JPH0747770Y2 - ラツチング式切換スイツチ - Google Patents
ラツチング式切換スイツチInfo
- Publication number
- JPH0747770Y2 JPH0747770Y2 JP8151186U JP8151186U JPH0747770Y2 JP H0747770 Y2 JPH0747770 Y2 JP H0747770Y2 JP 8151186 U JP8151186 U JP 8151186U JP 8151186 U JP8151186 U JP 8151186U JP H0747770 Y2 JPH0747770 Y2 JP H0747770Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latching
- cam
- push rod
- latching cam
- changeover switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ラッチング式切換スイッチの改良に関するも
のである。
のである。
従来、一般に使用されているラッチング式切換スイッチ
は、実開昭59-95537に示すものの様にラッチングカムの
回転軸が、カムホルダーに設けた回転軸と略同径の丸穴
によって支承せしめられている。
は、実開昭59-95537に示すものの様にラッチングカムの
回転軸が、カムホルダーに設けた回転軸と略同径の丸穴
によって支承せしめられている。
ところが、上記従来のラッチング式切換スイッチにおい
ては、プッシュロッドを操作すると、ラッチングカムが
カムホルダーの丸穴の中心回りに回動するだけであるた
め、プッシュロッドのストロークが短い場合には、ラッ
チングカムの回動の余裕量が小さくなるため、切換不良
が起きる可能性があった。
ては、プッシュロッドを操作すると、ラッチングカムが
カムホルダーの丸穴の中心回りに回動するだけであるた
め、プッシュロッドのストロークが短い場合には、ラッ
チングカムの回動の余裕量が小さくなるため、切換不良
が起きる可能性があった。
本考案は、上記従来の欠点を鑑みて提案されたもので、
プッシュロッドのストロークが短くても、切換不良を起
こすことのないラッチング式切換スイッチを提供せんと
するものである。
プッシュロッドのストロークが短くても、切換不良を起
こすことのないラッチング式切換スイッチを提供せんと
するものである。
本考案は、上記問題点を解決するために、頂部をW形に
形成するとともに該頂部近くの両端面の中心位置より水
平に突出した回転軸を有するラッチングカムと、該ラッ
チングカムの頂部に当接するプッシュロッドと、前記ラ
ッチングカムの両端面に対面して立設したカムホルダー
と、を備えたラッチング式切換スイッチにおいて、前記
カムホルダーが、プッシュロッドの操作方向に対し直行
する方向に長い長穴を有し、該長穴により前記ラッチン
グカムの回転軸を支承せしめたことを特徴とするラッチ
ング式切換スイッチを提供するものである。
形成するとともに該頂部近くの両端面の中心位置より水
平に突出した回転軸を有するラッチングカムと、該ラッ
チングカムの頂部に当接するプッシュロッドと、前記ラ
ッチングカムの両端面に対面して立設したカムホルダー
と、を備えたラッチング式切換スイッチにおいて、前記
カムホルダーが、プッシュロッドの操作方向に対し直行
する方向に長い長穴を有し、該長穴により前記ラッチン
グカムの回転軸を支承せしめたことを特徴とするラッチ
ング式切換スイッチを提供するものである。
本考案のラッチング式切換スイッチは上記のように構成
されているので、プッシュロッドを操作してラッチング
カムを押圧すると、ラッチングカムは回動させられると
同時に、回転軸がカムホルダーの長穴内を横すべりし
て、プッシュロッドの操作方向に対し直交する方向にラ
ッチングカムの回動の中心がシフトされるため、その分
だけラッチングカムの回動の余裕量が大きくなり、プッ
シュロッドのストロークが短くても、スイッチ4は確実
に切換えられることになる。
されているので、プッシュロッドを操作してラッチング
カムを押圧すると、ラッチングカムは回動させられると
同時に、回転軸がカムホルダーの長穴内を横すべりし
て、プッシュロッドの操作方向に対し直交する方向にラ
ッチングカムの回動の中心がシフトされるため、その分
だけラッチングカムの回動の余裕量が大きくなり、プッ
シュロッドのストロークが短くても、スイッチ4は確実
に切換えられることになる。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例に係るラッチング式切換スイ
ッチの要部を分解して示す分解斜視図で、第2図はその
操作説明用の側面図である。第1図において、1は頂部
がW形に形成されたラッチングカムで、その下端には、
スプリング2によって下方に押圧される接点3が収容さ
れている。又、4はラッチングカム1の回転軸で、頂部
近くの両端面の中心位置より水平に突出せしめられてい
る。次に、5はラッチングカム1の両端面に対面して立
設されたカムホルダーで、カムホルダー5は、ラッチン
グカム1の回転軸4を支承する長穴6が設けられてい
る。7はスイッチ切換時に操作されるプッシュロッド
で、ラッチングカム1に設けられる長穴6は、矢印で示
すプッシュロッド7の操作方向に対し直交する方向に長
くなっており、長穴6に支承されているラッチングカム
1の回転軸4は、その長穴6内を横すべりし得るように
なっている。
ッチの要部を分解して示す分解斜視図で、第2図はその
操作説明用の側面図である。第1図において、1は頂部
がW形に形成されたラッチングカムで、その下端には、
スプリング2によって下方に押圧される接点3が収容さ
れている。又、4はラッチングカム1の回転軸で、頂部
近くの両端面の中心位置より水平に突出せしめられてい
る。次に、5はラッチングカム1の両端面に対面して立
設されたカムホルダーで、カムホルダー5は、ラッチン
グカム1の回転軸4を支承する長穴6が設けられてい
る。7はスイッチ切換時に操作されるプッシュロッド
で、ラッチングカム1に設けられる長穴6は、矢印で示
すプッシュロッド7の操作方向に対し直交する方向に長
くなっており、長穴6に支承されているラッチングカム
1の回転軸4は、その長穴6内を横すべりし得るように
なっている。
上記構成よりなる本実施例のラッチング式切換スイッチ
においては、第2図に示すように、プッシュロッド7を
操作してラッチングカム1のW形の頂部を押圧すると、
ラッチングカム1は回転軸4の回りに回転すると同時
に、水平方向に発生する分力によって長穴6内を横すべ
りすることになる。従って、回転軸4が長穴6内を横す
べりした分だけ、ラッチングカム1の回動の余裕量Lが
大きくなり、プッシュロッド7のストロークが短くて
も、ラッチングカム1は確実に回動されてスイッチが切
換えられることになる。
においては、第2図に示すように、プッシュロッド7を
操作してラッチングカム1のW形の頂部を押圧すると、
ラッチングカム1は回転軸4の回りに回転すると同時
に、水平方向に発生する分力によって長穴6内を横すべ
りすることになる。従って、回転軸4が長穴6内を横す
べりした分だけ、ラッチングカム1の回動の余裕量Lが
大きくなり、プッシュロッド7のストロークが短くて
も、ラッチングカム1は確実に回動されてスイッチが切
換えられることになる。
なお、本実施例においては、スイッチのケース等につい
ては図示を省略しているが、カムホルダー5やプッシュ
ロッド7の形状等に応じて、ケース等は任意に設計し得
ることは言うまでもない。
ては図示を省略しているが、カムホルダー5やプッシュ
ロッド7の形状等に応じて、ケース等は任意に設計し得
ることは言うまでもない。
以上具体的に説明したように、本考案においては、プッ
シュロッドを操作してラッチングカムを操作すると、ラ
ッチングカムは回動させられると同時に、回転軸がカム
ホルダーの長穴内を横すべりしてラッチングカムの回動
の中心がシフトされ、その分だけラッチングカムの回動
の余裕量が大きくなるので、プッシュロッドのストロー
クが短くてもラッチングカムは確実に回動され、スイッ
チを確実に切換えることができる。又、構造的にはカム
ホルダーに設ける穴を丸穴から長穴に変更するだけで良
いから、機械的に他の部品に変更を加える必要はなく、
製作も容易である。又、プッシュロッドのストロークを
短くすることができるので、スイッチの高さを低くする
ことができる。等大きな利点があり、実用上きわめて便
利なラッチング式切換スイッチを提供し得るものであ
る。
シュロッドを操作してラッチングカムを操作すると、ラ
ッチングカムは回動させられると同時に、回転軸がカム
ホルダーの長穴内を横すべりしてラッチングカムの回動
の中心がシフトされ、その分だけラッチングカムの回動
の余裕量が大きくなるので、プッシュロッドのストロー
クが短くてもラッチングカムは確実に回動され、スイッ
チを確実に切換えることができる。又、構造的にはカム
ホルダーに設ける穴を丸穴から長穴に変更するだけで良
いから、機械的に他の部品に変更を加える必要はなく、
製作も容易である。又、プッシュロッドのストロークを
短くすることができるので、スイッチの高さを低くする
ことができる。等大きな利点があり、実用上きわめて便
利なラッチング式切換スイッチを提供し得るものであ
る。
第1図は本考案の一実施例に係るラッチング式切換スイ
ッチの要部を分解して示す分解斜視図で、第2図はその
操作説明用の側面図である。 1……ラッチングカム、2……スプリング、3……接
点、4……回転軸、5……カムホルダー、6……長穴、
7……プッシュロッド、L……余裕量、
ッチの要部を分解して示す分解斜視図で、第2図はその
操作説明用の側面図である。 1……ラッチングカム、2……スプリング、3……接
点、4……回転軸、5……カムホルダー、6……長穴、
7……プッシュロッド、L……余裕量、
Claims (1)
- 【請求項1】頂部をW形に形成するとともに該頂部近く
の両端面の中心位置より水平に突出した回転軸を有する
ラッチングカムと、 該ラッチングカムの頂部に当接するプッシュロッドと、 前記ラッチングカムの両端面に対面して立設したカムホ
ルダーと、 を備えたラッチング式切換スイッチにおいて、 前記カムホルダーが、プッシュロッドの操作方向に対し
直行する方向に長い長穴を有し、該長穴により前記ラッ
チングカムの回転軸を支承せしめたことを特徴とするラ
ッチング式切換スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8151186U JPH0747770Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | ラツチング式切換スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8151186U JPH0747770Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | ラツチング式切換スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62192522U JPS62192522U (ja) | 1987-12-07 |
JPH0747770Y2 true JPH0747770Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=30933314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8151186U Expired - Lifetime JPH0747770Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | ラツチング式切換スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747770Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP8151186U patent/JPH0747770Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62192522U (ja) | 1987-12-07 |
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