JPH0746000Y2 - チップ吸着異常検出装置 - Google Patents

チップ吸着異常検出装置

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Publication number
JPH0746000Y2
JPH0746000Y2 JP2976791U JP2976791U JPH0746000Y2 JP H0746000 Y2 JPH0746000 Y2 JP H0746000Y2 JP 2976791 U JP2976791 U JP 2976791U JP 2976791 U JP2976791 U JP 2976791U JP H0746000 Y2 JPH0746000 Y2 JP H0746000Y2
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JP
Japan
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chip
detected
nozzle
finger
sensor
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Application number
JP2976791U
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JPH04123600U (ja
Inventor
剛志 高松
Original Assignee
ジューキ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、チップ装着装置のチ
ップ吸着異常検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は図3に示されているとおり
である。図において、1はチップを吸着するノズルであ
る。2は不図示の基板に装着されるチップである。3A
と3Bはノズル1に吸着されたチップ2をセンタリング
するためのフィンガーであり、両側からチップ2を挟ん
で適切な位置にセットする。6、7はフィンガー3A,
3Bに対向させてそれぞれ設けた光センサーである。
【0003】ここで、チップ2が図の実線のように立っ
た状態でノズル1に吸着されると、基板に適切に装着さ
れず、不良の基板となる。このため、フィンガー3A・
3B付近に対向する光センサー6・7を取り付け、光セ
ンサー6から光センサー7に向かって光を発し、光が光
センサー7で受光できれば正常に吸着とし、光が遮られ
た場合はチップが立っていると認識していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
では、チップが極小となった場合光センサーの取りつけ
位置を調整するのが困難である。このため、時間がかか
り作業効率が低下するという問題があった。さらに、ち
りや埃の多い工場等では光センサーを使用するのは適切
でない。
【0005】
【課題を解決するための手段】チップを吸着するノズル
と、ノズルに吸着されたチップをセンタリングするフィ
ンガーと、被検出物と、該被検出物との距離が一定値以
内になると作動するセンサーと、を備えたチップ装着装
置において、前記被検出物とセンサーとをフィンガーに
設けるか、または、いずれか一方をフィンガーに設け他
方を固定配置する。
【0006】
【作用】ノズルに吸着されたチップをセンタリングする
ためにフィンガーが両側からチップを挟むように移動
し、ノズルがチップを異常吸着するとフィンガーに固定
して取りつけられた被検出物をセンサーが検出する。
【0007】
【実施例】この考案は、図1及び図2に示されている構
成となっている。図1において1はノズルであり、不図
示の搭載ヘッドに固定して取り付けられている。2はノ
ズル1に吸着されるチップである。3はノズル1に吸着
されたチップ2をセンタリングするフィンガーであり、
ノズル1と同様不図示の搭載ヘッドに固定して取り付け
られている。図中左側のフィンガー3Aには金属等でで
きた被検出物4が固定して取りつけられている。5は被
検出物4が一定距離内に入ればそれを検出する不動の近
接センサーであり、ノズル1と同様不図示の搭載ヘッド
に固定して取り付けられていてフィンガー3Aの被検出
物4に対向して配置されている。
【0008】まず、ノズル1がチップ2を正常に吸着し
た状態で初期値設定を行う。図中、Cはチップ2の半分
の長さである。近接センサー5と被検出物4の距離の初
期値Aを設定する。Aは近接センサー5が被検出物4を
検出できる距離より若干長めに設定する。このように設
定すると、被検出物4が近接センサー5に検出されなけ
れば正常な吸着であり検出されれば異常吸着とすること
ができる。
【0009】例えば、ノズル1がチップ2を吸着した
後、フィンガー3Aとフィンガー3Bがチップ2を挟む
ようにしてセンタリングする。この時、チップ2が正常
な状態で吸着されていれば、被検出物4と近接センサー
5の距離はAと等しい。従って、距離Aは検出距離より
長いので被検出物4は近接センサー5に検出されず、正
常な状態での吸着であることがわかる。
【0010】また、チップ2が立った状態でセンタリン
グをすると、被検出物4と近接センサー5の距離が初期
値Aより小さくなり、被検出物4が近接センサー5に検
出される。これによって、チップが異常吸着されたこと
がわかる。さらに、この装置によってチップ立ちだけで
はなくチップ無しの状態も検出できる。つまり、ノズル
1にチップ2が吸着されていない状態でセンタリングを
行うと、被検出物4と近接センサー5の距離は初期値A
より小さくなり、チップが吸着されなかったことがわか
る。
【0011】なお、上記の実施例においては被検出物4
をフィンガー3Aに取り付けて移動可能とし、近接セン
サー5を固定としたが、近接センサー5をフィンガー3
Aに取り付けて移動可能とし、被検出物4を不図示の搭
載ヘッドに固定して配置してもよい。さらに、被検出物
4をフィンガー3Aに取り付け、近接センサー5をフィ
ンガー3Bに取り付けて双方を移動可能としてもよい。
【0012】
【効果】この考案を実施することにより、チップの吸着
異常を容易に検出することができるようになり作業効率
が向上する。また、この考案は、チリや埃の多い工場等
でも実施することができ、場所による実施制限がない。
【0013】さらに、この考案ではセンタリング時のフ
ィンガーの移動距離を元にチップ吸着の正常・異常を判
断するので、チップを吸着していないチップ無しの状態
も検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の側面図である。
【図2】 この考案の平面図である。
【図3】 従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 チップ 3 フィンガー 4 被検出物 5 近接センサー 6 光センサー(発光側) 7 光センサー(受光側)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品(以下チップとする)を吸着
    するノズルと、ノズルに吸着されたチップをセンタリン
    グするフィンガーと被検出物と、該被検出物との距離が
    一定値以内になると作動するセンサーと、を備え、前記
    被検出物とセンサーをフィンガーに設けるか、または、
    いずれか一方をフィンガーに設け他方を固定配置し、チ
    ップをセンタリングする際に前記センサーが被検出物を
    検出することによってチップの吸着異常を認識する、チ
    ップ装着装置のチップ吸着異常検出装置。
JP2976791U 1991-04-26 1991-04-26 チップ吸着異常検出装置 Expired - Lifetime JPH0746000Y2 (ja)

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JP2976791U JPH0746000Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 チップ吸着異常検出装置

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JPH04123600U JPH04123600U (ja) 1992-11-09
JPH0746000Y2 true JPH0746000Y2 (ja) 1995-10-18

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