JPH0746295A - 通信制御方法 - Google Patents

通信制御方法

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Publication number
JPH0746295A
JPH0746295A JP5191346A JP19134693A JPH0746295A JP H0746295 A JPH0746295 A JP H0746295A JP 5191346 A JP5191346 A JP 5191346A JP 19134693 A JP19134693 A JP 19134693A JP H0746295 A JPH0746295 A JP H0746295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
communication
fault
identification code
abnormality
Prior art date
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Pending
Application number
JP5191346A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Fujino
恭司 藤野
Kaoru Rinka
薫 林下
Tomoyuki Ono
智之 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0746295A publication Critical patent/JPH0746295A/ja
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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーケンサのプログラム作成の際に通信を意
識せずに作成し得るようにするとともに、データの種類
毎の異常処理を簡易化することを目的とする。 【構成】 加工機械等の設備のシーケンサがシーケンサ
ネットワークを用いて他の設備のシーケンサや上位コン
ピュータ3との間でデータ通信を行うに際し、送信する
データ(例えば実績データA)の先頭にそのデータの種
類を表す識別コード(例えば0010)を付加し、その
識別コードに基づいて、識別コード毎の通信異常チェッ
クパラメータおよび異常時の処理内容を示すテーブルを
参照することにより、当該送信時の通信異常の発見およ
び処理を行うことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加工機械等の設備の
シーケンサがシーケンサネットワークを用いて他の設備
のシーケンサや上位コンピュータとの間でデータ通信を
行う際に用いて好適な、通信制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】工作機械等の設備に関する、指示、稼働
実績、電流値、振動値、設備異常データ等の情報を送受
する際の、設備側の通信制御方法は従来、その設備のシ
ーケンサの機械制御用ラダープログラム中で、そのシー
ケンサのメーカーが準備した専用命令を使用して、それ
らのデータの送受信を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の通信制御方法では、一つの設備で上記の如く多種
類のデータを扱う場合に、通信を意識してプログラムを
作成するので、通信異常時の再送信処理等の処理が複雑
になり、またデータの種類に応じて通信異常時の復旧処
理を異ならせる必要があるので、プログラム作成に時間
がかかるとともに復旧処理の不具合も生じやすいといっ
た問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
有利に解決した通信制御方法を提供することを目的とす
るものであり、この発明の通信制御方法は、加工機械等
の設備のシーケンサがシーケンサネットワークを用いて
他の設備のシーケンサや上位コンピュータとの間でデー
タ通信を行うに際し、送信するデータの先頭にそのデー
タの種類を表す識別コードを付加し、その識別コードに
基づいて、識別コード毎の通信異常チェックパラメータ
および異常時の処理内容を示すテーブルを参照すること
により、当該送信時の通信異常の発見および処理を行う
ことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】かかる方法によれば、送信するデータの先頭に
付加した、そのデータの種類を表す識別コードに基づ
き、識別コード毎の通信異常チェックパラメータおよび
異常時の処理内容を示すテーブルを参照して、当該送信
時の通信異常の発見および処理を行うので、シーケンサ
のプログラムを作成する際に通信を意識せずに作成する
ことができ、またデータの種類毎の異常処理も簡易化す
ることができ、さらに、通信異常時のデータの識別コー
ドを用いることで、通信異常があったデータの種類を容
易に表示することもできる。
【0006】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1は、この発明の通信制御方法を工作
機械のシーケンサから上位コンピュータへの送信に適用
した一実施例を示す、シーケンサ内のデータ構造の説明
図であり、図中符号1はシーケンサ内のデータメモリ、
2はそのシーケンサの通信ユニット内の送信用バッフ
ァ、3は送信先の上位コンピュータをそれぞれ示す。
【0007】ここで、上記シーケンサの機械制御ユニッ
トは、ユーザーから与えられた、工作機械をシーケンス
制御するためのラダープログラムを、図示しないプログ
ラムメモリ内に保存して、そのラダープログラムに基づ
き制御エリア4および兼用エリア5を適宜使用しながら
シーケンス制御を実行し、また上記通信ユニットは、メ
ーカーからあらかじめ与えられた通信制御プログラムに
基づき、兼用エリア5および通信エリア6を適宜使用し
ながら通信制御を実行する。
【0008】ところでこの実施例の方法では、通信エリ
ア6内の固定した位置に、データの種類毎に、固定した
データエリア(例えば、実績データ用はエリアDA1 、指
示データ用はエリアDA2 、背番号データ用はエリアDA3
等)を確保し、それらのデータエリアの先頭の固定した
アドレス(例えば、実績データ用は5000、指示デー
タ用は5100、背番号データ用は5200等)に、デ
ータの種類毎に定めた識別コード(例えば、実績データ
用は0010、指示データ用は0020、背番号データ
用は0100等)をそれぞれセットしておく。
【0009】またこの実施例の方法では、制御エリア4
内の固定した位置に、以下の表1に示す如き、上記識別
コード毎の、通信異常チェックパラメータ(例えば、タ
イムアウト時間やリトライ回数等)と、異常時の処理内
容(例えば、異常表示や警報出力等を示す異常処理フラ
グ)と、異常コードとを示す通信異常管理テーブルの内
容を保存しておく。
【表1】
【0010】そしてこの実施例の方法では、上記シーケ
ンサから上位コンピュータ3へデータを送信するに際
し、図1に矢印で示すとともに図2にフローチャートで
示す如き手順でそれを行う。すなわちここでは先ずステ
ップ11で、送信するデータ(例えば実績データA)を、
図1中矢印aで示すように制御エリア4内から読みだし
て兼用エリア5内にセットし、次いでステップ12でデー
タ送信を行う。
【0011】このデータ通信は、先ず、兼用エリア5内
の所定アドレスに、図1中矢印bで示すように送信フラ
グONをセットすることにより、その兼用エリア5内の
送信するデータ(例えば実績データA)を、図1中矢印
cで示すように通信エリア6内のそのデータの種類に対
応するデータエリア(例えば実績データ用データエリア
DA1 )内に転送し、次いで、そこから図1中矢印dで示
すように、送信用バッファ2内に、そのデータの種類に
対応する上記識別コード(例えば実績データ用識別コー
ド0010)を付加して送り、次いで、上位コンピュー
タ3に対する通信要求を行った後、その送信用バッファ
2から、上記識別コード(例えば識別コード0010)
と送信するデータ(例えば実績データA)とをセット
で、図1中矢印eで示すように上位コンピュータ3へ送
信し、図1中矢印fで示すように上位コンピュータ3か
らのレスポンスを受信したら送信フラグをリセットす
る、という手順で行う。
【0012】次いでここでは、ステップ13で、上記通信
異常管理テーブル内の、その送信するデータ(例えば実
績データA)に対応するタイムアウト時間に基づいて上
記データ通信に要した時間を監視し、タイムアウト時間
を経過していなければ、次のステップ14で、他の通信異
常(例えばシリアルナンバーの付加に関する異常等)を
チェックする。そしてこのステップ14でのチェックの結
果異常がなければ、次のステップ15で、通信結果がOK
であったか否かを判断し、上位コンピュータ3からのレ
スポンス等から通信結果がOKであれば送信手順は完了
するが、通信結果がOKでなければ、ステップ16へ進ん
で、ステップ16で、上記通信異常管理テーブル内の、そ
の送信するデータ(例えば実績データA)に対応するリ
トライ回数をチェックし、未だリトライ回数を越えてい
なければ、リトライ(再送信)のためにステップ12へ戻
る。
【0013】この一方、上記ステップ13でタイムアウト
時間を経過していた場合、また上記ステップ14で他の通
信異常があった場合、そして上記ステップ16でリトライ
回数分のリトライが既に行われていた場合には、それぞ
れステップ17以降のステップへ進み、先ずステップ17
で、兼用リエア5内の所定アドレスに、上記通信異常管
理テーブル内の、その送信するデータ(例えば実績デー
タA)に対応する異常処理フラグ(例えば1)をセット
し、続くステップ18で、兼用リエア5内の別の所定アド
レスに、上記通信異常管理テーブル内の、その送信する
データ(例えば実績データA)に対応する異常コード
(例えば10)および、その異常の内容(例えばタイムア
ウトやリトライ回数オーバー等)をしめす内容コードを
セットし、最後にステップ19で、上記兼用リエア5内の
異常処理フラグと異常コードと内容コードとに基づき、
送信するデータの種類と通信異常の内容とを表示器に表
示するとともに、その異常処理フラグが例えば2の場合
にはさらに警報も出力する、といった異常処理を行う。
【0014】上述の如くして、この実施例の方法によれ
ば、送信するデータの先頭に付加した、そのデータの種
類を表す識別コードに基づき、識別コード毎の通信異常
チェックパラメータおよび異常時の処理内容を示すテー
ブルを参照して、当該送信時の通信異常の発見および処
理を行うので、シーケンサのプログラムを作成する際に
通信を意識せずに作成することができ、またデータの種
類毎の異常処理も簡易化することができ、さらに、通信
異常時のデータの識別コードを用いることで、通信異常
があったデータの種類を容易に表示することもできる。
【0015】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、通信異
常管理テーブル内の異常処理フラグを、通信異常の内容
に応じてさらに多種類のものとして、異常処理の内容を
さらに多様化しても良く、また通信異常管理テーブル内
のチェック項目を、所要に応じてさらに増やすこともで
きる。さらにこの発明では、送信するデータの先頭に付
加した、そのデータの種類を表す識別コードを、受信側
でも利用することができ、その場合には、識別コードさ
え受信できれば、通信異常のあったデータの種類が何で
あったかを、受信側でも表示することができる。そして
この発明の方法は、設備のシーケンサ同士でデータ通信
を行う際にも適用し得ることはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】かくしてこの発明の通信制御方法によれ
ば、シーケンサのプログラムを作成する際に通信を意識
せずに作成することができ、またデータの種類毎の異常
処理も簡易化することができ、さらに、通信異常があっ
たデータの種類を容易に表示することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の通信制御方法を工作機械のシーケン
サから上位コンピュータへの送信に適用した一実施例を
示す、シーケンサ内のデータ構造の説明図である。
【図2】上記実施例の方法における通信制御手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 シーケンサ内のデータメモリ 2 シーケンサの通信ユニット内の送信用バッファ 3 上位コンピュータ 4 制御エリア 5 兼用エリア 6 通信エリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機械等の設備のシーケンサがシーケ
    ンサネットワークを用いて他の設備のシーケンサや上位
    コンピュータとの間でデータ通信を行うに際し、 送信するデータの先頭にそのデータの種類を表す識別コ
    ードを付加し、 その識別コードに基づいて、識別コード毎の通信異常チ
    ェックパラメータおよび異常時の処理内容を示すテーブ
    ルを参照することにより、当該送信時の通信異常の発見
    および処理を行うことを特徴とする、通信制御方法。
JP5191346A 1993-08-02 1993-08-02 通信制御方法 Pending JPH0746295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191346A JPH0746295A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191346A JPH0746295A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 通信制御方法

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Publication Number Publication Date
JPH0746295A true JPH0746295A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16273049

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JP5191346A Pending JPH0746295A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 通信制御方法

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JP (1) JPH0746295A (ja)

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