JPH0745859A - 光センサー - Google Patents
光センサーInfo
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- JPH0745859A JPH0745859A JP20876593A JP20876593A JPH0745859A JP H0745859 A JPH0745859 A JP H0745859A JP 20876593 A JP20876593 A JP 20876593A JP 20876593 A JP20876593 A JP 20876593A JP H0745859 A JPH0745859 A JP H0745859A
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- light
- element chip
- receiving element
- light receiving
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で磁気ヘッド内に組み込み可能な光セン
サーにする。 【構成】 受光素子チップ2の中心付近に光が透過可能
な光透過穴3を設け、この受光素子チップ2と発光素子
チップ1とを検出面に近い方に受光素子チップ2が、遠
い方に発光素子チップ1が位置し且つ両チップ1、2が
同軸となるように積層した。受光素子チップ2の中心付
近に光が透過可能な光透過穴3を設け、同受光素子チッ
プ2と光源4に接続される光ファイバ5とを、検出面に
近い方に受光素子チップ2を、遠い方に光ファイバ5を
配置し且つ両者1、5を同軸に積層した。同軸の受光素
子チップ2の上方に透光体6を配置した。 【効果】 小型で、磁気ヘッド内への組込みが容易で、
被検出体との距離変化による出力変動が小さい。
サーにする。 【構成】 受光素子チップ2の中心付近に光が透過可能
な光透過穴3を設け、この受光素子チップ2と発光素子
チップ1とを検出面に近い方に受光素子チップ2が、遠
い方に発光素子チップ1が位置し且つ両チップ1、2が
同軸となるように積層した。受光素子チップ2の中心付
近に光が透過可能な光透過穴3を設け、同受光素子チッ
プ2と光源4に接続される光ファイバ5とを、検出面に
近い方に受光素子チップ2を、遠い方に光ファイバ5を
配置し且つ両者1、5を同軸に積層した。同軸の受光素
子チップ2の上方に透光体6を配置した。 【効果】 小型で、磁気ヘッド内への組込みが容易で、
被検出体との距離変化による出力変動が小さい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の光センサーは印刷物など
の被検出体に表示されている図形や模様などの光学情報
を検出する光センサーに関するものであり、被検出体に
表示された光学情報と磁気情報の双方を検出できる磁気
光学複合ヘッドに組込んで使用するのに適するものであ
る。
の被検出体に表示されている図形や模様などの光学情報
を検出する光センサーに関するものであり、被検出体に
表示された光学情報と磁気情報の双方を検出できる磁気
光学複合ヘッドに組込んで使用するのに適するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光センサーを使用して被検出体に
印刷された文字や図形などを識別する場合、光センサー
と被検出体とを相対的に搬送させて、被検出体の検出エ
リア内の反射率または透過率の違いを搬送方向に検出
し、その検出パターンを基本パターンと比較して行って
いた。
印刷された文字や図形などを識別する場合、光センサー
と被検出体とを相対的に搬送させて、被検出体の検出エ
リア内の反射率または透過率の違いを搬送方向に検出
し、その検出パターンを基本パターンと比較して行って
いた。
【0003】この場合、一般的には、検出エリアを小さ
くすると分解能は向上するが信号出力が小さくなり、逆
に、検出エリアを大きくすると分解能は低下するが信号
出力は大きくなるため、被被検出体の反射率または透過
率、検出パターンの細かさやシステムとして要求される
分解能等により適宜検出エリアの大きさを設定する必要
がある。
くすると分解能は向上するが信号出力が小さくなり、逆
に、検出エリアを大きくすると分解能は低下するが信号
出力は大きくなるため、被被検出体の反射率または透過
率、検出パターンの細かさやシステムとして要求される
分解能等により適宜検出エリアの大きさを設定する必要
がある。
【0004】この種の光センサーには従来より各種のも
のがある。その主なものとして図7に示すものは個別の
受・発光素子A、Bを被検出体Cに対向させて被検出体
Cからの反射光を検出するようにした光センサーであ
り、図8に示すものは1つのパッケージDに受・発光素
子チップa、bを装備し、夫々のチップa、bの外周に
封止樹脂Eをポッティングした光センサー(フォトイン
タラプタ)であり、図9に示すものは本件出願人が先に
開発した磁気光学複合ヘッド(磁気光学複合式の光セン
サー)である。
のがある。その主なものとして図7に示すものは個別の
受・発光素子A、Bを被検出体Cに対向させて被検出体
Cからの反射光を検出するようにした光センサーであ
り、図8に示すものは1つのパッケージDに受・発光素
子チップa、bを装備し、夫々のチップa、bの外周に
封止樹脂Eをポッティングした光センサー(フォトイン
タラプタ)であり、図9に示すものは本件出願人が先に
開発した磁気光学複合ヘッド(磁気光学複合式の光セン
サー)である。
【0005】図9の磁気光学複合式の光センサーは磁気
ヘッドのセンダストコアFのギャップに配置するギャッ
プ材Gとして非磁性体であるサファイアガラス等の透光
体を使用し、これに光ファイバ(光伝送路)Hを複数本
結合して受・発光素子I、Jを光結合するものである。
なお、図9のKは素子ホルダー、Lはファイバホルダ
ー、Mはコアオルダー、NはセンダストコアFに巻かれ
た巻き線である。
ヘッドのセンダストコアFのギャップに配置するギャッ
プ材Gとして非磁性体であるサファイアガラス等の透光
体を使用し、これに光ファイバ(光伝送路)Hを複数本
結合して受・発光素子I、Jを光結合するものである。
なお、図9のKは素子ホルダー、Lはファイバホルダ
ー、Mはコアオルダー、NはセンダストコアFに巻かれ
た巻き線である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す光センサー
では被検出体Cとの間に空気層が存在するだけで他の物
体は存在しないので、光損失が小さくなり、出力を大き
く取ることができるという利点はあるが、レンズで検出
エリアを絞ることをしないため、検出エリアを限定する
ことが困難であった。
では被検出体Cとの間に空気層が存在するだけで他の物
体は存在しないので、光損失が小さくなり、出力を大き
く取ることができるという利点はあるが、レンズで検出
エリアを絞ることをしないため、検出エリアを限定する
ことが困難であった。
【0007】また、図7の光センサーでは被検出体Cの
搬送ぶれにより被検出体Cから受・発光素子A、Bまで
の距離が変動するため検出出力が変動する。しかも発光
素子Aにはその最大出力位置(出力焦点)が、受光素子
Bにはその最大検出位置(検出焦点)があるため、受・
発光素子A、Bから離れて搬送される被検出体Cが搬送
ぶれすると、被検出体Cの検出エリアが前記の出力焦
点、検出焦点からずれて最も効率のよい検出が難しくな
り出力変動も大きくなる。また、夫々の受・発光素子
A、Bを横に離して並べてあるのでそれらを含む検出部
分が大型化してしまう。
搬送ぶれにより被検出体Cから受・発光素子A、Bまで
の距離が変動するため検出出力が変動する。しかも発光
素子Aにはその最大出力位置(出力焦点)が、受光素子
Bにはその最大検出位置(検出焦点)があるため、受・
発光素子A、Bから離れて搬送される被検出体Cが搬送
ぶれすると、被検出体Cの検出エリアが前記の出力焦
点、検出焦点からずれて最も効率のよい検出が難しくな
り出力変動も大きくなる。また、夫々の受・発光素子
A、Bを横に離して並べてあるのでそれらを含む検出部
分が大型化してしまう。
【0008】図8の受・発光素子チップa、bを1つの
パッケージDに収めたフォトインタラプタの場合も出力
焦点、検出焦点があるため、受・発光素子チップa、b
から離れて搬送される被検出体が搬送ぶれすると被検出
体の検出エリアが出力焦点、検出焦点からずれてしま
い、最も効率のよい検出が難しくなり、出力変動も大き
くなる。また、小さな受・発光素子チップa、bを使用
してもワイヤーボンディング用のパッドを含めると小型
化には限界があった。
パッケージDに収めたフォトインタラプタの場合も出力
焦点、検出焦点があるため、受・発光素子チップa、b
から離れて搬送される被検出体が搬送ぶれすると被検出
体の検出エリアが出力焦点、検出焦点からずれてしま
い、最も効率のよい検出が難しくなり、出力変動も大き
くなる。また、小さな受・発光素子チップa、bを使用
してもワイヤーボンディング用のパッドを含めると小型
化には限界があった。
【0009】図9の磁気光学複合式の光センサーはその
検出面が使用時に常に被検出体に接触して移動するた
め、被検出体の搬送ぶれによって生じる距離変動に起因
する出力変動がなく、また検出面に汚れがつきにくく、
更には、磁性体を含んだ印刷パターンを磁気ヘッドと光
学ヘッドの同じエリア(同センサーのトラック幅×ギャ
ップ長の範囲)内で検出することが可能であるという利
点はあるが、次の様な問題もあった。
検出面が使用時に常に被検出体に接触して移動するた
め、被検出体の搬送ぶれによって生じる距離変動に起因
する出力変動がなく、また検出面に汚れがつきにくく、
更には、磁性体を含んだ印刷パターンを磁気ヘッドと光
学ヘッドの同じエリア(同センサーのトラック幅×ギャ
ップ長の範囲)内で検出することが可能であるという利
点はあるが、次の様な問題もあった。
【0010】受・発光素子I、Jに光ファイバHを接続
するため、複数のトラックを有する構造の場合は、光フ
ァイバHの本数が多くなるので光結合損失のばらつきが
大きくなり、歩留まりが低下する。また、光学情報に加
えて磁気情報の要求分解能も併せて検討しなければなら
ないので、両者の要求分解能を満足させることは困難で
あった。
するため、複数のトラックを有する構造の場合は、光フ
ァイバHの本数が多くなるので光結合損失のばらつきが
大きくなり、歩留まりが低下する。また、光学情報に加
えて磁気情報の要求分解能も併せて検討しなければなら
ないので、両者の要求分解能を満足させることは困難で
あった。
【0011】本発明の目的は小型で、例えば図9のよう
な磁気光学複合ヘッド内に組み込むことができる光セン
サーを提供することにある。
な磁気光学複合ヘッド内に組み込むことができる光セン
サーを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
光センサーは発光素子チップ1と受光素子チップ2を備
えて被検出体の光学情報を検知する光センサーにおい
て、図1の様に受光素子チップ2の中心付近に光が透過
可能な光透過穴3を設け、この受光素子チップ2と発光
素子チップ1とを検出面に近い方に受光素子チップ2
が、遠い方に発光素子チップ1が位置し且つ両チップ
1、2が同軸となるように積層してなるものである。
光センサーは発光素子チップ1と受光素子チップ2を備
えて被検出体の光学情報を検知する光センサーにおい
て、図1の様に受光素子チップ2の中心付近に光が透過
可能な光透過穴3を設け、この受光素子チップ2と発光
素子チップ1とを検出面に近い方に受光素子チップ2
が、遠い方に発光素子チップ1が位置し且つ両チップ
1、2が同軸となるように積層してなるものである。
【0013】本発明のうち請求項2の光センサーは受光
素子チップ2の中心付近に光が透過可能な光透過穴3を
設け、この受光素子チップ2と、光源4に光結合される
光ファイバ5とを、検出面に近い方に受光素子チップ2
を、遠い方に光ファイバ5を配置し且つ両者1、5を同
軸に積層してなるものである。
素子チップ2の中心付近に光が透過可能な光透過穴3を
設け、この受光素子チップ2と、光源4に光結合される
光ファイバ5とを、検出面に近い方に受光素子チップ2
を、遠い方に光ファイバ5を配置し且つ両者1、5を同
軸に積層してなるものである。
【0014】本発明のうち請求項3の光センサーは請求
項1、2の光センサーにおいて、図1、図2の様に受光
素子チップ2の上方にそれと同軸にガラス等による透光
体6を配置してなるものである。
項1、2の光センサーにおいて、図1、図2の様に受光
素子チップ2の上方にそれと同軸にガラス等による透光
体6を配置してなるものである。
【0015】
【作用】本発明のうち請求項1の光センサーでは、受光
素子チップ2の中心付近に光が透過可能な光透過穴3を
設けたので、発光素子チップ1と受光素子チップ2とを
同軸に配置し、しかも検出面に近い方に受光素子チップ
2を、遠い方に受光素子チップ2を配置しても発光素子
チップ1からの光が光透過穴3を通して被検出体に照射
される。また、検出面に近い方に受光素子チップ2を、
遠い方に受光素子チップ2を配置したので、被検出体か
らの反射光が受光素子チップ2に確実に受光される。そ
して、受光素子チップ2と発光素子チップ1とを同軸に
積層してなるので光センサーが小型化される。
素子チップ2の中心付近に光が透過可能な光透過穴3を
設けたので、発光素子チップ1と受光素子チップ2とを
同軸に配置し、しかも検出面に近い方に受光素子チップ
2を、遠い方に受光素子チップ2を配置しても発光素子
チップ1からの光が光透過穴3を通して被検出体に照射
される。また、検出面に近い方に受光素子チップ2を、
遠い方に受光素子チップ2を配置したので、被検出体か
らの反射光が受光素子チップ2に確実に受光される。そ
して、受光素子チップ2と発光素子チップ1とを同軸に
積層してなるので光センサーが小型化される。
【0016】また、発光素子チップ1と受光素子チップ
2とを同軸にしたことにより、受光素子チップ2の出力
焦点、発光素子チップ1の検出焦点がぼける(どの位置
でもほぼ同じになる:平均化される)ため、被検出体に
非接触で使用した場合でも被検出体の搬送ぶれにより生
じる距離変動に起因する出力変動が図7、図8の場合よ
りも少なくなる。
2とを同軸にしたことにより、受光素子チップ2の出力
焦点、発光素子チップ1の検出焦点がぼける(どの位置
でもほぼ同じになる:平均化される)ため、被検出体に
非接触で使用した場合でも被検出体の搬送ぶれにより生
じる距離変動に起因する出力変動が図7、図8の場合よ
りも少なくなる。
【0017】本発明のうち請求項2の光センサーでは、
受光素子チップ2の中心付近に光が透過可能な光透過穴
3を設けたので、発光素子チップ1と光ファイバ5とを
同軸に配置し、しかも検出面に近い方に受光素子チップ
2を、遠い方に光ファイバ5を配置しても光源4から光
ファイバ5で伝送される光が光透過穴3を通して被検出
体に照射される。また、検出面に近い方に受光素子チッ
プ2を、遠い方に光ファイバ5を配置したので、被検出
体からの反射光が受光素子チップ2に確実に受光され
る。
受光素子チップ2の中心付近に光が透過可能な光透過穴
3を設けたので、発光素子チップ1と光ファイバ5とを
同軸に配置し、しかも検出面に近い方に受光素子チップ
2を、遠い方に光ファイバ5を配置しても光源4から光
ファイバ5で伝送される光が光透過穴3を通して被検出
体に照射される。また、検出面に近い方に受光素子チッ
プ2を、遠い方に光ファイバ5を配置したので、被検出
体からの反射光が受光素子チップ2に確実に受光され
る。
【0018】そして、受光素子チップ2と発光素子チッ
プ1とを同軸に積層してなるので図7、図8のものに比
して小型化が可能になり、被検出体の搬送ぶれにより生
じる距離変動に起因する出力変動も図7、図8の場合よ
り少なくなる。この場合も距離特性は請求項1の場合と
同様であり、また図9のように受・発光部両方に光ファ
イバHを使用する場合に比してファイバ数が少なくて済
むためセンサー毎のばらつきが最小限に抑えられる。
プ1とを同軸に積層してなるので図7、図8のものに比
して小型化が可能になり、被検出体の搬送ぶれにより生
じる距離変動に起因する出力変動も図7、図8の場合よ
り少なくなる。この場合も距離特性は請求項1の場合と
同様であり、また図9のように受・発光部両方に光ファ
イバHを使用する場合に比してファイバ数が少なくて済
むためセンサー毎のばらつきが最小限に抑えられる。
【0019】本発明のうち請求項3の光センサーでは受
光素子チップ2を直接透光体6に対向させてあるため、
図9の様にファイバHを使用してギャップ材Gに対向さ
せる場合に比べて接続点が少なくなり、結合損失が少な
くなり、量産時のばらつきを最小限に抑えることが可能
になる。
光素子チップ2を直接透光体6に対向させてあるため、
図9の様にファイバHを使用してギャップ材Gに対向さ
せる場合に比べて接続点が少なくなり、結合損失が少な
くなり、量産時のばらつきを最小限に抑えることが可能
になる。
【0020】
【実施例1】本発明の光センサーの第1の実施例を図1
に示す。この実施例は発光素子チップ1と、中心付近に
光が透過可能な光透過穴3を設けた受光素子チップ2と
を、検出面に近い方に受光素子チップ2を、遠い方に発
光素子チップ1を配置し且つ両チップ1、2を同軸に積
層してなるものである。この光センサーは図3に示す3
枚のセラミックス基板7、8、9を図1のように積層し
て一体化して構成されてなる。
に示す。この実施例は発光素子チップ1と、中心付近に
光が透過可能な光透過穴3を設けた受光素子チップ2と
を、検出面に近い方に受光素子チップ2を、遠い方に発
光素子チップ1を配置し且つ両チップ1、2を同軸に積
層してなるものである。この光センサーは図3に示す3
枚のセラミックス基板7、8、9を図1のように積層し
て一体化して構成されてなる。
【0021】図1の下段のセラミックス基板7は図4
(a)に示す様に表面11に回路パターン(斜めの格子
目部分:以下同じ)12が、図4(b)に示す様に裏面
13に回路パターン14が形成されてなる。
(a)に示す様に表面11に回路パターン(斜めの格子
目部分:以下同じ)12が、図4(b)に示す様に裏面
13に回路パターン14が形成されてなる。
【0022】中間のセラミックス基板8は図5に示す様
に中央部に細長の貫通孔15が形成され、その横に略八
角形のポッテイング用の充填孔16が連通して形成さ
れ、図5(a)に示す様に表面17に回路パターン18
が形成されてなる。
に中央部に細長の貫通孔15が形成され、その横に略八
角形のポッテイング用の充填孔16が連通して形成さ
れ、図5(a)に示す様に表面17に回路パターン18
が形成されてなる。
【0023】上段のセラミックス基板9は図6(a)の
ように表面19に回路パターン20が形成され、中央部
に細長の大きな開口部21が開口されて枠状に形成され
てなる。
ように表面19に回路パターン20が形成され、中央部
に細長の大きな開口部21が開口されて枠状に形成され
てなる。
【0024】前記の夫々のセラミックス基板7、8、9
の夫々の正面22、23、24と背面25、26、27
の四隅には、上下方向に半円筒状の凹陥部28が形成さ
れ、各凹陥部28に導通用の導体パターン29が形成さ
れてなる。
の夫々の正面22、23、24と背面25、26、27
の四隅には、上下方向に半円筒状の凹陥部28が形成さ
れ、各凹陥部28に導通用の導体パターン29が形成さ
れてなる。
【0025】そして、図1の実施例では、前記のセラミ
ックス基板7、8、9を積層して一体化して立体基板3
0を形成し、下段のセラミックス基板7の表面11に図
3のように例えば発光ダイオードのチップ等の発光素子
チップ1を配置し、それを同表面11の回路パターン1
2にワイヤーボンディングし、その上から保護用のエポ
キシ樹脂等をポッティングしてある。
ックス基板7、8、9を積層して一体化して立体基板3
0を形成し、下段のセラミックス基板7の表面11に図
3のように例えば発光ダイオードのチップ等の発光素子
チップ1を配置し、それを同表面11の回路パターン1
2にワイヤーボンディングし、その上から保護用のエポ
キシ樹脂等をポッティングしてある。
【0026】次に、中間のセラミックス基板8の表面1
7のうち貫通孔15の上方に、異方性エッチングにより
中心部を除去して図3のように光透過穴3を形成したフ
ォトダイオードのチップ等の受光素子チップ2を、その
重心が前記発光素子チップ1の中心と同軸になるように
配置し、それを同表面17の回路パターン18にワイヤ
ボンディングし、その上に上段のセラミックス基板9の
開口部21から保護用のエポキシ樹脂等をポッティング
してある。
7のうち貫通孔15の上方に、異方性エッチングにより
中心部を除去して図3のように光透過穴3を形成したフ
ォトダイオードのチップ等の受光素子チップ2を、その
重心が前記発光素子チップ1の中心と同軸になるように
配置し、それを同表面17の回路パターン18にワイヤ
ボンディングし、その上に上段のセラミックス基板9の
開口部21から保護用のエポキシ樹脂等をポッティング
してある。
【0027】そして、前記の上段のセラミックス基板9
の上には、ガラス等の透光体6をその重心が前記受光素
子チップ2、発光素子チップ1と同軸になるように配置
し、それをUV硬化樹脂やエポキシ接着剤等により同セ
ラミックス基板9に固定してある。
の上には、ガラス等の透光体6をその重心が前記受光素
子チップ2、発光素子チップ1と同軸になるように配置
し、それをUV硬化樹脂やエポキシ接着剤等により同セ
ラミックス基板9に固定してある。
【0028】図1における下段のセラミックス基板7の
裏面13の回路パターン14は、それより上方の回路パ
ターン、例えば、同セラミックス基板7の表面11の回
路パターン12、中間のセラミックス基板8の表面17
の回路パターン18、上段のセラミックス基板9の表面
19の回路パターン20等との電気的接続や外部へのリ
ードの引き出し等に使用される。
裏面13の回路パターン14は、それより上方の回路パ
ターン、例えば、同セラミックス基板7の表面11の回
路パターン12、中間のセラミックス基板8の表面17
の回路パターン18、上段のセラミックス基板9の表面
19の回路パターン20等との電気的接続や外部へのリ
ードの引き出し等に使用される。
【0029】
【実施例2】本発明の光センサーの第2の実施例を図2
に示す。第1の実施例では発光素子チップ1を下段のセ
ラミックス基板7に直接実装したが、被検出体の色等に
合わせて発光源の発光ピーク波長を変えたり、発光源と
して出力の大きいものを使用したい場合には、発光源を
センサー内に収納できない場合がある。図2の実施例は
その様な場合の実施例である。
に示す。第1の実施例では発光素子チップ1を下段のセ
ラミックス基板7に直接実装したが、被検出体の色等に
合わせて発光源の発光ピーク波長を変えたり、発光源と
して出力の大きいものを使用したい場合には、発光源を
センサー内に収納できない場合がある。図2の実施例は
その様な場合の実施例である。
【0030】この実施例2では発光ダイオードやレーザ
ーダイオード等の発光源を立体基板30の外部に設け、
その発光源に一端を光結合した光ファイバ5の他端を、
立体基板30を構成する下段のセラミックス基板7に取
付けたスリーブ31に取付けたものである。
ーダイオード等の発光源を立体基板30の外部に設け、
その発光源に一端を光結合した光ファイバ5の他端を、
立体基板30を構成する下段のセラミックス基板7に取
付けたスリーブ31に取付けたものである。
【0031】この場合も、中間のセラミックス基板8に
は、異方性エッチングにより中心部を除去して光透過穴
3を形成した受光素子チップ2をその重心が前記光ファ
イバの中心と同軸になるように配置し、それを同セラミ
ックス基板8の回路パターン18にワイヤボンディング
し、その上に、上段のセラミックス基板9の開口部21
から保護用のエポキシ樹脂等をポッティングしてある。
は、異方性エッチングにより中心部を除去して光透過穴
3を形成した受光素子チップ2をその重心が前記光ファ
イバの中心と同軸になるように配置し、それを同セラミ
ックス基板8の回路パターン18にワイヤボンディング
し、その上に、上段のセラミックス基板9の開口部21
から保護用のエポキシ樹脂等をポッティングしてある。
【0032】また、前記の上段のセラミックス基板9の
上には、ガラス等の透光体6をその重心が前記受光素子
チップ2と同軸になるように配置し、UV硬化樹脂やエ
ポキシ接着剤等により同セラミックス基板9に固定して
ある。
上には、ガラス等の透光体6をその重心が前記受光素子
チップ2と同軸になるように配置し、UV硬化樹脂やエ
ポキシ接着剤等により同セラミックス基板9に固定して
ある。
【0033】図2の場合も、下段のセラミックス基板7
の上の裏面13の回路パターン14は、図1の場合と同
様にそれより上方の回路パターンとの電気的接続や外部
へのリードの引き出し等に使用される。
の上の裏面13の回路パターン14は、図1の場合と同
様にそれより上方の回路パターンとの電気的接続や外部
へのリードの引き出し等に使用される。
【0034】
【発明の効果】本発明のうち請求項1の光センサーは次
の様な効果がある。 .受光素子チップ2の中心付近に光透過穴3を設けた
ので、発光素子チップ1と受光素子チップ2とを同軸
に、しかも、検出面に近い方に受光素子チップ2を、遠
い方に受光素子チップ2を配置しても発光素子チップ1
からの光が光透過穴3を通して被検出体に照射され、ま
た、被検出体からの反射光が受光素子チップ2に確実に
受光される。 .発光素子チップ1、受光素子チップ2を同軸に配置
したことにより小型化が可能となり、磁気光学複合ヘッ
ド内への組込みが容易になる。 .発光素子チップ1、受光素子チップ2を同軸に配置
したことにより、出力焦点、検出焦点を持たなくなるた
め、非接触で使用した場合でも被検出体との距離変化に
よる出力変動が小さくなる。
の様な効果がある。 .受光素子チップ2の中心付近に光透過穴3を設けた
ので、発光素子チップ1と受光素子チップ2とを同軸
に、しかも、検出面に近い方に受光素子チップ2を、遠
い方に受光素子チップ2を配置しても発光素子チップ1
からの光が光透過穴3を通して被検出体に照射され、ま
た、被検出体からの反射光が受光素子チップ2に確実に
受光される。 .発光素子チップ1、受光素子チップ2を同軸に配置
したことにより小型化が可能となり、磁気光学複合ヘッ
ド内への組込みが容易になる。 .発光素子チップ1、受光素子チップ2を同軸に配置
したことにより、出力焦点、検出焦点を持たなくなるた
め、非接触で使用した場合でも被検出体との距離変化に
よる出力変動が小さくなる。
【0035】本発明のうち請求項2の光センサーは次の
様な効果がある。 .受光素子チップ2の中心付近に光透過穴3を設けた
ので、受光素子チップ2と光源4を光ファイバ5を介し
て同軸に、しかも、検出面に近い方に受光素子チップ2
を、遠い方に光ファイバ5を配置しても光源4からの光
が光透過穴3を通して被検出体に照射され、また、被検
出体からの反射光が受光素子チップ2に確実に受光され
る。
様な効果がある。 .受光素子チップ2の中心付近に光透過穴3を設けた
ので、受光素子チップ2と光源4を光ファイバ5を介し
て同軸に、しかも、検出面に近い方に受光素子チップ2
を、遠い方に光ファイバ5を配置しても光源4からの光
が光透過穴3を通して被検出体に照射され、また、被検
出体からの反射光が受光素子チップ2に確実に受光され
る。
【0036】.受光素子チップ2を光ファイバ5を介
して光源4に同軸に配置したので、立体基板30は従来
の図2、図3の光センサーに比して小型化され、磁気光
学複合ヘッド内への組込みが容易になる。
して光源4に同軸に配置したので、立体基板30は従来
の図2、図3の光センサーに比して小型化され、磁気光
学複合ヘッド内への組込みが容易になる。
【0037】.受光素子チップ2と光源4とを同軸に
配置したことにより、出力焦点、検出焦点を持たなくな
るため、非接触で使用した場合でも被検出体との距離変
化による出力変動が小さい。
配置したことにより、出力焦点、検出焦点を持たなくな
るため、非接触で使用した場合でも被検出体との距離変
化による出力変動が小さい。
【0038】本発明のうち請求項3の光センサーは請求
項1、2の効果の他に更に次の様な効果がある。即ち、
受光素子チップ2を透光体5に直接対向させてあるた
め、図9のように受光素子チップ2からファイバを介し
て透光体(ギャップ材)6に対向させる場合に比べて接
続点が少なくなるため結合損失が少なく、従って、量産
時のばらつきを最小限に抑えることもできる。
項1、2の効果の他に更に次の様な効果がある。即ち、
受光素子チップ2を透光体5に直接対向させてあるた
め、図9のように受光素子チップ2からファイバを介し
て透光体(ギャップ材)6に対向させる場合に比べて接
続点が少なくなるため結合損失が少なく、従って、量産
時のばらつきを最小限に抑えることもできる。
【図1】本発明の光センサーの第1の実施例を示す概略
図。
図。
【図2】本発明の光センサーの第2の実施例を示す概略
図。
図。
【図3】本発明の光センサーの第1の実施例の分解説明
図。
図。
【図4】(a)は本発明の光センサーにおける下段のセ
ラミックス基板の平面図、(b)は同基板の正面図、
(c)は同基板の側面図、(d)は同基板の底面図であ
る。
ラミックス基板の平面図、(b)は同基板の正面図、
(c)は同基板の側面図、(d)は同基板の底面図であ
る。
【図5】(a)は本発明の光センサーにおける中断のセ
ラミックス基板の平面図、(b)は同基板の正面図、
(c)は同基板の側面図、(d)は同基板のA−A断面
図である。
ラミックス基板の平面図、(b)は同基板の正面図、
(c)は同基板の側面図、(d)は同基板のA−A断面
図である。
【図6】(a)は本発明の光センサーにおける上段のセ
ラミックス基板の平面図、(b)は同基板の正面図、
(c)は同基板の側面図、(d)は同基板のA−A断面
図である。
ラミックス基板の平面図、(b)は同基板の正面図、
(c)は同基板の側面図、(d)は同基板のA−A断面
図である。
【図7】受光素子と発光素子を個別に配置した従来の光
センサーの説明図。
センサーの説明図。
【図8】従来のフォトインタラプタの外観図。
【図9】本件出願人が先に開発した磁気光学複合ヘッド
の断面図。
の断面図。
1は発光素子チップ 2は受光素子チップ 3は光透過穴 4は光源 5は光ファイバ 6は透光体
Claims (3)
- 【請求項1】 受光素子チップ(2)の中心付近に光が
透過可能な光透過穴(3)を設け、この受光素子チップ
(2)と発光素子チップ(1)とを、検出面に近い方に
受光素子チップ(2)を、遠い方に発光素子チップ
(1)を配置し且つ両チップ(1)(2)を同軸に積層
してなることを特徴とする光センサー。 - 【請求項2】 受光素子チップ(2)の中心付近に光が
透過可能な光透過穴(3)を設け、この受光素子チップ
(2)と、光源(4)に光結合される光ファイバ(5)
とを、検出面に近い方に受光素子チップ(2)を、遠い
方に光ファイバ(5)を配置し且つ両者(1)(5)を
同軸に積層してなることを特徴とする光センサー。 - 【請求項3】 請求項1、2の光センサーにおいて、受
光素子チップ(2)の上方にそれと同軸に透光体(6)
を配置してなることを特徴とする光センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20876593A JPH0745859A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20876593A JPH0745859A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0745859A true JPH0745859A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16561724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20876593A Pending JPH0745859A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745859A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0790654A2 (en) * | 1995-09-20 | 1997-08-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photoreflective detector and method for producing the same |
JP2016001674A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 浜松ホトニクス株式会社 | 投受光モジュール |
WO2017104635A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | ローム株式会社 | 光学装置 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP20876593A patent/JPH0745859A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0790654A2 (en) * | 1995-09-20 | 1997-08-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photoreflective detector and method for producing the same |
EP0790654A3 (en) * | 1995-09-20 | 1998-06-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photoreflective detector and method for producing the same |
US5811797A (en) * | 1995-09-20 | 1998-09-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photoreflective detector including a light emitting element and a light recieving element located at different distances from an object reflecting light from the emitting element |
US6060337A (en) * | 1995-09-20 | 2000-05-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photoreflective detector including a light emitting element and a light receiving element located at different distances from an object reflecting light from the emitting element |
JP2016001674A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 浜松ホトニクス株式会社 | 投受光モジュール |
WO2017104635A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | ローム株式会社 | 光学装置 |
US10593823B2 (en) | 2015-12-14 | 2020-03-17 | Rohm Co., Ltd. | Optical apparatus |
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