JPH0744945U - 記憶媒体収容ケース - Google Patents

記憶媒体収容ケース

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JPH0744945U
JPH0744945U JP067489U JP6748993U JPH0744945U JP H0744945 U JPH0744945 U JP H0744945U JP 067489 U JP067489 U JP 067489U JP 6748993 U JP6748993 U JP 6748993U JP H0744945 U JPH0744945 U JP H0744945U
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JP067489U
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強 永瀬
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タカミネ産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケースの小型化が可能となり、併せて保管時の
みならず記憶媒体の使用時における一時収容機能や、保
管収容時における記憶媒体の整列機能をも併せ持った記
憶媒体収容ケースを提供するものである。 【構成】見開き状態の施蓋部材と底面部材によって開閉
可能とした記憶媒体収容ケースであって、天地方向に一
対の天地側壁を対向立設するとともに、天地方向一端側
に偏在して記憶媒体載置部を設けた底面部材と、前記底
面部材の一端側に連設して底面部材の一端を立設閉塞す
る左側蓋部材と、底面部材の他端側に回動自在に連設す
るとともに、前記一対の天地側壁端と当接状態で底面部
材の他端を立設閉塞する右側蓋部材と、前記右側蓋部材
に回動自在に連設し、底面部材上面を閉塞可能とした施
蓋部材とを備え、左側蓋部材を収容部材としたり、右側
蓋部材に憶媒体整列部材を設けるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフロッピーディスクやCD−ROM等の記憶媒体の収容ケースに関す るものであり、ケースの小型化が可能となり、併せて保管時のみならず記憶媒体 の使用時における一時収容機能や、保管収容時における記憶媒体の整列機能をも 併せ持った記憶媒体収容ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のOA化に伴って、オフィスで用いるフロッピーディスクなど記憶媒体の 使用枚数も急増している。そしてこのフロッピーディスクは破損防止のため、通 常は合成樹脂製の記憶媒体収容ケースに収容した状態で販売されるとともに、こ のケースを保管容器としてそのまま使用する場合が多い。このような従来の記憶 媒体収容ケースは、その一般的なものとして図11に示すものが挙げられる。図 例のものは、実開平4−71688号に開示されているものであり、収容ケース 100をケース本体102とこれに連設された上蓋部104とで開閉可能な筐体 状に形成し、該ケース本体100の両端隅角部には夫々収容されているフロッピ ーディスクを係止する隔壁106、106を互いに体面するように設け、該両隔 壁106、106間の中央部に大型のフロッピーディスク108、両端部に小型 のフロッピーディスク110、110を並列に夫々収容しうる凸形状の収容部1 12を形成してなるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来一般的に使用されている記憶媒体収容ケースは、保管記憶媒体 の収容態様に起因するケースの大型化の問題と、記憶媒体の使用時における一時 収容や収容動作時における使い勝手が悪いという作業上の問題を有している。す なわち、前記図11に示すようにケース中央部に大型のフロッピーディスク10 8を収容し、両端部に小型のフロッピーディスク110、110を収容する構造 であるため、大型、小型のフロッピーディスクそれぞれを収容する際のデッドス ペースが各々別々の部位に生じてしまう結果、ケース全体としてのデッドスペー スが大きくなってしまい、必要以上にケースが大型化することになる。
【0004】 また通常このようなケースには、一つの関連ソフトウェアを構成する複数枚の フロッピーディスクが収容され、使用時においては、OA機器を操作するに要す るフロッピーディスクのみをその都度取り替えながら使用するため、取り替える 毎に蓋の開閉を行わなければならず、作業性が極めて悪くなってしまうことにな る。一方、蓋の開閉を行わずにおこうものなら、収容ケースが見開き状態となっ て大きなスペースを犠牲にしなければならない。
【0005】 さらに工場出荷時において、複数枚の大型フロッピーディスクを本ケースに収 容する際には、前記凸形状の収納部112内に整列させて収容しなければならず 、特に上蓋部104を閉じる際に、上蓋104と図中左方向側壁114との間に フロッピーディスクが噛み込まれないように注意しなければならない。そしてこ のことにより、工場における梱包作業が極めて煩雑なものになってしまうのであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このように従来の記憶媒体収容ケースにあっては、ケース本体の小型化が困難 であるとともに、作業性も悪くなってしまうという問題点が有り、本考案におい て以下の手段によってこれら問題点が解決される。そして本考案はケースの小型 化が可能となり、併せて保管時のみならず記憶媒体の使用時における一時収容機 能や、保管収容時における記憶媒体の整列機能をも併せ持った記憶媒体収容ケー スを提供するものであり、第1として、見開き状態の施蓋部材と底面部材によっ て開閉可能とした記憶媒体収容ケースであって、 天地方向に一対の天地側壁を対向立設するとともに、天地方向一端側に偏在し て記憶媒体載置部を設けた底面部材と、 前記底面部材の一端側に連設して底面部材の一端を立設閉塞する左側蓋部材と 、 底面部材の他端側に回動自在に連設するとともに、前記一対の天地側壁端と当 接状態で底面部材の他端を立設閉塞する右側蓋部材と、 前記右側蓋部材に回動自在に連設し、底面部材上面を閉塞可能とした施蓋部材 と、 を備えたこと、 第2として、見開き状態の施蓋部材と底面部材によって開閉可能とした記憶媒 体収容ケースであって、 天地方向に一対の側壁を対向立設するとともに、天地方向一端側に偏在して磁 気媒体載置部を設けた底面部材と、 前記底面部材の一端側に回動自在に連設して底面部材の一端を立設閉塞すると ともに、天地方向一端側に偏在して記憶媒体収容空間を設けた収容部材と、 底面部材の他端側に回動自在に連設するとともに、前記一対の天地側壁端と当 接状態で底面部材の他端を立設閉塞する右側蓋部材と、 前記右側蓋部材に回動自在に連設し、底面部材上面を閉塞可能とした施蓋部材 と、 を備えたこと、 第3として、見開き状態の施蓋部材と底面部材によって開閉可能とした記憶媒 体収容ケースであって、 天地方向に一対の天地側壁を対向立設するとともに、天地方向一端側に偏在し て記憶媒体載置部を設けた底面部材と、 前記底面部材の一端側に連設して底面部材の一端を立設閉塞する左側蓋部材と 、 底面部材の他端側に回動自在に連設して前記一対の天地側壁端と当接状態で底 面部材の他端を立設閉塞するとともに、天地間の適所に略台形状の憶媒体整列部 材を設けた右側蓋部材と、 前記右側蓋部材に回動自在に連設し、底面部材上面を閉塞可能とした施蓋部材 と、 を備えたこと、 そして第4として、見開き状態の施蓋部材と底面部材によって開閉可能とした 記憶媒体収容ケースであって、 天地方向に一対の天地側壁を対向立設するとともに、天地方向一端側に偏在し て記憶媒体載置部を設けた底面部材と、 前記底面部材の一端側に回動自在に連設して底面部材の一端を立設閉塞すると ともに、天地方向一端側に偏在して記憶媒体収容空間を設けた収容部材と、 底面部材の他端側に回動自在に連設して前記一対の天地側壁端と当接状態で底 面部材の他端を立設閉塞するとともに、天地間の適所に略台形状の憶媒体整列部 材を設けた右側蓋部材と、 前記右側蓋部材に回動自在に連設し、底面部材上面を閉塞可能とした施蓋部材 と、 を備えたことをそれぞれ特徴とするものである。
【0007】
【作用】
請求項1の考案によれば、見開き状態の施蓋部材と底面部材によって開閉可能 とした記憶媒体収容ケースにあって、天地方向に一対の天地側壁を対向立設する とともに、天地方向一端側に偏在して記憶媒体載置部を設けた底面部材により、 大型及び小型の記憶媒体を、共に一端側に偏在した位置に収容することを可能に し、収容時において大型及び小型の記憶媒体それぞれによって発生するデッドス ペースを、底面部材内の同一部位に集約させるという作用が得られる。
【0008】 請求項2の考案によれば請求項1の作用に加え、前記底面部材の一端側に回動 自在に連設して底面部材の一端を立設閉塞するとともに、天地方向一端側に偏在 して記憶媒体収容空間を設けた収容部材により、施蓋部材を閉じた状態で収容部 材だけを外部に露出可能とする作用が得られる。
【0009】 請求項3の考案によれば、請求項1の作用に加え、底面部材の他端側に回動自 在に連設して前記一対の天地側壁端と当接状態で底面部材の他端を立設閉塞する とともに、天地間の適所に略台形状の記憶媒体整列部材を設けた右側蓋部材によ り、大型の記憶媒体を収容するに当たって収容部にある程度乱雑に置かれたとし ても、施蓋部材を閉じる際に略台形状の記憶媒体整列部材によって正規の収容位 置に整列させる作用が得られる。
【0010】 そして請求項4の考案によれば、前記請求項1〜3の全ての作用が得られるこ とになる。
【0011】
【実施例】
次に本考案を、具体的実施例に基づき詳細に説明するが、本考案は以下の実施 例によって何ら限定されるものではない。図1は、本発明の第1実施例の全体構 造を斜視図として表したものである。図例のものは、見開き状態に開閉可能とし たものであり、天地方向に一対の天地側壁1、3を対向立設するとともに、天地 方向一端側に偏在して記憶媒体載置部5、7を設けた底面部材9と、底面部材9 の一端側に連設した底面部材9の一端を立設閉塞する左側蓋部材11と、底面部 材9の他端側にヒンジ13を介して回動自在に連設するとともに、前記一対の天 地側壁1、3の端部と当接状態で底面部材9の他端を立設閉塞する右側蓋部材1 5と、右側蓋部材15に回動自在にヒンジ17を介して連設して底面部材9上面 を閉塞可能とした施蓋部材19とを備えたものである。そして2つの記憶媒体載 置部5、7のうち、5の部分には大型の記憶媒体、例えば5インチのフロッピー ディスクを、7の部分には小型の記憶媒体、例えば3.5インチのフロッピーデ ィスクを載置状態で収容することができる。 ここで、21a、21bは収容した記憶媒体の位置を安定的に規制するために 設けた、棒状の規制部材であり、21aについては5インチ、3.5インチの両 フロッピーディスクの位置を、21bについては5インチのフロッピーディスク の位置をそれぞれ規制するものである。また、右側蓋部材15との連設部近傍に も5インチフロッピーディスク用の規制部材23、23を設けている。さらに2 1c・・は、記憶媒体と底面部材9との間隔を一定に保つための突起である。こ の本構造においては、記憶媒体の収容位置が天地方向の一端側に偏在することに なり、図中25で示す天地方向他端側のデッドスペースが省略可能となる。
【0012】 次に第2実施例として、図1における左側蓋部材11を記憶媒体の収容部とし た例を説明する。図2にはこの第2実施例の構造を表す全体図を示している。図 例のものは第1実施例と同様、天地方向に一対の側壁1、3を対向立設するとと もに、天地方向一端側に偏在して記憶媒体載置部を備えた底面部材9を構成した ものであり、底面部材9の一端側に回動自在に連設して底面部材9の一端を立設 閉塞するとともに、天地方向一端側に偏在して記憶媒体収容空間27、27を備 えた収容部材29を設けている。そして底面部材9の他端側には、前記一対の天 地側壁1、3の端部と当接状態で、底面部材9の他端を立設閉塞する右側蓋部材 15をヒンジ13を介して回動自在に連設するとともに、右側蓋部材15にヒン ジ17を介して回動自在に連設し、底面部材9上面を閉塞可能とした施蓋部材1 9を設けたものである。本例においても、規制部材21a、21b及び23につ いては、前記第1実施例と同一構造、機能である。 そして前記収容部材29については、収容用前板31と収容用後板33、33 との間に記憶媒体の収容空間を設けており、図示するように5インチのフロッピ ーディスク35と3.5インチのフロッピーディスク37をそれぞれ収容するこ とができるようになっている。また、収容用後板33、33の更に後方には、収 容用後板33、33との間に僅かの間隙をおいて係止板39を設けている。この 係止板39の機能については後述するが、形状については本図のような凹字形状 に何ら限定されるものではない。尚、この収容部材29については以下の第4実 施例とも共通であり、さらに具体的な構造については、第4実施例とともに詳細 に説明する。
【0013】 続いて第3実施例として、図1における右側蓋部材15に記憶媒体整列部材を 設けた例を説明する。図3にはこの第3実施例の構造を表す全体図を表したもの であり、天地方向に一対の天地側壁1、3を対向立設するとともに、天地方向の 一端側に偏在して記憶媒体載置部5、7を備えた底面部材9に対して、この底面 部材9の一端側に連設して底面部材9の一端を立設閉塞する左側蓋部材11と、 底面部材9の他端側にヒンジ13を介して回動自在に連設して前記一対の天地側 壁1、3の端部と当接状態で底面部材9の他端を立設閉塞する右側蓋部材15と 、右側蓋部材15にヒンジ17を介して回動自在に連設して底面部材9の上面を 閉塞可能とした施蓋部材9を設けたものである。そして、これらの点においては 第1実施例と同様の構造であるが、本例においては前記右側蓋部材15の天地間 の適所に、略台形状の記憶媒体整列部材41、41及び当接規制部材43、43 を設けた点で異なっている。 この記憶媒体整列部材41、41及び当接規制部材43、43については以下 の第4実施例とも共通であり、さらに具体的な構造について次の第4実施例とと もに詳細に説明する。また本例においても、規制部材21a、21b及び23に ついては、前記第1実施例と同一構造、機能である。
【0014】 さらに第4実施例として、第1の実施例に対して記憶媒体の収容部材と記憶媒 体整列部材の両方を付加した例を説明する。そして図4にはこの第4実施例の全 体構造を表している。図例のものは天地方向に一対の天地側壁1、3を対向立設 するとともに、天地方向一端側に偏在して記憶媒体載置部を設けた底面部材9に 対して、収容部材29と記憶媒体整列部材41、41及び当接規制部材43、4 3を設けた右側蓋部材15とをそれぞれ連設し、右側蓋部材15に対してはヒン ジ17を介して底面部材9の上面を閉塞可能とした施蓋部材9を、回動自在に連 設したものである。また本例において、規制部材21a、21b及び23につい ては、前記第1実施例と、また収容用前板31、収容用後板33、33及び係止 板39については前記第2実施例とそれぞれ同一構造、機能である。 そして収容部材29は上記第2実施例と同様、底面部材9の一端を立設閉塞す るとともに、天地方向一端側に偏在して記憶媒体収容空間27、27を設けたも のであり、一方記憶媒体整列部材41、41については、右側蓋部材天地間の適 所に設けた略台形状部材からなるものである。
【0015】 以下、上記第4実施例に基づいて本考案における記憶媒体の収容態様を更に詳 細に説明する。先ず図5は、第4実施例の見開き状態における平面図を表してい る。前述したように、収容部材29は底面部材9に対して回動自在に連設したも のであり、本図は底面部材9側に倒した状態を表している。また収容部材29の 両端部の突起30、30は、天地側壁1、3側に弱嵌合して収容部材29を底面 部材9側に倒した状態を安定的に維持するためのものである。図中31、33は それぞれ収容用前板、収容用後板であり、これら前板と後板との間には図示する ように、例えば5インチのフロッピーディスク35と3.5インチのフロッピー ディスク37、37が収容される。従って、大型及び小型の記憶媒体それぞれに よって発生するデッドスペースを、底面部材9内の同一部位、即ち本図では左端 部分に集約させることができ、ケースの小型化が可能となる。但し本例は、収容 部材29に別の付加機能を持たせているので、このデッドスペースはカットして いない。
【0016】 続く図6には、図4における第4実施例のA−A断面図を示している。本図は 記憶媒体の収容態様をさらに詳細に説明するものであり、収容部材29の収容用 前板31と収容用後板33との間に形成される収容空間に、3.5インチのフロ ッピーディスク37と、5インチのフロッピーディスク35をそれぞれ収容した 状態を表している。この状態において、3.5インチのものは規制部材21aに その上面を当接するとともに突起21c上に載置状態となることにより、一方5 インチのものは規制部材21a、21bに側面を、23にその上面をそれぞれ当 接することによって収容位置を規制している。このうち3.5インチのフロッピ ーディスク37については、図5にも示したように2つの収容空間に収容される が、これは収容空間内に設けた隔壁部材45によって区画されている。
【0017】 また図7には図5における第4実施例のB−B断面図を示している。本図は前 記隔壁部材45と3.5インチフロッピーディスク37、37の収容形態をより 詳細に表すものであり、図示するように対向配置した2枚の板状部材47、47 からなる隔壁部材45の両側に3.5インチフロッピーディスク37、37を収 容している。そして3.5インチ、5インチの各フロッピーディスク35、37 は、上述したように規制部材21a、21bに当接している。
【0018】 次に図8として、記憶媒体整列部材41、41の作用を説明する。本図は便宜 上記憶媒体整列部材41、41と底板部材9の一部のみを記述したものであり、 (イ)は工場等における梱包時に、底板部材9上に乱雑に5インチフロッピーデ ィスク35を載置した状態を、(ロ)は右側蓋部材15の回動とともに、正規の 位置にフロッピーディスク35が収容される様子をそれぞれ表している。即ち記 憶媒体整列部材41、41上にはみ出して乱雑に載置されたフロッピーディスク 35の上端は、右側蓋部材15の回動とともに記憶媒体整列部材41、41の斜 辺部49を滑り落ち、規制部材23の内側に自然と落下して収容されることにな る。従って、少々乱雑な収容動作を行っても、従来のように蓋に噛み込まれるこ とが無いのである。
【0019】 さらに図9により、前記図3、図4に示した当接規制部材43、43の機能を 説明する。図は本考案のケースに、アクリルケース入りのCD−ROM51を収 容した状態を断面図として表している。図例のものは、収容部材29における隔 壁部材45に併設した区画部材53の下側にCD−ROM51の一端部を収納し 、他端部を当接規制部材43の凹部55に当接して収容位置を規制しているもの である。このような収容態様を取ることによって、ケース内でのガタツキを防止 することができる。また、フロッピーディスクの場合でも共通して利用できるが 、収容部材29の前板31上に取り扱い説明書等の小冊子57を収容することも できる。この場合、右側蓋部材15側の規制部材21b先端によって、小冊子5 7のページが開いて垂れることを防止することができる。
【0020】 また収容ケースしての機能の他に、本考案のもう一つの重要な機能として、使 用中の記憶媒体の一時保管機能がある。これは図10に示しているように、第2 及び第4実施例にあって、収容部材29を外部に露出させた状態で施蓋部材19 を閉じるものである。図例の形態は施蓋部材19を閉じる際、図6に示す収容用 後板33と係止板39との間の間隙59に施蓋部材19の外周リブ61を挿入し 、一時保管用のスタンド形態としたものである。このような形態を取ることによ り、複数枚のフロッピーディスクを必要に応じて取り替えながら使用する場合で も、取り替える毎に蓋の開閉を行う必要も無く、極めて高い作業性が確保できる ことになる。また、収容ケースが見開き状態とならず、机上等において大きなス ペースを犠牲にすることもない。さらに端部に凹所63を設けておけば、ペン立 て等に利用することができてすこぶる便利である。そして、このペン立て機能が 不要な場合は、この部分を無くすことにより収容ケースの小型化が実現できるこ とになる。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、以上に説明した作用により、以下の優れた効果が得られる。 先ず請求項1の考案によれば、見開き状態の施蓋部材と底面部材によって開閉可 能とした記憶媒体収容ケースにあって、天地方向に一対の天地側壁を対向立設す るとともに、天地方向一端側に偏在して記憶媒体載置部を設けた底面部材により 、大型及び小型の記憶媒体を、共に一端側に偏在した位置に収容することを可能 にし、収容時において大型及び小型の記憶媒体それぞれによって発生するデッド スペースを、底面部材内の同一部位に集約させることができるので、収容ケース の小型化が実現できるとともに低廉化に寄与することにもなる。
【0022】 次いで請求項2の考案によれば、請求項1の考案に加え、前記底面部材の一端 側に回動自在に連設して底面部材の一端を立設閉塞するとともに、天地方向一端 側に偏在して記憶媒体収容空間を設けた収容部材により、施蓋部材を閉じた状態 で収容部材だけを外部に露出可能とすることができるので、収容ケースに記憶媒 体の使用時における一時保管機能を持たせることができる。このことは、机上に おけるOA作業の省スペース化と作業性向上に寄与するものである。
【0023】 更に請求項3の考案によれば、請求項1の考案に加え、底面部材の他端側に回 動自在に連設して前記一対の天地側壁端と当接状態で底面部材の他端を立設閉塞 するとともに、天地間の適所に略台形状の記憶媒体整列部材を設けた右側蓋部材 により、大型の記憶媒体を収容するに当たって収容部にある程度乱雑に置かれた としても、施蓋部材を閉じる際に略台形状の記憶媒体整列部材によって正規の収 容位置に整列され、記憶媒体の工場出荷時における作業性向上に繋がる。また、 不用意に施蓋部材を閉じたとしても、記憶媒体を破損することも無くなる。
【0024】 そして請求項4の考案によれば、前記請求項1〜3の考案の全ての効果が相乗 的に得られ、極めて使い勝手の良い記憶媒体収容ケースが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の全体構造を表す説明図
【図2】本考案の第2実施例の全体構造を表す説明図
【図3】本考案の第3実施例の全体構造を表す説明図
【図4】本考案の第4実施例の全体構造を表す説明図
【図5】本考案の第4実施例の全体構造を表す説明用平
面図
【図6】本考案の第4実施例の記憶媒体収容態様を表す
説明用横断面図
【図7】本考案の第4実施例の記憶媒体収容態様を表す
説明用縦断面図
【図8】記憶媒体整列部材の作用を表す説明図
【図9】本考案の第4実施例におけるCD−ROMの収
容態様を表す横断面図
【図10】収容部材の使用態様を表す説明図
【図11】従来の収容ケースの全体構造を表す説明用平
面図
【符号の説明】
1、3 天地側壁 5、7 記憶媒体載置部 9 底面部材 11 左側蓋部材 15 右側蓋部材 19 施蓋部材 29 収容部材 41 記憶媒体整列部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】見開き状態の施蓋部材と底面部材によって
    開閉可能とした記憶媒体収容ケースであって、 天地方向に一対の天地側壁を対向立設するとともに、天
    地方向一端側に偏在して記憶媒体載置部を設けた底面部
    材と、 前記底面部材の一端側に連設して底面部材の一端を立設
    閉塞する左側蓋部材と、 底面部材の他端側に回動自在に連設するとともに、前記
    一対の天地側壁端と当接状態で底面部材の他端を立設閉
    塞する右側蓋部材と、 前記右側蓋部材に回動自在に連設し、底面部材上面を閉
    塞可能とした施蓋部材と、を備えた記憶媒体収容ケー
    ス。
  2. 【請求項2】見開き状態の施蓋部材と底面部材によって
    開閉可能とした記憶媒体収容ケースであって、 天地方向に一対の側壁を対向立設するとともに、天地方
    向一端側に偏在して磁気媒体載置部を設けた底面部材
    と、 前記底面部材の一端側に回動自在に連設して底面部材の
    一端を立設閉塞するとともに、天地方向一端側に偏在し
    て記憶媒体収容空間を設けた収容部材と、 底面部材の他端側に回動自在に連設するとともに、前記
    一対の天地側壁端と当接状態で底面部材の他端を立設閉
    塞する右側蓋部材と、 前記右側蓋部材に回動自在に連設し、底面部材上面を閉
    塞可能とした施蓋部材と、を備えた記憶媒体収容ケー
    ス。
  3. 【請求項3】見開き状態の施蓋部材と底面部材によって
    開閉可能とした記憶媒体収容ケースであって、 天地方向に一対の天地側壁を対向立設するとともに、天
    地方向一端側に偏在して記憶媒体載置部を設けた底面部
    材と、 前記底面部材の一端側に連設して底面部材の一端を立設
    閉塞する左側蓋部材と、 底面部材の他端側に回動自在に連設して前記一対の天地
    側壁端と当接状態で底面部材の他端を立設閉塞するとと
    もに、天地間の適所に略台形状の記憶媒体整列部材を設
    けた右側蓋部材と、 前記右側蓋部材に回動自在に連設し、底面部材上面を閉
    塞可能とした施蓋部材と、を備えた記憶媒体収容ケー
    ス。
  4. 【請求項4】見開き状態の施蓋部材と底面部材によって
    開閉可能とした記憶媒体収容ケースであって、 天地方向に一対の天地側壁を対向立設するとともに、天
    地方向一端側に偏在して記憶媒体載置部を設けた底面部
    材と、 前記底面部材の一端側に回動自在に連設して底面部材の
    一端を立設閉塞するとともに、天地方向一端側に偏在し
    て記憶媒体収容空間を設けた収容部材と、 底面部材の他端側に回動自在に連設して前記一対の天地
    側壁端と当接状態で底面部材の他端を立設閉塞するとと
    もに、天地間の適所に略台形状の記憶媒体整列部材を設
    けた右側蓋部材と、 前記右側蓋部材に回動自在に連設し、底面部材上面を閉
    塞可能とした施蓋部材と、を備えた記憶媒体収容ケー
    ス。
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