツトスイツ
チ、58……軸受部、59,60……制限突起、65……モー
タ、66……出力軸、67……駆動プーリ、68……ベルト、
69……従動プーリ、71……ウオームホイール、72……ウ
オームギア

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動力を与える駆動手段51と、 駆動手段51からの駆動力によつて角変位し、押圧部49を
    有する駆動部材41と、 駆動部材41に連結される弾性体35と、 角変位可能に設けられ、弾性体35が連結され、スピーカ
    ボツクス11L,11Rに固定され、角変位が制限されるため
    の当接部30が設けられるホルダ25と、 当接部30に当接することができ、この当接によつてホル
    ダ25の角変位量を制限する制限部59,60と、 当接部30と制限部59,60とが当接した状態で、駆動部材4
    1がその当接する方向に弾性体35の弾発力に抗してさら
    に角変位されたとき、駆動手段51を停止させるリミツト
    スイツチ56,57とを含むことを特徴とするスピーカボツ
    クスの駆動機構。
  2. 【請求項2】前記駆動手段51は、 リミツトスイツチ56,57によつて動作が制御されるモー
    タ65と、 モータ65の出力軸66に固定される駆動プーリ67と、 駆動プーリ67に巻掛けられ、伸縮可能な無端環状のベル
    ト68と、 ベルトが巻掛けられ、駆動プーリ67からの動力によつて
    駆動される従動プーリ69と、 従動プーリ69に連結されるウオームホイール71と、 ウオームホイール71に噛合し、駆動部材41を駆動するウ
    オームギア72とを含むことを特徴とする請求項1記載の
    スピーカボツクスの駆動機構。
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