JPH0744730A - 画像変換処理方法 - Google Patents

画像変換処理方法

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JPH0744730A
JPH0744730A JP5206828A JP20682893A JPH0744730A JP H0744730 A JPH0744730 A JP H0744730A JP 5206828 A JP5206828 A JP 5206828A JP 20682893 A JP20682893 A JP 20682893A JP H0744730 A JPH0744730 A JP H0744730A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 逆マッピング関数変換によりイメージ空間座
標の領域外にデータがはみ出した場合においても煩雑な
演算処理を行う事なく、これを円滑に領域内にまるめ込
む事の出来る逆マッピングの誤差吸収方法を提供する事
を目的とする。 【構成】 逆マッピング関数変換の対象となるデータの
最も外側のイメージデータをその外側に予めコピーし格
納した後、逆マッピング変換を行う事を特徴とするもの
であれば逆マッピング関数変換の対象となるデータの最
も外側のピクセルデータをその外側にコピーし格納する
ことにより本来ならば逆マッピング関数変換の誤差によ
りイメージ座標の領域外に出たデータをイメージ空間上
のピクセルデータとしてそのまま使用することが可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理に関し、特に画
像変換方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータグラフィックス
等において、原画像空間を別の画像空間に変換する際に
原画像全体を微小領域に分割し、各領域の点に所定の変
換を施し、変換後の位置を求めるという画像変換方法は
既に公知である。(特開昭60-59474)
【0003】この種の画像変換方式には、読出方式及び
書込方式の2種類がある。すなわち書込方式は、入力画
像を拡大、縮小、移動、変形等の種々の態様で画像変換
する際に、入力画像を構成する各画素のデータを、順次
当該画像変換の態様に応じて直接出力画像にマッピング
することにより入力画像を自由に変換することができる
長所を有している。しかし、直接出力画像に画像データ
をマッピングするために、出力画像に、変換した入力画
像の画素の表示位置が、出力画像の画素の表示位置と一
致しない場合が生じ、その分出力画像の画像データに誤
差が生じて画質が劣化する問題がある。このため書込方
式においては、自由に入力画像を拡大することが困難で
あった。
【0004】これに対して読出方式は、書込方式とは逆
に予め出力画像の各画素を入力画像側に逆マッピングし
て入力画像上での表示位置を求めることにより、出力画
像の各画素及び入力画像との対応関係を得、当該対応関
係に基づいて補間演算で出力画像の各画素の画像データ
を得るものである。かかる読出方式によれば、入力画像
の拡大が比較的容易に行なえると共に書込方式に比して
画質の劣化が少ないので、従来、この種の画像変換方式
として、読出方式が用いられる場合が多く、この種の読
み出し方式はイメージデータの回転、拡大、縮小などの
変換やテキスチャマッピングに活用される。
【0005】ところが、読出方式の画像変換方式におい
ては、予め出力画像の各画素を入力画像に逆マッピング
しなければならないため、入力画像を複雑な形状に変形
させる場合、かかる逆マッピングに要する演算処理が複
雑になり、その結果書込方式に比して、入力画像の変換
が自由に行なえない問題がある。
【0006】かかる逆マッピング方式を図5に示すブロ
ック図及び図6に示すフローチャート図に基づいて説明
するに、描画指示部11より指示に基づいてデータ入力
部12よりイメージデータ格納部13へ展開した後、イ
メージ描画部14にてデバイス座標での画像描画領域を
求める。そして前記描画領域の1のピクセルを逆マッピ
ングし、該逆マッピングされたピクセル座標が逆マッピ
ングの演算部15によりイメージ空間の内側であるか否
かを判断し、外側にある場合は逆マッピング演算部15
の演算処理に基づきイメージ座標の内側に補正した後、
フレームバッファ16に描画する。以下描画すべきピク
セルがなくなるまで前記動作を繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来技術の様に原画像であるデバイス座標系から変換後の
イメージ座標系へ所定の変換である逆マッピング関数変
換を行なう際に原画像のピクセルデータが逆マッピング
変換後イメージ座標上で必ずしもその領域内に収まると
は限らない。これは変換の際に誤差を生じる可能性があ
るからである。そのため、まず第1に逆マッピング関数
変換から得られたピクセルデータがイメージ空間座標上
の領域にあるかのチェックをする必要があり、第2に仮
にデータがイメージ空間座標の領域外であればそのデー
タを近似する為の演算処理を行う必要がある。その結
果、画像変換装置の演算能力を大きくしなければなら
ず、その分画像変換装置全体の構成が煩雑になると共に
高価になり、而も演算速度が遅延し、例えば該処理方法
をページプリンタのような迅速な処理速度に対応できな
い。
【0008】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、前
記逆マッピング関数変換によりイメージ空間座標の領域
外にデータがはみ出した場合においても煩雑な演算処理
を行う事なく、これを円滑に領域内にまるめ込む事の出
来る画像変換処理方法、特に逆マッピングの誤差吸収方
法を提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は逆マッピング関
数変換を使用し、イメージデータの画像変換を行う画像
変換処理方法において、逆マッピング関数変換の対象と
なるデータの最も外側のイメージデータをその外側に予
めコピーし格納した後、逆マッピング変換を行う事を特
徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば逆マッピング関数変換の対象と
なるデータの最も外側のピクセルデータをその外側にコ
ピーし格納することにより本来ならば逆マッピング関数
変換の誤差によりイメージ座標の領域外に出たデータを
イメージ空間上のピクセルデータとしてそのまま使用す
ることが可能である。
【0011】
【実施例】以下、図を参照して本発明の好適な実施例を
例示的に説明する。ただしこの実施例に記載されている
変換演算過程、及び変換演算データ等は特に特定的な記
載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。先ず本発明の基
本思想について図3及び図4に基づいて説明する。図3
は、イメージデータを所定角度回転させる場合の変換方
法を示し、例えばあるイメージ矩形を描画空間のデバイ
ス座標系に変換した領域内の点を描画空間のデバイス座
標(X,Y)からイメージ空間のイメージ座標系(α,
β)へ逆マッピングする場合、その逆マッピング関数α
=f(x,y),β=g(x,y)を使用することによ
って得られたピクセルを描画する。この処理を描画空間
上の描画ピクセルa〜pについて行い、得られたデータ
をイメージ空間上のピクセルa′〜p′の値で描画する
ことよって回転されたイメージを得ることができる。し
かしながらこの逆マッピング関数変換からα,βを求め
る際に誤差が生じるため変換後の座標(α,β)が領域
外になる可能性がある。即ち図3の拡大図に示すよう
に、前記演算により得られた計算値がイメージ描画空間
の座標領域からはみ出す恐れがある。
【0012】そこで、図4に示すように予め、逆マッピ
ング関数変換の対象となるデータの最も外側のピクセル
データをその外側にコピーして格納するこのことにより
逆マッピング関数変換の誤差によってイメージ座標の領
域外に出た座標のイメージ空間上のピクセルデータをそ
のまま使用することが可能である。
【0013】図1及び図2はかかる基本思想を実現する
為の本発明の実施例にかかる回路ブロックとその動作を
示すフローチャート図で、描画指示部1より指示に基づ
いてデータ入力部2よりイメージデータ10を読み込ん
だ後、図2(B)に示すようにイメージデータ拡張部3
により該イメージデータ座標の外周側のイメージデータ
10Aをその外側にコピーして該拡張したイメージデー
タ10Bをイメージデータ格納部4へ展開し、更にイメ
ージ描画部5にてデバイス座標での画像描画領域を求め
る。そして前記描画領域の1のピクセルを逆マッピング
し、フレームバッファ6に描画する。以下描画すべきピ
クセルがなくなるまで前記動作を繰り返す。従ってかか
る構成によれば、従来の処理と本発明の処理とではデバ
イス座標からイメージ座標へ逆マッピング関数変換され
た点がイメージ座標上でその領域内であるかないかの判
断及び領域外の場合の補正処理を省略することができ、
本発明も作用を円滑に達成し得る。
【0014】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば逆マッピ
ング変換により発生した誤差の許容範囲が増加したため
必要以上に高精度で演算する必要がなく逆マッピング関
数処理が簡素化されると同時に高速処理が可能である。
また、逆マッピング変換から得られたイメージ空間座標
α、βの領域チェックをする必要がなくなるため、この
点においても処理の簡素化と高速化が可能となる。等の
種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる回路ブロック図を示
す。
【図2】(A)は図1の動作を示すフローチャート図、
(B)はイメージデータの拡張状態を示す説明図であ
る。
【図3】逆マッピング変換について回転を例にした説明
図である。
【図4】本発明が適用する基本思想を示す誤差処理方法
の説明図である。
【図5】本発明の実施例にかかる回路ブロック図を示
す。
【図6】図5の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 描画指示部 2 データ入力部 3 イメージデータ拡張部 4 イメージデータ格納部 5 イメージ描画部 6 フレームバッファ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】かかる逆マッピング方式を図5に示すブロ
ック図及び図6に示すフローチャート図に基づいて説明
するに、描画指示部11より指示に基づいてデータ入力
部12よりイメージデータ格納部13へ展開した後、イ
メージ描画部14にてデバイス座標での画像描画領域を
求める。そして前記描画領域の1つのピクセルを逆マッ
ピングし、該逆マッピングされたピクセル座標が逆マッ
ピングの演算部15によりイメージ空間の内側であるか
否かを判断し、外側にある場合は逆マッピング演算部1
5の演算処理に基づきイメージ座標の内側に補正した
後、フレームバッファ16に描画する。以下描画すぺき
ピクセルがなくなるまで前記動作を繰り返す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】以下、図を参照して本発明の好適な実施例を
例示的に説明する。ただしこの実施例に記載されている
変換演算過程、及び変換演算データ等は特に特定的な記
載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。先ず本発明の基
本思想について図3及び図4に基づいて説明する。図3
は、イメージデータを所定角度回転させる場合の変換方
法を示し、例えばあるイメージ矩形を描画空間のデバイ
ス座標系に変換した領域内の点を描画空間のデバイス座
標(X,Y)からイメージ空間のイメージ座標系(α,
β)へ逆マッピングする場合、その逆マッピング関数α
=f(X,Y),β=g(X,Y)を使用することによ
って得られたピクセルを描画する。この処理を描画空間
上の描画ピクセルa〜pについて行い、得られたデータ
をイメージ空間上のピクセルa′〜p′の値で描画する
ことよって回転されたイメージを得ることができる。し
かしながらこの逆マッピング関数変換からα,βを求め
る際に誤差が生じるため変換後の座標(α,β)が領域
外になる可能性がある。即ち図3の拡大図に示すよう
に、前記演算により得られた計算値がイメージ描画空間
の座標領域からはみ出す恐れがある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆マッピング関数変換を使用し、イメー
    ジデータの画像変換を行う画像変換処理方法において、 逆マッピング関数変換の対象となるデータの最も外側の
    イメージデータをその外側に予めコピーし格納した後、
    逆マッピング関数変換を行う事を特徴とする画像変換処
    理方法
JP5206828A 1993-07-30 1993-07-30 画像変換処理方法 Expired - Fee Related JP3011833B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130373A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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