JPH0748734B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

Info

Publication number
JPH0748734B2
JPH0748734B2 JP62179807A JP17980787A JPH0748734B2 JP H0748734 B2 JPH0748734 B2 JP H0748734B2 JP 62179807 A JP62179807 A JP 62179807A JP 17980787 A JP17980787 A JP 17980787A JP H0748734 B2 JPH0748734 B2 JP H0748734B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
transmission
data
time
end time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62179807A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6423644A (en
Inventor
克実 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP62179807A priority Critical patent/JPH0748734B2/ja
Publication of JPS6423644A publication Critical patent/JPS6423644A/ja
Publication of JPH0748734B2 publication Critical patent/JPH0748734B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信システムに関し、更に詳しくは、重要な
データの送信が遅延することを防止した通信システムに
関する。
〔従来の技術〕
伝送ラインを多局が共有する通信システムには、局ごと
に異なるデータの緊急度に応じて、送信の優先順位を予
め設定したものがある。重要なデータほど上位に優先順
位が設定され、送信の遅延が少なくなるようにされてい
る。
すなわち、一つの局のデータ送信が行われている間に他
の複数局が送信待機状態になると、現在の送信の終了
後、送信待機状態の複数局のうち上位局が下位局より先
に送信を行うことが出来るようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来方式では、既に送信を開始している局があ
ると、その局より上位局が送信したい場合でもその送信
の終了を待たねばならなかった。このため、たとえ最上
位局といえども、他の局の1回の送信時間分の遅延時間
を生じるのを避けられない問題点があった。
そこで、遅延時間を生じないようにするためには、下位
局が送信中であってもその送信を上位局が中断させて自
局の送信を開始できるようにすることが考えられる。し
かし、この場合には、中断された送信を下位局がやり直
さねばならない機会が増え、全体として通信効率が低下
する問題点を生じる。
従って、本発明の目的とするところは、下位局の送信が
終了するまで待つことなく上位局が送信できるようにす
ること及び全体としての通信効率が低下するのを防止す
ることを調和させた通信システムを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の通信システムは、複数の局が共通の伝送ライン
で結ばれてなる通信システムにおいて、他局が送信中の
ときにその送信データに含まれているデータ長に関する
データを読み取って、このデータ長に関するデータと現
在時刻から送信終了時間を予測して記憶する終了時予測
手段と、自局が送信しようとするときに既に送信中の他
局があれば上記終了時予測手段により記憶された他局の
送信終了までの時間と予め設定された自局が許容し得る
送信遅延時間とを比較し、他局の送信について予測した
終了時まで自局の送信を遅延させることを許容できるか
否かを判断する判断手段と、許容できると判断したとき
は他局の送信の終了時まで待機するが許容できないと判
断したときは中断信号を伝送ラインに出力して他局の送
信を中断させ自局の送信を開始する送信開始制御手段と
を少なくとも1つの局に設けたことを構成上の特徴とす
るものである。
〔作用〕
本発明の通信システムでは、他局の送信の終了まで次局
の送信を遅延させることが許容できないと判断した時
は、他局の送信を中断して次局の送信を開始させること
ができる。従って、開局の1回の送信所要時間と関係な
く、上位局は所定の遅延時間以内に送信できることとな
る。
一方、他局の送信の終了まで次局の送信を遅延させるこ
とを許容できると判断すれば、その送信の終了まで待つ
から、上位局によって下位局の送信が常に中断されると
いうことはなく、送信のやり直しの確率はそれほど高く
ならない。そして、上述のように上位局の許容し得る送
信遅延時間と無関係に下位局の1回の送信所要時間を決
められるから、これを長くすることができる。従って、
これらのことから通信効率が低下することは防止され
る。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。ここに第1図は本発明の一実施例の通信システムの
要部ブロック図、第2図(a),(b),(c)は第1
図に示す通信システムの一つの局における作動の要部フ
ローチャート、第3図は第1図に示す通信システムで取
り扱われるデータのフォーマットの例示図である。な
お、図に示す実施例により本発明が限定されるものでは
ない。
第1図に示すように、通信システム1は、共通の伝送ラ
イン2に、第1局11,第2局12,第3局13等の複数の局が
結ばれてなる通信システムである。なお、説明の都合
上、これら3つの局についてのみ考えることとする。
このような通信システム1の具体例としては、自動車の
ワイヤリングシステムが挙げられる。その場合、第1局
11は例えばランプ点滅制御ユニット、第2局12は例えば
サスペンション減衰制御ユニット、第3局13は例えばエ
ンジン制御ユニットである。
第1局11,第2局12,第3局13は、ハードウエア的には同
様の構成で、第3局13について図示するように、ライン
ドライバ3と,ラインレシーバ4と,タイマー回路5
と,マイクロコンピュータ6とを具備してなっている。
また、送信の優先順位は、第3局13が最も高く、次に第
2局12、最後に第1局11であるとする。
次に、第2図を参照し、第3局13の作動について説明す
る。
第2図(a)に示す受信割込処理は、第1局11又は第2
局12から送信データが伝送ライン2に乗せられた時に実
行される。即ち、伝送ライン2に第3図に示す如きデー
タが乗せられると、マイクロコンピュータ6は、内部的
に有する「送信中フラグ」をセットし(P1)、宛先を解
読する(P2)。
宛先が自局宛であれば(P3)、通常の受信処理を行う
(P4)。
しかし、自局宛でなければ(P3)、データ長を解読し
(P5)、そのデータ長と現在時刻とからその送信の終了
時刻を計算し記憶する(P6)。
そして、その計算した終了時刻に割込がかかるようにタ
イマー回路5をセットする(P7)。従って、第1局11又
は第2局12の送信の終了時刻になると、タイマー回路5
からマイクロコンピュータ6に割込がかかり、第2図
(c)に示すタイマー割込処理において、マイクロコン
ピュータ6は「送信中フラグ」をリセットする(P1
6)。
さて、第3局13が送信しようとする場合は、第2図
(b)に示す送信処理が行われる。
まず、マイクロコンピュータ6は「送信中フラグ」を読
み込み(P8)、他局が送信中であるか否かをチェックす
る(P9)。
他局の送信が終了しておれば、「送信中フラグ」はリセ
ットされているので、ステップP15に移行し、送信を開
始する。
一方、他局の送信中であれば、「送信中フラグ」がセッ
トされているので、ステップP10に移行し、先に記憶し
た終了時刻を読み込む。
次に、現在時刻を読み込み、前記終了時刻との差から待
ち時間を算出する。そして、その予測した待ち時間と予
め設定されている許容遅延時間とを比較し、前者が後者
より短かければ送信の遅延を許容できると判断し、逆
に、前者よりも後者が長いときは送信の遅延を許容でき
ないと判断する。これがステップP11の処理であり、許
容できる場合はステップP12に移行し、許容できない場
合はステップP14に移行する。
ステップP12では、「送信中フラグ」を読み込み、リセ
ットされるまで待機し(P13)、送信終了後、自局の送
信を開始する(P15)。
一方、ステップP14では、伝送ライン2に中断信号を出
力する。送信していた第1局11又は第2局12は、中断信
号が伝送ライン2に乗せられることで、送信を中断す
る。
そこで、第3局13は、送信を開始する(P15)。
送信を中断した第1局11又は第2局12は、第3局13の送
信の終了後に再送信を行う。
以上の説明から理解されるように、第3局13は、所定の
許容限界以内の遅延時間で確実に送信を行うことが出来
る。一方、第1局11及び第2局12の送信の残り所要時間
が前記許容遅延時間より短いときは、その送信が終了す
るまで第3局13が送信を待つから、再送信の機会は実質
的に増加せず、全体としての通信効率の低下を防止でき
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数の局が共通の伝送ラインで結ばれ
てなる通信システムにおいて、他局が送信中のときにそ
の送信データに含まれているデータ長に関するデータを
読み取って、このデータ長に関するデータと現在時刻か
ら送信終了時間を予測して記憶する終了時予測手段と、
自局が送信しようとするときに既に送信中の他局があれ
ば上記終了時予測手段により記憶された他局の送信終了
までの時間と予め設定された自局が許容し得る送信遅延
時間とを比較し、他局の送信について予測した終了時ま
で自局の送信を遅延させることを許容できるか否かを判
断する判断手段と、許容できると判断したときは他局の
送信の終了時まで待機するが許容できないと判断したと
きは中断信号を伝送ラインに出力して他局の送信を中断
させ自局の送信を開始する送信開始制御手段とを少なく
とも1つの局に設けたことを特徴とする通信システムが
提供され、これにより重要なデータは遅延少なく送信で
きるようになると共に、全体としての通信効率の低下を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の通信システムの要部ブロッ
ク図、第2図(a),(b),(c)は第1図に示す通
信システムの一つの局における作動の要部フローチャー
ト、第3図は第1図に示す通信システムで取り扱われる
データのフォーマットの例示図である。 〔符号の説明〕 1……通信システム 2……伝送ライン 3……ラインドライバ 4……ラインレシーバー 5……タイマー回路 6……マイクロコンピュータ 11……第1局 12……第2局 13……第3局。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の局が共通の伝送ラインで結ばれてな
    る通信システムにおいて、 他局が送信中のときにその送信データに含まれているデ
    ータ長に関するデータを読み取って、このデータ長に関
    するデータと現在時刻から送信終了時間を予測して記憶
    する終了時予測手段と、自局が送信しようとするときに
    既に送信中の他局があれば上記終了時予測手段により記
    憶された他局の送信終了までの時間と予め設定された自
    局が許容し得る送信遅延時間とを比較し、他局の送信に
    ついて予測した終了時まで自局の送信を遅延させること
    を許容できるか否かを判断する判断手段と、許容できる
    と判断したときは他局の送信の終了時まで待機するが許
    容できないと判断したときは中断信号を伝送ラインに出
    力して他局の送信を中断させ自局の送信を開始する送信
    開始制御手段とを少なくとも1つの局に設けたことを特
    徴とする通信システム。
JP62179807A 1987-07-17 1987-07-17 通信システム Expired - Lifetime JPH0748734B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62179807A JPH0748734B2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17 通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62179807A JPH0748734B2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423644A JPS6423644A (en) 1989-01-26
JPH0748734B2 true JPH0748734B2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=16072235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62179807A Expired - Lifetime JPH0748734B2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17 通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748734B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4271987B2 (ja) * 2003-05-15 2009-06-03 パナソニック株式会社 パケット通信端末
JP4496037B2 (ja) * 2004-08-18 2010-07-07 パナソニック株式会社 パケット通信端末

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59139742A (ja) * 1983-01-31 1984-08-10 Canon Inc 情報転送方式
JPS6024747A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 Nec Corp 優先通信方式
JPS6292545A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Hitachi Ltd デ−タ伝送装置
JPS62122435A (ja) * 1985-11-22 1987-06-03 Oki Electric Ind Co Ltd ネツトワ−クのアクセス方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59139742A (ja) * 1983-01-31 1984-08-10 Canon Inc 情報転送方式
JPS6024747A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 Nec Corp 優先通信方式
JPS6292545A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Hitachi Ltd デ−タ伝送装置
JPS62122435A (ja) * 1985-11-22 1987-06-03 Oki Electric Ind Co Ltd ネツトワ−クのアクセス方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6423644A (en) 1989-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6625162B2 (en) Method and apparatus for data transmission with control over access to a transmission medium
US5414717A (en) Multiplex communication control apparatus
US5892894A (en) Data re-transmission management scheme with improved communication efficiency
JPH0748734B2 (ja) 通信システム
US20190230608A1 (en) Wireless Communication Terminal and Communication Control Method
US20090073490A1 (en) Communication information processing system
JPS5986940A (ja) マルチドロツプ方式の情報伝送方式
JP3341276B2 (ja) 通信制御装置
JPH02228842A (ja) ホームコントロールシステムの通信方式
JP2611739B2 (ja) タスク間通信システム
JP2836357B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS6232668B2 (ja)
JPS61210740A (ja) ト−クンバス型ロ−カルネツトワ−クシステムにおける緊急通信制御方式
JP2504478B2 (ja) ファクシミリ蓄積交換装置
JPH08149159A (ja) データ受信装置およびデータ通信方法
JPH0234518B2 (ja)
JPH07147582A (ja) データ通信方式
JPH05304574A (ja) ファクシミリの受信優先制御方式
JPH0365702B2 (ja)
JPH06208520A (ja) マルチプロセッサ・システム
JPH0435570A (ja) データ通信方法
JPH06232880A (ja) 時分割多重通信方式
JPH11308298A (ja) 通信方式
JPH11154961A (ja) 通信システム及び該通信システムにおけるポーリング制御方法
JPS62185436A (ja) 伝送制御方式