JPH0745214Y2 - パンツ型おむつ - Google Patents
パンツ型おむつInfo
- Publication number
- JPH0745214Y2 JPH0745214Y2 JP40637090U JP40637090U JPH0745214Y2 JP H0745214 Y2 JPH0745214 Y2 JP H0745214Y2 JP 40637090 U JP40637090 U JP 40637090U JP 40637090 U JP40637090 U JP 40637090U JP H0745214 Y2 JPH0745214 Y2 JP H0745214Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waist
- pants
- leg
- type diaper
- waist opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、幼児用、大人用あるい
は失禁者用の使い捨ておむつに関し、特に、いわゆるパ
ンツ型使い捨ておむつに関する。
は失禁者用の使い捨ておむつに関し、特に、いわゆるパ
ンツ型使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パンツ型おむつは、特開昭61
−207605号公報に開示されているように、液透過
性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、こ
れら両シート間に介在された吸収体とからなる縦長の本
体を備え、該本体は、着用時に着用者の腹側に位置する
腹側部及び背側に位置する背側部に分けられている。そ
して、本体の長手方向に沿う両側に形成された左右一対
のサイドフラップにおいて腹側部と背側部を互いに接合
固定して左右一対のレッグ開口部及び一つのウエスト開
口部が形成されている。
−207605号公報に開示されているように、液透過
性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、こ
れら両シート間に介在された吸収体とからなる縦長の本
体を備え、該本体は、着用時に着用者の腹側に位置する
腹側部及び背側に位置する背側部に分けられている。そ
して、本体の長手方向に沿う両側に形成された左右一対
のサイドフラップにおいて腹側部と背側部を互いに接合
固定して左右一対のレッグ開口部及び一つのウエスト開
口部が形成されている。
【0003】パンツ型おむつは、一対のレッグ開口部及
び一つのウエスト開口部を夫々伸縮自在に形成して体型
にフィットするように構成されており、通常、着用者自
らが立位の状態で着用することができるので、幼児の
「おむつ離れ」を促進するためのトイレットトレーニン
グ用として、または失禁者用もしくは歩行可能な成人用
として用いられている。従って、寝た状態にある着用者
に対して介護者が着用させるのは困難であった。
び一つのウエスト開口部を夫々伸縮自在に形成して体型
にフィットするように構成されており、通常、着用者自
らが立位の状態で着用することができるので、幼児の
「おむつ離れ」を促進するためのトイレットトレーニン
グ用として、または失禁者用もしくは歩行可能な成人用
として用いられている。従って、寝た状態にある着用者
に対して介護者が着用させるのは困難であった。
【0004】この種のパンツ型おむつは、いわゆるフラ
ット型のおむつに比較して、通常の下着と同様に着用者
が自分で上げ下げできるという点に特徴を有する。着用
者自身が排泄物を漏らさないように、しかも容易に装着
できるようにするためには、パンツ型の使い捨ておむつ
は優れたフィット性を有していることが要求される。さ
らに、着用者の活発な活動に対しても十分な追従性を有
することが要求される。また、介護者が着用させること
に対しても、十分な装着性、フィット性を有することが
要求される。
ット型のおむつに比較して、通常の下着と同様に着用者
が自分で上げ下げできるという点に特徴を有する。着用
者自身が排泄物を漏らさないように、しかも容易に装着
できるようにするためには、パンツ型の使い捨ておむつ
は優れたフィット性を有していることが要求される。さ
らに、着用者の活発な活動に対しても十分な追従性を有
することが要求される。また、介護者が着用させること
に対しても、十分な装着性、フィット性を有することが
要求される。
【0005】このような要求に対応するため、特開平2
−4364号公報には、本体の腹側部と背側部とを接続
するサイド部分に伸縮性のサイドパネルを設け、且つ本
体の腹側端部及び背側端部に弾性部材を配置した構成が
開示されている。
−4364号公報には、本体の腹側部と背側部とを接続
するサイド部分に伸縮性のサイドパネルを設け、且つ本
体の腹側端部及び背側端部に弾性部材を配置した構成が
開示されている。
【0006】また、サイド部分に吸収性部材を有する構
成のパンツ型おむつも公知である。
成のパンツ型おむつも公知である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし乍ら、上述した
前者のパンツ型おむつにおいては、サイド部分が伸縮性
材料のみで形成されているから、かかる部分からの排泄
物の漏れが生じやすく、いわゆる脇漏れに弱いという問
題がある。
前者のパンツ型おむつにおいては、サイド部分が伸縮性
材料のみで形成されているから、かかる部分からの排泄
物の漏れが生じやすく、いわゆる脇漏れに弱いという問
題がある。
【0008】一方、後者のパンツ型おむつにおいては、
サイド部分に吸収材を有するのでサイド部分自体からの
排泄物の漏れは防止できるが、伸縮部材がないために着
用者に対してフィット性が欠け、着用者とおむつとの間
の隙間から排泄物が漏れやすいという問題がある。更
に、フィット性に欠けるため着用者に対する追従性に欠
けるという問題がある。
サイド部分に吸収材を有するのでサイド部分自体からの
排泄物の漏れは防止できるが、伸縮部材がないために着
用者に対してフィット性が欠け、着用者とおむつとの間
の隙間から排泄物が漏れやすいという問題がある。更
に、フィット性に欠けるため着用者に対する追従性に欠
けるという問題がある。
【0009】従って、本考案の目的は、排泄物の防漏性
と着用者のウエストへのフィット性とに優れたパンツ型
おむつを提供することにある。
と着用者のウエストへのフィット性とに優れたパンツ型
おむつを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、液透過性のト
ップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両
シート間に配置される吸収体とを有する本体を備え、該
本体は着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と、背側
に位置する背側部とに区分されており、上記腹側部及び
背側部夫々の両側縁部を接合固定してウエスト開口部と
一対のレッグ開口部とを形成したパンツ型おむつにおい
て、上記ウエスト開口部における両側部の内側から上記
レッグ開口部に向けて、夫々上記腹側部から背側部に亘
って、架け渡された一対の伸縮部材が設けられているこ
とを特徴とするパンツ型おむつを提供することにより、
上記目的を達成したものである。
ップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両
シート間に配置される吸収体とを有する本体を備え、該
本体は着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と、背側
に位置する背側部とに区分されており、上記腹側部及び
背側部夫々の両側縁部を接合固定してウエスト開口部と
一対のレッグ開口部とを形成したパンツ型おむつにおい
て、上記ウエスト開口部における両側部の内側から上記
レッグ開口部に向けて、夫々上記腹側部から背側部に亘
って、架け渡された一対の伸縮部材が設けられているこ
とを特徴とするパンツ型おむつを提供することにより、
上記目的を達成したものである。
【0011】
【作用】本考案によるパンツ型おむつによれば、着用中
においては、一対の伸縮部材が直接着用者のウエストを
締めつけてウエストにフィットし、追従性及び防漏性を
高める。
においては、一対の伸縮部材が直接着用者のウエストを
締めつけてウエストにフィットし、追従性及び防漏性を
高める。
【0012】
【実施例】以下に、添付図面の図1及び図2を参照し乍
ら本考案の好ましい実施例を詳細に説明する。
ら本考案の好ましい実施例を詳細に説明する。
【0013】パンツ型おむつ1は、液透過性のトップシ
ート2と、液不透過性のバックシート3と、これら両シ
ート間に配置される吸収体4とを有する本体5を備え、
該本体は着用時に着用者の腹側に位置する腹側部6と、
背側に位置する背側部7とに区分されており、腹側部6
と背側部7との夫々の両側縁部を接合固定してウエスト
開口部8と一対のレッグ開口部9a、9bとが形成され
ている。ウエスト開口部8における両側部の内側からレ
ッグ開口部9a、9bに向けて、腹側部6から背側部7
に亘って一対の伸縮部材10a、10bが亘って架け渡
されている。
ート2と、液不透過性のバックシート3と、これら両シ
ート間に配置される吸収体4とを有する本体5を備え、
該本体は着用時に着用者の腹側に位置する腹側部6と、
背側に位置する背側部7とに区分されており、腹側部6
と背側部7との夫々の両側縁部を接合固定してウエスト
開口部8と一対のレッグ開口部9a、9bとが形成され
ている。ウエスト開口部8における両側部の内側からレ
ッグ開口部9a、9bに向けて、腹側部6から背側部7
に亘って一対の伸縮部材10a、10bが亘って架け渡
されている。
【0014】上記トップシート2は、排泄物を吸収体4
へ透過させる液透過性シートで肌着に近い感触を有した
ものが好ましく、このような液透過性シートとしては、
例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等が好ましい。
また、トップシート2の周縁部にシリコン系油剤、パラ
フィンワックス等の疎水性化合物を塗布する方法や、予
めアルキルリン酸エステルのような親水性化合物を塗布
し、周縁を温水で洗浄する方法により撥水処理を施し、
周縁部における尿等の滲みによる漏れを防止することが
できる。
へ透過させる液透過性シートで肌着に近い感触を有した
ものが好ましく、このような液透過性シートとしては、
例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等が好ましい。
また、トップシート2の周縁部にシリコン系油剤、パラ
フィンワックス等の疎水性化合物を塗布する方法や、予
めアルキルリン酸エステルのような親水性化合物を塗布
し、周縁を温水で洗浄する方法により撥水処理を施し、
周縁部における尿等の滲みによる漏れを防止することが
できる。
【0015】バックシート3は、熱可塑性樹脂にフィラ
ーを加えて延伸した液不透過性且つ蒸気を透過させる蒸
気透過性のシートが用いられ、肌着に近い感触を有した
もの、例えば、フィルムと不織布との複合材、あるいは
フィルムと織布との複合材料等が用いられる。
ーを加えて延伸した液不透過性且つ蒸気を透過させる蒸
気透過性のシートが用いられ、肌着に近い感触を有した
もの、例えば、フィルムと不織布との複合材、あるいは
フィルムと織布との複合材料等が用いられる。
【0016】吸収体4としては、解繊パルプを主材と
し、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、そ
のほか、熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸水ポ
リマーの混合物に熱処理したものなどが好ましい。高分
子吸水ポリマーの存在位置は、上層、中層、下層のいず
れであってもよく、パルプと混合したものであってもよ
い。該高分子吸水ポリマーは、自重の20倍以上の液体
を吸収して保持し得る保持性能を有し、ゲル化する性質
を有する粒子状のものが好ましく、このような高分子吸
水ポリマーとしては、デンプン−アクリル酸(塩)グラ
フト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体の
ケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架
橋物、アクリル酸(塩)重合体などが好ましい。形状と
しては、着用者の体型に併せた砂時計の形状が好ましい
が、矩形であってもよい。
し、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、そ
のほか、熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸水ポ
リマーの混合物に熱処理したものなどが好ましい。高分
子吸水ポリマーの存在位置は、上層、中層、下層のいず
れであってもよく、パルプと混合したものであってもよ
い。該高分子吸水ポリマーは、自重の20倍以上の液体
を吸収して保持し得る保持性能を有し、ゲル化する性質
を有する粒子状のものが好ましく、このような高分子吸
水ポリマーとしては、デンプン−アクリル酸(塩)グラ
フト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体の
ケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架
橋物、アクリル酸(塩)重合体などが好ましい。形状と
しては、着用者の体型に併せた砂時計の形状が好ましい
が、矩形であってもよい。
【0017】本体5は、その展開した状態を図2に示す
ように、吸収体4の長手方向の両端縁には、ここから外
方へ配設する一対のウエストフラップ11a、11b
と、各ウエストフラップ11a、11b夫々にウエスト
ギャザーAを形成するウエスト部の弾性部材12a、1
2bと、上記吸収体4の両側縁から幅方向外方へ配設す
る左右一対のサイドフラップ13a、13bと、各サイ
ドフラップ13a、13bのレッグ部14a、14bの
夫々にレッグギャザーB、Bを形成するレッグ部の弾性
部材15a、15bとを備え、背側と腹側のサイドフラ
ップ13a、13bの両側縁で夫々部分的に接合固定し
て、図1に示すように、ウエスト開口部8及び左右一対
のレッグ開口部9a、9b(第2図参照)を形成するよ
うになっている。
ように、吸収体4の長手方向の両端縁には、ここから外
方へ配設する一対のウエストフラップ11a、11b
と、各ウエストフラップ11a、11b夫々にウエスト
ギャザーAを形成するウエスト部の弾性部材12a、1
2bと、上記吸収体4の両側縁から幅方向外方へ配設す
る左右一対のサイドフラップ13a、13bと、各サイ
ドフラップ13a、13bのレッグ部14a、14bの
夫々にレッグギャザーB、Bを形成するレッグ部の弾性
部材15a、15bとを備え、背側と腹側のサイドフラ
ップ13a、13bの両側縁で夫々部分的に接合固定し
て、図1に示すように、ウエスト開口部8及び左右一対
のレッグ開口部9a、9b(第2図参照)を形成するよ
うになっている。
【0018】尚、ウエストフラップ11a、11bとサ
イドフラップ13a、13bとは夫々トップシート2と
バックシート3との重ね合わせ部分であって、本体5に
一体に形成されている。
イドフラップ13a、13bとは夫々トップシート2と
バックシート3との重ね合わせ部分であって、本体5に
一体に形成されている。
【0019】ウエストフラップの弾性部材12a、12
bは、夫々ウエストフラップ11a、11bの端縁に沿
って、略平行に配置された複数本の糸状体としてトップ
シート2とバックシート3とに連続的に接合されてい
る。これによりウエスト開口部13を形成した際には、
ウエストフラップの弾性部材8a、8bはウエスト開口
部13の周縁に沿って連続して配置され、ウエストギャ
ザーAを形成することになる。一方、サイドフラップの
弾性部材14a、14bは円弧状に設けられており、レ
ッグ部14a、14bの馬蹄形に沿って円弧状に形成さ
れ、レッグ開口部9a、9bを形成した際にレッグギャ
ザーB、Bを形成することになる。
bは、夫々ウエストフラップ11a、11bの端縁に沿
って、略平行に配置された複数本の糸状体としてトップ
シート2とバックシート3とに連続的に接合されてい
る。これによりウエスト開口部13を形成した際には、
ウエストフラップの弾性部材8a、8bはウエスト開口
部13の周縁に沿って連続して配置され、ウエストギャ
ザーAを形成することになる。一方、サイドフラップの
弾性部材14a、14bは円弧状に設けられており、レ
ッグ部14a、14bの馬蹄形に沿って円弧状に形成さ
れ、レッグ開口部9a、9bを形成した際にレッグギャ
ザーB、Bを形成することになる。
【0020】伸縮部材10a、10bは所定の幅を有す
る帯状に形成されており、各伸縮部材10a、10bの
長手方向に沿う両側部16a、16bが接着固定されて
いる。各伸縮部材10a、10bは図1に示す状態にお
いて、それぞれ略中央が長手方向に沿ってその半分の構
成部分を接続して構成されている。即ち、図2に示すよ
うに、各伸縮部材10a、10bは半分の構成部分10
e、10fを互いに接続して構成しているのである。
る帯状に形成されており、各伸縮部材10a、10bの
長手方向に沿う両側部16a、16bが接着固定されて
いる。各伸縮部材10a、10bは図1に示す状態にお
いて、それぞれ略中央が長手方向に沿ってその半分の構
成部分を接続して構成されている。即ち、図2に示すよ
うに、各伸縮部材10a、10bは半分の構成部分10
e、10fを互いに接続して構成しているのである。
【0021】伸縮部材10a、10bはこの実施例では
レッグ開口部8に形成されたレッグギャザーB、Bから
ウエスト開口部に形成のウエストギャザーAに重なって
配設されており、図2に示す展開状態においても伸縮部
材10a、10bはレッグ部の弾性部材15a、15b
上からウエストフラップの弾性部材12a、12b上に
まで配設されている。
レッグ開口部8に形成されたレッグギャザーB、Bから
ウエスト開口部に形成のウエストギャザーAに重なって
配設されており、図2に示す展開状態においても伸縮部
材10a、10bはレッグ部の弾性部材15a、15b
上からウエストフラップの弾性部材12a、12b上に
まで配設されている。
【0022】伸縮部材10a、10bには、ポリプロピ
レン、ポリイソプレン、ポリブタジエン等の共重合体、
エチレンの共重合体、天然ゴム、ウレタン等の織物また
は不織布が用いられるが、伸縮性を有する材料であれば
何でもよく、特に吸水性をも合わせ持つことが望まし
い。
レン、ポリイソプレン、ポリブタジエン等の共重合体、
エチレンの共重合体、天然ゴム、ウレタン等の織物また
は不織布が用いられるが、伸縮性を有する材料であれば
何でもよく、特に吸水性をも合わせ持つことが望まし
い。
【0023】本実施例のパンツ型の使い捨ておむつ1
は、図2に示す展開した状態の本体5を腹側部と背側部
とを重ねるようにして折り返し、背側部7のサイドフラ
ップ13a、13aの側縁と腹側部6のサイドフラップ
13b、13bの側縁とを接合固定することによって得
られる。同時に伸縮部材10a、10bの構成部分10
eの自由側縁と構成部分10fの自由側縁とを接合固定
して図1に示すような、ウエスト開口部の内側に伸縮部
材10a、10bを配置したパンツ型おむつを得る。
は、図2に示す展開した状態の本体5を腹側部と背側部
とを重ねるようにして折り返し、背側部7のサイドフラ
ップ13a、13aの側縁と腹側部6のサイドフラップ
13b、13bの側縁とを接合固定することによって得
られる。同時に伸縮部材10a、10bの構成部分10
eの自由側縁と構成部分10fの自由側縁とを接合固定
して図1に示すような、ウエスト開口部の内側に伸縮部
材10a、10bを配置したパンツ型おむつを得る。
【0024】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例のパンツ型使い捨ておむつ1の着用時には、ウ
エスト開口部8に間隔をあけて対抗して配置された一対
の伸縮部材10a、10bを互いに押し広げて、該伸縮
部材10a、10b間に両足を通し、該ウエスト開口部
8を着用者のウエストまで引き上げ、同時に両足をレッ
グ開口部9a、9bに通して着用する。
本実施例のパンツ型使い捨ておむつ1の着用時には、ウ
エスト開口部8に間隔をあけて対抗して配置された一対
の伸縮部材10a、10bを互いに押し広げて、該伸縮
部材10a、10b間に両足を通し、該ウエスト開口部
8を着用者のウエストまで引き上げ、同時に両足をレッ
グ開口部9a、9bに通して着用する。
【0025】着用中においては、ウエストフラップ11
a、11bが着用者のウエストに当接し、特に、ウエス
トの腹側と背側において弾性部材12a、12bによる
ウエストギャザーAが締めつけてウエストにフィットす
る。
a、11bが着用者のウエストに当接し、特に、ウエス
トの腹側と背側において弾性部材12a、12bによる
ウエストギャザーAが締めつけてウエストにフィットす
る。
【0026】一方、ウエストの脇部においては、同様に
ウエストフラップ11a、11bが着用者のウエストに
当接するが、これより先に伸縮部材10a、10bが直
接着用者のウエストを締め付ける。従って、本実施例の
パンツ型おむつは確実に着用者にフィットし、着用者の
動きに確実に追従性することができる。更に、フィット
性が高いことから、ウエストとパンツ型おむつとの間か
らの漏れも確実に防止するとともに、いわゆる脇漏れに
より伸縮部材10a、10bから染み出た排泄物は、バ
ックシート3により外部への漏れが防止される。
ウエストフラップ11a、11bが着用者のウエストに
当接するが、これより先に伸縮部材10a、10bが直
接着用者のウエストを締め付ける。従って、本実施例の
パンツ型おむつは確実に着用者にフィットし、着用者の
動きに確実に追従性することができる。更に、フィット
性が高いことから、ウエストとパンツ型おむつとの間か
らの漏れも確実に防止するとともに、いわゆる脇漏れに
より伸縮部材10a、10bから染み出た排泄物は、バ
ックシート3により外部への漏れが防止される。
【0027】本考案は上述した一実施例に限定されるこ
となく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。
となく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。
【0028】例えば、伸縮部材10a、10bはウエス
トギャザーA上からレッグギャザーB、B上に亘って配
設することに限らず、少なくともウエスト開口部8に設
けられていればよく、ウエストギャザーA手前からレッ
グギャザーB、B上まで配設されていたり、または、ウ
エストギャザーA上からレッグギャザーB、B手前まで
配設するものであってもよい。
トギャザーA上からレッグギャザーB、B上に亘って配
設することに限らず、少なくともウエスト開口部8に設
けられていればよく、ウエストギャザーA手前からレッ
グギャザーB、B上まで配設されていたり、または、ウ
エストギャザーA上からレッグギャザーB、B手前まで
配設するものであってもよい。
【0029】
【考案の効果】本考案のパンツ型おむつは、排泄物の防
漏性と着用者へのフィット性とに優れ、特に、着用者の
体型にかかわらずフィットさせることができる。
漏性と着用者へのフィット性とに優れ、特に、着用者の
体型にかかわらずフィットさせることができる。
【図1】本考案の実施例によるパンツ型おむつの斜視図
である。
である。
【図2】図1に示す使い捨ておむつの展開状態を示す平
面図である。
面図である。
1 パンツ型おむつ 2 トップシート 3 バックシート 6 腹側部 7 背側部 8 ウエスト開口部 9a、9b レッグ開口部 10a、10b 伸縮部材
Claims (4)
- 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、これら両シート間に配置される吸収
体とを有する本体を備え、該本体は着用時に着用者の腹
側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部とに区分
されており、上記腹側部及び背側部夫々の両側縁部を接
合固定してウエスト開口部と一対のレッグ開口部とを形
成したパンツ型おむつにおいて、上記ウエスト開口部に
おける両側部の内側から上記レッグ開口部に向けて、夫
々上記腹側部から背側部に亘って、架け渡された一対の
伸縮部材が設けられていることを特徴とするパンツ型お
むつ。 - 【請求項2】 上記ウエスト開口部にはその周囲にウエ
ストギャザーが形成されており、上記レッグ開口部には
その周囲にレッグギャザーが形成されており、上記各伸
縮部材はウエストギャザー上からレッグギャザー上に亘
って配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
パンツ型おむつ。 - 【請求項3】 上記ウエスト開口部にはその周囲にウエ
ストギャザーが形成されており、上記レッグ開口部には
その周囲にレッグギャザーが形成されており、上記各伸
縮部材はウエストギャザー手前からレッグギャザー上ま
で配設されていることを特徴とする請求項1に記載のパ
ンツ型おむつ。 - 【請求項4】 上記ウエスト開口部にはその周囲にウエ
ストギャザーが形成されており、上記レッグ開口部には
その周囲にレッグギャザーが形成されており、上記各伸
縮部材はウエストギャザー上からレッグギャザー手前ま
で配設されていることを特徴とする請求項1に記載のパ
ンツ型おむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40637090U JPH0745214Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | パンツ型おむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40637090U JPH0745214Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | パンツ型おむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0495026U JPH0495026U (ja) | 1992-08-18 |
JPH0745214Y2 true JPH0745214Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31883644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40637090U Expired - Lifetime JPH0745214Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | パンツ型おむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745214Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996005788A1 (fr) * | 1994-08-24 | 1996-02-29 | Paragon Trade Brands, Inc. | Article absorbant et procede de fabrication de cet article |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40637090U patent/JPH0745214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0495026U (ja) | 1992-08-18 |
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