JPH0748195B2 - チャネルー直接アクセス記憶装置間非同期通信システム - Google Patents

チャネルー直接アクセス記憶装置間非同期通信システム

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JPH0748195B2
JPH0748195B2 JP3140709A JP14070991A JPH0748195B2 JP H0748195 B2 JPH0748195 B2 JP H0748195B2 JP 3140709 A JP3140709 A JP 3140709A JP 14070991 A JP14070991 A JP 14070991A JP H0748195 B2 JPH0748195 B2 JP H0748195B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
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    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
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  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理システムに関
し、更に詳細には非同期形式で作用するDASD周辺デ
ータ処理システム制御に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムはしばしば、直接ア
クセス記憶装置(DASD)などのホスト・コンピュー
タの外部に配置され、また時には遠く離れて配置される
大容量記憶装置を含む。ホスト・コンピュータからDA
SDへの通信は、チャネルと称される信号ケーブルを介
して達成され、該チャネルはDASDと同制御ユニット
間に拡張されこれらをホスト・プロセッサに接続する。
【0003】今日の技術ではDASDユニットは、同一
スピンドル上を回転するいくつかの別々のディスクによ
り構成される。これらのディスク或いはプラッタは各デ
ィスクの一方の表面をアクセスする変換ヘッドを具備し
たヘッド・ディスク・アセンブリによりアクセスされ
る。例えば、16の使用可能な表面を提供するディスク
装置には9のプラッタがあり、当該表面の一つは正確な
トラッキング能力を維持するために使用される。こうし
たユニットでは、データ用に15の使用可能な表面があ
り、全てのヘッドが配置された時に15の物理的レコー
ド・トラックのシリンダがアクセスされる。
【0004】DASDユニットはしばしばカウント・キ
ー・データ方式(CKD)を採用し、トラック上に書き
込まれたレコードにはカウント・フィールド(ID)、
キー・フィールド、データ・フィールドが与えられる。
【0005】レコード・トラックに沿ってこれらのフィ
ールドを書く際に、各フィールド間にギャップが与えら
れる。これらのギャップは、DASD制御ユニットとホ
スト・チャネルが互いに通信できるための時間周期を提
供するために利用される。チャネル・ユニットはギャッ
プ時間内に受信済みのコマンドに応答して情報をチャネ
ルに返し、また探索或いは検索、レコード書き込みのた
めの次回オペレーションを開始するための次のコマンド
を獲得する。この処理はギャップ同期式と称され、DA
SD装置が作用する特定のレコードはチャネルが作業を
要求したレコードと同一であり、該同一レコード上でリ
ード或いはライト作業を実施する点でチャネルと装置の
両者が互いに同期する。
【0006】システムが更に高速化すると、前記ギャッ
プによる、或いはギャップ周期内に於ける機能性能によ
り生成される遅延が、同機能がもはや十分に達成されな
い程度に縮小されねばならない。これは特にデータ・バ
ースト・レートが銅チャネルの数倍である光ファイバ・
チャネルに於いては確かである。
【0007】本発明によれば、チャネル及び装置がデー
タを互いに独立に転送可能となるような非同期記憶サブ
システムが開発される。そのためには、バッファが装置
及びチャネル間の複数のデータ経路内に挿入され、各経
路は別々のプロセッサにより制御される。この形式で
は、装置プロセッサは前記バッファの一部分内のレコー
ドをアクセスでき、一方、同バッファの他の部分はチャ
ネル・プロセッサにより利用される。チャネル・プログ
ラムはチャネルと記憶装置が一コマンドの実行を終了さ
せるのに必要な活動を制御し、また次回の命令が二つの
隣接フィールド間のレコード間ギャップ期間内に発生し
ないように進められる。
【0008】同期システムに於いては、装置とチャネル
は同一レコード上で作用し、装置により前記バッファに
転送されるデータはチャネルが求めるデータと同一であ
る。こうしたシステムの制御ユニットでは、共有化され
る変数は全てチャネル・プロセッサ及び装置プロセッサ
間のインタフェースを実行するために要求される。チャ
ネル・プロセッサと装置プロセッサは、常に同一フィー
ルド上で同一オペレーションを達成するので、単純な共
有化変数で足りる。しかし、非同期システムでは、装置
がリード・オペレーション期間中にはチャネルより相当
進んで作用することになる。装置プロセッサは装置から
バッファへデータを転送し、一方チャネル・プロセッサ
は同データをチャネルへ送るためにアクセスする。装置
プロセッサは従って充填或いは先行活動であり、一方チ
ャネル・プロセッサは後続または遅延活動である。ライ
ト・オペレーション期間中は逆となり、チャネル・プロ
セッサがチャネルからのデータによりバッファを充填
し、引き続き装置プロセッサが同データをアクセスして
装置に送り、記憶ディスク上にレコードを書き込む。こ
の場合には、チャネル・プロセッサが先行或いは充填活
動に従事し、装置プロセッサが後続またはエンプティ活
動を受け持つ。非同期制御ユニットではチャネル及び装
置プロセッサは異なるフィールド上で異なるオペレーシ
ョンを達成するために、両者間の更に入念な通信システ
ムが要求される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、チャ
ネル及び装置プロセッサが同一フィールド上に於いて同
時に作用すると共に、異なるフィールド上に於いても同
時に作用することである。
【0010】本発明の別の目的は、レコードのための一
連の制御を物理的にバッファ内のレコードと共に保持す
ることにより性能改善を図ることである。
【0011】また、本発明の別の目的は、後続処理が先
行処理に追いつき先行することを回避することである。
【0012】更に、本発明の別の目的は、先行処理が後
続プロセッサに追いつきまた先行することなしにバッフ
ァの先頭に循環することにより、当該処理が複数レコー
ドをバッファに転送することを可能とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】簡単に述べれば、本発明
はチャネル処理間通信のための特定のメカニズムを有す
る通信システムである。該システムは、主要素として2
つのレコード・ポインタ、次回オペレーション・フィー
ルド・リスト、装置処理状態標識、レコード制御フラ
グ、2つのバッファ・ポインタを有する。これら要素は
レコードと共にバッファ内に記憶され、装置及びチャネ
ル処理により簡単にアクセスされる。
【0014】
【実施例】非同期で作用するために拡張CKD方式(E
CKD)が開発され、最初のデータ転送コマンドが実行
される以前に、チャネル・プログラムがデータ転送の性
質及び有効範囲を記述する。ECKDは位置レコード拡
張コマンドを含み、該コマンドは引き続くチャネル・コ
マンド・ワード(CCW)列用にオペレーション定義域
を定義する可変長パラメータ・リストを使用する。同パ
ラメータは達成されるオペレーション、レコードの位置
及び数、或いは処理トラック、転送長ファクタを特定す
る。この様にして、記憶サブシステムは達成されるデー
タ転送形式、処理されるレコードの数、トラック・セク
タ、そしてデータ転送開始以前に装置が配置されるべき
レコードIDを知らされる。
【0015】非同期オペレーションは、時間的にどの程
度チャネルと装置オペレーションが離れているかを定義
するものではなく、またそれを制限するものでもない。
リード・オペレーションでは、装置制御は最初のリード
・コマンドが実行される以前に数バイト、1フィール
ド、及び1レコード或いは数レコードをバッファに読み
込む。ライト・オペレーションでは、チャネル制御は一
つまたはそれ以上のライト・コマンドを受け取り、装置
に最初のフィールドが書き込まれる以前に関連データを
バッファに転送する。
【0016】ECKDでは公知のCKD方式として、同
一トラックアドレス方式を採用する。トラックは装置上
で最小の直接アドレス指定可能な空間であり、各トラッ
クはインデックスと称される任意のスタート・ポイント
を有する。トラック・フォーマットはECKDの場合に
も、CKDの場合と同様である。トラック上の最初の領
域はホーム・アドレスであり、これは同トラックを識別
し、また同トラックのアドレスを含むレコード・ゼロと
称される特殊レコードがこれに続く。レコード・ゼロの
次にはユーザ・レコードを含むデータ領域が続く。
【0017】データ転送が開始する以前に、装置制御が
適応されねばならない。これはインデックス・ポイント
或いはレコード・ゼロ以外のカウント開始領域の一方を
検出して行われる。一度、カウント領域またはインデッ
クスが検出されると、装置制御はチャネルにより命令さ
れたオペレーションを達成するようにトラックを制御す
る。
【0018】位置レコード・パラメータの有効化の後、
制御ユニットは第1指定トラックを探すよう装置に指令
し、指示されたセクタに装置を配置し、検索オペレーシ
ョンを開始して装置自身をトラック上の更に特定のレコ
ード領域に配置する。
【0019】図1は本発明によるデータ処理システムの
単純化したブロック図である。ホスト・プロセッサ10
はチャネル11により制御ユニット12に接続される。
制御ユニット12及びDASD13は、DASD上の記
憶活動を管理するための周辺データ処理サブシステムを
構成する。図1は単純化したものである。実際には、い
くつかのチャネル11が存在して制御ユニット12に接
続される。今日では、1つの共通な構成として、制御ユ
ニットには16チャネルが接続される。結果的に、16
個までのホスト・プロセッサを1つの制御ユニットに接
続することが可能である。しかし、一般的には冗長な要
求がホスト・プロセッサの数を制限する。同一の構成に
於いて、制御ユニットは64のDASDに接続可能であ
る。しかし、本発明では、制御ユニットに接続されるチ
ャネル数やDASD数は何等影響は無く、従って図1に
示す単純化した構成に於いて本発明の実施例を十分に説
明できる。
【0020】制御ユニット12はこれら全ての電子回
路、マイクロプロセッサ、チャネルとDASD間のデー
タ転送を管理するのに必要なマイクロコードを含む。こ
うした装置は良く知られており、制御ユニット12内に
存在する回路の一部が図1に示されている。図1は制御
レジスタ15及びデータ・バッファ16を含む制御記憶
装置14を示す。制御記憶装置14及び様々なバッファ
やレジスタは、チャネル・インタフェース・プロセッサ
17、装置インタフェース・プロセッサ18及び異常状
態プロセッサ19に接続され且つ制御される。チャネル
・プロセッサ17及び装置プロセッサ18の両者はデー
タ・バッファ16をアクセスし、また図1には示されて
いないが、例えばキャッシュ記憶装置などの他の記憶領
域へもアクセスする。装置プロセッサ18及びチャネル
・プロセッサ17は別々のプロセッサであるか、或いは
同一プロセッサ20上で作用する別々の処理として実行
される。別々のプロセッサによるか、或いは同一プロセ
ッサ上での別々のマイクロコード・モジュールとしての
実行かは、主に速度やコストを考慮した上で選択され
る。装置インタフェース・プロセッサ及び装置インタフ
ェース処理といった表現は、本発明では同意語として使
用され、またチャネル処理及びチャネル・プロセッサに
ついても同様である。
【0021】図2はデータ・バッファ領域16のレイア
ウトを示す。図2の実施例では、64Kバイトがデータ
・バッファに含まれており、最初の1Kバイト領域は1
K目から2K目までの第2の領域とは分離かつ区別され
ており、また該第2領域は2K目から64Kまで広がる
バッファ主要部分とは分離かつ区別される。この様に、
所定の区分活動によりバッファは3つの部分に区分され
る。例えば部分30に於いては、制御コマンドが記憶保
護域に記憶され、一方キャッシュ及びチャネル・データ
転送は循環領域31で発生する。領域32はエラー修正
に利用される。
【0022】バッファの主62K部分は装置及びチャネ
ル間のデータ転送に利用される。ライト・オペレーショ
ン用のカウント・フィールド(及びキー・フィールドが
更新されない場合の分岐オペレーション用のキー・フィ
ールド)は記憶保護域33内に位置し、一方、データは
残りの61.5Kの領域34に入る。この部分を以降、
循環領域と称する。図2では様々なレコードが装置及び
チャネルへ、また装置及びチャネルから転送される。装
置13は現状、データ・フィールドのレコード2をアク
セスしており、ハードウェアの装置バッファ・ポインタ
(DBP)35はレコード2データ・フィールド内の特
定ロケーションを指示する。同様に図2ではチャネル1
1は現状、レコード1からのデータをアクセスしてお
り、チャネル・バッファ・ポインタ(CBP)36はレ
コード1内の循環データ・フィールドのアドレスを含
む。このことは非同期オペレーションに於いては、装置
13とチャネル11が異なるレコード上で作用すること
を示している。
【0023】図2は本発明により改善される、非同期オ
ペレーションに於ける通信問題を説明すのに利用でき
る。例えば、リード・オペレーションが行われるものと
する。従って、装置処理18はチャネル処理17より先
行する。図2を参照すると、レコード1はバッファに転
送され、装置プロセスは現状ではレコード2を装置から
バッファに転送する。チャネル処理17はレコード1デ
ータをバッファからチャネルに転送する。もしも何らか
の理由により、後続のチャネル処理17が先行装置処理
18に追い付きかつ追い越した場合には、チャネル11
は無意味なデータを受け取ることになる。同様に、先行
装置処理がバッファの最後に達し、更にレコードを2.
5K目から始まるバッファに読み込もうとして循環する
と、装置処理は結局チャネル処理に追い付き追い越し
て、チャネルはリード・コマンドを発しただけの全ての
データを受け取ることができなくなる。本発明はこの問
題を指摘し、システムに通信メカニズムを登載すること
により当該問題を回避するものである。
【0024】チャネル処理或いはプロセッサ(CHI
P)と装置処理或いはプロセッサ(DIP)間の適切な
通信のために、本発明の通信システムは主要素として2
つのトラック・ポインタ、次回オペレーション・フィー
ルド(NOF)リスト、DIP状態標識、レコード制御
フラグ(RCF)そして2つのバッファ・ポインタを有
する。
【0025】2つのトラック・ポインタは、チャネル指
向レコード及びフィールド(CORF)、装置指向レコ
ード及びフィールド(DORF)と命名される。COR
Fはチャネル処理(CHIP)の為のトラック上での作
用位置を示し、一方、DORFはトラック上でのDIP
の位置を示す。これら2つのポインタを比較することに
より、チャネル・プログラム及び装置の相対位置が確認
される。
【0026】CORFとDORFはそれぞれ2つの要素
で構成される。すなわち、(1)レコード・カウント
(CORF.RとDORF.R)と(2)フィールド識
別子(CORF.FとDORF.F)である。これらの
パラメータは記憶制御レジスタ15内に保持される。但
し、DORF.Fはリード・オペレーションの際はレコ
ードと共にデータバッファ16内に記憶される。
【0027】値1または2のレコードカウントは、関連
する処理が、それぞれホーム・アドレス或いはレコード
0で作用中であることを示す。レコード・カウントの他
の値はCHIP及びDIPの相対位置を決定するのに利
用される。しかし、必ずしもトラック上の特定レコード
に対応する必要はない。
【0028】制御レジスタ15内のDORFフィールド
識別子(DORF.F)は、DIPが作用する正確なフ
ィールドを示す。通常、パラメータはDIPにより変更
されるが、エラーがデータ・フィールドで発生すると、
同エラーが異常状態プロセッサ19により修正された後
にプロセッサはDORF.Fを特定値に変更し、チャネ
ル処理に対してデータ・フィールドが有効であり、次の
アドレスに進むのにDIPを待つ必要の無いことを示
す。もしもデータがコマンド列内の最後のCCW用であ
れば、レコードへ再指向するためにDIPを待つ時間が
節約される。
【0029】DORF.FパラメータはDIPが作用す
る正確なフィールドを示す一方、CORF.Fパラメー
タはCHIPが作用する次回の所望のフィールドを示
す。
【0030】次回オペレーション・フィールド(NO
F)パラメータはDIPのオペレーションを指示するた
めに、ライト或いは検出オペレーションの際にCHIP
により利用される。主利用としてはライト・オペレーシ
ョン期間中に、チャネル・プログラムが装置に先行して
スタートする場合である。CHIPチャネル・プログラ
ムを通じて先行するとき、NOF入力は各ライト・コマ
ンドに対してバッファ16内に記憶される。こうしてD
IPがバッファの要求ポイントに達するとNOFをフェ
ッチし、指定されたオペレーションがDIPにより達成
される。
【0031】NOF有効識別子(NOFVAL)はCO
RF.Fレジスタのビット0に含まれる。これはライト
・オペレーション中に様々なオペレーションがCHIP
により完了されたときに、CHIPがDIPに知らせる
ものである。主に同識別子は、NOFと実際のカウント
がバッファ16内に記憶されたことを示す目的に使用さ
れる。
【0032】NOFはライトの際に、DIPのオペレー
ションを指示するためにCHIPにより使用される。リ
ード・オペレーションではNOFは存在する必要はな
い。なぜなら、装置が先行し順次レコードをリードする
からである。しかし、もしNOFが存在すれば、装置は
NOFが指示したことを実行する。
【0033】DIP状態識別子は、DIPにより制御レ
ジスタ15内にセットされ、CHIPにDIPがアイド
ル状態か、或いはライト及び検出オペレーション実行中
か、或いはリード・オペレーションを実行中か、或いは
エラーかを検出させる。
【0034】レコード制御フラグ(RCF)は、レコー
ド内のバッファに記憶され、CHIPとDIPの両者に
よって利用される。CHIPは同フラグを、DIPに次
のフィールド或いはトラック内の残りのレコードをスキ
ップするよう指示するのに使用する。一方、DIPはC
HIPに、レコード形式及び無効トラックエラーが検出
されたかどうかを知らせるために同フラグを利用する。
【0035】最後にチャネル・バッファ・レコード・ポ
インタ(CBUF)及び装置バッファ・レコード・ポイ
ンタ(DBUF)と称される2つのバッファ・ポインタ
が存在する。CBUFは、CHIPが現在処理中のレコ
ードのバッファ・アドレスを指示するためにCHIPに
よりセットされる。DBUFは、DIPが現在処理中の
レコードのバッファ・アドレスを指示するためにDIP
によりセットされる。これら2つのポインタはバッファ
循環(WRAP)パラメータと共に、充填及びエンプテ
ィ化処理を制御し、同2つの処理が互いにオーバレイし
ないようにCHIPとDIPの両者により使用される。
またこれらのポインタは、CHIP及びDIPにより処
理されるレコードのNOF及びRCFを含むバッファ・
レコードを指示する。CBUF及びDBUFは制御記憶
レジスタ15内に保持される。図2では、DBUFはD
IPにより処理される最初のロケーション、すなわちレ
コードR2を指示している。一方、CBUFはCHIP
により処理される最初のロケーション、すなわちレコー
ドR1を指示している。この点では、バッファは256
バイトのページに分割され、バッファ内の各レコードは
ページ境界からスタートする。従って、レコードR1は
ページ10から始まり、レコードR2はページ16から
始まる。CBUF及びDBUFは常にバッファ内のペー
ジ境界アドレスを指示する。一方、装置バッファ・ポイ
ンタ35とチャネル・バッファ・ポインタ36はレコー
ド内の装置或いはチャネルのロケーションを指示する。
【0036】前回ページ・ポインタ・パラメータ(PR
EVPTR)は、前回レコードの最初のバッファ・ペー
ジを指示する各バッファ・レコード・イメージ内の1バ
イト値である。これは各レコードと共に、後続及び先行
処理がバッファ・アドレッシングに関し同期であること
を保証するものである。先行処理は同ポインタを新レコ
ード・ロケーションに更新した後に、パラメータをバッ
ファ内に記憶する。後続処理は同ポインタを次のレコー
ドの開始位置に更新する際、PREVPTRを前回レコ
ードのロケーションと比較する。そして両者の値が一致
すれば、新たな後続処理ポインタ(すなわちCHIP対
応CBUFあるいはDIP対応DBUF)が正しいもの
となる。同値が一致しない場合には、現状のポインタは
エラーとなる。
【0037】インテント・カウント・パラメータ(IN
TCT)もライト・オペレーションの際にバッファに記
憶される。ライト・オペレーション中、CHIPはCB
UFが次のレコードに進めらる度に、インテント・カウ
ントをバッファに記憶する。インテント・カウントはラ
イト・オペレーションの定義域内で処理される残りのレ
コード数を示す。ライト定義域では、各チャネル・コマ
ンドはレコード境界で作用する。従って、処理される残
りのCCWの数はインテント・カウントに一致する。イ
ンテント・カウントはロケート・レコード・コマンドと
共に最初に転送されるパラメータであり、初期化の際に
制御レジスタ内に記憶される。CHIPは次に、レコー
ド境界を跨ぐ各ライトCCW或いは各リードCCWの完
了に際し、内部レジスタ内のインテント・カウントを減
算する。
【0038】図3はリード・オペレーションに於いてバ
ッファ内に記憶されるパラメータを示す。バイト0には
前回レコードが開始したページを示す前回ページ・ポイ
ンタが記憶される。同値はポインタが更新した際にDI
Pにより記憶され、後にCHIPにより検査される。バ
イト1にはレコードの相対レコード番号を示すDOR
F.Rパラメータが記憶される。これは、装置が当該レ
コードを処理している際のレコード番号を表す。バイト
2及び3には次回オペレーティング・フィールド・パラ
メータが記憶される。これらはリード・オペレーション
中は全て0である。バイト4及び5にはDIPにより初
期化されるレコード制御フラグが記憶される。バイト4
は、CHIPがメッセージをDIPに中継するために使
用する。同メッセージはレコード或いは残りのトラック
のどの程度の量をCHIPが必要とするかを示す。バイ
ト5はDIPが使用し、レコード形式やトラックが無効
である等のメッセージをCHIPに中継する。カウント
・フィールドはバイト8から39に記憶され、キー及び
データ・フィールドはバイト42以上の領域に記憶され
る。
【0039】また、図3は更にライト・オペレーション
時にバッファ内にレコード・イメージと共に記憶される
パラメータを示す。バイト0には前回ページ・ポインタ
が記憶される。同値はCHIPがポインタを更新した時
に記憶し、後にDIPにより検査される。バイト1には
インテント・カウントが記憶され、ライト定義域で処理
される残りのレコード数を示す。バイト2及び3には次
回オペレーション・フィールドが記憶され、DIPが同
レコードに達したときにDIPに指示する。バイト4及
び5にはレコード制御フラグが記憶され、同フラグはC
HIPにより初期化され、また遭遇したエラーに関連し
て同レコード状態を指摘する。バイト8から31にはラ
イト・スペシャル・ホーム・アドレス命令のためのカウ
ント・フィールドが記憶され、バイト32から39には
同カウントがホストから転送された際に記憶される。バ
イト42以上はキー及びデータ・フィールドが記憶され
る。
【0040】図4はバッファ内の様々なレコード制御フ
ラグの分類を示す。レコード制御フラグ1(RCF1)
はバッファ充填処理により初期化され、引き続きCHI
PによりセットされDIPによってテストされる。レコ
ード制御フラグ2(RCF2)はバッファ充填処理によ
り初期化され、引き続きDIPによりセットされCHI
Pによってテストされる。CHIPは、CBUFがライ
ト・オペレーション時に更新される際にRCF1を初期
化する。DIPは、DBUFがリード・オペレーション
時に更新される際にRCF2を初期化する。
【0041】RCF1に於いて、ライト・イメージ・パ
ラメータはライトの際にはCHIPにより1に初期化さ
れ、リードの際はDIPにより0に初期化されるビット
である。同ビットは、1にセットされたときにはレコー
ドがライト・イメージであることを示し、また0にセッ
トされたときにはレコードがリード・イメージであるこ
とを示す。ビット1には、このトラック上の残りのレコ
ードが要求されない場合に、CHIPによってGO-TO-EN
D-OF-TRACKパラメータがセットされる。同パラメータは
CHIPがDIPに対し、CHIPが必要としないレコ
ードのカウント・フィールド上の修正不可能なエラーを
パスさせることを許可する。キー要求なしパラメータ
は、キー・フィールドの要求がない場合にCHIPによ
りセットされる。同様に、データ要求なしパラメータ
は、データ・フィールドの要求がない場合にCHIPに
よりセットされる。これらのビットはDIPがキー・フ
ィールドもしくはデータ・フィールド上で計時すること
を許可する。ビット7のCHIP再試行パラメータは異
常状態プロセッサに対して、CHIPが再試行を実行中
であることを知らせるものである。
【0042】RCF2に於いては、レコード形式ビット
8、9はバッファ・イメージ内のレコード形式を表す。
これら2つのビットが共に0である場合には、通常レコ
ードがバッファ内に存在する。0−1はホーム・アドレ
ス、1−0はレコード・ゼロ、1−1はインデックスま
たはEND-OF-TRACKを示す。END-OF-TRACK(EOT)標識
はCHIPが利用し、次のトラックの開始時よりもEO
T時にリード・トラック・コマンドにより完了ステータ
スを検知する。また、EOT標識はCHIPが次のトラ
ックを決定するためのインデックス処理を開始するのに
も利用される。インデックス処理は制御記憶装置内のト
ラック・シーケンス情報を参照し、次のトラック情報を
獲得する。ビット10の無効トラック・フラグは、同ト
ラックがDIPによりDASDからリードされる際に無
効であることを示す。GO-TO-CACHE-HOST-OPERATIONS フ
ラグは、DIPが遮断され、CHIPがホスト・オペレ
ーションを開始せねばならないことを示す。ビット15
のDIP再試行パラメータは、このレコードのフィール
ドがDIPにより再試行されたことを示す。同ビットは
異常状態プロセッサがエラー回復のために使用する。
【0043】前述したように、DIPとCHIP間で通
信するためのメカニズムが提供され、2つのプロセッサ
がバッファ内でデータ処理を行う際に、相互にオーバレ
イすることはない。バッファは256バイトのページに
分割され、ページのアドレスは1バイトのレジスタ内に
含まれる。各レコードはページ境界から開始する。CH
IPが作業中のページ・アドレスはCBUFレジスタに
配置される。一方、DIPが作業中のページ・アドレス
はDBUFレジスタに配置される。これら2つのレジス
タは2つの処理が互いに干渉し合わないように、バッフ
ァ内に空間を割り当てるために使用される。
【0044】ライト・オペレーションのために、CHI
Pは各レコードに対するデータ転送の完了時にCBUF
を更新する。またリード・オペレーションに対応して
は、CHIPは、次のCCWが新たなレコードに対応し
て受信されればCBUFを更新する。DIPは、データ
・フィールドがリード及びライト・オペレーションの両
者に対応して転送されたときにDBUFを更新する。
【0045】CHIP WRAP CBUFまたはDI
P WRAP DBUFがバッファの最初に循環する度
に、WRAP(循環)パラメータがトグルされる。WR
AP値0はCHIP及びDIPがバッファを通じ同一経
路上にあることを示す。WRAP値1は充填処理がバッ
ファの終わりから開始に循環し、エンプティ処理は循環
していないことを示す。
【0046】リード・オペレーションでは、DIPはレ
コードをバッファ内に記憶し、DBUFを更新する。バ
ッファに記憶する各レコードに対して、DIPはDOR
F.Rを同レコードと共に記憶する。CHIPは希望す
るレコードを探索するときに、CORF.Rを同レコー
ドのバッファ内DORF.Fと比較する。もしも比較結
果が一致すれば、CHIPは同レコードをチャネルに転
送する。一致しない場合には、CHIPは次のレコード
に進み、再び一致或いはインデックスが発見されるまで
比較を継続する。
【0047】リード・オペレーションでは、DIPはバ
ッファを充填し、CHIPはバッファをエンプティにす
る。CBUF、DBUFそしてWRAPは図5に示すよ
うに使用される。すなわち、CHIPにより要求され続
けるバッファ内で、DIPがオーバレイを起こさないよ
うにする。図4は、WRAPビットが0の場合には、D
IPの続行を許可する。しかし、WRAPビットが1の
場合には、DBUFはCBUFと比較され、DBUFが
CBUFよりも小である場合は、DIPは続行を許可さ
れる。なぜなら、これはDIPがCHIPにより既に処
理されたページ上で作用していることを示すからであ
る。しかし、WRAPが1であり且つDBUFがCBU
Fと等しいか或いはこれを越えようとする場合には、D
IPは処理を停止しなければならない。装置は次に再指
向される。すなわち、最初のローテーションが発生す
る。
【0048】ライト・オペレーションに於いて、図5に
は示されないが、WRAPビットが0の場合にCHIP
がバッファを充填することを許可する。WRAPビット
が1でCBUFがDBUFより小さい時にも、CHIP
はバッファを充填することを許可される。しかし、WR
APビットが1でCBUFがDBUFと等しいか或いは
これを越えようとする場合には、CHIPは次回レコー
ドによりバッファ空間を充填する以前に、DIPがライ
ト・オペレーションを完了するまで待機しなければなら
ない。
【0049】図5は更にバッファからデータを除去する
規則を示す。この場合、リード・オペレーションに於い
ては、WRAPビットが1の時、CHIPはバッファの
最後までの全てのレコードを除去することができる。ま
た、WRAPビットが0で且つDBUFがCBUFより
大きい場合には、リード・オペレーションに於いてCH
IPはレコードを除去することができる。しかし、CB
UFがDBUFと等しい場合には、CHIPは待機しな
ければならない。図5はカウント、キー及びデータ・フ
ィールドをリードする際の特定の待機規則を示すもので
ある。
【0050】ライト・オペレーションに於いて、図5に
は示されないが、WRAPビットが1の時、DIPはバ
ッファの最後までレコードをライトすることを許可され
る。WRAPビットが0の場合には、もしCBUFがD
BUFよりも大きい時は、DIPの続行を許可する。し
かし、CBUFがDBUFと等しい時には、DIPは次
回オペレーティング・フィールド有効ビット(NOFV
AL)が1になるまで待機しなければならない。もしW
RAPビットが0で且つCBUFがDBUFよりも小さ
い時は、DIPは待機しなければならない。
【0051】制御ビットNOFVALがセットされた場
合は、CHIPがカウント・フィールドを完了し、次回
オペレーティング・フィールド(NOF)をバッファに
セットアップし、チャネル・バッファ・ポインタ36を
ロードして、装置バッファ・ポインタ35をデータ転送
期間中にブロックする。
【0052】総括すると、リード・オペレーションで
は、DIPはレコードを入れながらバッファを処理し、
トラック・イメージを形成する。DIPはバッファの最
後に到達すると、先頭に循環し再度処理を継続する。C
HIPはその背後を走ることになる。CBUFとDBU
FはCHIPとDIP間の調整役として機能する。
【0053】ライト・オペレーションが実行される際に
は、ロケート・レコード命令が制御ユニット12に定義
域内に書き込まれるレコード数を通達するが、該制御ユ
ニットは同レコード用のカウント・フィールドを認識し
ていない。該カウント・フィールドは同一トラック上か
または異なるトラック上に存在する。チャネル・インタ
フェース・プロセッサはチャネルからバッファにレコー
ド転送を開始する。一方、装置インタフェース・プロセ
ッサは装置に対し、転送される第1レコードをライトす
るよう指示する。DIPが対応中に、CHIPは先行し
てバッファにレコードを転送する。CHIPはDIPが
対応を完了する以前に数レコード分のデータ転送を行
う。DIPが対応可能状態になると、DIPはNOFを
検査し、行動を把握し、バッファをステップ・ダウンし
てデータを装置に書き込む。DIPが最終レコードに達
すると、定義域に対応するインテント・カウントが1と
なり、DIPに対しCHIPにライトを完了したことを
通達することを許可する。DIPはまた異常状態プロセ
ッサに対し、エラー回復が必要となる場合には通達可能
である。非同期オペレーションに於いては、DIPが中
間レコードの一つに於いてエラーに遭遇した場合でも、
継続するライト・オペレーションはCHIPによって最
後まで達成される。インテント・カウントはエラーが発
生した際のまだ装置に書き込まれていないレコード数を
示す。
【0054】成功したライト・オペレーションの最後で
は、ライト定義域完了バイトがセットされ、CHIPに
対してライト・オペレーションが成功であり、またCH
IPが他の作業に入れることを知らせる。DIPは次に
即時にリード・モードに切り換わる。これは完全なイン
ターロック形式で行われるため、DIPがライト・オペ
レーションからリード・オペレーションに切り替わる際
の時間的問題は発生しない。
【0055】図2に示すチャネル・バッファ・ポインタ
36と装置バッファ・ポインタ35には、更に衝突防止
メカニズムが付加されている。CHIPとDIPが同一
レコード上で作用している場合に、これら2つのポイン
タは互いにクロスしないように実行される。従って、後
続処理は先行処理に先行を許可する時間が到来するまで
停止し、両者は互いに簡単に続行ができる。
【0056】また、ライト・オペレーション中は、DI
Pはキー及びデータ・フィールドのサイズを知る必要が
ある。カウント・フィールドはDIPにより図2の33
に示す保護領域にコピーされる。ポインタBFPGRが
保護領域内に於けるカウント・フィールドの位置を示
す。従って、ライト・コマンドに対しては、BFPGR
は保護領域を指示し、一方、DBUFはデータ・フィー
ルド位置を指示する。DBUFがバッファを循環するの
に対し、バッファ・ページ汎用レジスタBFPGRは常
時保護領域のある位置を指示する。
【0057】非同期システムに於ける装置及びチャネル
間での別の重要な通信要素としては、装置が再指向する
際、すなわち、装置内の正確なレコード・ロケーション
を探索する際、常にDIPによりセットされる再指向ビ
ットと称されるビットがある。装置が正確なレコードに
再指向するために数ミリ秒を要するために、DIPがバ
ッファ内その進路から脱出するのを待機するポイントま
でにCHIPが達すると、CHIPは再指向ビットを検
査し、もし同ビットがセットされていればCHIPはD
IPが再指向状態にあることを知る。数ミリ秒はチャネ
ルが停止状態であるには非常に長い時間であるので、C
HIPはチャネルを他の作業に解放する。DIPが最終
的に再指向し、再指向ビットをOFFした時に、CHI
Pはチャネルを取り戻し、処理が継続される。
【0058】この通信要素は、また異常状態プロセッサ
によりエラー回復に使用される。DIPに問題が生じた
場合、DIPは遮断され、エラー信号をセットして待機
する。これが発生すると、CHIPは結局バッファ内で
DIPと衝突し、DIPがエラー状態のために、CHI
Pを停止するべき理由がない。従って、CHIPは続行
を続け処理を完了し、チャネルを他の作業のために解放
する。DIPがエラー状態となることは、チャネルにつ
いても全く同様に扱うことができる。
【0059】異常状態プロセッサ(USURP)19は
エラー状態に於いて成すべきことを決定し、もしコマン
ド再試行が必要と判断した場合には、CHIP及びDI
Pに対し同状況を知らせる。再試行が開始されると、C
HIPは再び作用を開始し、DIPは再指向が完了する
まで再指向ビットをセットし再指向を実行する。時期が
到来すると、再指向ビットはOFFされ、オペレーショ
ンは再スタートされる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チャネル及び装置プロセッサが同時に同一フィールド上
はもとより、異なるフィールド上でも作用することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ処理システムの単純化した
ブロック図である。
【図2】バッファの配置図である。
【図3】リード・オペレーション時、バッファ内にレコ
ードと共に含まれる制御パラメータ及び、ライト・オペ
レーション時、バッファ内にレコードと共に含まれる制
御パラメータを示す図である。
【図4】バッファ内に含まれる追加の制御パラメータを
示す図である。
【図5】バッファにデータを記憶する際の、またバッフ
ァからデータを除去する際の規則を示す図である。
【図5】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
フロントページの続き (72)発明者 キース・アンソニー・ベロ アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、ノ ース・パシオ・デ・ロス・チェリトス 4704番地 (72)発明者 マイケル・トーマス・ベンヘイス アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、ノ ース・プラシータ・リリオ 4801番地 (72)発明者 フローレンス・ジョアン・クラーク アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、ウ エスト・アルバーロ 3921番地 (72)発明者 ポール・ウェイン・ハンター アメリカ合衆国カリフォルニア州、サン・ ホセ、シャトー・ドライブ 1270番地 (72)発明者 ドナルド・マービン・ノルダール アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、イ ースト・サーティファースト・ストリート 7634番地

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のレコード・トラックを有する直接ア
    クセス記憶装置(DASD)と、 前記レコード・トラックとのレコード転送を制御する為
    に前記DASDに接続された装置インタフェース・プロ
    セッサ(DIP)と、 前記DIPによる前記レコード転送とは非同期的にチャ
    ネルとのレコード転送を制御する為に前記チャネルに接
    続されたチャネル・インタフェース・プロセッサ(CH
    IP)と、 制御パラメータを貯蔵する為に前記CHIP及び前記D
    IPに接続された制御記憶手段と、 前記DASD及び前記チャネルとの前記レコード転送が
    なされる前のデータ・レコードを貯蔵する為に前記DI
    P及びCHIPに接続されたバッファ記憶手段と、 を具備し、 リード・オペレーションでは、前記DIPがデータ・レ
    コードを前記バッファ記憶手段の最初の場所から始まり
    最後の場所に向かって格納する先行処理を実行し、前記
    CHIPは該先行処理により格納されたデータ・レコー
    ドを前記バッファ記憶手段から除去して前記チャネルに
    送信する後続処理を実行し、 ライト・オペレーションでは、前記CHIPがデータ・
    レコードを前記バッファ記憶手段の最初の場所から始ま
    り最後の場所に向かって格納する先行処理を実行し、前
    記DIPは該先行処理により格納されたデータ・レコー
    ドを前記バッファ記憶手段から除去して前記DASDに
    送信する後続処理を実行し、 前記先行処理は前記バッファ記憶手段の最後の場所が充
    填された後、該バッファ記憶手段の最初の場所に戻って
    該バッファ記憶手段へのレコードの充填を継続するもの
    であり、 更に、前記バッファ記憶手段の前記最後の場所が充填さ
    れたときに前記先行処理によりセットされ、前記バッフ
    ァ記憶手段の最後の場所からデータ・レコードが除去さ
    れたときに前記後続処理によりリセットされる、前記制
    御記憶手段内の循環指示手段を具備し、 これにより前記DIP及びCHIPが前記循環指示手段
    を調べて、前記DIP及びCHIPの何れが前記バッフ
    ァ記憶手段の前記最初の場所に近く、何れが前記最後の
    場所に近いかを見い出すようにしたことを特徴とする周
    辺レコード処理システム装置。
  2. 【請求項2】リード・オペレーションに於いて、前記C
    HIPによりセットされ、前記DIPに対し次のフィー
    ルド或いはトラック内の残りのフィールドをスキップす
    るよう指示する、前記バッファ記憶手段内に含まれる第
    1のレコード制御指示手段と、 ライト・オペレーションに於いて、前記DIPによりセ
    ットされ、遭遇したエラーを指示するため前記バッファ
    記憶手段から前記DASDに転送されるレコードの状態
    を指示する、前記バッファ記憶手段内に含まれる第2の
    レコード制御指示手段と、 を具備することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】前記制御記憶手段内に置かれ、前記CHI
    Pによりセットされ、前記CHIPにより現在処理され
    ているレコードのバッファ・レコード・アドレスを指示
    するチャネル・バッファ・レコード・ポインタ手段(C
    BUF)と、 前記制御記憶手段内に置かれ、前記DIPによりセット
    され、前記DIPにより現在処理されているレコードの
    バッファ・レコード・アドレスを指示する装置バッファ
    ・レコード・ポインタ手段(DBUF)と、 を具備し、 これにより前記DIP及びCHIPにおいて行われる処
    理が互いに他方に追いつき、他方により必要とされる前
    記バッファ記憶手段中のデータをオーバレイすることを
    回避出来るようにするため、前記CBUF,DBUF及
    び循環指示手段が協同して前記DIP及びCHIPに通
    達機構を与えることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】ライト・オペレーションに於いて、前記C
    HIPにによりセットされ、前記チャネルから受け取る
    ライト・コマンドに応答して、DIPがバッファ動作中
    次のコマンドを実行する点に到達したときにDIPに次
    のコマンドを通達する次回オペレーティング・フィール
    ド指示手段と、 前記制御記憶手段内に置かれ、ライト・オペレーション
    に於いて、前記CHIPがデータ・レコードのロードを
    完了し、また前記次回オペレーティング・フィールド指
    示手段をセットしたことをDIPに通知して、前記DI
    Pに動作の進行が支障ないことを通達する有効指示手段
    と、 を具備することを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】前記バッファ記憶手段において直近先行レ
    コードのアドレスを保持する手段を具備し、該アドレス
    は前記先行処理によりセットされ、前記バッファ記憶手
    段中の次のレコードを処理する為の適正な出発場所とし
    て後続処理の為の前記バッファ記憶手段中の場所を認証
    するため前記後続処理により使用されることを特徴とす
    る請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】複数のレコード・トラックを有する直接ア
    クセス記憶装置(DASD)と、 前記レコード・トラックとのレコード転送を制御する為
    に前記DASDに接続される装置インタフェース・プロ
    セッサ(DIP)と、 前記DIPによる前記レコード転送とは非同期的にチャ
    ネルとのレコード転送を制御する為に前記チャネルに接
    続されるチャネル・インタフェース・プロセッサ(CH
    IP)と、 前記DASD及び前記チャネルとの前記レコード転送が
    なされる前のデータ・レコードを貯蔵する為に前記DI
    P及びCHIPに接続されるバッファ記憶手段と、 リード・オペレーションに於いて、前記CHIPにより
    セットされ、前記チャネルからの要求に応答して前記D
    IPに対し次のフィールド或いはトラック内の残りのフ
    ィールドをスキップするよう指示する、前記バッファ記
    憶手段内に含まれる第1のレコード制御指示手段と、 ライト・オペレーションに於いて、前記DIPによりセ
    ットされ、遭遇したエラーを指示するため前記バッファ
    記憶手段から前記DASDに転送されるレコードの状態
    を指示する、前記バッファ記憶手段内に含まれる第2の
    レコード制御指示手段と、 を具備する周辺データ処理システム装置。
  7. 【請求項7】前記第2のレコード制御指示手段は、リー
    ド及びライト・オペレーションに於いてDIPによりセ
    ットされ、CHIPに対しトラック・スイッチが必要な
    ことを通達し、またリード・トラック・オペレーション
    に於いてCHIPに完了を通達する、トラックの終わり
    (EOT)標識を含むことを特徴とする請求項6記載の
    装置。
JP3140709A 1990-08-31 1991-05-17 チャネルー直接アクセス記憶装置間非同期通信システム Expired - Lifetime JPH0748195B2 (ja)

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