JPH0745829Y2 - 冷水飲料ディスペンサ - Google Patents

冷水飲料ディスペンサ

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JPH0745829Y2
JPH0745829Y2 JP8405389U JP8405389U JPH0745829Y2 JP H0745829 Y2 JPH0745829 Y2 JP H0745829Y2 JP 8405389 U JP8405389 U JP 8405389U JP 8405389 U JP8405389 U JP 8405389U JP H0745829 Y2 JPH0745829 Y2 JP H0745829Y2
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JP
Japan
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cold water
opening
dispersion
raw material
hot water
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Expired - Lifetime
Application number
JP8405389U
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JPH0325978U (ja
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猶太 天野
義弘 志鶴
文誉 斉藤
智好 今野
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 この考案は、自動販売機などの冷水飲料ディスペンサに
関し、特に、粉末原料容器に連通するシュートと、この
シュートの開口端に対応して設けられた中央開口、接線
方向に向けられた熱湯注出管のための開口および冷水注
出管のための開口とを有する蓋状部と中央下端に流出開
口を有する漏斗状の本体部とからなるミキシングボウル
とを備えた冷水飲料ディスペンサに関するものである。
b.従来の技術 従来、この種の冷水飲料ディスペンサにあっては、ミキ
シングボウルの本体部の下部に設けられたパルセータに
より、ミキシングボウル内に投入された粉末原料と熱湯
注出管から供給される熱湯とが強制的にかく拌され、粉
末原料が溶解した後、冷水あるいは常温水と氷が投入さ
れて冷水飲料ができ上っていた(特開昭55−91096号公
報、実開昭62−81292号公報)。
また、粉末原料をかく拌溶解するために、希釈液の注出
口をミキシングボウルの接線方向に向け、旋回流によ
り、混合かく拌することも既に知られている(実開昭53
−60899号公報)。
c.考案が解決しようとする課題 従来の冷水飲料ディスペンサのパルセータを利用して粉
末原料をかく拌するものにおいては、充分なかく拌作用
を行なうために一定量以上の熱湯の量が必要であり、溶
解後の冷却のために多量の氷の混入を必要とするなどの
問題点があった。また、パルセータを利用するものにあ
っては、飲料の切替えにおいて、必ずしも充分な洗滌を
行なうことができず、衛生上、または前の飲料の味や香
が後の飲料に残るという問題点があった。
さらに、接線方向から供給される旋回流によって混合か
く拌されるものにおいては、原料粉末の溶解が充分に行
なわれない場合があるという問題点があった。
この考案は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、少ない熱湯の量によって充分に溶解を行なう
ことのできる冷水飲料ディスペンサを提供することをそ
の目的としている。
d.課題を解決するための手段 この考案は、上記目的を達成するために、粉末原料容器
に連通するシュートと、このシュートの開口端に対応し
て設けられた中央開口、接線方向に向けられた熱湯注出
管のための開口および冷水注出管のための開口とを有す
る蓋状部と中央下端に流出開口を有する漏斗状の本体部
とからなるミキシングボウルとを備えた冷水飲料ディス
ペンサにおいて、流出開口に、頂点における角度が鋭角
である円錐状の分散体を固着し、その流出開口の内側面
と案内体の下部外周面との間に狭い間隙を形成したもの
である。
e.作用 中央下端の流出開口に、頂点における角度が鋭角である
円錐状の分散体が固着されているので、粉末原料容器に
連通するシュートから中央開口を介して落下する塊状の
粉末原料は、分散体の急角度の斜面に衝突して分散体の
周囲に分散し、熱湯にきわめて溶解し易い状態となる。
一方、開口が接線方向に向けられた熱湯注出管からの熱
湯は、ミキシングボウルと分散体との間でゆるく旋回し
ながら貯留され、流出開口の内側面と分散体の下部外周
面との間の狭い間隙から徐々に落下流出する。分散体の
周囲に分散している粉末原料は、熱湯がミキシングボウ
ルと分散体との間で旋回しながら貯留されている間に溶
解し、狭い間隙より熱湯と共に落下流出する。
粉末原料を溶解した熱湯が狭い間隙より落下流出し終る
と同時に、冷水注出管より冷水が注出され、熱湯と同様
に、ミキシングボウルと分散体との間で貯留され、狭い
間隙より落下流出することによって、ミキシングボウル
内および分散体の洗滌が行なわれる。したがって、飲料
の切替えに際して、特に洗滌を行なう必要がない。
なお、洗滌後の冷水は、コップの中で粉末原料を溶解し
ている熱湯と合流、混合希釈して、全体を冷たくする。
f.実施例 以下、この考案の実施例を図に示された冷水飲料ディス
ペンサについて説明する。
第1図において、1はシュート2を有する粉末原料容
器、3は貯留タンク、4は冷水タンク、5は蓋状部5aお
よび漏斗状の本体部5bよりなるミキシングボウル、7は
分散体、9は飲料用コップ、10は流出開口、12はコップ
受台である。
第2図に示されるように、貯湯タンク3に連通する熱湯
注出管3aは先端を斜め下方に曲げられ、開口3bを有し、
同様に、冷水タンク4に連通する冷水注出管4aは先端を
熱湯注出管3aと向き合うように斜め下方に曲げられ、開
口4bを有している。ミキシングボウル5の蓋状部5aは本
体1bに蓋として嵌着され、この蓋状部5aにはシュート2
の開口端と対応する位置に中央開口6aが設けられ、中心
を通らない線上に対向する2個の開口6b、6cが形成さ
れ、開口6bは熱湯注出管3aを通すためのものであり、開
口6cは冷水注出管4aを通すためのものである(第3図参
照。)。
矢印Aは粉末原料の落下方向、軌跡Bは熱湯の流動方向
および矢印Cは冷水の流入方向である。
第4、5および6図において、分散体7は頂点7aにおけ
る角度2θがほぼ37°の円錐体で、4個の切欠7c、7c・
・・有し、その下部7bの裏面には、4個の十字状の側壁
8a、8a・・・からなる整流部8が一体に設けられてい
る。整流部8の上部8bの直径は分散体7の下部7bの最大
直径と同じで、流出開口10の内径と一致し、分散体7は
整流部8の上部8bが流出開口10に嵌着することによって
ミキシングボウル5に取付けられている。なお、流出開
口10の上部内側面と分散体7の下部7b外周面との間に
は、切欠7c、7c・・・による狭い間隙11が形成される。
分散体7の頂点7aにおける角度2θは、鋭角であり、シ
ュート2の開口端から落下する粉末原料の塊がほぼその
頂点7aに衝突して、その周囲に分散するように配置され
ている。角度2θの大きさは、ミキシングボウルの漏斗
状の本体部の内面の傾斜と関連し、すなわち、ミキシン
グボウルと分散体との間で貯留される熱湯の水位が充分
高くなるように設定するのがよい。なお、分散体7の表
面は平滑な方がよく、そのような仕上げがなされてい
る。
第7図に示されるように、粉末原料の投入量、熱湯注出
量、冷水注出量は何れも時間で制御され、それらが飲料
流出サイクルを構成する。
すなわち、粉末原料容器1に連通するシュート1から、
粉末原料をある一定時間(一定量)ミキシングボウル5
内に投入(落下)すると、粉末原料は分散体7の頂点7a
付近に衝突して分散し、分散体7の円周表面を下方へ落
下する。粉末原料の投入終了と同時に開口が接線方向に
向けられた熱湯注出管から熱湯が一定時間(約12cc)注
出され、熱湯はミキシングボウルの内壁面に沿ってゆる
く旋回しながら下り、ミキシングボウルと分散体との間
で旋回しながら貯留される。熱湯は狭い間隙より順次落
下流出するが、一定時間T貯留されている間に粉末原料
を溶解し、粉末原料を溶解した状態で落下流出すること
となる。落下流出する粉末原料を溶解した熱湯は整流部
8で整流されるので、受台12上に置かれたコップ9には
ね返えることなく注入される。この後、冷水タンク4か
らの冷水が冷水注出管4aを介して注入され、旋回しなが
ら貯留され、狭い間隙より順次落下流出し、コップ9に
注入される。この冷水によりミキシングボウル5および
分散体7に付着している濃縮残液はうまく流されること
となり、特に洗滌の必要はなくなる。
g.考案の効果 この考案によれば、粉末原料の溶解にパルセータなどの
可動かく拌機構を用いないので、構造が簡単であるばか
りでなく、飲料の切替の際の洗滌の必要性がない。ま
た、分散体によって投入される粉末原料を分散し、熱湯
をある時間旋回させながら貯留するようにしたので、粉
末原料の溶解も充分行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す飲料ディスペンサを一
部断面とした側面図、第2図は同じく飲料ディスペンサ
の要部拡大断面図、第3図は同じく飲料ディスペンサの
要部平面図、第4図は第2図の分散体の斜視図、第5図
は同じく分散体の正面図、第6図は同じく分散体の裏面
からの平面図、第7図は飲料流出サイクルにおけるタイ
ムチャートである。 1…粉末原料容器、2…シュート、3…貯湯タンク、3a
…熱湯注出管、3b…開口、4…冷水タンク、4a…冷水注
出管、4b…開口、5…ミキシングボウル、5a…蓋状部、
5b…本体部、6a…中央開口、6b、6c…開口、7…分散
体、7a…頂点、7b…下部、8…整流部、10…流出開口、
11…狭い間隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 今野 智好 愛知県豊明市栄町南館3番の16 星崎電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−91096(JP,A) 実開 昭62−81292(JP,U) 実開 昭53−60899(JP,U) 実開 昭63−110986(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末原料容器に連通するシュートと、この
    シュートの開口端に対応して設けられた中央開口、接線
    方向に向けられた熱湯注出管のための開口および冷水注
    出管のための開口とを有する蓋状部と中央下端に流出開
    口を有する漏斗状の本体部とからなるミキシングボウル
    とを備えた冷水飲料ディスペンサにおいて、前記流出開
    口に、頂点における角度が鋭角である円錐状の分散体を
    固着し、その流出開口の内側面と分散体の下部外周面と
    の間に狭い間隙を形成したことを特徴とする冷水飲料デ
    ィスペンサ。
JP8405389U 1989-07-19 1989-07-19 冷水飲料ディスペンサ Expired - Lifetime JPH0745829Y2 (ja)

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JP8405389U JPH0745829Y2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 冷水飲料ディスペンサ

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JPH0325978U JPH0325978U (ja) 1991-03-18
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JP5261253B2 (ja) * 2009-03-27 2013-08-14 サンデン株式会社 飲料供給ノズル
JP6285892B2 (ja) * 2015-05-13 2018-02-28 象印マホービン株式会社 飲料抽出機

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