JPH0747088Y2 - 食器洗浄器 - Google Patents
食器洗浄器Info
- Publication number
- JPH0747088Y2 JPH0747088Y2 JP1988018536U JP1853688U JPH0747088Y2 JP H0747088 Y2 JPH0747088 Y2 JP H0747088Y2 JP 1988018536 U JP1988018536 U JP 1988018536U JP 1853688 U JP1853688 U JP 1853688U JP H0747088 Y2 JPH0747088 Y2 JP H0747088Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- movable valve
- valve
- dishwasher
- drainage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は食器洗浄器に関するものである。
「従来の技術」 一般的食器洗浄器は洗浄水噴射用のポンプと排水用のポ
ンプとが別装されたもの、又は一つのポンプの正転、逆
転で噴射と排水を夫々ポンプより導かれた送排水路管中
に電磁弁を夫々設けて電磁弁の交互の通電で噴射、排水
を行っていた。
ンプとが別装されたもの、又は一つのポンプの正転、逆
転で噴射と排水を夫々ポンプより導かれた送排水路管中
に電磁弁を夫々設けて電磁弁の交互の通電で噴射、排水
を行っていた。
「考案が解決しようとする問題点」 従来は噴射用、排水用としてポンプを夫々別装したり、
或いは一つのポンプの正逆転で噴射及排水を兼用するた
め最小1個以上の電磁弁を特設しているため、コストア
ップになっていると言う問題点があった。
或いは一つのポンプの正逆転で噴射及排水を兼用するた
め最小1個以上の電磁弁を特設しているため、コストア
ップになっていると言う問題点があった。
「問題を解決するための手段」 本考案は上記の如く高価なモータや電磁弁を増設する事
のないように計ったもので、常時排水用の可動弁をバネ
の押圧、或いは水の浮力で開路に維持し、噴射洗浄の正
転は水圧で閉じるようにして、噴射と排水が一つのポン
プの正、逆転で行えるようにしたものである。
のないように計ったもので、常時排水用の可動弁をバネ
の押圧、或いは水の浮力で開路に維持し、噴射洗浄の正
転は水圧で閉じるようにして、噴射と排水が一つのポン
プの正、逆転で行えるようにしたものである。
「作用」 駆動用モータの軸に取付けたポンプのインペラの位置が
ポンプ中心より偏心している構造の場合は、噴射効果が
高いので逆転して排水する時、噴射口に特別に噴射口を
閉路する可動弁を設ける必要がない事が実験上認められ
たが、インペラがポンプ中央に配置してある場合は噴
射、排水力は同一であるため、噴射口を閉路する可動弁
がないと排水時の効率が噴射口より空気を吸入して悪く
なる事が実験上認められた。本考案は前者、後者の場合
を問わず、可動弁をポンプ内の排水口近くに設けた場合
について述べると、噴射洗浄の正転時はポンプ内の渦流
の流れに順応すようにするとその水圧で可動弁が倒れ、
排水口が閉路になって噴射効率が高められる。逆向の排
水の場合は該弁がバネで押し開けられ、又は浮子によっ
て浮力で該弁が押し開けられているので、逆向の水流が
更に該弁を開口する形になって、排水を容易ならしめる
ように作用させたものである。
ポンプ中心より偏心している構造の場合は、噴射効果が
高いので逆転して排水する時、噴射口に特別に噴射口を
閉路する可動弁を設ける必要がない事が実験上認められ
たが、インペラがポンプ中央に配置してある場合は噴
射、排水力は同一であるため、噴射口を閉路する可動弁
がないと排水時の効率が噴射口より空気を吸入して悪く
なる事が実験上認められた。本考案は前者、後者の場合
を問わず、可動弁をポンプ内の排水口近くに設けた場合
について述べると、噴射洗浄の正転時はポンプ内の渦流
の流れに順応すようにするとその水圧で可動弁が倒れ、
排水口が閉路になって噴射効率が高められる。逆向の排
水の場合は該弁がバネで押し開けられ、又は浮子によっ
て浮力で該弁が押し開けられているので、逆向の水流が
更に該弁を開口する形になって、排水を容易ならしめる
ように作用させたものである。
「実施例」 本考案を図について説明すると(1)は本体蓋、(2)
は食器洗浄器本体、(3)はモータで、モータ(3)の
回転軸にポンプ(4)が取付けられ、ポンプ中央吸水口
(5)は洗浄水槽(9)に導かれる。ポンプ(4)の洗
浄水噴射口(6)上には洗浄水噴射用の回転ノズル
(7)が噴射の反動で回動自在に動くよう冠着される。
(8)はポンプを逆転した場合の汚水の排水口で、導管
を通し吐出口(18)より外部に排出される。(11)はポ
ンプ(4)のインペラで、(12)は本考案の可動弁で、
該弁(12)の支点には丸棒状をした支点軸(14)があ
り、該軸(14)はポンプ本体のケース枠の凹部(16)に
自由に可動出来るようにかん納される。該弁(12)上に
は浮子(13)が設けられる。該弁(12)の傾度が渦流に
対し順方向(実線の矢印)の場合は水圧により傾倒して
排水口を閉じるが、ポンプのインペラ(11)が逆転して
排水する場合はすでにバネ(17)のバネ圧或いは、浮子
(13)による浮力で可動弁(12)は開いた状態となって
いるので、逆渦流(点線の矢印)が該弁(12)の裏面に
当たり更に該弁(12)を開くように働く事になる。その
勢いで該弁(12)は完全に押し上げられ開路状態とな
り、汚水が吐出口(18)より流出される。(15)は可動
弁(12)が閉じる場合のストッパー兼用のシール枠であ
る。第3図は回動する可動弁をバネで押し上げるように
取付けた例を示す斜視図であるが、単にT型弁を使用し
ても同様である。又浮子を取付ける代わりに弁自体を浮
子式に軽量に作ってもよい。(10)は食器である。
は食器洗浄器本体、(3)はモータで、モータ(3)の
回転軸にポンプ(4)が取付けられ、ポンプ中央吸水口
(5)は洗浄水槽(9)に導かれる。ポンプ(4)の洗
浄水噴射口(6)上には洗浄水噴射用の回転ノズル
(7)が噴射の反動で回動自在に動くよう冠着される。
(8)はポンプを逆転した場合の汚水の排水口で、導管
を通し吐出口(18)より外部に排出される。(11)はポ
ンプ(4)のインペラで、(12)は本考案の可動弁で、
該弁(12)の支点には丸棒状をした支点軸(14)があ
り、該軸(14)はポンプ本体のケース枠の凹部(16)に
自由に可動出来るようにかん納される。該弁(12)上に
は浮子(13)が設けられる。該弁(12)の傾度が渦流に
対し順方向(実線の矢印)の場合は水圧により傾倒して
排水口を閉じるが、ポンプのインペラ(11)が逆転して
排水する場合はすでにバネ(17)のバネ圧或いは、浮子
(13)による浮力で可動弁(12)は開いた状態となって
いるので、逆渦流(点線の矢印)が該弁(12)の裏面に
当たり更に該弁(12)を開くように働く事になる。その
勢いで該弁(12)は完全に押し上げられ開路状態とな
り、汚水が吐出口(18)より流出される。(15)は可動
弁(12)が閉じる場合のストッパー兼用のシール枠であ
る。第3図は回動する可動弁をバネで押し上げるように
取付けた例を示す斜視図であるが、単にT型弁を使用し
ても同様である。又浮子を取付ける代わりに弁自体を浮
子式に軽量に作ってもよい。(10)は食器である。
「考案の効果」 叙上の様に本考案は、ポンプ(4)の正転時には水圧に
よって可動弁(12)が排水口(8)を閉じ洗浄水を噴射
口(6)より噴射することにより噴射効率を高め、ポン
プ(4)の逆転または静止時にはバネ(17)或いは浮子
(13)によって可動弁(12)が押開けられ排水口(8)
の開口を維持するから、噴射と排水を一つのポンプ
(4)の正、逆転で行うポンプ機能を前記可動弁(12)
により適正に発揮させることができ、従来技術では電磁
弁を特設して電磁弁の操作で噴射、排水を行っていたも
のを、簡単な前記可動弁(12)で代替出来るのでコスト
ダウンが計れる等の効果がある。
よって可動弁(12)が排水口(8)を閉じ洗浄水を噴射
口(6)より噴射することにより噴射効率を高め、ポン
プ(4)の逆転または静止時にはバネ(17)或いは浮子
(13)によって可動弁(12)が押開けられ排水口(8)
の開口を維持するから、噴射と排水を一つのポンプ
(4)の正、逆転で行うポンプ機能を前記可動弁(12)
により適正に発揮させることができ、従来技術では電磁
弁を特設して電磁弁の操作で噴射、排水を行っていたも
のを、簡単な前記可動弁(12)で代替出来るのでコスト
ダウンが計れる等の効果がある。
第1図は食器洗浄器の側断面図、第2図は本考案のポン
プの可動弁の動作を示す断面図、第3図は本考案の可動
弁である。 (4)…ポンプ (12)…可動弁 (13)…浮子 (17)…バネ
プの可動弁の動作を示す断面図、第3図は本考案の可動
弁である。 (4)…ポンプ (12)…可動弁 (13)…浮子 (17)…バネ
Claims (1)
- 【請求項1】ポンプ(4)の正転逆転で洗浄水の噴射と
洗浄後の汚水の排水を行う食器洗浄器に於いて、ポンプ
(4)正転時の渦流の上流側に支点を有しポンプ(4)
正転時の渦流の水圧で排水口(8)を閉じる角度に傾倒
動作する可動弁(12)を排水口(8)に設けると共に、
ポンプ(4)逆転及び静止時に排水口(8)を開く角度
に前記可動弁(12)を傾倒動作させる浮子(13)或いは
バネ(17)を該可動弁(12)に取付けたことを特徴とす
る食器洗浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988018536U JPH0747088Y2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 食器洗浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988018536U JPH0747088Y2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 食器洗浄器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01121553U JPH01121553U (ja) | 1989-08-17 |
JPH0747088Y2 true JPH0747088Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31233273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988018536U Expired - Lifetime JPH0747088Y2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 食器洗浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747088Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017221732A1 (de) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH | Impellerpumpe |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015164U (ja) * | 1973-06-01 | 1975-02-18 | ||
JPS5419103Y2 (ja) * | 1975-06-11 | 1979-07-16 | ||
JPS5241468A (en) * | 1975-09-29 | 1977-03-31 | Hitachi Ltd | Pump for tableware cleaning apparatus |
-
1988
- 1988-02-15 JP JP1988018536U patent/JPH0747088Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01121553U (ja) | 1989-08-17 |
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