JPH0748028Y2 - 2人用茶摘機のハンドル構造 - Google Patents

2人用茶摘機のハンドル構造

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JPH0748028Y2
JPH0748028Y2 JP1990039844U JP3984490U JPH0748028Y2 JP H0748028 Y2 JPH0748028 Y2 JP H0748028Y2 JP 1990039844 U JP1990039844 U JP 1990039844U JP 3984490 U JP3984490 U JP 3984490U JP H0748028 Y2 JPH0748028 Y2 JP H0748028Y2
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JP
Japan
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handle
machine
blower
cutting blade
tea
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鋼司 松村
康稔 鈴木
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落合刃物工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、2人用茶摘機のハンドル構造に関し、詳しく
は、反エンジン側ハンドルに第2のハンドルを設けたハ
ンドル構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、前,後を開口した機筐の底板前縁部にバリカン式
刈刃を沿設し、機筐の一側上部に原動機および送風機を
搭載し、この送風機の吹出口と連通する送風管を前記刈
刃の斜め前上方に沿わせて配設し、送風管に刈刃方向に
臨ませた複数の排風口を並設し、機筐の左右両側端部に
作業者が持つハンドルを設けた2人用茶摘機が知られて
いる。
この従来のバリカン式茶摘機においては、茶樹畝の両側
に位置する2人の作業者がそれぞれハンドルを持って、
原動機を駆動させることで送風機および刈刃を作動さ
せ、この状態で茶樹畝上をエンジン側を上側に、反エン
ジン側を下側(裾側)にしてその長手方向に進行させ
る。このようにすることで、往復動する刈刃によって茶
葉が刈り取られる。刈り取られた茶葉は、送風機によっ
て起風された風が送風管を経て排風口から吹き出される
ことにより、機筐後部に取付けられた茶葉収容袋に収容
される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前述のような2人作業用のバリカン式茶摘機
では、反エンジン側作業者はハンドルの茶摘機前側部分
を持って作業を行うのが一般的である。即ち、茶樹の畝
間は狭く、作業者がハンドル側端部を持って茶摘機の横
位置に立って移動することができず、止むを得ずハンド
ルの前側部分を持って後退しながら作業を行うのであ
る。
また、刈取られた茶葉を収容する収容袋は、反エンジン
側の畝間に沿って移動され、その重量が15〜25kgにもな
るまで収容されるので、反エンジン側の作業者はこれを
引摺って移動することになり、重労働となっている。
このとき、従来のハンドル構造であると、茶葉収容袋の
牽引抵抗によって、茶摘機後部に下向きの力が強く働
き、これを修正するために、反エンジン側の作業者はも
とより、エンジン側の作業者も調整する必要があった。
このため、作業者の疲労が増大するばかりでなく、茶摘
作業が不安定となる,といった問題点があった。
本考案は、上記の問題点を解決することを目的になされ
たものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本考案は、前,後を開口した
機筐の底板前縁部にバリカン式刈刃を沿設し、機筐の一
側上部に原動機および送風機を搭載し、この送風機の吹
出口と連通する送風管を前記刈刃の斜め前上方に沿わせ
て配設し、送風管に刈刃方向に臨ませた複数の排風口を
並設し、機筐の左右両側端部に作業者が持つハンドルを
設けた2人用茶摘機において、 上記2つのハンドルのうち、反エンジン側のものをルー
プ状ハンドルとし、このループ状ハンドルのエンジン側
に位置して、第2のハンドルを、その握り部がループ状
ハンドルの握り部より機体の前側に突出し、かつ上下回
動調節可能に設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成によって、茶葉刈取り作業を行うときに反エ
ンジン側の作業者は、主ハンドルを右手で、第2のハン
ドルを左手で持って作業することで、茶葉収容袋の重量
が増加した場合でも安定した作業が行え、刈取り作業を
精度よく行うことができる。また、第2のハンドルは作
業者の体格に合わせて上下位置を変え、最適条件で作業
することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき第1図ないし第4図を参
照して説明する。
図において、符号1は2人用バリカン式茶摘機の機筐
で、この機筐1は、前後が開口されて左右に長いもので
長さ方向に弯曲しており、機筐1の一側上側に原動機2
および送風機3を同軸に、かつ一体的に搭載している。
送風機3の下方に刈刃駆動ケース4が設けられ、この刈
刃駆動ケース4から機筐1の前縁部に沿ってバリカン式
刈刃5が配設されている。
上記送風機3の吹出口と連通する送風管6は、刈刃5の
斜め前上方に沿って配設され、送風管6には刈刃5の方
向に臨ませて多数の排風口7,7…が所要の間隔で並設さ
れている。機筐1の左右両側部にはハンドル6,9が装着
されている。このハンドル8,9はいずれもループ形状で
あるが、ハンドル8は方形であるのに対し、ハンドル9
は機体前側に片寄った変形のループハンドルとなってい
る。
そして、第1図および第4図に示すように、ハンドル9
を茶樹畝10の裾側畝間に位置する作業者11が持ち、エン
ジン側のハンドル8を他方の畝間に位置する作業者(図
示せず)が持って、両者が歩調を合わせて歩行しつつ茶
葉を刈取るのである。
本考案においては、ハンドル9に第2のハンドル12が、
複数のネジ14により上下回動,移動可能の取付け金具13
を介して取付けられている。また、第2のハンドル12
は、ループ状ハンドル9のエンジン2側に位置し、その
握り部がループ状ハンドル9の握り部より機体の前側に
突出している。なお、符号15は、ハンドル9に取付けら
れた原動機2のスロットルレバーである。
このような構成の2人用茶摘機においては、茶樹畝10の
両側において2人の作業者がそれぞれハンドル8,9、第
2のハンドル12を持って、原動機2を駆動させることで
送風機3および刈刃5を作動させ、この状態で茶葉畝10
上をその長手方向に進行させ、往復動する刈刃5によっ
て茶葉が刈り取られる。刈り取られた茶葉は、送風機3
によって起風された風が送風管6を経て排風口7から吹
き出すことにより、後方に吹き飛ばされて茶葉収容袋
(図示せず)に収容される。
そして、収容袋内の茶葉が増量して15〜25kgにもなる
と、茶摘機全体に後部が下側に押付けられるような下向
きの荷重が掛り、特にハンドル9側を持つ作業者11に大
きな負担がかかることになるが、作業者11は第1図のよ
うに右手でハンドル9を持ち、左手で第2のハンドル12
をもつことによって、その荷重に対応でき、従来のよう
に両手でハンドル9を持つ場合に比べてはるかに楽に、
疲労が少なく作業が行える。
また、第2のハンドル12は、作業者の体格に合わせてそ
の位置を調節することにより、最適条件での作業が可能
となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の2人用茶摘機のハンドル
構造によれば、反エンジン側のループ状ハンドルのエン
ジン側に位置して、第2のハンドルを、その握り部がル
ープ状ハンドルの握り部より機体の前側に突出し、かつ
上下回動調節可能に設けたから、作業者はループハンド
ルと第2のハンドルとを持って作業することにより、安
定した作業を疲労が少なく行うことができ、また、刈取
り精度の高い作業が実施できる。
また、第2のハンドルは上下高さを調節することによ
り、作業者の体格に合わせて最適状態に調整した作業を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による2人用バリカン式茶摘
機の平面図、第2図は要部の拡大平面図、第3図は第2
図のA−A線に沿う断面図、第4図は作業状態の正面図
である。 1…機筐、2…原動機、3…送風機、4…刈刃駆動ケー
ス、5…バリカン式刈刃、6…送風管、7…排風口、8,
9…ループハンドル、10…茶樹畝、11…作業者、12…第
2のハンドル、13…取付け金具、14…ネジ、15…スロッ
トルレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前,後を開口した機筐の底板前縁部にバリ
    カン式刈刃を沿設し、機筐の一側上部に原動機および送
    風機を搭載し、この送風機の吹出口と連通する送風管を
    前記刈刃の斜め前上方に沿わせて配設し、送風管に刈刃
    方向に臨ませた複数の排風口を並設し、機筐の左右両側
    端部に作業者が持つハンドルを設けた2人用茶摘機にお
    いて、 上記2つのハンドルのうち、反エンジン側のものをルー
    プ状ハンドルとし、このループ状ハンドルのエンジン側
    に位置して、第2のハンドルを、その握り部がループ状
    ハンドルの握り部より機体の前側に突出し、かつ上下回
    動調節可能に設けたことを特徴とする2人用茶摘機のハ
    ンドル構造。
JP1990039844U 1990-04-14 1990-04-14 2人用茶摘機のハンドル構造 Expired - Fee Related JPH0748028Y2 (ja)

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JPH042218U JPH042218U (ja) 1992-01-09
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JPS579752Y2 (ja) * 1974-10-16 1982-02-24

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