JPH0745233Y2 - 命綱用足場ボルト補助具 - Google Patents

命綱用足場ボルト補助具

Info

Publication number
JPH0745233Y2
JPH0745233Y2 JP3603190U JP3603190U JPH0745233Y2 JP H0745233 Y2 JPH0745233 Y2 JP H0745233Y2 JP 3603190 U JP3603190 U JP 3603190U JP 3603190 U JP3603190 U JP 3603190U JP H0745233 Y2 JPH0745233 Y2 JP H0745233Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifeline
cylinder
scaffolding bolt
bolt
scaffolding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3603190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03126158U (ja
Inventor
栄造 野地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nojitech Corp
Original Assignee
Nojitech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nojitech Corp filed Critical Nojitech Corp
Priority to JP3603190U priority Critical patent/JPH0745233Y2/ja
Publication of JPH03126158U publication Critical patent/JPH03126158U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0745233Y2 publication Critical patent/JPH0745233Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 鉄筋コンクリート製電柱に取付けた足場ボルトに命綱を
掛けた作業者が足を踏み外した場合、足場ボルトに衝撃
荷重が掛かり、足場ボルトを折損すると言う事故を起こ
すことがある。本考案は、前記事故防止用に足場ボルト
に嵌込む補助具に関するものである。
〈従来の技術〉 第4図に基き、本考案を示す第3図を参考にして説明す
る。鉄筋コンクリート製電柱1には螺孔ブロック2が埋
込んであり、その螺孔ブロック2に足場ボルト3の外ネ
ジ部3cを螺合植立固定してある。作業者はその足場ボル
ト3を利用して、電柱1に登り、電気工事をする際、第
4図に示す如く命綱4の先端フック4aを足場ボルト3に
引掛けて留めている。
ところが、フック4aは足場ボルト3に沿って水平方向に
移動可能であり、フック4aが足場ボルト3の外端3aに位
置している状態で足を踏み外すと、足場ボルト3外端3a
に大きな衝撃荷重が加わり、その基端3bに大きな曲げモ
ーメントが加わり、足場ボルト3が折損する事故が発生
すると言う問題点がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 以上のようなことから、フック4aが足場ボルト3の外端
3aに移動しなうように固定する必要がある。
本考案は、上記課題を解決した命綱用足場ボルト補助具
を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 図面を参考に説明する。上記目的を達成するために、本
考案に係る命綱用足場ボルト補助具は、電柱1の足場ボ
ルト3に嵌込む筒5の基端5a近くにO字状の命綱フック
吊輪6を結合すると共に外端を角筒部5cに形成し、上方
から順に通し孔を開けた固定棒保持部7及びコイル状バ
ネ8,止め輪10を嵌込み、止め輪10を抜止棒9に摺動不能
に嵌込み且つ下端に膨大部9aを持つところの抜止棒9を
前記筒5の下面に開けた孔5bに差し込み、前記棒保持部
7上端を前記筒5の下面に結合してなるものである。
〈作用〉 上記のように構成された命綱用足場ボルト補助具は、足
場ボルト3に筒5を嵌込み、命綱フック吊輪6に命綱4
のフック4aを引掛ければ、フック4aが足場ボルト3の外
端3aに移動することはなく、足を踏み外しても、足場ボ
ルト3外端3aに大きな衝撃荷重が掛かることなく、従っ
てその基端3bに大きな曲げモーメントが掛かることな
く、足場ボルト3を折損する事故の発生を防止する。
〈実施例〉 実施例について第1〜3図を参考に説明すると、1は電
柱、2はその電柱1に埋込んだ螺孔ブロック、3は足場
ボルトであって、その外ネジ部3cを螺孔ブロック2に螺
合植立固定してある。4は作業者の転落防止用命綱、4a
は足場ボルト3に引掛ける先端フックである。
5は電柱用足場ボルト3に嵌込む筒、6はその筒5の電
柱側基端5a近くにに結合したO字状の命綱フック吊輪、
5cは筒5の外端に形成した角筒部、7は下面に孔を開け
た固定棒保持部、8はコイル状バネ、9は下端に膨大部
9a備えた抜止棒であって、その抜止棒9に上方から順に
抜止棒保持部7,コイル状バネ8,止め輪10を嵌込み、止め
輪10を抜止棒9に摺動不能に固定し、更に抜止棒9の上
端を筒5の下面に開けた孔5bに抜き差し可能に差し込ん
だ上、前記棒保持部7上端を前記筒5の下面に固定して
ある。なお、11は膨大部9aに取付けた引張り用リングで
ある。以上によつて本考案に係る命綱用足場ボルト補助
具12は構成されている。
次に作用について説明する。引張り用リング11をバネ8
に抗して引張り、抜止棒9の先端を下げて、足場ボルト
3の頭を通過可能にして、足場ボルト3に筒5を嵌込
み、命綱フック吊輪6に命綱4のフック4aを引掛けれ
ば、抜止棒9に押さえられて、筒5の抜けの移動が防止
され、足を踏み外しても、足場ボルト3外端3aに大きな
衝撃荷重が加わることなく、従ってその基端3bに大きな
曲げモーメントが加わることなく、足場ボルト3が折損
する事故発生が防止される。また筒5の外端が角筒部5c
になっているので、角筒部5cが足場ボルト頭3aに引掛か
り、抜け出し難い。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように構成されているため、足
場ボルト3に筒5を嵌込み、命綱フック吊輪6に命綱4
のフック4aを引掛ければ、足を踏み外しても、足場ボル
ト3の基端3bに大きな曲げモーメントが掛かることな
く、足場ボルト3の折損事故防止用安全具として有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図はそのA
−A矢視断面図、第3図は本考案の使用状態を示す側面
図、第4図は従来の命綱の使用状態を示す正面図であ
る。 1……電柱 2……螺孔ブロック 3……足場ボルト 3a……頭 3b……基端 3c……外ネジ部 4……命綱 4a……フック 5……筒 5a……基端 5b……孔 5c……角筒部 6……吊輪 7……固定棒保持部 8……コイル状バネ 9……抜止棒 9a……膨大部 10……止め輪 11……リング 12……足場ボルト補助具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電柱(1)の足場ボルト(3)に嵌込む筒
    (5)の基端(5a)近くにO字状の命綱フック吊輪
    (6)を結合すると共に外端を角筒部(5c)に形成し、
    上方から順に通し孔を開けた固定棒保持部(7),コイ
    ル状バネ(8),止め輪(10)を嵌込み、止め輪(10)
    を抜止棒(9)に摺動不能に嵌込み且つ下端に膨大部
    (9a)を持つところの抜止棒(9)を前記筒(5)の下
    面に開けた孔(5b)に差し込み、前記棒保持部(7)上
    端を前記筒(5)の下面に結合してなる命綱用足場ボル
    ト補助具。
JP3603190U 1990-04-02 1990-04-02 命綱用足場ボルト補助具 Expired - Lifetime JPH0745233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3603190U JPH0745233Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 命綱用足場ボルト補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3603190U JPH0745233Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 命綱用足場ボルト補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03126158U JPH03126158U (ja) 1991-12-19
JPH0745233Y2 true JPH0745233Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=31541906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3603190U Expired - Lifetime JPH0745233Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 命綱用足場ボルト補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0745233Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03126158U (ja) 1991-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5137112A (en) Fall restraint lifeline roof anchor
US6053279A (en) Structural beam safety attachment
JPH0745233Y2 (ja) 命綱用足場ボルト補助具
JP2000274083A (ja) 仮設足場用移動安全装置
JP2005061106A (ja) 屋根上作業方法および屋根上作業方法に用いる安全帯取付具
CN208456185U (zh) 一种塔吊连墙件用安全走道
KR200180963Y1 (ko) 건축용 가설발판의 로킹장치
JP3208865U (ja) 基礎工事用足場
CN205875671U (zh) 一种附着式升降脚手架防坠落安全保护装置
JPH0759252B2 (ja) 昇降安全ロープ
JP2576273Y2 (ja) 親綱係止具
CN217870014U (zh) 一种桥梁护栏施工安全防护装置
JP2011084899A (ja) 柱体昇降用簡易足場
GB2311554A (en) Scaffolder's safety hook
CN210239568U (zh) 水电站输电检修用辅助装置
JPS5925972Y2 (ja) マンホ−ル昇降用墜落防止装置
JP2571375Y2 (ja) 柱上作業台システム
JPS59472Y2 (ja) 梯子の安全装置
JP3001667U (ja) 型枠取付け作業用転落防止フック
JPH0312101Y2 (ja)
JP2903394B2 (ja) 柱挟持器具
EP2832937B1 (en) Anti-fall safety equipment, in particular for realizing floors in residential housing
JP3009381U (ja) 垂直板へのクランプ取付け用補助装置
JP2678578B2 (ja) 枠組階段
JPS645947Y2 (ja)