JPH0745842Y2 - 光軸調整装置における保持機構 - Google Patents

光軸調整装置における保持機構

Info

Publication number
JPH0745842Y2
JPH0745842Y2 JP1987026481U JP2648187U JPH0745842Y2 JP H0745842 Y2 JPH0745842 Y2 JP H0745842Y2 JP 1987026481 U JP1987026481 U JP 1987026481U JP 2648187 U JP2648187 U JP 2648187U JP H0745842 Y2 JPH0745842 Y2 JP H0745842Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
mounting
screw mounting
movable body
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987026481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63134401U (ja
Inventor
政和 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP1987026481U priority Critical patent/JPH0745842Y2/ja
Publication of JPS63134401U publication Critical patent/JPS63134401U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0745842Y2 publication Critical patent/JPH0745842Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車用の前照灯やフオグランプなど
における光軸調整装置の保持機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の光軸調整装置の保持機構を第7図乃至第10図を参
照して説明する。
図において、1は固定体で、この実施例においてはハウ
ジングで、このハウジングは後述するリテーナ33のボル
ト35挿通用の透孔10と、後述するアジャストスクリュウ
6挿通用の透孔11と、そのアジャストスクリュウ挿通用
の透孔11の両側にねじ孔12とをそれぞれ設ける。
2は可動体で、この実施例においては、回転放物面の反
射面20を有するリフレクタ21と、そのリフレクタ21の前
面開口部に接着材22で接着したレンズ23と、そのレンズ
23およびリフレクタ21により画成された灯室24内の反射
面20の焦点(図示せず)の近傍に配設した光源としての
バルブ(図示せず)とを備える。前記リフレクタ21の後
部の右下の角部に後述する球支持機構3の軸部31用の取
付部25を、また後部の左下の角部および右上の角部に後
述するスクリュウマウンティング4用の装着部26をそれ
ぞれ設ける。その装着部26に透孔27および半球状の凹球
面28を設ける。
3は球支持機構で、この球支持機構3は一端に球頭部30
を有する軸部31と、凹球面32を有するリテーナ33とから
なる。かくしてなる軸部31の他端のねじ部34をリフレク
タ21の取付部25にねじ込み、一方リテーナ33に植設した
ボルト35およびナット36により、リテーナ33をハウジン
グ1に取付ける。このリテーナ33の凹球面32に軸部31の
球頭部30を嵌入する。この結果、可動体2としてのリフ
レクタ21およびレンズ23が、固定体としてのハウジング
1に球頭部30の中心Oを中心として回動,傾動可能に取
付けられる。
4はスクリュウマウンティングで、このスクリュウマウ
ンティング4は球形状をなし、ねじ穴40を設ける。
5はスクリュウマウンティング4の装着用のブラケット
で、このブラケット5はその中央部に半球状の凹球面50
を設け、その凹球面50の中央に透孔53を設け、ブラケッ
ト5の両端部に透孔51を設ける。かくして、前記スクリ
ュウマウンティング4をリフレクタ21の装着部26の凹球
面28にセットし、そのスクリュウマウンティング4の上
からブラケット5の凹球面50をセットし、そのブラケッ
ト5をリフレクタ21の装着部26にビス52により取付け
る。この結果、スクリュウマウンティング4は可動体2
としてのリフレクタ21に装着される。
6はアジャストスクリュウで、このアジャストスクリュ
ウ6は中間部に鍔部60を一体に設け、その鍔部60から一
端部側にねじ部61を設ける。
7は取付部材で、この取付部材7は中央に透孔70を開設
し、一面側の透孔70の周縁に凹部71を設け、両端にビス
挿通用の透孔73を開設する。上述のアジャストスクリュ
ウ6をハウジング1の透孔11に挿通し、かつそのアジャ
ストスクリュウ6の鍔部60をハウジング1の透孔11の周
縁にセットする。そのアジャストスクリュウ6に取付部
材7を透孔70において外嵌し、その取付部材7の凹部71
をアジャストスクリュウ6の鍔部60に当接させる。その
取付部材7の透孔73にビス72を挿通し、そのビス72をハ
ウジング1ねじ孔12にねじ込む。その結果、アジャスト
スクリュウ6はその鍔部60においてハウジング1と取付
部材7とにより挾持され、固定体としてのハウジングに
回転自在にかつ軸方向に進退不能に装着される。このア
ジャストスクリュウ6のねじ部61を前記スクリュウマウ
ンティング4のねじ孔40にねじ込む。
かくして、アジャストスクリュウ6(左右方向用のアジ
ャストスクリュウ6(6A)および上下方向用のアジャス
トスクリュウ6(6B))を回転させる。すると、その回
転力がアジャストスクリュウ6のねじ部61からスクリュ
ウマウンティング4のねじ孔40に伝わる。このとき、ア
ジャストスクリュウ6はハウジング1に対して軸方向の
移動が制限されているので、スクリュウマウンティング
4が進退し、その結果可動体2が球支持機構3の中心O
を中心として左右方向に、又は上下方向に回動,傾動
し、光軸は調整される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の従来の光軸調整装置における保持機構
は、可動体2のリフレクタ21とアジャストスクリュウ6
との接点であるスクリュウマウンティング4の外面と、
そのスクリュウマウンティング4を装着するリフレクタ
21の装着部26の凹球面28およびブラケット5の凹球面50
とを、球面をもってして形成したものであるから、スク
リュウマウンティング4はリフレクタ21の装着部26およ
びブラケット5に対して、アジャストスクリュウ6の軸
方向および軸の回り方向に回動,傾動可能である。この
ために、光軸調整を行う際にアジャストスクリュウ6を
回転させたとき、相互に螺合するアジャストスクリュウ
6のねじ部61とスクリュウマウンティング4のねじ孔40
との接触摩擦力により、アジャストスクリュウ6とスク
リュウマウンティング4とが一体となって回転し、スク
リュウマウンティング4がアジャストスクリュウ6のね
じ部61に対して進退せず、光軸調整が行われない場合が
ある。
そこで、本出願人は、スクリュウマウンティングがアジ
ャストスクリュウと一体となって回転するのを防ぎ光軸
調整が確実に行われる光軸調整装置における保持機構
(実公昭61−21763号)を先に出願した。
かかる保持機構は、固定体としてのハウジング(21)に
可動体としてリフレクタ(23)を回動,傾動可能に支持
した1個の支点機構(25)と、そのリフレクタ(23)の
ブラケット(32)にそれぞれ装着した2個のスクリュウ
マウンティング(31)と、その2個のスクリュウマウン
ティング(31)の球凹面(30)にそれぞれ回動可能に嵌
合した2個のピボット(35)と、その2個のピボット
(35)にねじ込み、かつ前記ハウジング(21)に取付部
材(40)により回転可能にかつ軸方向に進退不可能にそ
れぞれ装着した2個のアジャストスクリュウ(28)と、
を備える。前記リフレクタ(23)のブラケット(32)に
開口(33)を設け、一方前記スクリュウマウンティング
(31)に弾性係止片(29)を設け、その弾性係止片(2
9)を前記開口(33)に弾性係止させ、また前記スクリ
ュウマウンティング(31)に切欠溝(39)を設け、一方
前記ピボット(35)に突起(38)を設け、その突起(3
5)を前記切欠溝(39)に係合させて、前記弾性係止片
(29)と前記開口(33)との弾性係止作用と、前記突起
(35)と切欠溝(39)との係合作用とにより、前記ピボ
ット(35)及びスクリュウマウンティング(31)がアジ
ャストスクリュウ(28)と一体となって回転するのを防
ぎ、光軸調整を確実に行うものである。
しかしながら、上述の保持機構は、リフレクタ(23)の
ブラケット(32)に開口(33)を設け、一方スクリュウ
マウンティング(31)に弾性係止片(29)を設け、その
弾性係止片(29)を開口(33)に弾性係止させ、またス
クリュウマウンティング(31)に切欠溝(39)を設け、
一方ピボット(35)に突起(38)を設け、その突起(3
5)を切欠溝(39)に係合させたものであるから、構造
が複雑である。その上、弾性係止片(29)と開口(33)
との弾性係止によりリフレクタ(23)のブラケット(3
2)にスクリュウマウンティング(31)を保持し、かつ
突起(35)と切欠溝(39)との係合によりスクリュウマ
ウンティング(31)にピボット(35)を保持するもので
あるから、重量が重い可動体を保持する場合には問題が
ある。
本考案は、上述の保持機構の改良に係り、その目的とす
るところは、構造が簡単であり、しかも重量が重い可動
体であっても十分に保持することができ、かつ光軸調整
を確実に行うことができる光軸調整装置における保持機
構を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、可動体の装着部とブラケットとの間にスクリ
ュウマウンティングを挟み込んで可動体に直接装置して
なり、 前記スクリュウマウンティングは、円柱の両円形平面
に、その両円形平面の中心を中心とする半球を、それぞ
れ設けたものであって、前記円柱の中心軸と平行な2平
面で切除して2個の平坦部を形成し、その2個の平坦部
にそれぞれ直交する軸に沿ってねじ孔を設けてなるもの
であり、 前記可動体の装着部及びブラケットには、前記アジャス
トスクリュウの挿通用の透孔と、内面が前記スクリュウ
マウンティングの外面とほぼ一致する凹面部とが、それ
ぞれ設けられている、 ことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、上記の構成により、アジャストスクリュウの
軸方向からスクリュウマウンティングの円筒凸面と可動
体の装着部の内面及びブラケットの円筒凹面を見ると、
非円形をなすので、スクリュウマウンティングが可動体
の装着部及びブラケットにアジャストスクリュウの軸の
回り方向に対して回動,傾動不可能な状態で装着されて
いることとなり、この結果スクリュウマウンティングが
アジャストスクリュウと一体となって回転するのを防ぎ
光軸調整を確実に行うことができる。
また、本考案に係る保持機構は、円筒凸面のスクリュウ
マウンティングと円筒凹面の可動体の装着部及びブラケ
ットとにより、スクリュウマウンティングの回転を防止
するものであるから、リフレクタに開口を設け、スクリ
ュウマウンティングに弾性係止片を設け、その弾性係止
片を開口に弾性係止させ、またスクリュウマウンティン
グに切欠溝を設け、ピボットに突起を設け、その突起を
切欠溝に係合させたものと比較して、構造が簡単であ
る。
さらに、本考案に係る保持機構は、スクリュウマウンテ
ィングを可動体の装着部とブラケットとの間に挟み込ん
でそのスクリュウマウンティングを可動体に直接装着す
るものであるから、弾性係止片と開口との弾性係止によ
りリフレクタにスクリュウマウンティングを保持し、か
つ突起と切欠溝との係合によりスクリュウマウンティン
グにピボットを保持するものと比較して、重量の重い可
動体を十分に保持することができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る光軸調整装置における保持機構の一
実施例を第1図乃至第6図を参照して説明する。
図中、第7図乃至第10図と同符号は同一のものを示す。
図において、8はスクリュウマウンティングである。こ
のスクリュウマウンティング8は、図5に示すように、
中央にねじ孔80を設け、両端にねじ孔80の軸に対して直
交する軸上の2点O1,O2を中心とし、半径Rの半球凸面
81,82を設け、中間部に前記中心O1,O2を結ぶ中心軸O3
を軸とし、半径Rの円筒凸面83を設け、かつねじ孔80に
対する上下に平坦部84を設ける。すなわち、このスクリ
ュウマウンティング8は、中心軸O3の円柱(円筒凸面83
を有する)の両円形平面に、その両円形平面の中心O1
O2を中心とする半球(半球凸面81,82を有する)を、そ
れぞれ設けたもの(第5図(d)を参照)において、前
記中心軸O3と平行な2平面で切除して(第5図(e)を
参照)2個の平坦部84を形成し、その2個の平坦部84に
それぞれ直交(前記2点の中心O1,O2を結ぶ中心軸O3
対して直交)する軸O4に沿ってねじ孔80を設けてなるも
のである。この結果、ねじ孔80の軸(アジャストスクリ
ュウ6の軸)O4と直交する軸中心軸O3とする円筒凸面83
が形成されることとなる。
9はスクリュウマウンティング装着用のブラケットで、
このブラケット9はほぼひし形をなし、その中央部に凹
面部90を設け、その凹面部90に長方形の透孔93を設け、
かつ水平板部の両端にビス52の挿通用の透孔91を設け
る。
29はリフレクタ21の装着部26に設けた凹面部である。こ
のリフレクタ21の凹面部29およびブラケット9の凹面部
90の内面とを、前記スクリュウマウンティング8の外面
にほぼ一致させる。すなわち、リフレクタ21の凹面部29
およびブラケット9の凹面部90の両端に透孔27および93
の軸O4′(アジャストスクリュウ6の軸O4とほぼ一致す
る)に対して直交する軸(凹面部29および90の長手方向
側の軸)上の2点O1′,O2′を中心とし、半径Rの半球
凹面部291,292および901,902を設け、中間部に前記中心
O1′,O2′を結ぶ軸を中心軸O3′とし、半径Rの円筒凹
面293および903を設ける。この結果、アジャストスクリ
ュウ6の軸O4と直交する軸を中心軸O3′とする円筒凹面
293および903が形成されることとなる。
かくして、スクリュウマウンティング8をリフレクタ21
の装着部26とブラケット9との間に挟み込んで、スクリ
ュウマウンティング8をリフレクタ21に直接装着し、そ
のスクリュウマウンティング8のねじ孔80にアジャスト
スクリュウ6のねじ部61をねじ込む。
そして、左右方向用スクリュウマウンティング(第1図
及び第3図中の左右方向用のアジャストスクリュウ6
(6A)がねじ込まれたスクリュウマウンティング)8の
円筒凸面83とリフレクタ21の装着部26の円筒凹面293及
びブラケット9の円筒凹面903との中心軸O3,O3′を、
垂直軸(球支持機構3と上下方向用のスクリュウマウン
ティング8とを結ぶ垂直軸)とほぼ平行に、かつ左右方
向用のアジャストスクリュウ6(6A)の軸とほぼ直交さ
せる。また、上下方向用スクリュウマウンティング(第
4図中の上下方向用のアジャストスクリュウ6(6B)が
ねじ込まれたスクリュウマウンティング)8の円筒凸面
83とリフレクタ21の装着部26の円筒凹面293及びブラケ
ット9の円筒凹面903との中心軸O3,O3′を、水平軸
(球支持機構3と左右方向用のスクリュウマウンティン
グ8とを結ぶ水平軸)とほぼ平行に、かつ上下方向用の
アジャストスクリュウ6(6B)の軸とほぼ直交させる。
この実施例における本考案の保持機構は、以上の如き構
成よりなるから、すなわちスクリュウマウンティング8
の外面とリフレクタ21の装着部26の内面及びブラケット
9の内面とに、アジャストスクリュウ6の軸O4とほぼ直
交する軸を中心軸O3,O3′とする円筒凸面83と円筒凹面
293及び903とをそれぞれ設けることにより、アジャスト
スクリュウ6の軸O4方向からスクリュウマウンティング
8の円筒凸面83とリフレクタ21の装着部26の内面及びブ
ラケット9の円筒凹面293及び903を見ると、非円形をな
すので、スクリュウマウンティング8がリフレクタ21の
装着部26及びブラケット9にアジャストスクリュウ6の
軸O4の回り方向に対して回動,傾動不可能な状態で装着
されていることとなる。
この結果、アジャストスクリュウ6の回転力がスクリュ
ウマウンティング8に伝わり、スクリュウマウンティン
グ8がアジャストスクリュウ6のねじ部61上においてア
ジャストスクリュウ6の軸方向に確実に進退する。以っ
て、可動体2が球支持機構3の中心Oを中心として上下
方向または左右方向に回動,傾動し、確実に光軸調整が
行われる。
また、この実施例における本考案の保持機構は、円筒凸
面83のスクリュウマウンティング8と円筒凹面293及び9
03のリフレクタ21の装着部26及びブラケット9とによ
り、スクリュウマウンティング8の回転を防止するもの
であるから、リフレクタに開口を設け、スクリュウマウ
ンティングに弾性係止片を設け、その弾性係止片を開口
に弾性係止させ、またスクリュウマウンティングに切欠
溝を設け、ピボットに突起を設け、その突起を切欠溝に
係合させたものと比較して、構造が簡単である。
さらに、この実施例における本考案の保持機構は、スク
リュウマウンティング8をリフレクタ21の装着部26とブ
ラケット9との間に挟み込んで、スクリュウマウンティ
ング8をるフレクタ21に直接装着するものであるから、
弾性係止片と開口との弾性係止によりリフレクタにスク
リュウマウンティングを保持し、かつ突起と切欠溝との
係合によりスクリュウマウンティングにピボットを保持
するものと比較して、重量の重い可動体2を十分に保持
することができる。
特に、この実施例においては、左右方向用スクリュウマ
ウンティング8の円筒凸面83とリフレクタ21の装着部26
及びブラケット9の円筒凹面293及び903との中心軸は、
垂直軸と平行であり、また上下方向用スクリュウマウン
ティング8の円筒凸面83とリフレクタ21の装着部26ブラ
ケット9の円筒凹面及び293903との中心軸は、水平軸と
平行である。その上、スクリュウマウンティング8の円
筒凸面83の両端とリフレクタ21の装着部26及びブラケッ
ト9の円筒凹面293及び903の両端とは、球凸面81、82と
球凹面291、291及び901、902とをなすので、可動体2が
球支持機構3の中心Oを中心として上下方向に又は左右
方向に回動,傾動し、光軸調整を行う際に何等支障を来
たすような虞れはない。
なお、上述の実施例において、固定体はハウジングで、
可動体2はリフレクタ21,レンズ23およびバルブからな
るものであるが、固定体はレンズと共に灯室を画成する
ハウジングとし、可動体はレンズおよびハウジングによ
り画成された灯室内に配設したリフレクタとしても良
い。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案の光軸調整装置におけ
る保持機構は、構造が簡単であり、しかも重量が重い可
動体あっても十分に保持することができ、かつ光軸調整
を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案に係る光軸調整装置における
保持機構の一実施例を示し、第1図は本考案の光軸調整
装置の保持機構を装備した自動車用前照灯の断面図、第
2図は同じく自動車用前照灯の正面図、第3図は第2図
におけるIII−III線断面図、第4図は第2図におけるIV
−IV線断面図、第5図(a)はスクリュウマウンティン
グの平面図、第5図(b),(c)は第5図(a)にお
けるb−b線断面図、c−c線断面図、第5図(d)及
び(e)はスクリュウマウンティングの形成過程を示し
た説明図、第5図(f)はスクリュウマウンティングの
斜視図、第6図(a)はブラケットの平面図、第6図
(b),(c)は第6図(a)におけるb−b線断面
図、c−c線断面図である。第7図は従来の光軸調整装
置の保持機構を装備した自動車用前照灯の正面図、第8
図は第7図におけるVIII−VIII線断面図、第9図は第7
図におけるIX−IX線断面図、第10図はスクリュウマウン
ティングの斜視図である。 1……ハウジング、(固定体)、2……可動体、21……
リフレクタ、23……レンズ、26……装着部、29……凹面
部、291,292……半球凹面、293……円筒凹面、3……球
支持機構、6……アジャストスクリュウ、7……取付部
材、8……スクリュウマウンティング、80……ねじ孔、
81,82……半球凸面、83……円筒凸面、9……ブラケッ
ト、90……凹面部、901,902……半球凹面、903……円筒
凹面、O3,O3′……円筒凸凹面の中心軸、O4……アジャ
ストスクリュウの軸方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定体に可動体を回動,傾動可能に支持し
    た球支持機構と、その可動体に装置したスクリュウマウ
    ンティングと、そのスクリュウマウンティングにねじ込
    み、かつ前記固定体に装置したアジャストスクリュウ
    と、を備え、前記アジャストスクリュウを回転させるこ
    とにより、前記可動体を回動させて光軸を調整する光軸
    調整装置において、 前記スクリュウマウンティングは、前記可動体の装着部
    とブラケットとの間に挟み込まれて前記可動体に直接装
    置されており、円柱の両円形平面に、その両円形平面の
    中心を中心とする半球を、それぞれ設けたものであっ
    て、前記円柱の中心軸と平行な2平面で切除して2個の
    平坦部を形成し、その2個の平坦部にそれぞれ直交する
    軸に沿ってねじ孔を設けてなるものであり、 前記可動体の装着部及びブラケットには、前記アジャス
    トスクリュウの挿通用の透孔と、内面が前記スクリュウ
    マウンティングの外面とほぼ一致する凹面部とが、それ
    ぞれ設けられている、 ことを特徴とする光軸調整装置における保持機構。
JP1987026481U 1987-02-26 1987-02-26 光軸調整装置における保持機構 Expired - Lifetime JPH0745842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987026481U JPH0745842Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26 光軸調整装置における保持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987026481U JPH0745842Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26 光軸調整装置における保持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63134401U JPS63134401U (ja) 1988-09-02
JPH0745842Y2 true JPH0745842Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=30827609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987026481U Expired - Lifetime JPH0745842Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26 光軸調整装置における保持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0745842Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59144704U (ja) * 1983-03-16 1984-09-27 スタンレー電気株式会社 ヘツドランプの光軸調整装置
JPS6121763U (ja) * 1984-07-10 1986-02-07 株式会社リコー 画像形成装置のソ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63134401U (ja) 1988-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4188655A (en) Vehicle headlamp and mounting assembly
US6960006B2 (en) Vehicle headlamp and opposite holding type pivot mechanism for vehicle headlamp
JPH1021705A (ja) 車輌用灯具の光軸調整装置
US4974123A (en) Headlamp assembly
US4761717A (en) Headlamp pivot assembly
JP5507987B2 (ja) 車両用灯具
US4870544A (en) Optical-axis adjusting apparatus for automotive lights
JPH05246279A (ja) ランプ組立体
JP3020135B2 (ja) 自動車用前照灯
JPH0745842Y2 (ja) 光軸調整装置における保持機構
JPH09180510A (ja) 車両の前照灯
US5161876A (en) Lamp assembly
JP2003178609A (ja) 車両用前照灯
US3546445A (en) Headlamp assembly
JPS6318082Y2 (ja)
JPH0628354Y2 (ja) 光軸調整装置
JP2528745Y2 (ja) 車輌用前照灯
JPS6121763Y2 (ja)
CN212456570U (zh) 一种灯具
JPH0864007A (ja) 自動車用灯具の光源位置調整構造
JP7469950B2 (ja) 車輌用部品及び車輌用前照灯
JPH0633602Y2 (ja) 光軸調整装置
JPH0719041Y2 (ja) 車両用灯具の光軸調整装置
JPH11151971A (ja) 車輌用灯具の照射角度調整機構
JPH0739127Y2 (ja) 車両用灯具の光軸調整装置