JPH0746484A - 固体撮像装置とその駆動方法 - Google Patents
固体撮像装置とその駆動方法Info
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- JPH0746484A JPH0746484A JP5186027A JP18602793A JPH0746484A JP H0746484 A JPH0746484 A JP H0746484A JP 5186027 A JP5186027 A JP 5186027A JP 18602793 A JP18602793 A JP 18602793A JP H0746484 A JPH0746484 A JP H0746484A
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- charge
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- gate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 雑音電荷を出力しない固体撮像装置とその駆
動方法を提供する。 【構成】 電荷転送用の最終ゲート14と電位障壁形成
用ゲート15と電荷検出用拡散層9とリセットトランジ
スタのゲート16とドレイン10とがあり、電位障壁形
成用ゲート15の下の拡散層を不純物濃度の異なる複数
の領域6,22で構成する。まず、ゲート15への印加
電圧がローレベルの状態でゲート14下に蓄積している
信号電荷を拡散層9に転送すると共に一定量の電荷をゲ
ート15下に溜める。次にゲート15,16への印加電
圧をハイレベルとしてこの溜った電荷を排出する。次に
ゲート15,16への印加電圧をローレベルに戻した
後、次のビットの信号の転送を行う。
動方法を提供する。 【構成】 電荷転送用の最終ゲート14と電位障壁形成
用ゲート15と電荷検出用拡散層9とリセットトランジ
スタのゲート16とドレイン10とがあり、電位障壁形
成用ゲート15の下の拡散層を不純物濃度の異なる複数
の領域6,22で構成する。まず、ゲート15への印加
電圧がローレベルの状態でゲート14下に蓄積している
信号電荷を拡散層9に転送すると共に一定量の電荷をゲ
ート15下に溜める。次にゲート15,16への印加電
圧をハイレベルとしてこの溜った電荷を排出する。次に
ゲート15,16への印加電圧をローレベルに戻した
後、次のビットの信号の転送を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷転送装置を用いた固
体撮像装置とその駆動方法に関するものである。
体撮像装置とその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電荷結合素子(CCD)に代表される電
荷転送装置を用いた固体撮像装置はその低雑音特性等の
優位性により近年実用化が著しい。以下、図面を参照し
ながら従来の固体撮像装置について説明する。
荷転送装置を用いた固体撮像装置はその低雑音特性等の
優位性により近年実用化が著しい。以下、図面を参照し
ながら従来の固体撮像装置について説明する。
【0003】図4は従来の固体撮像装置の構成を模式的
に示すものである。二次元状に配列されたフォトダイオ
ード1は各列毎に垂直CCD2に接続されている。さら
に垂直CCD2は水平CCD3に接続され、水平CCD
3は電荷検出手段を有する出力アンプ4に接続されてい
る。図中の矢印に示したようにフォトダイオード1に蓄
積された信号電荷は各列毎に垂直CCD2に読み出さ
れ、水平CCD3へ転送され、更に水平CCD3内を出
力アンプに向かって転送される。また、二次元状に配列
されたフォトダイオード1のうち出力アンプと反対側に
ある数列のフォトダイオード1aは遮光膜5で覆われ、
暗状態の基準信号を提供するようになっている。
に示すものである。二次元状に配列されたフォトダイオ
ード1は各列毎に垂直CCD2に接続されている。さら
に垂直CCD2は水平CCD3に接続され、水平CCD
3は電荷検出手段を有する出力アンプ4に接続されてい
る。図中の矢印に示したようにフォトダイオード1に蓄
積された信号電荷は各列毎に垂直CCD2に読み出さ
れ、水平CCD3へ転送され、更に水平CCD3内を出
力アンプに向かって転送される。また、二次元状に配列
されたフォトダイオード1のうち出力アンプと反対側に
ある数列のフォトダイオード1aは遮光膜5で覆われ、
暗状態の基準信号を提供するようになっている。
【0004】図5は図4に示した従来の固体撮像装置の
水平CCD3から出力アンプ4にいたる部分の断面構造
と各部分のポテンシャルを示したものである。図6に各
端子に印加する電圧のクロックタイミングを示す。図に
おいて、p形の半導体基板6の上に、n形の拡散層7が
形成されている。拡散層7の上には絶縁膜(図示せず)
を介してゲート電極11,12,13,14が形成さ
れ、ゲート電極11,13に対向する拡散層7内にn-
拡散層8が形成されている。最終ゲート電極14に隣接
して電位障壁形成ゲート電極15が配置されている。ゲ
ート電極11,12および同13,14はそれぞれ結線
され、それぞれ電荷転送用のクロックφH1とφH2が印加
される。ゲート電極15には直流電圧VOGが印加され
る。ゲート電極15に隣接して、ゲート電極16とn形
の高濃度不純物領域9,10とからなるMOSトランジ
スタが形成されている。これがリセットトランジスタ
で、ゲート電極16にクロックφRが印加され、このク
ロックφRをハイレベルとすることでオン状態となる。
また、不純物領域10には直流電圧VRDが印加されてい
る。不純物領域9は、フローティング・ディフュージョ
ンと呼ばれ、出力用ソースフォロア回路に接続されてい
る。
水平CCD3から出力アンプ4にいたる部分の断面構造
と各部分のポテンシャルを示したものである。図6に各
端子に印加する電圧のクロックタイミングを示す。図に
おいて、p形の半導体基板6の上に、n形の拡散層7が
形成されている。拡散層7の上には絶縁膜(図示せず)
を介してゲート電極11,12,13,14が形成さ
れ、ゲート電極11,13に対向する拡散層7内にn-
拡散層8が形成されている。最終ゲート電極14に隣接
して電位障壁形成ゲート電極15が配置されている。ゲ
ート電極11,12および同13,14はそれぞれ結線
され、それぞれ電荷転送用のクロックφH1とφH2が印加
される。ゲート電極15には直流電圧VOGが印加され
る。ゲート電極15に隣接して、ゲート電極16とn形
の高濃度不純物領域9,10とからなるMOSトランジ
スタが形成されている。これがリセットトランジスタ
で、ゲート電極16にクロックφRが印加され、このク
ロックφRをハイレベルとすることでオン状態となる。
また、不純物領域10には直流電圧VRDが印加されてい
る。不純物領域9は、フローティング・ディフュージョ
ンと呼ばれ、出力用ソースフォロア回路に接続されてい
る。
【0005】次に、動作について説明する。図5におけ
る時刻t1〜t4の各ポテンシャル図は、図6における時
刻t1〜t4にそれぞれ対応したものである。
る時刻t1〜t4の各ポテンシャル図は、図6における時
刻t1〜t4にそれぞれ対応したものである。
【0006】時刻t1では、φH2がハイレベルとなって
おり、図5に示すように、ゲート電極14の下にはポテ
ンシャル井戸が形成され、信号電荷Q1が蓄積されてい
る。また、φRもハイレベルとなっており、リセットト
ランジスタはオン状態にあり、不純物領域9は不純物領
域10に印加される電圧VRDにリセットされる。次に、
時刻t2ではリセットクロックφRがローレベルとなり、
リセットトランジスタはオフとなる。リセットクロック
φRがハイレベルからローレベルへ変化する時にゲート
電極16と不純物領域9の容量カップリングにより、不
純物領域9の電位は若干低下し、その後フローティング
状態となる。次に、時刻t3ではCCD駆動クロックφH
2がローレベルとなり、ゲート電極14の下に蓄えられ
ていた信号電荷Q1がゲート電極15の下の電位障壁を
乗り越えて、不純物領域9に流入し、不純物領域9の電
位を変化させる。この電位の変化がソースフォロア回路
を通して出力される。次に時刻t4では、φH2が再びハ
イレベルとなり、ゲート電極14の下に次のビットの信
号電荷Q2が蓄積される。
おり、図5に示すように、ゲート電極14の下にはポテ
ンシャル井戸が形成され、信号電荷Q1が蓄積されてい
る。また、φRもハイレベルとなっており、リセットト
ランジスタはオン状態にあり、不純物領域9は不純物領
域10に印加される電圧VRDにリセットされる。次に、
時刻t2ではリセットクロックφRがローレベルとなり、
リセットトランジスタはオフとなる。リセットクロック
φRがハイレベルからローレベルへ変化する時にゲート
電極16と不純物領域9の容量カップリングにより、不
純物領域9の電位は若干低下し、その後フローティング
状態となる。次に、時刻t3ではCCD駆動クロックφH
2がローレベルとなり、ゲート電極14の下に蓄えられ
ていた信号電荷Q1がゲート電極15の下の電位障壁を
乗り越えて、不純物領域9に流入し、不純物領域9の電
位を変化させる。この電位の変化がソースフォロア回路
を通して出力される。次に時刻t4では、φH2が再びハ
イレベルとなり、ゲート電極14の下に次のビットの信
号電荷Q2が蓄積される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体撮像装置に
は、以下のような欠点があった。
は、以下のような欠点があった。
【0008】フォトダイオードなどの撮像領域に結晶欠
陥などが存在すると、これらが暗電流発生源となり雑音
電荷を発生する。従来の固体撮像装置には図4に示した
ようにフォトダイオード1aを金属膜などで遮光して定
常的な雑音電荷を検出する構造になっており、この部分
の出力を通常の撮像領域の信号出力から減じるという操
作を、撮像装置に接続する外部回路で行っている。従っ
て、撮像装置が必要以上に大きくなる、外部回路が複雑
になるといった課題があった。
陥などが存在すると、これらが暗電流発生源となり雑音
電荷を発生する。従来の固体撮像装置には図4に示した
ようにフォトダイオード1aを金属膜などで遮光して定
常的な雑音電荷を検出する構造になっており、この部分
の出力を通常の撮像領域の信号出力から減じるという操
作を、撮像装置に接続する外部回路で行っている。従っ
て、撮像装置が必要以上に大きくなる、外部回路が複雑
になるといった課題があった。
【0009】本発明の目的は、上記のような雑音電荷を
出力しない固体撮像装置およびその駆動方法を提供する
ことを目的とする。
出力しない固体撮像装置およびその駆動方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の固体撮像装置は、半導体基板上もしくは第
1の拡散領域に形成した第2の拡散領域と、少なくとも
前記第2の拡散領域上に形成された最終ゲート電極と、
前記最終ゲート電極と隣合う電位障壁形成ゲート電極
と、前記最終ゲート電極と前記電位障壁形成ゲート電極
との間の前記半導体基板もしくは第1の拡散領域に形成
された第3の拡散領域と、前記第3の拡散領域の電位を
入力とするソースフォロア回路とを備えている。
に、本発明の固体撮像装置は、半導体基板上もしくは第
1の拡散領域に形成した第2の拡散領域と、少なくとも
前記第2の拡散領域上に形成された最終ゲート電極と、
前記最終ゲート電極と隣合う電位障壁形成ゲート電極
と、前記最終ゲート電極と前記電位障壁形成ゲート電極
との間の前記半導体基板もしくは第1の拡散領域に形成
された第3の拡散領域と、前記第3の拡散領域の電位を
入力とするソースフォロア回路とを備えている。
【0011】また、上記課題を解決するために、本発明
の固体撮像装置の駆動方法は、半導体基板上もしくは第
1の拡散領域に形成した第2の拡散領域と、少なくとも
前記第2の拡散領域上に形成されたCCDの最終ゲート
電極と、前記最終ゲート電極と隣合う電位障壁形成ゲー
ト電極をもつMOSトランジスタと、前記最終ゲート電
極と前記電位障壁形成ゲート電極との間の前記半導体基
板もしくは第1の拡散領域に形成された第3の拡散領域
と、前記第3の拡散領域の電位を入力とするソースフォ
ロア回路とを備え、前記MOSトランジスタの駆動周波
数が前記CCDの駆動周波数の2倍であり、前記電位障
壁形成ゲート電極の駆動が2値パルスで、かつ駆動周波
数が前記CCDの駆動周波数と等しい。
の固体撮像装置の駆動方法は、半導体基板上もしくは第
1の拡散領域に形成した第2の拡散領域と、少なくとも
前記第2の拡散領域上に形成されたCCDの最終ゲート
電極と、前記最終ゲート電極と隣合う電位障壁形成ゲー
ト電極をもつMOSトランジスタと、前記最終ゲート電
極と前記電位障壁形成ゲート電極との間の前記半導体基
板もしくは第1の拡散領域に形成された第3の拡散領域
と、前記第3の拡散領域の電位を入力とするソースフォ
ロア回路とを備え、前記MOSトランジスタの駆動周波
数が前記CCDの駆動周波数の2倍であり、前記電位障
壁形成ゲート電極の駆動が2値パルスで、かつ駆動周波
数が前記CCDの駆動周波数と等しい。
【0012】
【作用】前記構成の固体撮像装置によれば、雑音電荷を
転送途中でトラップすることで雑音を低減し、撮像品質
を高めることができる。
転送途中でトラップすることで雑音を低減し、撮像品質
を高めることができる。
【0013】前記の固体撮像装置の駆動方法によれば、
信号電荷と雑音電荷を分離して出力することで撮像品質
を高めることができる。
信号電荷と雑音電荷を分離して出力することで撮像品質
を高めることができる。
【0014】
【実施例】図1に本発明の第一の実施例である固体撮像
装置の断面図と、各部のポテンシャル状態を示す。従来
例と異なるのは電位障壁形成ゲート15に対向する拡散
層が不純物濃度の異なる三領域からなり、この三領域の
うちの中央部に他の二領域に比べて不純物濃度が薄い領
域21を形成していることである。駆動方法は図6に示
した従来例と同じである。
装置の断面図と、各部のポテンシャル状態を示す。従来
例と異なるのは電位障壁形成ゲート15に対向する拡散
層が不純物濃度の異なる三領域からなり、この三領域の
うちの中央部に他の二領域に比べて不純物濃度が薄い領
域21を形成していることである。駆動方法は図6に示
した従来例と同じである。
【0015】次に、動作について説明する。図1におけ
る時刻t1〜t5の各ポテンシャル図は、図6における時
刻t1〜t5にそれぞれ対応したものである。時刻t1で
は、φH2がハイレベルとなっており、図1に示すよう
に、ゲート電極14の下にはポテンシャル井戸が形成さ
れ、信号電荷Q1が蓄積されている。また、φRもハイ
レベルとなっており、リセットトランジスタはオン状態
にあり、不純物領域9は不純物領域10に印加される電
圧VRDにリセットされる。
る時刻t1〜t5の各ポテンシャル図は、図6における時
刻t1〜t5にそれぞれ対応したものである。時刻t1で
は、φH2がハイレベルとなっており、図1に示すよう
に、ゲート電極14の下にはポテンシャル井戸が形成さ
れ、信号電荷Q1が蓄積されている。また、φRもハイ
レベルとなっており、リセットトランジスタはオン状態
にあり、不純物領域9は不純物領域10に印加される電
圧VRDにリセットされる。
【0016】次に、時刻t2ではリセットクロックφRが
ローレベルとなり、リセットトランジスタはオフとな
る。リセットクロックφRがハイレベルからローレベル
へ変化する時にゲート電極16と不純物領域9の容量カ
ップリングにより、不純物領域9の電位は若干低下し、
その後フローティング状態となる。
ローレベルとなり、リセットトランジスタはオフとな
る。リセットクロックφRがハイレベルからローレベル
へ変化する時にゲート電極16と不純物領域9の容量カ
ップリングにより、不純物領域9の電位は若干低下し、
その後フローティング状態となる。
【0017】次に、時刻t3ではCCD駆動クロックφH
2がローレベルとなり、ゲート電極14の下に蓄えられ
ていた信号電荷Q1がゲート電極15の下の電位障壁を
乗り越えて、不純物領域9に流入し、不純物領域9の電
位を変化させる。この電位の変化がソースフォロア回路
を通して出力される。このとき、ゲート電極15に対向
する拡散層が、不純物濃度の異なる三領域からなり、中
央部で不純物濃度が薄いため、ゲート電極15の下にポ
テンシャルディップが生じ、微少電荷Qcの取り残しが
発生する。
2がローレベルとなり、ゲート電極14の下に蓄えられ
ていた信号電荷Q1がゲート電極15の下の電位障壁を
乗り越えて、不純物領域9に流入し、不純物領域9の電
位を変化させる。この電位の変化がソースフォロア回路
を通して出力される。このとき、ゲート電極15に対向
する拡散層が、不純物濃度の異なる三領域からなり、中
央部で不純物濃度が薄いため、ゲート電極15の下にポ
テンシャルディップが生じ、微少電荷Qcの取り残しが
発生する。
【0018】次に時刻t4では、φH2が再びハイレベル
となり、ゲート電極14の下に次のビットの信号電荷Q
2が転送されてくる。ここで、ゲート電極15の下に生
じているポテンシャルディップの大きさは、隣接するゲ
ート電極14の下の不純物領域や、不純物領域9のポテ
ンシャルの影響を受ける。すなわち、ゲート電極15の
下の不純物領域のポテンシャルと隣接する不純物領域の
ポテンシャルの差が大きいほど、ゲート電極15の下に
生じているポテンシャルディップの大きさは、小さくな
る。従って、φH2がローレベルからハイレベルと変わる
ことによって、ポテンシャルディップが小さくなり、取
り残された電荷Qcの一部Qdがゲート電極14の下に戻
ってくる。従って、ゲート電極14の下にはQ2とQd
の和である電荷Q3が蓄積される。
となり、ゲート電極14の下に次のビットの信号電荷Q
2が転送されてくる。ここで、ゲート電極15の下に生
じているポテンシャルディップの大きさは、隣接するゲ
ート電極14の下の不純物領域や、不純物領域9のポテ
ンシャルの影響を受ける。すなわち、ゲート電極15の
下の不純物領域のポテンシャルと隣接する不純物領域の
ポテンシャルの差が大きいほど、ゲート電極15の下に
生じているポテンシャルディップの大きさは、小さくな
る。従って、φH2がローレベルからハイレベルと変わる
ことによって、ポテンシャルディップが小さくなり、取
り残された電荷Qcの一部Qdがゲート電極14の下に戻
ってくる。従って、ゲート電極14の下にはQ2とQd
の和である電荷Q3が蓄積される。
【0019】次に時刻t5では、再び時刻t1と同じクロ
ックタイミングになるが、この時に不純物領域9の電位
が上昇するため、ゲート電極15の下のポテンシャルデ
ィップが小さくなり、取り残し電荷Qcの一部Qeが不純
物領域9へ流出し、不純物領域10へ排出される。結
局、ゲート電極15の下のポテンシャルディップには、
(Qc−Qd−Qe)の電荷が残ることになる。従って、
続いて時刻t3と同じクロックタイミングになった時に
電荷Q3(=(Q2+Qd))から新たにトラップされ
る電荷量は(Qd+Qe)となり、不純物領域9へ転送さ
れて出力される信号電荷は、もとの信号電荷Q2からQ
eの電荷が差し引かれた量になる。
ックタイミングになるが、この時に不純物領域9の電位
が上昇するため、ゲート電極15の下のポテンシャルデ
ィップが小さくなり、取り残し電荷Qcの一部Qeが不純
物領域9へ流出し、不純物領域10へ排出される。結
局、ゲート電極15の下のポテンシャルディップには、
(Qc−Qd−Qe)の電荷が残ることになる。従って、
続いて時刻t3と同じクロックタイミングになった時に
電荷Q3(=(Q2+Qd))から新たにトラップされ
る電荷量は(Qd+Qe)となり、不純物領域9へ転送さ
れて出力される信号電荷は、もとの信号電荷Q2からQ
eの電荷が差し引かれた量になる。
【0020】以上説明してきたように、信号電荷から常
に一定の電荷量Qeを差し引いた値を出力することがで
き、また、この電荷量Qeは不純物領域21の不純物濃
度や、駆動電圧で制御できる。
に一定の電荷量Qeを差し引いた値を出力することがで
き、また、この電荷量Qeは不純物領域21の不純物濃
度や、駆動電圧で制御できる。
【0021】図2は本発明による固体撮像装置の駆動方
法を示すものである。従来例と異なるのは電位障壁形成
ゲート15に印加する電圧波形が直流ではなく二値のク
ロック波形となっていることである。図3に本発明の第
二の実施例である固体撮像装置の構成と、図2に示した
本発明による固体撮像装置の駆動方法を用いた場合の各
部のポテンシャル状態を示す。従来および第一の実施例
と異なるのは電位障壁形成ゲート15に対向するp形拡
散層の不純物濃度が異なる二領域からなり、不純物領域
9側に不純物濃度の濃い不純物層22を形成しているこ
とである。
法を示すものである。従来例と異なるのは電位障壁形成
ゲート15に印加する電圧波形が直流ではなく二値のク
ロック波形となっていることである。図3に本発明の第
二の実施例である固体撮像装置の構成と、図2に示した
本発明による固体撮像装置の駆動方法を用いた場合の各
部のポテンシャル状態を示す。従来および第一の実施例
と異なるのは電位障壁形成ゲート15に対向するp形拡
散層の不純物濃度が異なる二領域からなり、不純物領域
9側に不純物濃度の濃い不純物層22を形成しているこ
とである。
【0022】動作について説明する。図3における時刻
t1〜t6の各ポテンシャル図は、図2における時刻t1
〜t6にそれぞれ対応したものである。時刻t1から時刻
t3までの動作は実施例1の時刻t1〜t3の動作と同じ
であり、時刻t3では信号電荷Q1がゲート電極15の
下の電位障壁を乗り越えて、不純物領域9に流入し、ゲ
ート電極14とゲート電極15の間に微少電荷Qcの取
り残しが発生している。
t1〜t6の各ポテンシャル図は、図2における時刻t1
〜t6にそれぞれ対応したものである。時刻t1から時刻
t3までの動作は実施例1の時刻t1〜t3の動作と同じ
であり、時刻t3では信号電荷Q1がゲート電極15の
下の電位障壁を乗り越えて、不純物領域9に流入し、ゲ
ート電極14とゲート電極15の間に微少電荷Qcの取
り残しが発生している。
【0023】時刻t4では、VOGとφRがハイレベルとな
る。ゲート電極15の下の拡散層は不純物濃度の異なる
二領域に分かれており、印加される電圧がローレベルの
時には形成されるポテンシャルにも差が生じているが、
ハイレベルの電圧を印加すると、ゲート電極14からの
フリンジ電界などの影響でポテンシャル差を無くすこと
ができる。従って、VOGをハイレベルとすることで、取
り残し電荷Qcを不純物領域9に転送する。さらにこの
時、φRがハイレベルとなっているので、取り残し電荷
Qcは不純物領域10に排出される。
る。ゲート電極15の下の拡散層は不純物濃度の異なる
二領域に分かれており、印加される電圧がローレベルの
時には形成されるポテンシャルにも差が生じているが、
ハイレベルの電圧を印加すると、ゲート電極14からの
フリンジ電界などの影響でポテンシャル差を無くすこと
ができる。従って、VOGをハイレベルとすることで、取
り残し電荷Qcを不純物領域9に転送する。さらにこの
時、φRがハイレベルとなっているので、取り残し電荷
Qcは不純物領域10に排出される。
【0024】次に時刻t5ではφR、VOGが再びローレベ
ルとなり、不純物領域9の電位をフローティングにし、
ゲート電極15の下に電位障壁を形成する。
ルとなり、不純物領域9の電位をフローティングにし、
ゲート電極15の下に電位障壁を形成する。
【0025】次に時刻t6では、φH2が再びハイレベル
となり、ゲート電極14の下に次のビットの信号電荷Q
2が蓄積される。
となり、ゲート電極14の下に次のビットの信号電荷Q
2が蓄積される。
【0026】以上で一ビット分の転送を終了し、以下同
様の動作を繰り返して順次信号電荷を転送して行く。
様の動作を繰り返して順次信号電荷を転送して行く。
【0027】以上説明してきたように、電位障壁形成ゲ
ート15の下にポテンシャルディップを形成して雑音電
荷を蓄積し、信号電荷転送後にこの雑音電荷を排出する
ことで、雑音の少ない高品質な撮像情報を出力すること
ができる。
ート15の下にポテンシャルディップを形成して雑音電
荷を蓄積し、信号電荷転送後にこの雑音電荷を排出する
ことで、雑音の少ない高品質な撮像情報を出力すること
ができる。
【0028】また、全ビットの信号電荷の中から雑音電
荷を分離、排出することができるので、遮光膜に覆われ
たフォトダイオード列が不要となり、固体撮像装置の小
型化と、外部周辺回路の簡略化が可能になる。
荷を分離、排出することができるので、遮光膜に覆われ
たフォトダイオード列が不要となり、固体撮像装置の小
型化と、外部周辺回路の簡略化が可能になる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の固体撮像
装置及び駆動方法によれば、電位障壁形成ゲートの下に
雑音電荷を蓄積し、信号電荷転送後にこの雑音電荷を排
出することで、雑音の少ない高品質な撮像情報を出力す
ることが可能となる。
装置及び駆動方法によれば、電位障壁形成ゲートの下に
雑音電荷を蓄積し、信号電荷転送後にこの雑音電荷を排
出することで、雑音の少ない高品質な撮像情報を出力す
ることが可能となる。
【図1】本発明の第一の実施例である固体撮像装置の構
成断面の各部のポテンシャル状態を示す図
成断面の各部のポテンシャル状態を示す図
【図2】本発明の実施例である固体撮像装置の駆動電圧
のクロックタイミングを示す図
のクロックタイミングを示す図
【図3】本発明の第二の実施例である固体撮像装置の構
成断面の各部のポテンシャル状態を示す図
成断面の各部のポテンシャル状態を示す図
【図4】従来の固体撮像装置の構成とポテンシャル状態
を示す図
を示す図
【図5】従来の固体撮像装置の要部の断面の各部のポテ
ンシャル状態を示す図
ンシャル状態を示す図
【図6】従来の固体撮像装置の駆動電圧のクロックタイ
ミングを示す図
ミングを示す図
6 半導体基板 7〜10 不純物拡散層 11〜16 ゲート電極 21,22 不純物拡散層
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板上もしくは第1の拡散領域に
形成した第2の拡散領域と、少なくとも前記第2の拡散
領域上に形成された最終ゲート電極と、前記最終ゲート
電極と隣合う電位障壁形成ゲート電極と、前記最終ゲー
ト電極と前記電位障壁形成ゲート電極との間の前記半導
体基板もしくは第1の拡散領域に形成された第3の拡散
領域と、前記第3の拡散領域の電位を入力とするソース
フォロア回路とを備えたことを特徴とする固体撮像装
置。 - 【請求項2】 半導体基板上もしくは第1の拡散領域に
形成した第2の拡散領域と、少なくとも前記第2の拡散
領域上に形成されたCCDの最終ゲート電極と、前記最
終ゲート電極と隣合う電位障壁形成ゲート電極をもつM
OSトランジスタと、前記最終ゲート電極と前記電位障
壁形成ゲート電極との間の前記半導体基板もしくは第1
の拡散領域に形成された第3の拡散領域と、前記第3の
拡散領域の電位を入力とするソースフォロア回路とを備
え、前記MOSトランジスタの駆動周波数が前記CCD
の駆動周波数の2倍であり、前記電位障壁形成ゲート電
極の駆動が2値パルスで、かつ駆動周波数が前記CCD
の駆動周波数と等しいことを特徴とする固体撮像装置の
駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186027A JPH0746484A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 固体撮像装置とその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186027A JPH0746484A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 固体撮像装置とその駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0746484A true JPH0746484A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16181118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5186027A Pending JPH0746484A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 固体撮像装置とその駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746484A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102014116682A1 (de) | 2013-11-15 | 2015-05-21 | Wolfgang BITSCH | Verfahren zur Entwässerung von Bentonit-Suspensionen |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP5186027A patent/JPH0746484A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102014116682A1 (de) | 2013-11-15 | 2015-05-21 | Wolfgang BITSCH | Verfahren zur Entwässerung von Bentonit-Suspensionen |
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