JPH0747339Y2 - ジップ袋 - Google Patents

ジップ袋

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JPH0747339Y2
JPH0747339Y2 JP1990126416U JP12641690U JPH0747339Y2 JP H0747339 Y2 JPH0747339 Y2 JP H0747339Y2 JP 1990126416 U JP1990126416 U JP 1990126416U JP 12641690 U JP12641690 U JP 12641690U JP H0747339 Y2 JPH0747339 Y2 JP H0747339Y2
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JP1990126416U
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七雄 保坂
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カイト化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、開口部を有し該開口部近傍に、係合突起およ
び係合凹部などから成り袋を開閉自在にするジップ(以
下「ジップ」という)を設けて成る開閉容易なジップ袋
に関する。
【従来技術】
従来のジップ袋においては、袋の開口縁近傍にジップを
設けて内容物の出し入れを容易にしており、内容物とし
ては、気密性を必要としない物、例えば手袋、靴下等の
衣料品から食料品や他の小物類まで種々の物品を封入す
るために用いられている。 また、従来の宣伝や内容物の表示等を印刷したラベルシ
ール部を備えた袋においては、袋内に内容物を封入し、
袋の端縁に開封を容易にするための切り込みやノッチを
設けると共に、前記ラベルシール部に貫通孔を設け、こ
の貫通孔を店頭の陳列棚に水平方向に突出したフックに
挿通して袋をつり下げて陳列している。
【考案が解決しようとする課題】
従来のジップ袋の中には、開口部において両面フィルム
の一方を他方のフィルムより突出させて該突出したフィ
ルムにより把持片を形成し、該把持片を把持することに
よりジップ袋の開放を容易ならしめているものが存在す
る。 しかし、かかる把持片を設けたジップ袋にあっては、ジ
ップ上方の両面フィルムにより形成される開口部は、常
に開放された状態であるので、ジップ上方の両面フィル
ム間に埃等の汚れが堆積し易いものであった。 また、開口部より突出する把持片の存在により外部より
一見しただけで開口部の存在が明らかであり、かつ、該
ジップ袋はジップの存在により開閉自在とされているた
め、かかるジップ袋に商品を封入して店頭に陳列した場
合には、顧客により該ジップ袋が開封される虞れがあ
る。 しかし、店頭において袋にて包装されている商品は、汚
れを嫌う商品である場合が多く、かかる袋の開封が行わ
れれば袋内に封入されている商品が汚れ、また食品等が
封入されている場合には非衛生的であり、内部に封入さ
れた商品の商品価値が消失してしまうおそれがある。 また、従来のラベルシール部を備えた袋にあっては、袋
の端縁に設けた切り込みやノッチから切り裂いて袋を開
封する際、ラベルシール部を袋から切り離してゴミとし
て捨ててしまうことが多いので、ゴミを処理する手間が
発生し、またそのためにラベルシール部に印刷した宣伝
や内容物の表示等の効果が消失してしまうという問題点
があった。 さらに、開封後、開口部は開放されたままの状態となる
ので、袋内に内容物が残っている場合には、内容物を保
存するために開口縁近傍を輪ゴム、紐や粘着テープ等で
封緘する必要があり、また残っている内容物を袋から取
り出すときには前記輪ゴム、紐や粘着テープを外して開
封しなければならず、面倒であるという問題点があっ
た。 加えて、上記いずれの袋にあっても袋内から内容物を取
り出す際に袋を傾斜させて内容物を取り出すと、開口部
には何等の障害物も存在しないために、内容物が予想以
上に勢い良く開口部から飛び出して、床上や路上に内容
物を散乱させてしまうことがある。 本考案は、叙上の問題点を解消するために開発されたも
ので、ジップの閉塞時、開口部を被蓋することができる
と共に、袋の開口部の存在を見立たなくすることで、商
品の汚れを防止でき、しかもジップの開放が容易であ
り、シール部が袋から切り離されて捨てられることがな
く、しかも袋を傾斜させた際の内容物の飛び出しを防止
することができるジップ袋を提供することを目的として
いる。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のジップ袋10は、 三辺をシールして一辺を開口した袋において、前記一辺
開口縁の両面のフィルム11,11をシールして両面シール
部21を形成し、前記両面シール部21下方にジップ13を設
け、前記両面フィルム11,11の内、一方のフィルム11の
前記両面シール部21と、前記ジップ13間を切断して開口
部12を形成し、この開口部12とジップ13の間に把持片14
を形成すると共に、開口部12と両面シール部21の間にジ
ップ13の閉塞時、把持片14の上側縁にその下側縁を密接
する係止片17を形成して成ることを特徴とする。 また、前記ジップ袋10は、前記両面シール部21を幅広く
形成し、前記両面シール部21に宣伝や内容物の表示など
を印刷してラベルシール部15とし、ラベルシール形態の
ジップ袋とすることができる。 さらに、前記両面シール部21を幅広に形成して該部に貫
通孔16を設けて手提げタイプ形態のジップ袋とすること
もできる。
【作用】
上記のように構成されたジップ袋10内は、両面フィルム
11,11の内、一方のフィルム11の前記両面シール部21
と、前記ジップ13間を切断して開口部12を形成している
ので、本願ジップ袋10が店頭に吊り下げ等されている状
態では該開口部12は該開口部12の上下に設けられた係止
片17の下側縁と把持片14の上側縁が相互に密着して段差
なく閉じられており、開口部12からの埃の侵入や外部よ
り開口部12の存在を視認することを困難としている。 かかるジップ袋10に設けられた開口部12より、ジップ袋
10内に封入された内容物を取り出すに際し、一方の手で
一方のフィルム11のラベルシール部15を把持して開口部
の近傍を軽く折り曲げると、把持片14と係止片17が相互
に立ち上がって開口部12が若干開いてその存在を明らか
にし、把持片14が把持しやすくなる。この把持片14を他
方の手で把持して前記ラベルシール部15と把持片14を両
面フィルム11,11の直交方向に互いに離反して引っ張る
と、ジップ13は互いに係着している係合突起13aと係合
凹部13bが引き離されて開放する。この場合、ラベルシ
ール部15を含む両面シール部11,11は係止片17の有する
幅だけ把持片14よりも上方にあるので、左右の手は互い
に上下方向にずれて前記各部を容易に把持することがで
き、左右の手がぶつかり合って窮屈になることはない。
しかも左右の手で把持する位置が上下方向にずれていて
も、ジップ13を引き離す力は分散されることなく、ムダ
なく効果的に作用する。 このようにしてジップ13を開放した後、内容物を取り出
すに際しては、ジップ袋10を開口部12を上方に向けて水
平に把持し、その後開口部12に向かって該ジップ袋10を
徐々に傾斜させる。このように、ジップ袋10を傾斜させ
ると、ジップ袋10内の内容物は該ジップ袋10を傾斜させ
るに従って開口部12方向にジップ袋10内を滑って移動す
るが、該移動した内容物は、開口部12とラベルシール部
15の間のフィルムで形成された係止片17によって開口部
12付近に係止される。このように開口部12付近に係止さ
れた内容物を開口部12より所望の量だけ取り出すことが
できる。
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、第3図およ
び第6図において、ジップ袋10は開口部12を有し、該開
口部の近傍にジップ13を設けたジップ袋10である。本実
施例では、ジップ袋10は両面フィルム11,11の三辺をヒ
ートシールして一辺を開口した袋を形成し、前記一辺開
口端縁の両面フィルム11,11を適当な幅、例えば10mmの
幅でヒートシールして両面シール部21を形成している。
そして、前記両面シール部21下方に袋を開閉自在に形成
可能なジップ13を設けている。 前記ジップ13は、例えば第6図に示すように互いに嵌脱
自在な凹型および凸型のレール状にそれぞれ形成した2
種類の係合突起13aと係合凹部13bを係着して組み合わせ
たものである。そして、係合突起13aを一方のフィルム1
1に、係合凹部13bを他方のフィルム11にヒートシールし
ている。 さらに、前記両面シール部21は前記三辺のヒートシール
部とは区別しており、目的に応じて適当な幅でヒートシ
ールするものである。例えば第3図及び第4図に示すよ
うに他の三辺のヒートシール部とは異なる幅広にヒート
シールしてラベルシール部15として形成することができ
る。このラベルシール部15には宣伝や内容物の表示など
の印刷物を両面フィルム間にヒートシールしたり、ある
いはラベルシール部15に宣伝や内容物の表示などを直接
印刷することができる。このように、ラベルシール部15
内に印刷物をヒートシール又は直接印刷することによ
り、単に印刷物をシール等で貼付した場合のような印刷
物が剥がれ落ちることはない。さらにジップ袋10を店頭
の陳列棚に突出した棒状の金具に挿通して吊り下げて陳
列するための貫通孔16を前記両面シール部21に貫通して
設けている。 なお、前記ジップ袋10は第1図〜第4図に示すように両
面シール部21と前記ジップ13との間に適当な間隔を設け
る。 そしてジップ袋10は第1図及び第2図において前記両面
フィルム11,11のうち、一方のフィルム11の前記両面シ
ール部21と前記ジップ13間を切断して前記開口部12を形
成している。しかも前記開口部12とジップ13間には把持
可能な把持片14が形成され、一方、開口部12を介して反
対側のフィルム11、即ち前記開口部12とラベルシール部
15の間には係止片17が形成されている。 この種の把持片を有する従来のジップ袋にあっては、開
口部より一のフィルムを突出させた特殊な袋にジップを
取り付けることににょり、該突出したフィルム部分によ
って把持片14を形成しているが、本考案のジップ袋10
は、三辺をシールして一辺を開口した袋の開口縁の両面
フィルムをシールしてラベルシール部15を形成し、両面
フィルム11,11の一方のフィルム11のラベルシール部15
とジップ13間を切断して開口部12及び把持片14を形成し
ているので、両面フィルム11,11を同一形状にすること
ができ、歩留まりが良い。 なお、開閉自在なジップを備えるジップ袋に封入された
商品を店頭に陳列する場合、顧客が商品購入の目安とし
て、又は興味本位で頻繁に該ジップを開閉して内容物た
る商品を取り出したり眺めたりすると、商品に汚れが付
着し、また、内容物が食品である場合等には商品が傷ん
で商品価値を消失してしまうが、本考案にかかるジップ
袋10のように開口部12をいずれかのフィルム11を切断す
ることにより設けることで、開口部12は前記係止片17及
び把持片14により被蓋され、外部より一見しただけでは
視認が困難となりかかる開封を防止でき、また、店頭に
陳列する際には、粘着テープ等により単に開口部12を被
覆するだけで簡単かつ確実に開口部12を密封することが
できる。 なお、前記把持片14は、前記両面シール部21とジップ13
間に形成した開口部12を開口部12とジップ13との間隔を
把持可能な位置に設けて形成することができる。 さらに、ジップ袋10はラベルシール部15を含む両面シー
ル部21の貫通孔16を手持ち用の孔にすることができ、店
頭にて内容物を袋詰めする持ち帰り用の袋やファッショ
ンバックとしても用いることができる。 次に、上記実施例の作用について説明すると、ジップ袋
10内に内容物を投入し、ジップ13の係合突起13aと係合
凹部13bの両外側を、端縁から順に一方向へ加圧してゆ
くと、前記係合突起13aと係合凹部13bが互いに順に係着
してジップ13は閉塞され内容物が封入される。そして、
このジップ袋10は両面シール部21に設けた貫通孔16を陳
列棚に突出した棒状の金具に挿通して吊り下げて陳列す
る。 ジップ袋10内に封入された内容物を取り出すに際し、一
方の手で両面シール部21あるいは開口部12の上方の両面
フィルム11,11をジップ袋10の幅方向の略中央付近で把
持して開口部12付近を軽く折り曲げると、係止片17及び
把持片14が相互に立ち上がり、係止片17及び把持片14に
より被蓋されていた開口部12が若干開いて、把持片14の
上側縁が係止片17の下側縁から離反するので、把持片14
を他方の手で把持しやすくなる。次いで両面シール部21
又は開口部12の上方の両面フィルム11,11と把持片14を
それぞれ左右の手で把持して両面フィルム11,11の直交
方向、左右に引っ張ると、ジップ13は互いに係着してい
る係合突起13aと係合凹部13bが引き離されて順次端部か
ら開放する。この場合、両面シール部21は係止片17の有
する幅だけ把持片14よりも上方にあるために、左右の手
は互いに上下方向にずれて前記ラベルシール部15と把持
片14をそれぞれ容易に把持することができるので、左右
の手がぶつかり合って窮屈になることはない。 従来のジップ袋10のように開口部12上方の両面フィルム
11,11の幅が狭く、該部が把持しにくいために、左右の
手で両面フィルム11,11のそれぞれを把持する指の位置
が前後にずれている場合、両面フィルム11,11を左右に
引っ張る力は、ジップ13を左右に引き離す力と、両面フ
ィルム11,11を前後方向に引っ張る力との分力になるた
めに、ジップ13を引き離すためにはより大きな力を必要
とする。しかし、本願のジップ袋10では前後方向でほぼ
同位置上下方向にずれて指で把持するので、把持し易
く、しかもラベルシール部15とジップ13を左右に引っ張
る力はそのほとんどがジップ13を左右に引き離す力とな
り、ムダなく効果的に使用し得る。 かかる把持片14は、元々一枚のフィルムであったフィル
ム11を両面シール部21と、ジップ13間で切断して形成し
てなるので、該把持片14はジップ袋10の外面に段差等を
生じさせず外観上はその存在を視認することが困難であ
り、従って該把持片14が存在することによっても開口部
12の存在を視認することは困難である。 また、該把持片14は開口部12に段差等を生じさせないの
で、開口部12を粘着テープ等で被覆することが容易であ
り、店頭に陳列する場合など、粘着テープ等で開口部12
を被覆することにより容易に顧客によるジップ袋10の開
封を防止することができる。 このようにして本考案のジップ袋10を開封した後、ジッ
プ袋10内に封入されている内容物の取り出しを行う。こ
の内容物の取り出しに際しては、ジップ袋10内に手指を
挿入してジップ袋10内で内容物をつかんで取り出すこと
もできるが、ジップ袋10内に封入されている内容物が、
例えば飴、ビスケット、煎餅等のように多数の固形物を
一のジップ袋10内に封入している場合には、ジップ袋10
を傾斜させて取り出すこととすれば好適である。 このように、ジップ袋10を傾斜させて内容物の取り出し
を行う場合には、ジップ13を開被した後、開口部を上方
へ向け、かつ、ジップ袋10の両側辺に形成されたヒート
シール部に指を掛け渡す形でジップ袋10を把持し、多少
の力を加えてやると、該ジップ袋10を構成する両面シー
ト11,11は縦方向の中心付近から相互に外方に向かって
湾曲して離反し、該ジップ袋10は筒状となる。 このようにジップ袋10を筒状にすると、開口部12とラベ
ルシール部15との間のシートが開口部12に向かって立ち
上がり、係止片17が現れる(図1)。 そして、開口部12が設けられた一方のシート11が上方を
向くように、該ジップ袋10を徐々に傾けると、該ジップ
袋10内に封入された内容物は、ジップ袋10内を滑って開
口部12方向へ移動して前記係止片17にぶつかって開口部
12付近に係止される。このように開口部12付近に係止さ
れた内容物を開口部12より指先にてつまんで取り出す。 このように、係止片17が設けられた本考案のジップ袋10
は、内容物の残量が少なくなった場合であっても手指を
袋内に奥深くまで挿入することなく内容物の取り出しを
行うことができるので、内容物として菓子等が封入され
ている場合であっても必要以上の手指の汚れを気にする
ことなく内容物の取り出しを行うことができ、また、ジ
ップ袋10を傾斜させても開口部12の近傍に設けられた係
止片17の存在により内容物が開口部12より外に飛び出す
ことを防止できるので、例えばクリップ、手芸用のボタ
ンやビーズ、スパンコール、精密機械の部品等々細々と
した物品を封入した場合、これを机上や床上に散乱あっ
せることなく所望量だけ取り出すことができる。 以上のように開封したジップ袋10内から内容物を取り出
した後、前述したようにジップの係合突起13aと係合凹
部13bの両方の外側を、端縁から順に一方向へ加圧して
ゆくと、ジップ13は簡単に閉塞し、残っている内容物を
封入して存在する。 なお、本願のジップ袋10は、主に気密性を要しない内容
物、例えば手袋、靴下などの衣料品から食料品や前述し
た他の小物類まで種々の物品を封入するための袋として
用いられる。 なお、ジップ袋10を手下げタイプの袋として用いた場
合、一方の手で両面シール部に設けた取っ手用の貫通孔
16を持ちながら、姿勢を変えることなく他方の手で把持
片14を把持して左右に引っ張り、容易にジップ13を左右
に引き離して開放することができる。
【考案の効果】
本考案は、以上に説明したように構成されているので、
以下の効果を有する。 (1)ジップ袋は両面シール部と把持片を左右の手で窮
屈になることなく容易に把持し、開口部近傍のジップの
開放を容易に行うことができる。 (2)把持片と係止片をラベルシール部とジップ間のフ
ィルムを切断することにより形成してなるので、ジップ
の閉塞時、把持片の上側縁と係止片の下側縁が相互に密
接して開口部を被蓋することができるジップ袋を提供す
ることができた。 (3)把持片をラベルシール部とジップの間のフィルム
を切断することにより形成してなるので、開口部の存在
が目立たず、従って、店頭に陳列などした際の顧客によ
る開封を防止することのできるジップ袋を提供すること
ができた。 (4)両面シール部が袋から切り離されることがないの
で、ゴミが発生することなく、またラベルシール部に印
刷した宣伝や内容物の表示等の効果を消失することのな
いジップ袋を提供することができた。 (5)開封後、袋内に内容物が残っている場合でも、ジ
ップ袋を簡単に開閉できるので、輪ゴム、紐や粘着テー
プ等で封緘したり、それらを外して開封したりするとい
った面倒な手間がかからないジップ袋を提供することが
できた。 (6)両面シール部とジップ間で両面シートのいずれか
一方を切断することにより、把持片と共に係止片が形成
され、この係止片の存在により、袋を傾斜させて内容物
の取り出しを行う場合であっても、係止片が障害物とな
って内容物を開口部より飛び出させることなく、内容物
の取り出しを容易に行うことができるジップ袋を提供す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は縦断面図、第3図〜第6図はジップ
上方をラベルシール形態としたジップ袋を示すもので、
第3図はその平面図、第4図は縦断面図、第5図は斜視
図、第6図は要部断面斜視図を示すものである。 10…ジップ袋、11…フィルム、12…開口部、13…ジップ 13a…係合突起、13b…係合凹部、14…把持片 15…ラベルシール部、16…貫通孔、17…係止片 21…両面シール部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】三辺をシールして一辺を開口した袋におい
    て、前記一辺開口縁の両面のフィルムをシールして両面
    シール部を形成し、前記両面シール部下方にジップを設
    け、前記両面フィルムの内、一方のフィルムの前記両面
    シール部と、前記ジップ間を切断して開口部を形成し、 この開口部とジップの間に把持片を形成すると共に、開
    口部と両面シール部の間にジップの閉塞時、把持片の上
    側縁にその下側縁を密接する係止片を形成して成ること
    を特徴とするジップ袋。
  2. 【請求項2】前記両面シール部を幅広く形成し、前記両
    面シール部に宣伝や内容物の表示などを印刷してラベル
    シール部を形成した請求項1記載のジップ袋。
  3. 【請求項3】前記両面シール部に貫通孔を設けた請求項
    1記載のジップ袋。
JP1990126416U 1990-11-30 1990-11-30 ジップ袋 Expired - Lifetime JPH0747339Y2 (ja)

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JPS4937306U (ja) * 1972-07-01 1974-04-02
JPS4965615U (ja) * 1972-09-16 1974-06-08
JPS6423461U (ja) * 1987-07-31 1989-02-08

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