JPH0746050Y2 - 回転ミラー駆動装置 - Google Patents

回転ミラー駆動装置

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Publication number
JPH0746050Y2
JPH0746050Y2 JP1986115253U JP11525386U JPH0746050Y2 JP H0746050 Y2 JPH0746050 Y2 JP H0746050Y2 JP 1986115253 U JP1986115253 U JP 1986115253U JP 11525386 U JP11525386 U JP 11525386U JP H0746050 Y2 JPH0746050 Y2 JP H0746050Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
mirror
stator core
rotor magnet
sleeve
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986115253U
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English (en)
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JPS6324964U (ja
Inventor
正義 玉井
正弘 高橋
昌秀 孫
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回転ミラー駆動装置に関し、特に、エア潤滑
またはグリース潤滑を用いた動圧軸受を具備し、回転軸
が水平に設けられている回転ミラー駆動装置に関する。
(従来の技術) 電子複写機等の装置においては、感光体ドラム等の潜像
担持体に画像情報を照射するために、全面露光方式を用
いることが通常採用されているが、その他に、回転多面
体を用いて、画像の走査を行った光情報を横方向に線状
に感光体ドラムに走査し、潜像を形成する方式が用いら
れる。
またこの他に、電子プリンター等の装置において、記憶
装置から出力された画像情報を感光体ドラムに再現する
ためには、その画像情報にもとづいて、LED等の感光部
材から光を出力し、その光情報を回転ミラーのミラー面
に反射させ、感光体ドラムの表面に走査することによっ
て、潜像を形成するようなことが行なわれている。そし
て、前記回転ミラーは、毎分数万回転の回転数を有する
モータの回転軸に直接固定され、非常に高速度で回転さ
れながら、光を感光体ドラム表面に反射させるようにな
っている。前述したような回転ミラーを駆動するための
モータとしては、例えば、実開昭57−6359号公報等に示
されるような構成の、回転軸が水平に設けられる型式の
モータが用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前述したようなモータにおいては、ラジ
アル軸受の他に、永久磁石の反発力を利用したスラスト
軸受を設ける必要があり、回転軸の両端部に永久磁石を
配置することにより、回転軸の構成が複雑になる等の問
題がある。そして、高速で回転する回転軸に、ミラー等
の他に、永久磁石等を設けることは、その軸のバランス
を調整する際等に大きな問題を持っている。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来より用いられている装置
の欠点を解消するもので、スラスト方向の軸受を用いる
ことを必要としない回転ミラー駆動装置を提供すること
を目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本考案は、回転体スリーブを水平固定軸のラジアル方向
動圧軸受に支持し、前記回転体スリーブに回転ミラーを
固設した回転ミラー駆動装置に関する。本考案において
は、前記回転スリーブ外周上に固設したロータマグネッ
トと、前記ロータマグネットの径方向に対向して配置さ
れた円環状ステータコアと、前記円環状ステータコアに
巻装されたトロイダル状コイルからなるモータを設け、
前記ロータマグネットと円環状ステータコアとの間の磁
気的吸引力によってスラスト方向の軸受と構成すること
により、回転体スリーブをアキシャル方向に位置付ける
ように構成している。
前述したように構成したことにより、本考案において
は、中心固定軸に対して、回転スリーブをアキシャル方
向に固定していなくても、ロータマグネットとステータ
コア間の磁気的吸引力によって、ロータ回転スリーブの
位置を規制することができるので、スラスト方向の軸受
を省略することができる。
(実施例) 図示された実施例に従って、本考案の回転ミラー駆動装
置の構成を説明する。第1図に示されるように、本考案
の回転ミラー駆動装置は、フレーム1の中心部に水平に
中心固定軸2を設けており、また、フレーム1の側板に
はホール素子4を設けるとともに、中心固定軸2の両端
部には緩衝部材3、3を設けている。さらに、フレーム
1の周囲の部材には、ステータ支持部材5が取付けられ
ていて、そのステータ支持部材5を介してステータコア
6が固定されており、そのステータコア6にはコイル7
が設けられる。前記コイル7は、後述するように、トロ
イダル状に構成されている。
中心固定軸2には、軸受部10を介して回転スリーブ11が
支持されている。前記軸受部10は、エア潤滑、または、
グリース潤滑による動圧軸受として形成されているもの
で、中心固定軸2の外周面にはラジアル方向に動圧発生
用の溝が設けられている。また、回転スリーブ11の内周
面は鏡面仕上げが施されていて、中心固定軸2の表面に
対して5μmの隙間が形成されている。
本考案の回転体としての回転スリーブ11には、その周囲
の所定の箇所に、ロータヨーク12を介してロータマグネ
ット13を接着等の手段によって設けており、前記ロータ
ヨーク12に対応させてバランサーを兼ねたリング14を配
置し、回転時のバランスが設定出来るようにされてい
る。また、回転スリーブ11のロータマグネット13とは少
し離れた位置に、回転スリーブ11と一体に構成されたミ
ラー台座15が設けられている。前記ミラー台座15は円環
状のもので、そのフランジの側面には、ミラー当接面16
を介して回転ミラー17が取付けられている。そして、前
記ミラーの取付けに際しては、回転ミラー17に対してラ
ジアル・アキシャル方向の調節が、ミラー当接面16と中
間部材18によって行われる。
前記回転ミラー17は、従来より用いられている回転ミラ
ーと同様に、アルミ合金等で円盤状に形成され、その周
囲には、所定の角度で多数のミラー面が形成されてお
り、その回転によって画像情報光を反射し、感光体ドラ
ム等の潜像担持体の表面を走査出来るようになってい
る。そして、前記回転ミラー17は、上記したように、一
方の面はミラー当接面16を介してミラー台座15に接触さ
れ、他方の面は、中間部材18を介して押え板19により押
圧された状態で、ネジ等により固定されている。
第2図に示される例は、前記第1図のモータにおけるス
テータコアと回転スリーブとの関係を示す説明図であ
り、前記ステータコア6は、従来公知の方法でケイ素鋼
板を積層して作られ、その周囲には、図示されるような
状態で、コイル7がトロイダル状に巻装され、トロイダ
ル巻線構造のモータとして構成されている。また、前記
ステータコア6の中心部には中心固定軸2が位置されて
おり、回転スリーブのミラー台座は軸受部10を介して軸
に対して回転可能に配置され、前記ミラー台座には、ロ
ータヨーク12を介してロータマクネット13が配置されて
いる。また、上記したようにして構成したモータにおい
て、回転スリーブ11は、リング14と押え板19によって、
バランスの調整が施されている。
上記したように構成してなる本考案の回転ミラー駆動装
置においては、ロータマグネット13とステータコア6と
により形成される磁界中で、コイル7に通電すると、フ
レミング左手の法則によって、ロータマグネットに対向
したコイルに接線方向の力が発生し、反作用として回転
スリーブが回転することは公知の通りである。
また、本考案のモータにおいては、ロータマグネットの
側端に対向してホール素子4が設けられており、そのホ
ール素子によってロータマグネットの極性を検知し、コ
イルの通電制御用の信号を出力するようにされている。
さらに、上記した実施例においては、中心固定軸2に対
して、回転スリーブ11はアキシャル方向に固定されてい
ないが、ロータマグネットとステータコア間の磁気的吸
引力によって位置付けられる。その他に、装置の運搬・
取扱い時に、衝撃等の何等かの力が加えられ回転スリー
ブが軸方向に移動した場合の衝撃を緩和するために、緩
衝部材3が回転軸両端部に対向して設けられている。
(考案の効果) 本考案の回転ミラー駆動装置は、上記したような構成を
有するものであるから、中心固定軸に対して、回転スリ
ーブをアキシャル方向に固定していなくても、ロータマ
グネットとステータコア間の磁気的吸引力によって、ロ
ータ回転スリーブの位置を規制することができるので、
スラスト方向の軸受を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回転ミラー駆動装置の断面図であり、
第2図は第1図のA−A方向から見たステータコアと回
転スリーブの関係を示す説明図である。 図中の符号 1……フレーム、2……中心固定軸、3……緩衝部材、
4……ホール素子、5……ステータ支持部材、6……ス
テータコア、7……コイル、10……軸受部、11……回転
スリーブ、12……ロータヨーク、13……ロータマグネッ
ト、15……ミラー台座、16……ミラー当接面、17……回
転ミラー、18……中間部材、19……押え板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 孫 昌秀 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭59−70174(JP,A) 特開 昭59−178936(JP,A) 実開 昭60−48375(JP,U) 実開 昭57−6359(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体スリーブを水平固定軸のラジアル方
    向動圧軸受に支持し、前記回転体スリーブに回転ミラー
    を固設した回転ミラー駆動装置において、 前記回転スリーブ外周上に固設したロータマグネット
    と、 前記ロータマグネットの径方向に対向して配置された円
    環状ステータコアと、前記円環状ステータコアに巻装さ
    れたトロイダル状コイルからなるモータを設け、 前記ロータマグネットと円環状ステータコアとの間の磁
    気的吸引力によってスラスト方向の軸受を構成すること
    により、回転体スリーブをアキシャル方向に位置付ける
    ことを特徴とする回転ミラー駆動装置。
JP1986115253U 1986-07-29 1986-07-29 回転ミラー駆動装置 Expired - Lifetime JPH0746050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986115253U JPH0746050Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29 回転ミラー駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986115253U JPH0746050Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29 回転ミラー駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324964U JPS6324964U (ja) 1988-02-18
JPH0746050Y2 true JPH0746050Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=30998725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986115253U Expired - Lifetime JPH0746050Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29 回転ミラー駆動装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3568450B2 (ja) * 1998-06-09 2004-09-22 ファナック株式会社 ステータの巻回方法
JP3167679B2 (ja) * 1998-06-09 2001-05-21 ファナック株式会社 ステータの巻回方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576359U (ja) * 1980-06-09 1982-01-13
JPS5970174A (ja) * 1982-10-14 1984-04-20 Takahashi Yoshiteru 電機子コイル群が重畳しない重畳型のブラシレスモ−タ
JPS59178936A (ja) * 1983-03-28 1984-10-11 Takahashi Yoshiteru 回転多面鏡走査装置
JPS6048375U (ja) * 1983-09-05 1985-04-05 株式会社東芝 光偏向用モ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6324964U (ja) 1988-02-18

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