JPH0744647U - 揚子集成体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲食後に歯間部の食物カスを除去するために
用いる楊子に関するものである。外食する機会の多くな
った近時、安価な厚紙包装で、携帯便利な楊子を、利用
者に提供するためのものである。 【構成】 図１において説明する。板状体（２）の端辺
部（３）から複数個の針状体（４）が並立してなる楊子
集成体である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は口腔内、特に歯の健康保全のため飲食後、歯間部の食物カス除去のた めの揚子に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、揚子は長い間針状体のものが１本１本独立しており、家庭や飲食店には 一定の大きさの容器に入って、利用されていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来市販されている状態の揚子は携帯に不便であり、又近年のライフスタイル の大きな変化すなわち、外食する機会の増加と、歯科衛生思想の向上もあり、携 帯に便利な楊子の出現が望まれていた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

新考案の楊子は、携帯便利なように簡易な包装と製造原価の安さに適合するよ うに工夫されたもので以下のような構成となる。

【０００５】 板状体（２）の端辺部（３）から複数個の針状体（４）が並立しているいわゆ る楊子集成体である。針状体（４）が従来の楊子である。

【０００６】

【作 用】

以上の構成により利用時においては、指先で針状体（４）の根元より折って切 り離し楊子として使用するものである。

【０００７】

【実 施 例】

図１は本考案の第１実施例の斜視図であって針状体（４）は円錐状となってい るものである。

【０００８】 図２は本考案の第２実施例の斜視図であって針状体（４）が角錐状となり、か つ根元部に切欠部（５）をもつもので容易に針状体（４）を切り離せるようにし たものである。

【０００９】 図３は本考案の第１応用実施例の斜視図である。

【００１０】 すなわち厚紙包装紙（６）で包装されているもので板状体（４）は厚紙にホッ チキス、糊等で固着されているものの図である。

【００１１】 図４は本考案の第２応用実施例の斜視図である。

【００１２】 （７）は紙軸マッチであって、同一包装内に、飲食後に利用する機会の多い２ つの機能のものを同居させたものである。

【００１３】

【考案の効果】

以上のように簡易包装で小数本の楊子が携帯便利にまとめられ、又他機能のマ ッチなどを利用可能とすることが出来、当然に安価で提供することが出来る。又 厚紙表紙に広告等を印刷することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例の斜視図。

【図２】本考案の第２実施例の斜視図。

【図３】本考案の第１応用実施例の斜視図。

【図４】本考案の第２応用実施例の斜視図。

【符号の説明】

１ 楊子集成体、２ 板状体、３ 端辺部、４ 針状
体、５ 切欠部、６ 厚紙包装紙、７ 紙軸マッチ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 板状体（２）の端辺部（３）から複数個
   の針状体（４）が並立していることを特徴とする揚子集
   成体（１）。