JPH0746822A - スイッチング回路 - Google Patents

スイッチング回路

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JPH0746822A
JPH0746822A JP5186522A JP18652293A JPH0746822A JP H0746822 A JPH0746822 A JP H0746822A JP 5186522 A JP5186522 A JP 5186522A JP 18652293 A JP18652293 A JP 18652293A JP H0746822 A JPH0746822 A JP H0746822A
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switching
parallel
switching element
signal
gate
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JP5186522A
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Hiroshi Oshima
洋 大島
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冗長運転可能とした自己保護検出機能を有す
るスイッチング素子を複数個並列接続して成るスイッチ
ング回路。 【構成】 自己保護検出機能を有するスイッチング素子
を複数個並列冗長接続して成るスイッチング回路におい
て、前記スイッチング素子の各々の保護検出信号を個別
に印加され保護検出信号を発生した前記スイッチング素
子を記憶し、該スイッチング素子を並列運転から除外す
る信号を発生する並列スイッチング素子選択手段と、前
記並列接続されたスイッチング素子にゲ―ト回路からの
ゲ―ト信号を供給している状態から、前記並列スイッチ
ング素子選択手段から発せられる前記並列運転から除外
する信号により当該スイッチング素子のゲ―ト・エミッ
タ端子間を短絡状態に切換えるゲ―ト信号選択手段を具
備したスイッチング回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力変換装置のア―ム
を構成するスイッチング回路に係り、特に自己保護検出
機能を有するスイッチング素子を複数個並列接続して成
るスイッチング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】直流電力を交流電力に変換するインバ―
タ回路は、無停電電源装置や、交流電動機駆動の交流可
変速装置の他、様々な産業分野に広く適用されている。
インバ―タ回路のスイッチング素子として装置の省エネ
ルギ、省スペ―ス、高性能化の要求からGTO、パワ―
トランジスタ、MOSFETといった自己消弧形半導体
素子の発達はめざましく最近では、IGBT、BIMO
Sといった新しい高速スイッチング特性を有するデバイ
スも出現しその適用範囲が拡大されてきている。
【0003】適用方法として装置の大容量化の要求に対
し素子1ケ当りの能力が不足する場合は、各インバ―タ
のア―ムをスイッチング素子を複数個並列に接続して構
成するようにして容量格上を図っている。MOSFE
T、IGBT、BIMOSといった電圧駆動形素子は、
電流駆動形素子に比べゲ―ト特性のバランスが取り易く
並列接続し易い素子で並列接続数の拡大が進んでいる。
【0004】図6は、電圧駆動形自己消弧形素子を複数
個(図では3個)並列接続したインバ―タ回路を構成す
る1組のブリッジ回路の一例を示す回路構成である。図
6において、1A〜1C、2A〜2Cはスイッチング素
子、5A〜5C、6A〜6Cはゲ―ト抵抗、7A〜7
C、8A〜8Cはスイッチング素子に逆並列に接続され
るダイオ―ド、9、10、11は各々配線のインダクタ
ンスを持ったP側直流入力ケ―ブル、N側直流入力ケ―
ブル、交流出力ケ―ブル、12はゲ―ト駆動回路、13
は電解コンデンサである。
【0005】インバ―タ回路の各ア―ムを複数個のスイ
ッチング素子を並列接続して適用する場合のポイント
は、素子特性を揃えること、並列接続間の電流バランス
を極力揃えること、スイッチング特性を揃えること等種
々あるが、全てを完全に満すことは不可能である。従っ
て、現実には素子のコレクタエミッタ間の飽和電圧のバ
ラツキをある範囲内に選別し、またア―ム電流が一素子
に集中しないよう入出力の配線をたすき状にする(図6
のP側ア―ムにおいてはP側直流入力ケ―ブル9をスイ
ッチング素子1Aのコレクタ側に、交流出力ケ―ブル1
1をスイッチグ素子1Cのエミッタ側に接続)等の工夫
をすることの他、共通のゲ―ト駆動回路12よりの信号
でゲ―ト抵抗5A〜5C、6A〜6Cを介して各素子に
供給することで、スイッチング素子の並列運転を可能と
しているが、ある程度(20%〜30%)の電流アンバ
ランスを考慮した素子の選定が必要になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】又、並列スイッチング
素子のどれか一つについて配線条件、実装等の不具合が
あった場合、並列運転の継続は不可能で装置を停止し復
旧する必要があった。一方、更に、パワ―デバイス技術
の進歩により素子のインテリジェント化が進みパッケ―
ジの中に出力パワ―デバイスの他に駆動回路を集積した
り、過電流や過電圧、加熱からパワ―チップを保護した
り、負荷の状態を制御側に伝える機能を持つ様になり、
負荷に事故が起きたり、使用法を誤ってもパワ―チップ
を破損させない保護機能を持つ様になっている。
【0007】図7は、過電流保護機能を有する電流検知
形IGBT22の内部ブロック図である。図7におい
て、3はIGBT、7はダイオ―ドであり、15は過電
流情報をパッケ―ジ外部へ伝えるトランジスタ、16,
17は抵抗であり、IGBTのエミッタ側に流れる電流
が増加し、抵抗16の両端の電圧が所定値以上になった
ことを持って過電流を検出している。又、Cはコレクタ
端子、Eはエミッタ端子、Bはベス端子、OLは過電流
信号出力端子を示している。このようなインテリジェン
ト化されたIGBTの進展に伴ない、従来タイプのIG
BTの並列運転の問題点についての改善が要求されてい
る。
【0008】本発明の第1の目的は、インバ―タ、コン
バ―タ、チョッパ等の電力変換装置を構成するア―ムを
自己保護検出機能を有するIGBT等のスイッチング素
子を複数個並列冗長接続して成るスイッチング回路で構
成することにより、冗長運転が可能となり信頼性を向上
出来るスイッチング回路を提供することにある。
【0009】更に本発明の第2の目的は、インバ―タ、
コンバ―タ、チョッパ等の電力変換装置を構成するア―
ムを自己保護検出機能を有するIGBT等のスイッチン
グ素子を複数個並列接続して成るスイッチング回路で構
成することにより、軽負荷時にいずれかのスイッチング
素子が故障しても、運転を継続できる信頼性の向上を図
ったスイッチング回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために請求項1の発明は、自己保護検出機能を有する
スイッチング素子を複数個並列冗長接続して成るスイッ
チング回路において、前記スイッチング素子の各々の保
護検出信号を個別に印加され保護検出信号を発生した前
記スイッチング素子を記憶し、該スイッチング素子を並
列運転から除外する信号を発生する並列スイッチング素
子選択手段と、前記並列接続されたスイッチング素子に
ゲ―ト回路からのゲ―ト信号を供給している状態から、
前記並列スイッチング素子選択手段から発せられる前記
並列運転から除外する信号により当該スイッチング素子
のゲ―ト・エミッタ端子間を短絡状態に切換えるゲ―ト
信号選択手段を具備したものである。
【0011】又、前記第1の目的を達成するために請求
項2の発明は、自己保護検出機能を有するスイッチング
素子を複数個並列冗長接続して成るスイッチング回路に
おいて、前記スイッチング素子の各々の保護検出信号を
個別に印加され保護検出信号を少くとも2回発生した前
記スイッチング素子を記憶し、該スイッチング素子を並
列運転から除外する信号を発生する並列スイッチング素
子選択手段と、前記並列接続されたスイッチング素子に
ゲ―ト回路からのゲ―ト信号を供給している状態から、
前記並列スイッチング素子選択手段から発せられる前記
並列運転から除外する信号により当該スイッチング素子
のゲ―ト・エミッタ端子間を短絡状態に切換えるゲ―ト
信号選択手段を具備したものである。
【0012】更に、前記第2の目的を達成するために請
求項3の発明は、自己保護検出機能を有するスイッチン
グ素子を複数個並列接続して成るスイッチング回路にお
いて、前記スイッチング素子の各々の保護検出信号を個
別に印加され且つ軽負荷状態である時、前記保護検出信
号を発生した前記スイッチング素子を記憶し該スイッチ
ング素子を並列運転から除外する信号を発生する並列ス
イッチング素子選択手段と、前記並列接続されたスイッ
チング素子にゲ―ト回路からのゲ―ト信号を供給してい
る状態から、前記並列スイッチング素子選択手段から発
せられる前記並列運転から除外する信号により当該スイ
ッチング素子のゲ―ト・エミッタ端子間を短絡状態に切
換えるゲ―ト信号選択手段を具備したものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、自己保護検出機能を
有するスイッチング素子を複数個並列冗長接続してスイ
ッチング回路を構成しているため、いずれかのスイッチ
ング素子が保護検出信号を発生すれば、該スイッチング
素子は並列運転から除外され、残りの健全なスイッチン
グ素子で並列運転を継続できるため、このスイッチング
回路を用いて構成される電力変換装置の信頼性を向上で
きる。
【0014】又、請求項2の発明によれば、自己保護検
出機能を有するスイッチング素子を複数個並列冗長接続
してスイッチング回路を構成しているため、いずれかの
スイッチング素子が少くとも2回保護検出信号を発生し
た時に、該スイッチング素子は並列運転から除外され、
残りの健全なスイッチング素子で並列運転を継続できる
ため、スイッチング素子の誤動作等の影響を受けること
なく確実にスイッチング素子の故障を検出し得るためこ
のスイッチング回路を用いて構成される電力変換装置の
信頼性を更に向上できる。
【0015】更に、請求項3の発明によれば、自己保護
検出機能を有するスイッチング素子を複数個並列接続し
てスイッチング回路を構成し、いずれかのスイッチング
素子が保護検出信号を発生した時に軽負荷状態であれ
ば、保護検出信号を発生したスイッチング素子を並列運
転から除外し、残りの健全なスイッチング素子で並列運
転を継続できるため、並列冗長接続することなく信頼性
を向上できる。
【0016】
【実施例】以下本発明を図面を参照して説明する。図1
はインバ―タ回路の1ア―ム分のスイッチング部を複数
のスイッチング素子で構成した本発明の一実施例を示す
構成図である。
【0017】図において、20,21は各々コレクタ側
母線、エミッタ側母線、22A、22B、22Cは電流
検知形IGBTを用いたスイッチング素子、23A〜2
3Cはゲ―ト抵抗、24はゲ―ト駆動回路である。25
A〜25Cはスイッチング素子で検出される過電流信号
OC1〜OC3のインタ―フェ―ス回路であり、26は
並列スイッチング素子選択回路、27はゲ―ト制御回
路、29はゲ―ト信号選択回路である。
【0018】図2、図3は並列スイッチング素子選択回
路26の構成図を示すもので、50A〜50Cはラッチ
回路、51,56はORゲ―ト、52,55A〜55C
はフリップフロップ、53はタイマ―、54A〜54
C、57A〜57CはANDゲ―ト、SL1〜SL3は
スイッチング素子選択信号、INSはイニシャルリセッ
ト信号、GBSはゲ―トブロック指令、LCCは負荷条
件信号である。
【0019】図5は、ゲ―ト駆動回路23の一実施例を
示す構成図で、2電源方式の構成例である。231はオ
ンゲ―ト電源、232はオフゲ―ト電源、233,23
4はゲ―ト指令GSIG にてゲ―トのオンオフを制御され
るスイッチング素子、RGONRGoFF はそれぞれゲ―ト
抵抗である。
【0020】電流検知形IGBT22A〜22Cの内部
構成は前述図7のようになっており、過電流検出信号は
過電流信号出力端子OLに出力される。図1と図2を用
いてコレクタ側母線20とエミッタ側母線21間を並列
接続される自己保護検出機能(本図では過電流検知形)
を有するスイッチング素子22A〜22Cの内22Aが
実装条件等何等かの要因で過電流を検出したとして、以
下本発明のスイッチング素子の並列運転の動作について
説明する。
【0021】スイッチング素子22AのOL端子より出
力される過電流信号OC1は主回路と制御回路間の絶縁
を行うインタ―フェ―ス回路25Aをへて並列スイッチ
ング素子選択回路26に入力される。並列スイッチング
素子選択回路26の構成は図2のようになっており、過
電流信号OC1は、ラッチ回路50Aにて保持されると
共にANDゲ―ト54Aを介して記憶手段としてのフリ
ップフロップ55Aをリセットし、更に、ORゲ―ト5
1をへてフリップフロップ52をリセットしてゲ―トブ
ロック指令GBSを出力し、図1ゲ―ト制御回路27に
てスイッチング素子のゲ―トを停止するゲ―トブロック
指令GBSはタイマ―53で所定時間経過後、再びフリ
ップフロップ52はセットされゲ―トブロック指令GB
Sは解除され、スイッチング素子にゲ―ト信号の供給を
開始する。この時、フリップフロップ55Aはリセット
されているため、スイッチング選択信号SL1はオフと
なっている。
【0022】スイッチング選択信号SL1は図1におい
て、ゲ―ト信号選択回路29に供給される。ゲ―ト信号
選択回路29はスイッチング素子選択信号SL1〜SL
3のオンオフ指令により、各スイッチング素子へゲ―ト
駆動信号を供給するか、各スイッチング素子のゲ―ト・
エミッタ間端子を短絡するかを切換えることができる。
前述したようにスイッチング素子22Aより過電流検
出信号OC1を検出し、並列スイッチング素子選択回路
26のスイッチング素子選択信号SL1がオフとなりス
イッチング素子選択信号SL2,SL3はオン状態で
は、ゲ―ト信号選択回路29により、スイッチング素子
22B,2Cにはゲ―ト信号が供給されスイッチング素
子22Aにはゲ―ト信号が供給されない状態、即ち3並
列スイッチング素子構成で2並列スイッチングの運転を
行うことになる。
【0023】制御回路、ゲ―ト駆動回路に異常がなく、
要因が実装条件を含めスッチング素子22A単品にある
場合には前述したような冗長運転により、装置の運転継
続を可能とすことができる。
【0024】尚、以上述べた一連の動作において、初期
状態はイニシヤルリセット信号INSによりラッチ回路
50A〜50Cはリセット、フリップフロップ55A〜
55C,52はセットされているものとして動作説明を
している。
【0025】前述説明は、並列接続されているスイッチ
ング素子のいずれかが保護検出信号としての過電流検出
信号OC1を1回発生した条件で、並列運転から除外す
る例であるが、誤動作等によって過電流検出信号OC1
が発生することも考えられるので過電流検出信号OC1
が複数回例えば2回発生した条件で並列運転から除外す
るようにしても良い。
【0026】この場合には、図1においてラッチ回路5
0A,50B,50Cの出力を図示しない時限回路を介
してそれぞれANDゲ―ト54A,54B,54Cに加
えればよい。このようにすれば、1回目の過電流検出信
号OC1はラッチ回路50Aに保持されされているた
め、2回目の過電流検出信号OC1でANDゲ―ト54
Aに出力を発生させることができる。
【0027】尚、以上述べた例では同一素子の連続した
過電流検出で検出したスイッチング素子を切離す例であ
るが、スイッチング素子選択については並列スイッチン
グ素子選択回路のロジック回路の設定により自由に選択
することができる。
【0028】他の実施例としてスイッチング素子の過電
流検出信号の他に、装置の運転条件を加えた条件での並
列冗長運転する例を図3を用いて説明する。図3におい
て、図2と同一機能のものについては同一符号を付して
その説明を省略する。
【0029】図3のLCCは、装置の負荷状態を示す負
荷条件信号で、ここではスイッチング素子の並列数が3
個ではなく2個でも装置の運転に支障のないレベルであ
るとして説明する。負荷条件信号LCCは装置の電流レ
ベルを監視することにより容易に発生することができ
る。今、負荷条件信号LCCが、2並列でも装置の運転
が可能という状態にある時にスイッチング素子22Aが
過電流を検出した時に過電流検出信号OC1と負荷条件
信号LCCをANDゲ―ト54Aを介してフリップフロ
ップ55Aをリセットしてスイッチング素子選択信号S
L1をオフし、装置はスイッチング素子22Aをオフし
た2並列運転となる。
【0030】即ち、スイッチング素子の並列数に冗長性
を持たせなくても運転中の装置の負荷条件により少い並
列数で運転を継続することができる。以上述べたように
過電流検出機能を有するスイッチング素子を複数個並列
接続したスイッチング部に各々のスイッチング素子にゲ
―ト信号を供給するかゲ―ト・エミタ間を短絡する切換
回路を設け各々スイッチング素子の過電流検出信号に応
じて切換回路を制御するようにしたので、並列接続され
たスイッチング素子の冗長運転が実現することができ
る。
【0031】以上述べた実施例では、切換回路は直流を
交流に変換するインバ―タ回路はもとより、直流を直流
に変換するチョッパ回路、交流を直流に変換するコンバ
―タ回路等、自己消弧形のスイッチング素子を適用する
回路には全て適用可能である。また、スイッチング素子
の並列数は3個で説明したが、並列数は2以上の複数個
のならばいくつでも適用できることはいうまでもない。
【0032】又、自己保護検出機能付IGBTとして過
電流検出を行なっているが、その他の保護検出機能を使
っても同様のスイッチング素子の冗長運転が可能であ
る。図4は温度検出機能付IGBTの内部構成図の一例
であり、図7と同様の要素には同一符号を付している。
図4において、18はサ―ミスタ、15はトランジス
タ、16,17は抵抗である。素子内部の温度が上昇す
るとサ―ミスタの抵抗値が変化して温度信号OHを出力
する。この温度信号OHを前述した過電流信号OCの代
りに適用すれば同様のスイッチング素子の並列冗長運転
が可能となる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、自己保護検出
機能を有するスイッチング素子を複数個並列冗長接続し
たスイッチング回路において、いずれかのスイッチング
素子が保護検出信号を発生すれば、該スイッチング素子
は並列運転から除外され、残りの健全なスイッチング素
子で並列運転を継続できるため信頼性を向上できる。
【0034】又、請求項2の発明によれば、自己保護検
出機能を有するスイッチング素子を複数個並列冗長接続
したスイッチング回路において、いずれかのスイッチン
グ素子が少くとも2回保護検出信号を発生した時に、該
スイッチング素子は並列運転から除外され、残りの健全
なスイッチング素子で並列運転を継続できるため信頼性
を一層向上できる。
【0035】更に、請求項3の発明によれば、自己保護
検出機能を有するスイッチング素子を複数個並列接続し
たスイッチング回路において、いずれかのスイッチング
素子が保護検出信号を発生した時に軽負荷状態であれ
ば、保護検出信号を発生したスイッチング素子を並列運
転から除外し、残りの健全なスイッチング素子で並列運
転を継続できるため、並列冗長接続することなく信頼性
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】[図1]の並列スイッチング素子選択回路の具
体的一例を示したブロック図。
【図3】[図1]の並列スイッチング素子選択回路の他
の実施例を示したブロック図。
【図4】本発明に適用する保護検出機能付スイッチング
素子の構成図。
【図5】本発明に適用出来るスイッチング素子のゲート
回路の一例を示した構成図。
【図6】本発明が適用出来るインバータ回路の一部を示
した構成図。
【図7】本発明に適用される保護検出機能付スイッチン
グ素子の構成図。
【符号の説明】
20 …コレクタ側母線 21 …エミッタ側母線 22A〜22C …保護検出機能付スイッチング素子 23A〜23 …ゲ―ト抵抗 24 …ゲ―ト駆動回路 25A〜25C …インタ―フェ―ス回路 26 …並列スイッチング素子選択回路 27 …ゲ―ト制御回路 29 …ゲ―ト信号選択回路 OC1〜OC3 …過電流信号 SL1〜SL3 …スイッチング素子選択指令 50A〜50C …ラッチ回路 51,56 …ORゲ―ト 52 …フリップフロップ 55A〜55C …フリップフロップ 53 …タイマ― 54A〜54C …ANDゲ―ト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己保護検出機能を有するスイッチン
    グ素子を複数個並列冗長接続して成るスイッチング回路
    において、前記スイッチング素子の各々の保護検出信号
    を個別に印加され保護検出信号を発生した前記スイッチ
    ング素子を記憶し、該スイッチング素子を並列運転から
    除外する信号を発生する並列スイッチング素子選択手段
    と、前記並列接続されたスイッチング素子にゲ―ト回路
    からのゲ―ト信号を供給している状態から、前記並列ス
    イッチング素子選択手段から発せられる前記並列運転か
    ら除外する信号により当該スイッチング素子のゲ―ト・
    エミッタ端子間を短絡状態に切換えるゲ―ト信号選択手
    段を具備したスイッチング回路。
  2. 【請求項2】 自己保護検出機能を有するスイッチン
    グ素子を複数個並列冗長接続して成るスイッチング回路
    において、前記スイッチング素子の各々の保護検出信号
    を個別に印加され保護検出信号を少くとも2回発生した
    前記スイッチング素子を記憶し、該スイッチング素子を
    並列運転から除外する信号を発生する並列スイッチング
    素子選択手段と、前記並列接続されたスイッチング素子
    にゲ―ト回路からのゲ―ト信号を供給している状態か
    ら、前記並列スイッチング素子選択手段から発せられる
    前記並列運転から除外する信号により当該スイッチング
    素子のゲ―ト・エミッタ端子間を短絡状態に切換えるゲ
    ―ト信号選択手段を具備したスイッチング回路。
  3. 【請求項3】 自己保護検出機能を有するスイッチン
    グ素子を複数個並列接続して成るスイッチング回路にお
    いて、前記スイッチング素子の各々の保護検出信号を個
    別に印加され且つ軽負荷状態である時、前記保護検出信
    号を発生した前記スイッチング素子を記憶し該スイッチ
    ング素子を並列運転から除外する信号を発生する並列ス
    イッチング素子選択手段と、前記並列接続されたスイッ
    チング素子にゲ―ト回路からのゲ―ト信号を供給してい
    る状態から、前記並列スイッチング素子選択手段から発
    せられる前記並列運転から除外する信号により当該スイ
    ッチング素子のゲ―ト・エミッタ端子間を短絡状態に切
    換えるゲ―ト信号選択手段を具備したスイッチング回
    路。
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