JPH074786U - ベネシャンブラインドの伝動歯車装置 - Google Patents

ベネシャンブラインドの伝動歯車装置

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JPH074786U
JPH074786U JP3328893U JP3328893U JPH074786U JP H074786 U JPH074786 U JP H074786U JP 3328893 U JP3328893 U JP 3328893U JP 3328893 U JP3328893 U JP 3328893U JP H074786 U JPH074786 U JP H074786U
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俊行 森
正 稲葉
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トーソー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中空操作棒を回転してスラットを開閉し、中空
操作棒の下端から引き出した昇降コードを操作してスラ
ットを昇降する方式のベネシャンブラインドにおいて、
中空操作棒の回転を回転軸へ伝達する伝動歯車装置を小
型化すると共に回転方向による操作の軽重のアンバラン
スを防止する。 【構成】中空自在継手(11)を介して中空操作棒(12)
に連結された中空の駆動ギヤ(23)と、ヘッドボックス
(10)に固定されてその駆動ギヤ(23)を回動自在に軸
受けするケース(21)と、回転軸(16)に一体回転する
ように固定されかつケース(21)に収容された被動ギヤ
(25)と、ケース(21)に回転自在に軸受けされかつ駆
動及び被動ギヤの間に介在する中間ギヤ(24)とを備え
た伝動歯車装置(20)において、駆動及び被動ギヤ(2
3、25)とその間に介在する中間ギヤ(24)をすべて比
較的小径な相互に外接するベベルギヤとし、それらの軸
心の同一平面上に配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はベネシャンブラインドのヘッドボックスから吊り下げた中空操作棒の 回転をヘッドボックス内を長手方向に通る回転軸に伝達する歯車装置の改良に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヘッドボックスから吊り下げた中空操作棒を回転させてスラットを開閉し、中 空操作棒の下端から引き出した昇降コードを操作してスラットを昇降する方式の ベネシャンブラインドは中空操作棒の回転をヘッドボックス内の回転軸に伝達す る歯車装置を備える。このような伝動歯車装置は実公昭62−37915号によ って公知である。この公知装置はヘッドボックスを長手方向に通る回転軸にピニ オンを固定し、そのピニオンとかみ合う内接ギヤをケースに内嵌し、その内接ギ ヤに被動ベベルギヤを一体に形成し、同じくケースに中空操作棒の上端部を軸受 けし、その中空操作棒の上端部に上記被動ベベルギヤとかみ合う中空の駆動ベベ ルギヤを固定してなり、ヘッドボックス内を長手方向に延長する昇降コードは駆 動ベベルギヤから中空操作棒に入り、その下端から外へ引き出されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ヘッドボックス内を長手方向に通る昇降コードとそれを案内するガイドローラ は回転軸の下側に位置するから、ヘッドボックス内において回転軸の位置を高く して、その下側のスペースを広くすることが望ましいが、そうすると、内接ギヤ の直径が大きくなるため、ヘッドボックスは前後幅が拡大して大型になり、コス トが増大するという問題があった。
【0004】 又、中間の内接ギヤの二つのかみ合い点を直径方向に配置することができなか ったため、中空操作棒の回転方向の一方が重く、他方が軽いという問題があった 。 本考案はこれらの問題を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、ヘッドボックスの前後幅を大きくすることなく、ヘッドボックス内に おける回転軸の位置を高くすることが可能であり、かつ中空操作棒の方向によっ て操作に軽重の差を生じない歯車装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案が採用する手段は、回転軸に被動ベベルギヤ を、中空操作棒上端部に駆動ベベルギヤをそれぞれ固定し、その駆動及び被動ベ ベルギヤに外接する中間ベベルギヤを介在させ、これらすべてのベベルギヤの軸 心を同一平面上に配置したことにある。
【0006】
【作用】
駆動ギヤ、被動ギヤ、中間ギヤはいずれも比較的小径な相互に外接するベベル ギヤであり、かつそれらの軸心はすべて同一平面上にあるから、ヘッドボックス 内における回転軸の下側のスペースを広くするために、被動ギヤを外嵌固定した 回転軸の位置を高くしても、前後方向の幅が比較的小さいヘッドボックスに内設 することができる。このヘッドボックスの小型化によってブラインド全体のコス トが低減する。中間ギヤの駆動及び被動ギヤとかみ合う二点は直径方向に相対す るから、中間ギヤが回転方向によって重くなったり軽くなったりすることはない 。
【0007】
【実施例】
本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。 図1に示すベネシャンブラインドは、ヘッドボックス10の一端部近くに中空自 在継手11を介して中空操作棒12をつり下げ、その中空操作棒12を回転することに よりラダーコード17の前後をずらせてスラット13を開閉させ、中空操作棒12の下 端から引き出した昇降コード14を操作することによりボトムレール15と共にスラ ット13を昇降させる方式である。中空自在継手11はヘッドボックス10から斜め下 方に突出する伝動歯車装置20の中空の駆動ベベルギヤ23の軸端部に固定する。回 転軸16はヘッドボックス10内を長手方向に延長し、伝動歯車装置20を貫通する。
【0008】 図2に示すように、伝動歯車装置20はヘッドボックス10に固定されたケース21 と、そのケースのふた22と、そのケースに回転自在に軸受けした三つの比較的小 径なベベルギヤ23、24、25を備える。駆動ギヤ23は中空であり、内部を昇降コー ド14が通る。被動ギヤ25は伝動歯車装置20を貫通する回転軸16に一体回転するよ うに外嵌する。駆動及び被動ギヤ23、25の軸心は同一平面上にあって直交し、こ の駆動及び被動ギヤの間に介在する中間ギヤ24の軸心も駆動及び被動ギヤの軸心 と同一平面上に位置する。したがって、中間ギヤ24の駆動及び被動ギヤ23、25と の係合点は直径方向に相対する。
【0009】 図2及び図3に示すように、昇降コード14は伝動歯車装置20のふた22に付設し たガイドロール26に案内されて駆動ギヤ23の上端からその中へ入る。 図2及び図4に示すように、ケース21の突出部27をヘッドボックス10の開口19 に内嵌して伝動歯車装置20の位置を規制する。駆動ギヤ23の中空自在継手に連結 する軸端部は突出部27から突出する。
【0010】 図1及び図4に示すように、回転軸16はヘッドボックス10内の上面開口近くの 比較的高い位置にあるから、伝動歯車装置20のヘッドボックス10内において回転 軸16の下側に従来よりも広い空間を確保することができる。 図5に示すように、ガイドロール26の両端面に接するふた22の部分に金属製の プレート28を添着してガイドロールの回転を円滑にするとともに相互の摩耗を防 止する。
【0011】 各ギヤ23、24、25はいずれも小径であり、そおギヤを収容するケース21の前後 幅も小さいから、ヘッドボックス10の前後幅は従来のものに比べると、小幅にな る。
【0012】
【考案の効果】 上記のとおり、本考案の装置は、中空操作棒に連結した中空駆動ギヤと、回転 軸と一体の被動ギヤの間に比較的大径な内接中間ギヤを介在させていた従来のも のとは異なり、比較的小径な駆動及び被動ギヤの間に同じく小径な外接中間ギヤ を介在させ、これらのギヤの軸心を同一平面上に配置したから、これらのギヤを 収容するケースと、そのケースを入れるヘッドボックスが小型化することにより 、コストの低減が可能となるだけでなく、中間ギヤのかみ合いを直径方向に配置 したから、回転方向による操作の軽重差も防止することができるという優れた効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の一実施例の装置を備えたベネシャン
ブラインドの要部側面図、
【図2】は図1のII−II線に沿う断面図、
【図3】は図1の装置を反対側から見た側面図、
【図4】は図1の装置の正面図、
【図5】は図1の装置の平面図、
【符号の説明】
10:ヘッドボックス、11:中空自在継手、12:中空操作
棒、13:スラット、14:昇降コード、15:ボトムレー
ル、16:回転軸、17:ラダーコード、20:伝動歯車装
置、21:ケース、22:ふた、23:駆動ギヤ、24:中間ギ
ヤ、25:被動ギヤ、26:ガイドロール、27:突出部、2
8:プレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドボックス(10)の開口(19)にはま
    る突出部(27)を備えたケース(21)と、前記ケースに
    軸受けされて前記突出部から突出し、かつ中空自在継手
    (11)を介して中空操作棒(12)に連結される中空の駆
    動ギヤ(23)と、前記ケースに軸受けされてベネシャン
    ブラインドの回転軸(16)に一体回転するように固定さ
    れる被動ギヤ(25)と、前記ケースに軸受けされて前記
    駆動及び被動ギヤの間に介在する中間ギヤ(24)と、前
    記ケース(21)に付設されてベネシャンブラインドの昇
    降コードを前記駆動ギヤ(23)の中へ案内するガイドロ
    ール(26)とを備えた伝動歯車装置(20)において、前
    記駆動及び被動ギヤ(23、25)と前記中間ギヤ(24)を
    相互に外接し、かつそれらの軸心が同一平面上に位置す
    るベベルギヤであることを特徴とするベネシャンブライ
    ンドの伝動歯車装置。
JP1993033288U 1993-06-21 1993-06-21 ベネシャンブラインドの伝動歯車装置 Expired - Fee Related JP2596736Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170716U (ja) * 1982-05-11 1983-11-15 株式会社高岳製作所 引出形遮断器用挿入ハンドル
JPH1181825A (ja) * 1997-09-09 1999-03-26 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 横型ブラインドの操作装置

Cited By (3)

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JPS58170716U (ja) * 1982-05-11 1983-11-15 株式会社高岳製作所 引出形遮断器用挿入ハンドル
JPS6343701Y2 (ja) * 1982-05-11 1988-11-15
JPH1181825A (ja) * 1997-09-09 1999-03-26 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 横型ブラインドの操作装置

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