JP3603247B2 - 手動式シャッター雨戸の開閉装置 - Google Patents

手動式シャッター雨戸の開閉装置 Download PDF

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浩二 戸倉
弘之 兼田
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サッシ窓の室外側に取付けた手動式シャッター雨戸を開閉する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
手動式シャッター雨戸は、複数のスラットを連結したシャッターカーテンを巻取りシャフトに巻掛け、その巻取りシャフトを手動操作で正転、逆転してシャッターカーテンを巻き取り、繰り出して開閉するものである。この手動式シャッター雨戸の開閉装置としては、例えば実開平5−43187号公報に示すように巻取りシャフトを回転する操作ハンドルをサッシ窓よりも室内側に設けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の開閉装置であればサッシ窓の障子を開放せずにシャッター雨戸を開閉できるが、巻取りシャフトを回転する軸部材を建物躯体を貫通して室内に突出し、この軸部材と操作ハンドルを連結しているから、建物躯体に軸部材を貫通するための加工が必要である。
【0004】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした手動式シャッター雨戸の開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、建物躯体よりも室外側に巻取りシャフトを設け、その巻取りシャフトに巻掛けたシャッターカーテンをサッシ窓の障子よりも室外側に上下動自在とした手動式シャッター雨戸において、
前記巻取りシャフトを回転する操作部材を、サッシ窓の縦枠中空部を通し、障子を開放せずに操作部材を操作して巻取りシャフトを回転することでシャッターカーテンを巻取り、繰り出して開閉できる縦枠内面に突出したことを特徴とする手動式シャッター雨戸の開閉装置である。
【0006】
第2の発明は、第1の発明において、サッシ枠に内障子と外障子を設けて引き違いのサッシ窓とし、そのサッシ枠を形成する左右の縦枠における内障子開放側の縦枠の中空部に操作部材を挿通し、この操作部材を縦枠の内面における外障子を閉じた時に操作部材と干渉しない位置に突出した手動式シャッター雨戸の開閉装置である。
【0007】
【作 用】
第1の発明によれば、障子を開放せずに操作部材を操作して巻取りシャフトを回転することでシャッターカーテンを巻取り、繰り出して開閉できる。
また、操作部材は縦枠の中空部を通して縦枠の内面に突出しているから、縦枠に加工するだけで建物躯体には操作部材を通すための加工が不要である。
【0008】
第2の発明によれば、縦枠の内面に突出した操作部材とサッシ枠の室内側に取付けたシャッターカーテンが接触することがないし、室内から操作部材が見えずらい。しかも、外障子を閉じた時に操作部材と干渉しないから外障子を完全に閉じることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1と図2に示すように、建物躯体1の開口部2にサッシ枠3が室外側に突出して取付けてある。このサッシ枠3は左右の縦枠4間に亘って上枠5と下枠6を連結した方形枠形状で、そのサッシ枠3内に内障子7と外障子8が面内方向に引き違いに装着されて引き違いのサッシ窓9としてある。
【0010】
前記建物躯体1の室外面1aにおけるサッシ枠3よりも上部にシャッターケース10が取付けてあり、このシャッターケース10内に巻取りシャフト11が回転自在に設けてあり、その巻取りシャフト11は回転機構12で正転、逆転される。
【0011】
複数のスラット13を連結したシャッターカーテン14の最上部が巻取りシャフト11に固着され、このシャッターカーテン14は左右の縦枠4の室外寄りに設けた一対のガイドレール15に沿って上下動自在で、これによってシャッター雨戸を形成している。
【0012】
前記回転機構12は図3に示すように、ボックス20内に駆動ギヤ21と従動ギヤ22を設け、この従動ギヤ22の軸23にプーリ24を固着してある。このプーリ24に紐などの無端状の索条25、つまり操作部材を巻掛けてある。
【0013】
前記索条25は図1,図2,図4に示すように、内障子7の開放側の縦枠4の中空部26内に垂れ下り、縦枠4の内壁4aに形成した穴27からサッシ枠3内に垂れ下っている。
【0014】
前記索条25は内障子7と面外方向に同一位置であり、サッシ枠3の室内側に取付けたカーテンと索条25が接触することがないし、室内から索条25が見えずらい。しかも、外障子8を閉じた時に外障子8と索条25が干渉しないから外障子8を完全に閉じることができる。
【0015】
次に本発明の第2の実施の形態を図5ないし図8に基づいて説明する。
回転機構12は図7に示すように、従動ギヤ22の軸23にウォームホイール30を固着し、このウォームホイール30にウォーム31を噛合してあり、そのウォーム31の回転軸32が縦枠4の中空部26内に突出している。
【0016】
この回転軸32はユニバーサルジョイントで縦枠4の内壁4aにおける内障子7と面外方向に同一位置に取付けた操作ハンドル33に連結している。この操作ハンドル33は図8に示すように軸34に握手35を真直ぐに下向き姿勢と室内側にずれた位置に変位可能に連結してあり、この操作ハンドル33と回転軸32が操作部材となる。
【0017】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、障子を開放せずに操作部材を操作して巻取りシャフトを回転することでシャッターカーテンを巻取り、繰り出して開閉できる。また、操作部材は縦枠の中空部を通して縦枠の内面に突出しているから、縦枠に加工するだけで建物躯体には操作部材を通すための加工が不要である。
【0018】
請求項2に係る発明によれば、縦枠の内面に突出した操作部材とサッシ枠の室内側に取付けたシャッターカーテンが接触することがないし、室内から操作部材が見えずらい。しかも、外障子を閉じた時に操作部材と干渉しないから外障子を完全に閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】左右一方側の横断面図である。
【図3】回転機構の横断面図である。
【図4】操作部材の取付部分の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す縦断面図である。
【図6】左右一方側の横断面図である。
【図7】回転機構の横断面図である。
【図8】操作ハンドルの正面図である。
【符号の説明】
1…建物躯体
1a…室外側面
2…開口部
3…サッシ枠
4…縦枠
4a…内壁
5…上枠
6…下枠
7…内障子
8…外障子
9…サッシ窓
11…巻取りシャフト
12…回転機構
14…シャッターカーテン
20…ケース
21…駆動ギヤ
22…従動ギヤ
24…プーリ
25…索条(操作部材)
26…中空部
27…穴
30…ウォームホイール
31…ウォームギヤ
32…回転軸
33…操作ハンドル(操作部材)。

Claims (2)

  1. 建物躯体よりも室外側に巻取りシャフトを設け、その巻取りシャフトに巻掛けたシャッターカーテンをサッシ窓の障子よりも室外側に上下動自在とした手動式シャッター雨戸において、
    前記巻取りシャフトを回転する操作部材を、サッシ窓の縦枠中空部を通し、障子を開放せずに操作部材を操作して巻取りシャフトを回転することでシャッターカーテンを巻取り、繰り出して開閉できる縦枠内面に突出したことを特徴とする手動式シャッター雨戸の開閉装置。
  2. サッシ枠に内障子と外障子を設けて引き違いのサッシ窓とし、そのサッシ枠を形成する左右の縦枠における内障子開放側の縦枠の中空部に操作部材を挿通し、この操作部材を縦枠の内面における外障子を閉じた時に操作部材と干渉しない位置に突出した請求項1記載の手動式シャッター雨戸の開閉装置。
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