JPH0744763U - 乾燥機用ブロー・ボックス - Google Patents

乾燥機用ブロー・ボックス

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JPH0744763U
JPH0744763U JP004301U JP430195U JPH0744763U JP H0744763 U JPH0744763 U JP H0744763U JP 004301 U JP004301 U JP 004301U JP 430195 U JP430195 U JP 430195U JP H0744763 U JPH0744763 U JP H0744763U
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ウェデル,グレゴリー・エル
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ベロイト・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロー・ボックスの円筒体よりフェルトが離
れる位置に於てウェブを確実にフェルトに追随させる。 【構成】 円筒体よりフェルトが離れる位置にてフェル
トの移動方向に対し逆方向に空気を吹き付けるオリフィ
スを設け、又上記位置よりフェルトの移動方向に沿って
フェルトより次第に離れる壁を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、フェルトが乾燥機から離別する際にウェブが乾燥機に付着しようと する如何なる傾向をも全く抑制するためのブロー・ボックスと該ブロー・ボック スの使用法とに係わる。更に詳細には、本考案は製紙機械の乾燥機部に使用され るブロー・ボックスに係わる。
【0002】
【従来の技術】
製紙工程に於ては、生産速度はたえず増大し続けている。紙のかかる高速生産 に於て乾燥機円筒間の湿潤な紙ウェブを支持するため、一つの乾燥機部全体に対 し単一の支持フェルトを使用することが現在慣例となった。このフェルトは、上 下の乾燥機群を通って該フェルトが導かれるようにして、曲りくねった様子にて 二段の乾燥機群を通して導かれる。前記フェルトは乾燥機群の上部円筒の上から 下部円筒の下へ、再び上部円筒の上へと一つ置きに走行し、前記ウェブは前記フ ェルトと前記上部円筒との間に挟まれているけれども前記フェルトとウェブとが 前記下部円筒の下を通過する際には前記フェルトの外面上を運ばれる。この構成 は、前記ウェブがもし前記フェルトに接触し続けるならば乾燥機群全体を通じて 前記ウェブに完璧な支持を与えることが可能である。
【0003】 しかしながら乾燥機速度がたえず増大するに伴い、とりわけ15.2m/s以 上の速度に於ては、ウェブはフェルトとの接触を維持しえない傾向を有する。ウ ェブがフェルトから分離するかかる傾向には二つの主たる原因が存在する。まず 第一にウェブとフェルトとが上部乾燥機円筒から離れるとき、前記ウェブは前記 乾燥機の表面が前記ウェブから離れる際に前記乾燥機により作り出される吸引力 を経験する。この力は、フェルトが上部乾燥機から離れる位置に於てウェブを前 記乾燥機フェルトから引離そうとする。第二に、上下乾燥機間を移動している部 分的フェルトと回転中の下部乾燥機との双方により引摺られる空気が、その合流 挟持部に於て前記フェルトを貫いて送込まれる。係る送込み即ち比較的高い空気 圧は、フェルトが下部乾燥機と合流する場所に存在する。かかる空気も又、そう した合流挟持部に於てウェブを乾燥機フェルトから引離す傾向を有する。
【0004】 従来の幾つかの提案がこの「吹付け」問題の抑制を試みたけれども、それらは 主として合流挟持部に於ける圧力上昇へと向けられていた。
【0005】 更に詳細には、以下に述べられるValmetへの米国特許第4,516,3 30号及びVoithへの米国特許第4,502,231号が、前述の合流挟持 部付近に於ける圧力を抑制し減少させるべく試みている。
【0006】 これら従来の提案の双方は、二つの主要な不都合により苦労を強いられる。第 一にこれらの装置は、道理に適って上部乾燥機付近の解放点即ち分岐挟持部から ウェブがフェルトとの緊密な追従即ち接触を維持することの重要性を提議してい ない。分岐挟持部に於てウェブが一度フェルトから引離されたならばウェブに幾 らかの緩みを生じ、後に下部乾燥機を回ってウェブが通過するときに遠心力に応 じてその緩みがウェブにフェルトからの垂下を発生させるので、かかる緊密な接 触が重要である。
【0007】 更に、これら従来の提案は双方とも、下部乾燥機上の窪み内への圧搾空気の放 出を教示している。こうした空気は凹所内に余計な圧力を生じ易く、この圧力は 下部乾燥機とそれに続く上部乾燥機との間の不可欠な上方走行に於て尚一層フェ ルトからシートを吹き離すよう作用する。
【0008】
【考案の概要】
本考案は、従来の諸提案の前述の不都合を克服するブロー・ボックスを与える と共に製紙機械のウェブ乾燥技術に有意義な貢献をするブロー・ボックスを与え る。
【0009】 本考案の主たる目的は、フェルトが上部乾燥機から分岐する際にウェブが上部 乾燥機の表面に付着しようとする如何なる傾向をも完全に抑制するため、前記上 部乾燥機の分岐挟持部付近に高水準の真空を発生させるブロー・ボックスを与え ることである。
【0010】 本考案のもう一つの目的は、上下の乾燥機間に於けるウェブとフェルトとの間 の結合を増強するため、ブロー・ボックスとそれに近接するフェルトとの間に局 部的真空を誘発するための漸次間隔を広げている壁を有するブロー・ボックスを 与えることである。
【0011】 本考案のもう一つの目的は、フェルトと下部乾燥機との間の合流挟持部に於る 圧力上昇を抑制するため、ブロー・ボックスと前記下部乾燥機との間にシールを 有するようにしたブロー・ボックスを与えることである。
【0012】 本考案のもう一つの目的は、万一ウェブが上部乾燥機の周囲に巻き付いた場合 にはブロー・ボックスが前記上部乾燥機から離れるよう傾斜可能なようにして前 記上部乾燥機に対し旋回可能に固定されているブロー・ボックスを与えることで ある。
【0013】 本考案のもう一つの目的は、第二乾燥機と第三乾燥機との間に於けるフェルト へのウェブの緊密な追従を維持するに役立つ局部的真空を凹所内に生じさせるた めブロー・ボックス内から前記凹所へと空気流を向けるための一つの開口部を郭 定する基底壁を有するブロー・ボックスを与えることである。
【0014】 本考案のもう一つの目的は、第一区画室と第二区画室とを郭定するためブロー ・ボックスを横切って延在するバッフルを設け、ウェブが第二乾燥機の周囲を通 過するときフェルトから離れようとするウェブの如何なる傾向をも抑制するため 第一区画室内の圧搾空気の流れが第二区画室内に不完全ながら真空を発生させそ れにより空気が合流挟持部から前記第二区画室により郭定される入口を通って流 れるようにすることである。
【0015】 本考案のもう一つの目的は、第一空気流と第二空気流とを凹所に対し横方向に 向かわせることにより両端密封用プレートの必要性を無くするためブロー・ボッ クスの第一端部壁と第二端部壁とにそれぞれ近接して配置された第一スロットと 第二スロットとを与えることである。
【0016】 本考案の他の目的と利点とは、詳細な説明と図面と添付された請求範囲とから 当業者には容易に明らかとなるであろう。
【0017】 本考案は、ブロー・ボックスと該ブロー・ボックスの使用法とに係わる。前記 ブロー・ボックスは、第一乾燥機から第二乾燥機の周囲を経て第三乾燥機の外周 上へと共に移動するウェブとフェルトとにより郭定される凹所内に配置される。 このブロー・ボックスは、第一乾燥機と第三乾燥機との間から第二乾燥機の付近 へと延在する楔型ボックスを含む。該ボックスは、ウェブとフェルトとが第一乾 燥機から分岐する際の前記ウェブの前記フェルトへの緊密な追従を維持させるた め圧搾空気源に接続されている。前記ボックスは圧搾空気を前記フェルトへと向 かわせその後第一乾燥機の回転方向とは逆の方向に前記空気の方向を変更させそ れにより付加的空気が引摺られて不完全な真空が発生させられるようにして前記 第一乾燥機に近接して配置されている一つのオリフィスを郭定しており、それに より前記フェルトが前記第一乾燥機から分岐する際前記ウェブが前記第一乾燥機 に付着する傾向を抑制すべく前記ウェブが前記フェルトへと向けて推し進められ る。
【0018】 更に詳細にはブロー・ボックスは第一乾燥機と第三乾燥機との中間へと向け第 二乾燥機に対し半径方向に延在する基底壁を含み、該基底壁は機械横断方向に延 在している。第二乾燥機に対しウェブとフェルトとが合流する地点へと向けて、 前記基底壁から湾曲壁が延在する。前記湾曲壁は、第二乾燥機の外形に合致して おり、その上機械横断方向に延在する。前記湾曲壁から前記第一乾燥機へと向け て放散壁が延在するようにして、該放散壁が前記基底壁の反対側に配置されてい る。その上前記放散壁は、機械横断方向に延在する。前記基底壁と前記放散壁と を接続させるため前記放散壁と前記基底壁との間に接続壁が延在するようにして 、該接続壁が前記湾曲壁の反対側に配置されている。第一端部壁と第二端部壁と は機械横断方向に互いに引離されており、その上楔型ボックスをそれらの間に郭 定すべく前記基底壁と前記湾曲壁と前記放散壁と前記接続壁とにそれぞれ固着さ れている。
【0019】 本考案の一つの特定的実施例に於ては、ウェブとフェルトとが前記ボックスと の関連を保ちつつ移動しているときに前記フェルトと前記放散壁との間に不完全 な局部的真空を誘発するため前記放散壁は前記フェルトとの間隔を前記第一乾燥 機から前記第二乾燥機へと向かう方向に次第に広げられている。フェルトと該フ ェルトに緊密に追従するウェブとの移動速度が増大し前記フェルトから離れよう とする前記ウェブの傾向がそれに応じて増大したときに前記フェルトから離れよ うとする前記ウェブのかかる傾向を補償すべく前記放散壁により発生させられる 誘発的局部真空が対応的に増大する様にして、放散壁と第一、第二乾燥機間に存 する部分的フェルトとはそれぞれ第一平面内及び第二平面内に配置されており、 前記の両平面は互いに他方に対して0.1度乃至5.0度の範囲内の角度を有し て配置されている。
【0020】 ブロー・ボックスは、第二乾燥機が回転するとき凹所内の空気及び第二乾燥機 外周付近の空気が第二乾燥機にウェブとフェルトとが合流する地点へと向けて湾 曲壁と第二乾燥機外周との間を流れることを抑制するため、第二乾燥機外周付近 の空気を空気転向手段が基底壁に沿って凹所の外へと転向させるようにして前記 基底壁と前記第二乾燥機外周との間に延在する空気転向ブラシを含む。基底壁に 沿って凹所の外へと転向させられる空気は第二、第三乾燥機間に配置されている フェルト及びウェブと基底壁との間の凹所内に不完全な真空を誘発する傾向を有 し、第二、第三乾燥機間のフェルトとウェブとの付近のかかる局部的真空は第二 乾燥機と第三乾燥機との間にてフェルトへのウェブの結合を増強する。
【0021】 ブロー・ボックスは第一乾燥機に関連して旋回軸に据え付けられており、ウェ ブの破損もしくは第一乾燥機周囲への巻き付きが起きた場合には前記ブロー・ボ ックスの破壊を防ぐため前記第一乾燥機から放散壁が遠ざかるようにして前記ブ ロー・ボックスは前記第一乾燥機に対して傾斜する。
【0022】 その上ブロー・ボックスの基底壁は空気流を前記ブロー・ボックス内から前記 凹所へと向かわせるため一つの開口部を郭定しており、前記空気流は前記基底壁 と第二、第三乾燥機間に配置されたフェルトとの間の凹所内に局部的真空を誘発 すべく前記凹所の外へと流出する。この誘発された局部的真空は、第二、第三乾 燥器間のフェルトへのウェブの緊密な追従を維持するに役立つ。
【0023】 前記ボックス内には、該ボックスが第一区画室と第二区画室とを郭定するよう にして放散壁と基底壁との間に一つのバッフルが前記ボックスを横切って配置さ れている。前記第一区画室は圧搾空気源に接続されておりその上前記第二区画室 との流体の流通を可能とする一つの孔を郭定しており、この孔から前記基底壁に より郭定される前記開口部へと向け空気が流れる結果前記第二区画室内に局部的 真空が誘発される。前記第二区画室はウェブとフェルトとが前記第二乾燥機に合 流する地点に近接して配置された一つの入口を郭定しており、前記ウェブが前記 第二乾燥機の周囲を通過するとき前記ウェブが前記フェルトから離れようとする 如何なる傾向をも完全に抑制するため前記入口を通り抜けて空気が前記第二区画 室内へと流入する。
【0024】 更に詳細には前記ブロー・ボックスのオリフィスは、第一、第二乾燥機間のフ ェルトに緊密に追従するよりもむしろ第一乾燥機表面に付着しようとする前記ウ ェブの如何なる傾向をも完全に抑制するため空気流を前記フェルトへと指向させ 更にその後第一乾燥機の回転方向とは反対の方向へと、湾曲した表面を有するオ リフィス手段又はノズル手段により前記空気の方向を変えるようにして機械横断 方向に延在している細長いスロットである。
【0025】 ブロー・ボックスの放散壁は、ウェブの両端部をフェルトへと押付けるため前 記凹所に対し横向きに第一空気流と第二空気流とを指向させそれにより前記凹所 からの横向きの熱い空気流を抑制するためそれぞれ第一端部壁と第二端部壁とに 近接して配置された第一スロットと第二スロットとを郭定する。
【0026】 本考案の提示した前記実施例に関する詳細な記述は単に前述の諸目的を達成す るための一つの方法を示したに過ぎず、本考案は以上に述べられた幾つかの実施 例に限定されるものではないことを当業者により認られるに違いない。それどこ ろか本考案は当業者には容易に明白となるであろう多様な代替手段を含む添付さ れた特許請求の範囲により定義されるものであり、それらの交替可能な実施例は ここに添付された特許請求の範囲に包含される。かかる代替手段は、添付された 特許請求の範囲により定義される本考案の趣旨と範疇とから離脱するものではな い。本考案は特に製紙機械の乾燥機部に於けるウェブの乾燥に関連して説明され たけれども、本考案は如何なる形式のウェブ材料の乾燥にも適用可能であること が当業者には容易に明白となるであろう。その上本考案のブロー・ボックスは、 製紙機械のプレス部から乾燥機部へのウェブの移送を援助すべく容易に修正され 得る。
【0027】
【実施例】
本考案の図1は、符号10にて全体的に示されている乾燥機部の一部を示す。 乾燥機部10は少なくも第一乾燥機12と第二乾燥機14と第三乾燥機16とを 含み、第一乾燥機12と第三乾燥機16とは上部乾燥機であり第二乾燥機14は 下部乾燥機である。フェルトFとウェブWとは、第一乾燥機12の周囲をめぐっ て通過する。フェルトFとウェブWとは、分岐挟持部18付近の第一乾燥機12 から分岐する。前記のフェルトとウェブとは、第一乾燥機12から第二乾燥機1 4の周囲へ、更に第三乾燥機16の周囲上へと共に移動する。図1に示されてい る如くウェブWには、分岐挟持部18にて第一乾燥機12の表面20に付着しフ ェルトFから離れようとする傾向がある。その上、第二乾燥機14の外周22付 近に於て引摺られる空気が、第二乾燥機14の合流挟持部24の付近に捕捉され る。前記挟持部24は、第一、第二乾燥機12、14間のフェルトFと第二乾燥 機14とにより郭定される。合流挟持部24内に累積したかかる圧力は、フェル トとウェブとが第二乾燥機14の周囲を通過している間にウェブWをフェルトF から排斥しがちなフェルトFを貫いての空気流を作り出す傾向を有する。同様に 、ウェブ及びフェルトの第二乾燥機14から第三乾燥機16へと向かう上方走行 に於て、移動中のウェブWとフェルトFとにより郭定される凹所26内にもしも 従来どおりのエアー・ボックスが配置されるならば、こうしたエアー・ボックス は凹所26内の空気圧を増大させる傾向を有しそれにより上方走行とりわけ第三 乾燥機16の合流挟持部28に於てフェルトFからウェブWが離れる可能性を増 大させる。
【0028】 図2は、合流挟持部24に於ける前述の圧力上昇を減少させるための従来技術 による一つの提案を示す。従来技術による前述の提案は、第一乾燥機12と第二 乾燥機14との間のフェルトの矢印34により示された移動方向とは反対の方向 に圧搾空気32を指し向けるためのブロー・ボックス30を含む。
【0029】 図3は、矢印38により示された第二乾燥機の回転方向とは反対の方向に第一 乾燥機12と第二乾燥機14との間のフェルトから第二乾燥機14の外周22へ と向ける空気流を指向させるための手段を伴う空気ボックス36を含む従来技術 によるもう一つの提案を示す。
【0030】 図4は、本考案による空気ボックス40の側面断面図である。ブロー・ボック ス40は、第一乾燥機12から第二乾燥機14の周囲へ、更に第三乾燥機16の 外周上へと共に移動するウェブWとフェルトFとにより郭定される凹所26内に 配置されている。ブロー・ボックス40は、第一乾燥機12と第三乾燥機16と の間から第二乾燥機14の付近へと延在している楔型ボックスを含む。ボックス 40は、ウェブWとフェルトFとが分岐挟持部18にて第一乾燥機12から分岐 する際のフェルトFへのウェブWの緊密な追従を維持するため圧搾空気源42に 接続されている。ボックス40は、フェルトFが第一乾燥機12から分岐する際 ウェブWが第一乾燥機12の表面20に付着する傾向を抑制するため、ウェブW がフェルトFへと向け推し進められるようにして圧搾空気をフェルトへと向け次 いで矢印34により示されている第一乾燥機12の回転方向とは反対の方向に該 空気の向きを矢印46により示されている如く向け直すため第一乾燥機12に近 接して配置されている一つのオリフィス44を郭定する。
【0031】 図4に示されている如く、空気の噴流がコアンダ効果の作用により向きを変え られるようにして、オリフィス又はノズルの片側に湾曲した表面を設けることに より空気の向きが変更される。図4に示されている如く、前記空気は第一乾燥機 に対し接線方向にして且前記第一乾燥機の回転方向とは反対の方向に向けられる 。
【0032】 更に詳細には図4に示されている如く、ブロー・ボックス40は第一乾燥機1 2と第三乾燥機16との間の中程へと第二乾燥機14に対し半径方向に延在して いる基底壁48を含む楔型ボックスである。基底壁48は、以下に述べられる如 く機械横断方向に延在する。湾曲壁50は、ウェブとフェルトとが第二乾燥機1 4に対し集束する合流挟持部24へと向け基底壁48から延在する。湾曲壁50 は、第二乾燥機14の外周22に合致している。湾曲壁50は、機械横断方向に 延在する。放散壁52は、湾曲壁50から第一乾燥機12へと向けて該放散壁5 2が延在するようにして基底壁48の反対側に配置されている。放散壁52は、 機械横断方向に延在する。接続壁54は、基底壁48と放散壁52とを接続する ため、放散壁52と基底壁48との間に結合壁54が延在するようにして湾曲壁 50の反対側に配置される。図7に示されている如く第一端部壁56と第二端部 壁58とは機械横断方向に互いに引離されており、更にそれらの間に楔型ボック ス40を郭定するため基底壁48と湾曲壁50と放散壁52と接続壁56とにそ れぞれ固着されている。
【0033】 放散壁52は、ウェブWとフェルトFとがボックス40に対して移動している ときフェルトFと放散壁52との間に局部的真空を誘発するため、第一乾燥機1 2から第二乾燥機14へと向かう方向にフェルトFとの間の間隔を次第に広げら れている。放散壁52は第一平面60内に配置されており、第一乾燥機12と第 二乾燥機14との間のフェルトFは第二平面62内に配置されている。第一平面 60と第二平面62とは、フェルトFから離れようとするウェブWの如何なる傾 向も局部的真空により完全に抑制されるようにして該局部的真空を誘発するため 、互いの間に角度を持って配置されている。前記の局部的真空は放散壁52に対 するフェルトFの移動速度に比例して増大するので、フェルトFと該フェルトF に緊密に追従するウェブWとの移動速度が増大しそれに従いフェルトから離れよ うとするウェブWの傾向も増大したとき、前記の誘発される局部的真空もフェル トFから離れようとするウェブWのかかる傾向を補償すべく相応じて増大する。 本考案の図示の好ましい実施例に於ては、圧搾空気46により誘発される局部的 真空の維持を放散壁52により誘発される局部的真空が助長するようにして、第 一平面60と第二平面62とが0.1度乃至5.0度の範囲内の角度をもって互 いに他方に対する間隔を漸次拡大している。
【0034】 その上エアー・ボックス40は、第二乾燥機14が矢印38により示されてい る如く回転するとき第二乾燥機14の外周22付近の凹所26内に矢印66によ り示されている空気がウェブWとフェルトFとの第二乾燥機14への合流地点2 4へと向け湾曲壁50と第二乾燥機14の外周との間を流れることを阻止される ようにして、基底壁48と第二乾燥機14の外周22との間に符号64にて全体 的に示されている一つの空気転向手段を含む。転向手段64は、第二乾燥機14 の外周22付近の空気を基底壁48に沿わせ凹所26の外へと転向させる。空気 転向手段64は、一つのブラシであるのが望ましい。空気転向手段即ちブラシ6 4は、第二乾燥機14の外周22付近の空気を矢印66により示されている如く 基底壁48に沿わせ更に凹所26の外へと向きを変えさせ、それにより第二乾燥 機14と第三乾燥機16との間に配置されたウェブW及びフェルトFと基底壁4 8との間の凹所内に局部的真空を誘発する。第二乾燥機14と第三乾燥機16と の間の前記ウェブとフェルトとの付近のこの局部的真空は、第二乾燥機14と第 三乾燥機16との間の前記フェルトへのウェブWの結合を増強する。
【0035】 ブロー・ボックス40は第一乾燥機12に関連して符号68にて旋回軸上に取 付けられており、ウェブWが破損しもしくは第一乾燥機12の周囲に巻き付いた 場合にはボックス40の破壊を防ぐため第一乾燥機12から放散壁52が遠ざか るようにして第一乾燥機12に対してボックス40が傾斜する。図4に示されて いる如く基底壁48は符号68にて旋回軸に据付けられており、ボックス40は 機械横断方向72に対し平行に配置されている旋回軸70の回りを旋回する。こ のことは、図7に関連して以下に一層詳細に示される。図4に示されている如く 、旋回軸70は接続壁54の遠方に配置されている。
【0036】 ブロー・ボックス40の基底壁48は矢印76により示されている空気流をボ ックス40内から凹所26へと向かわせるための一つの開口部74を郭定してお り、空気流76は第二乾燥機14と第三乾燥機16との間に配置されたフェルト Fと基底壁48との間の凹所26内に局部的真空を誘発すべく凹所26の外へと 流出する。この誘発された局部的真空は、第二乾燥機14と第三乾燥機16との 間のフェルトFへのウェブWの緊密な追従を維持するに役立つ。
【0037】 図5は、オリフィス44を通過する空気流46により誘発される真空度がオリ フィス44からの距離により如何に変化するかを示すグラフである。図5のグラ フから明らかな如く、オリフィス44は第二乾燥機に近付けて配置されるよりも むしろ第一乾燥機12から分岐するフェルトFの接触点78に近接して配置され たときに尚一層フェルトFとの結合を維持すべくウェブWを推し進めるに極めて 有益な真空を入手し得る。
【0038】 図6は本考案のもう一つの交替可能な実施例の側面断面図であり、図4に示さ れた実施例に関して使用された数字と同じ数字によって同じ部分品が示されてい る。しかしながら図6の選択的実施例に於ては、添字Aがそれらの数字に付加さ れている。
【0039】 図6は第一乾燥機12Aと第二乾燥機14Aと第三乾燥機16Aとを示してお り、それらの周囲をウェブWAとフェルトFAとが通過する。ブロー・ボックス 40Aは、凹所26A内に配置されている。ブロー・ボックス40Aは放散壁5 2Aと基底壁48Aとの間にてボックス40A内に配置され且ボックス40Aを 横切って延在するバッフル80を含み、ボックス40Aは第一区画室82と第二 区画室84とを郭定する。第一区画室82は圧搾空気源42Aに接続されており 、その上第一区画室82は第二区画室84との間に流体を流通させ得る孔86を 郭定しているので、矢印88により示される空気が孔86から基底壁48Aによ り郭定される開口部90へと向けて流れる結果として第二区画室84内に局部的 真空が誘発される。第二区画室84はウェブWAとフェルトFAとが第二乾燥機 14Aに合流する地点24Aに近接して配置された入口92を郭定しており、第 二乾燥機14Aの周囲をウェブWAが通過するときフェルトFAから離れようと するウェブWAの如何なる傾向をも抑制するため矢印94により示される空気が 前記入口92を通り第二区画室84内へと流入する。
【0040】 図7は、本考案の更にもう一つの実施例の斜視図である。
【0041】 交替可能な実施例を通じて同様な部分品を指示するには同じ参照数字が使用さ れるけれども、この図7の交替可能な実施例は添字Bを付加した数字を有する。
【0042】 図7に示されている如くオリフィス44Bは、第一、第二乾燥機間のフェルト FBに緊密に追従するよりもむしろ第一乾燥機に付着しようとするウェブWBの 如何なる傾向をも抑制するため矢印46Bにより示される空気カーテンを第一乾 燥機へと向け、更にその後第一乾燥機との接線方向にして且第一乾燥機の回転方 向とは反対の方向に前記空気カーテンを指向させるようにして機械横断方向72 に延在する一つの細長いスロットである。
【0043】 図7及び図8に示されている如く、放散壁52Bは、それぞれボックス40B の第一端部壁56Bと第二端部壁58Bとに近接して配置されている第一スロッ ト96と第二スロット98とを郭定する。これらのスロット96、98は、ウェ ブWの縁104、106をフェルトのそれぞれの縁108、110に緊密に追従 させるため矢印100及び矢印102により示されている第一空気流と第二空気 流とを凹所に対し横向きに指向させる。ウェブWBのこれらの縁104、106 は図8に更に詳細に示されており、図8は前記空気流100、102がウェブW Bの縁104、106をフェルトFBの縁108、110へと緊密に押し付ける ことによりウェブWBに皺が寄る傾向を抑制するに役立ち更に凹所からの外向き の熱い空気流を抑制するにも役立つことを示す。図7及び図8に示されたこうし た構成は、空気損失に対する凹所の密封を補助するに有益なばかりではなく、そ うした空気の漏れを阻止するための側板の必要性を排除する目的にも役立つ。そ の上空気100、102の横方向への流れは、乾燥機部10の監視と調節とを心 地悪いものにしがちな凹所内から外部へ向けての圧搾空気の流れを阻止する。図 8に示されている如く、空気噴出若しくは空気流100、102の本体部分とそ れにより引摺られる空気とをフェルトFBから遠ざかる方向に端部壁56Bの湾 曲面97に追随させるため、放散壁52Bと端部壁56Bとの接合部112は符 号97にて斜角を付けられもしくは丸められている。端部壁56B、58Bのこ の斜角は、ウェブ末端が通しロープに係わっている際にそのウェブ末端の移動を 乱さぬよう前記の空気を遠ざけるに役立つことが証明された。その上、湾曲エッ ジ97により空気噴射100、102を偏向させることによって、乾燥機の修理 と保全とが増進される。
【0044】 図4に示されている好ましい実施例のブロー・ボックス40の作用に関し述べ るならば、圧搾空気がブロー・ボックス40に供給され、その結果空気カーテン 46として流出するボックス40内の空気の一部が分岐挟持部18の付近に局部 的真空を誘発し、それによりウェブWをフェルトFに緊密に追従させる。
【0045】 ウェブとフェルトとは第二乾燥機14へと向け共に移動するので放散壁52の 配置のおかげで僅かな真空が発生させられ、それにより第一乾燥機と第二乾燥機 との間のウェブWはフェルトから離れまいとする。
【0046】 第二乾燥機が回転し続けているとき第二乾燥機により引摺られる空気はブラシ 64により転向させられ、それにより合流挟持部24に於る圧力の上昇が抑制され 、更にそうした転向させられた空気流が第二乾燥機と第三乾燥機との間のフェル ト及びウェブ付近の凹所26内の空気圧の減少にも助力する。この負圧はフェル トへの緊密な服従へとウェブを引付ける傾向を有し、こうした傾向は凹所26の 外へと空気カーテンを指向させる孔86を基底壁48内に設けることにより増進 され、それにより凹所内の前記の負圧を深めるに役立つ。
【0047】 ウェブWが破損した場合にもしもウェブWが第一乾燥機12の周りに巻き付い たならば、オリフィス44付近の放散壁52は、第一乾燥機12から離れるよう 軸上にて回転するエアー・ボックス40と前記の巻き付いたウェブとにより第一 乾燥機12から押し退けられ、それによりエアー・ボックス40を破壊する如何 なる可能性をも抑止する。
【0048】 エアー・ボックス40は、通常は該エアー・ボックス40をエアー・ボックス 40の重量が図4に示されている位置へと推進するようにして旋回軸上に設置さ れるのが望ましい。かくて、ウェブが破損した場合には、第一乾燥機12の周り に巻き付くウェブの厚さがエアー・ボックス40を該エアー・ボックスの重量に 抗して旋回軸68の周りに回転させる。
【0049】 図6に示された本考案の交替可能な実施例の作用について述べるならば、エア ー・ボックス40Aの第一区画室82に圧搾空気が供給され、この圧搾空気は前 述の実施例に関して述べられたと同様にオリフィス44Aを通って流れる。しか しながら第一区画室82内の空気の内の幾らかは、第一区画室82の孔86を通 り基底壁48Aにより郭定される開口部90へと向けて流れる。
【0050】 開口部90を通過するこうした空気流は第二区画室84内に局部的真空を誘発 する傾向を有し、それにより合流挟持部24A付近の空気の幾らかが入口92を 通って第二区画室84内へと流入し、その後開口部90を通過して凹所26Aの 外へと流出する。或る状況下に於てもしも第二区画室84内に誘発される局部的 真空が充分なものであるならば、第二乾燥機14Aの外周22Aと湾曲壁50A との間を通る空気は全て第二区画室84を通って後方へ転向させられるのでブラ シ・シール64の設置は不必要となる。
【0051】 本考案の第三の実施例の作用に関して述べるならば、圧搾空気の一部はそれぞ れ第一スロット96と第二スロット98とを通って流れ、それによりウェブの縁 をそれぞれのフェルトの縁に緊密に追従させる。
【0052】 本考案及び以上に述べられた多様な実施例は、とりわけ凹所内に負圧を作り出 すため圧搾空気源を使用することにより、従来の諸提案に纏わる難題を克服する 。その上本考案は、第一乾燥機の分岐挟持部から第二乾燥機の合流挟持部へと延 在する空気支援移送を与える。更にオリフィスから流出する空気は、第一乾燥機 の周囲を通過するフェルトにより引摺られて凹所内の圧力を増大させようとする 空気の全てを偏向させる目的にも貢献する。
【0053】 それ故、本考案は、ウェブとフェルトとの結合を大幅に増強することにより高 速でのウェブの生産を可能とする簡潔な構成のブロー・ボックスを与える。
【0054】 当業者には明らかな如く、添付された請求の範囲に述べられた本考案の趣旨と 範疇とから離脱することなく前述の諸実施例に対し多様な代替と修正とが成され てよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】フェルトから離れようとするウェブの傾向を示
す典型的な乾燥機部の一部の側面図である。
【図2】ウェブとフェルトとの間の結合を増強するため
の一つの先行的提案を図示する。
【図3】合流挟持部付近に於けるウェブのフェルトから
離れようとする傾向を抑制するためのもう一つの先行的
提案を示す。
【図4】本考案によるブロー・ボックスの側面断面図で
ある。
【図5】ブロー・ボックスのオリフィスからの様々な距
離に於ける誘発される真空度を示すグラフである。
【図6】本考案の一つの交替可能な実施例の側面断面図
である。
【図7】第一端部壁と第二端部壁とに近接して配置され
ている第一スロットと第二スロットとを有するブロー・
ボックスを示す本考案のもう一つの実施例の斜視図であ
る。
【図8】放散壁と端部壁との接合部が斜めに面取りされ
ている図7に示されたブロー・ボックスの断片的斜視図
である。
【符号の説明】
F…フェルト W…ウェブ 10…乾燥機部 12…第一乾燥機 14…第二乾燥機 16…第三乾燥機 18…分岐挾持部 20…第一乾燥機の表面 22…第二乾燥機の外周 24…合流挾持部 26…凹所 28…合流挾持部 30…ブロー・ボックス 32…圧搾空気 36…空気ボックス 40…ブロー・ボックス 42…圧搾空気源 44…オリフィス 46…空気流 48…基底壁 50…湾曲壁 52…放散壁 54…接続壁 56…第一端部壁 58…第二端部壁 60…第一平面 62…第二平面 64…転向手段 70…旋回軸 72…接触点 74…開口部 76…空気流 78…接触点 80…バッフル 82…第一区画室 84…第二区画室 86…孔 90…開口部 92…入口 96…第一スロット 97…湾曲のエッジ 98…第二スロット 100,102…空気流 104,106…ウェブの縁 108,110…フェルトの縁 112…接合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一乾燥機の円筒状外表面上に支持された状態にて該第
    一乾燥機の周りを通過し、第一の位置にて前記第一乾燥
    機の前記円筒状外表面を離れ、第二乾燥機へ向って移動
    するフェルトと該フェルトにより担持されたウェブとの
    重合体のためのブロー・ボックスにして、前記第一の位
    置の近傍に配置され空気を前記第一乾燥機の前記円筒状
    外表面へ向けてそれに接線方向であり且前記前記重合体
    の移動方向とは反対の方向へ吹出すオリフィスと、前記
    第一の位置の近傍の位置から前記第一乾燥機より前記第
    二乾燥機へ向って移動する前記重合体に沿って延在し且
    該重合体より該重合体の移動方向に沿って次第により大
    きく隔置されるよう延在する壁面とを有することを特徴
    とするブロー・ボックス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515685A (ja) * 1999-12-02 2003-05-07 メトソ ペーパ インコーポレイテッド ウェブ支持方法およびウェブ支持装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60209090A (ja) * 1984-03-02 1985-10-21 バルメツト・ペーパー・マシナリー・インコーポレイテツド 抄紙機の乾燥部装置

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