JPH0614754Y2 - 薬等を飲む場合に使用する補助具 - Google Patents
薬等を飲む場合に使用する補助具Info
- Publication number
- JPH0614754Y2 JPH0614754Y2 JP949692U JP949692U JPH0614754Y2 JP H0614754 Y2 JPH0614754 Y2 JP H0614754Y2 JP 949692 U JP949692 U JP 949692U JP 949692 U JP949692 U JP 949692U JP H0614754 Y2 JPH0614754 Y2 JP H0614754Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- medicine
- sides
- taking
- auxiliary tool
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、シート状物を用いた衛
生的で飲み残しのない薬等を飲む場合に使用する補助具
に関する。
生的で飲み残しのない薬等を飲む場合に使用する補助具
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、病院や薬局で受け取る薬の内、粉
薬については方形の紙を二つ折りした後畳んだものや、
密閉した袋状の包装紙に入っていた。病人が粉薬を飲む
場合には、方形の紙に包まれたものについては二つ折り
の状態を開き、その折り目に沿って口中に投入して飲
み、また、後者の袋状の包装紙に入ったものについては
一端を破り、その一側辺に沿って口中に投入して飲むん
でいた。 更に、丸薬については手の平に載せたり、摘んだりして
飲んでいた。
薬については方形の紙を二つ折りした後畳んだものや、
密閉した袋状の包装紙に入っていた。病人が粉薬を飲む
場合には、方形の紙に包まれたものについては二つ折り
の状態を開き、その折り目に沿って口中に投入して飲
み、また、後者の袋状の包装紙に入ったものについては
一端を破り、その一側辺に沿って口中に投入して飲むん
でいた。 更に、丸薬については手の平に載せたり、摘んだりして
飲んでいた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の粉薬の飲み方では、折り目や包装紙の一辺に薬が残
留し、該残留した薬を全て飲むために、通常折り目や包
装紙の一辺を下から指で弾いていたが、薬を飛散させた
り顔に掛けたりして薬の全部を容易に飲むことができな
いという問題点があった。また、丸薬については手の平
に載せたり、摘んだりするので不衛生であるという問題
点があった。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、必要
な薬の全てを零すことなく、容易且つ衛生的に飲むこと
ができる薬等を飲む場合に使用する補助具を提供するこ
とを目的とする。
来の粉薬の飲み方では、折り目や包装紙の一辺に薬が残
留し、該残留した薬を全て飲むために、通常折り目や包
装紙の一辺を下から指で弾いていたが、薬を飛散させた
り顔に掛けたりして薬の全部を容易に飲むことができな
いという問題点があった。また、丸薬については手の平
に載せたり、摘んだりするので不衛生であるという問題
点があった。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、必要
な薬の全てを零すことなく、容易且つ衛生的に飲むこと
ができる薬等を飲む場合に使用する補助具を提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載の薬等を飲む場合に使用する補助具は、方形または
略方形のシート状物を部分的に裁断及び折り曲げてなる
薬等を飲む場合に使用する補助具であって、該シート状
物の後部両側に側線に沿って略平行に所定長の切れ目を
均等に入れて前記シート状物の後部を両側部と中央部と
に分割し、前記両側部のそれぞれを前記中央部に接着し
て該シート状物の両側を内側に湾曲させ、前記シート状
物の前部両側を外側に折り曲げて脚部を形成するように
構成されている。 ここで、シート状物は、紙や導電性の合成樹脂素材を用
いることが好ましい。
記載の薬等を飲む場合に使用する補助具は、方形または
略方形のシート状物を部分的に裁断及び折り曲げてなる
薬等を飲む場合に使用する補助具であって、該シート状
物の後部両側に側線に沿って略平行に所定長の切れ目を
均等に入れて前記シート状物の後部を両側部と中央部と
に分割し、前記両側部のそれぞれを前記中央部に接着し
て該シート状物の両側を内側に湾曲させ、前記シート状
物の前部両側を外側に折り曲げて脚部を形成するように
構成されている。 ここで、シート状物は、紙や導電性の合成樹脂素材を用
いることが好ましい。
【０００５】
【作用】請求項１記載の薬等を飲む場合に使用する補助
具においては、シート状物を用い、シート状物の後部を
両側部と中央部とに分割して前記両側部のそれぞれを前
記中央部に接着して該シート状物の両側を内側に湾曲さ
せ、前記シート状物の前部両側を外側に折り曲げて脚部
を形成しているのでその内側は窪んだ状態になる。 前記薬等を飲む場合に使用する補助具を用いて粉薬や丸
薬を飲む場合には、その内側に粉薬や丸薬を入れ、前記
中央部の外側に親指と中指を添え、その内側に人差指を
添えて摘むことにより、シート状物の両側がより内側に
湾曲し、該湾曲した状態を維持しつつ先端を口中に傾け
るとその傾斜に沿って全ての薬を零すことなく飲むこと
ができる。
具においては、シート状物を用い、シート状物の後部を
両側部と中央部とに分割して前記両側部のそれぞれを前
記中央部に接着して該シート状物の両側を内側に湾曲さ
せ、前記シート状物の前部両側を外側に折り曲げて脚部
を形成しているのでその内側は窪んだ状態になる。 前記薬等を飲む場合に使用する補助具を用いて粉薬や丸
薬を飲む場合には、その内側に粉薬や丸薬を入れ、前記
中央部の外側に親指と中指を添え、その内側に人差指を
添えて摘むことにより、シート状物の両側がより内側に
湾曲し、該湾曲した状態を維持しつつ先端を口中に傾け
るとその傾斜に沿って全ての薬を零すことなく飲むこと
ができる。
【０００６】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。 ここに、図１は本考案の一実施例に係る薬等を飲む場合
に使用する補助具の斜視図、図２は同製作工程の説明図
である。 図１に示すように、本考案の一実施例に係る薬等を飲む
場合に使用する補助具１０は、後部１１に切れ目１２に
よって区画される立設した中央部１３と、該中央部１３
と連なる内側に湾曲した本体部１４と、該本体部１４の
前部１５の両側部のそれぞれを外側に折り曲げて形成し
た脚部１６、１７を有して構成されている。
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。 ここに、図１は本考案の一実施例に係る薬等を飲む場合
に使用する補助具の斜視図、図２は同製作工程の説明図
である。 図１に示すように、本考案の一実施例に係る薬等を飲む
場合に使用する補助具１０は、後部１１に切れ目１２に
よって区画される立設した中央部１３と、該中央部１３
と連なる内側に湾曲した本体部１４と、該本体部１４の
前部１５の両側部のそれぞれを外側に折り曲げて形成し
た脚部１６、１７を有して構成されている。
【０００７】ここで、以上のように構成される薬等を飲
む場合に使用する補助具１０の製作工程を図２を用いて
説明する。 図２に示すように、（Ａ）は本考案の一実施例に係る薬
等を飲む場合に使用する補助具１０に使用する長方形の
シート状物の一例である紙１８の裏面を示し、斜線部は
糊付け面１９を示している。 まず、（Ｂ）に示すように、紙１８の表面の後部１１の
両側の側線に沿って略平行に所定長の切れ目１２を均等
に入れ、該後部１１を両側部２０、２１と中央部１３に
分割し、前記中央部１３に第１、第２、第３、第４及び
第５の折り目２２、２３、２４、２５、２６を入れ、更
に前部１５の両側部にそれぞれ第６及び第７の折り目２
７、２８を入れ、脚部１６、１７を形成する。前記
（Ｂ）の紙１８の所定の線を裁断して（Ｃ）に示すよう
な形状にする。 そして、（Ｄ）、（Ｅ）に示すように、側部２０、２１
のそれぞれを（Ａ）に示した糊付け面１９に接着し、
（Ｆ）、（Ｇ）に示すように中央部１３の第１の折り目
２２及び第３の折り目２４を外側に折り裏面に接着す
る。 最後に（Ｈ）に示すように（Ｇ）の脚部１６、１７を第
６及び第７の折り目２７、２８に沿って折り曲げて立設
させて完成する（図１参照）。
む場合に使用する補助具１０の製作工程を図２を用いて
説明する。 図２に示すように、（Ａ）は本考案の一実施例に係る薬
等を飲む場合に使用する補助具１０に使用する長方形の
シート状物の一例である紙１８の裏面を示し、斜線部は
糊付け面１９を示している。 まず、（Ｂ）に示すように、紙１８の表面の後部１１の
両側の側線に沿って略平行に所定長の切れ目１２を均等
に入れ、該後部１１を両側部２０、２１と中央部１３に
分割し、前記中央部１３に第１、第２、第３、第４及び
第５の折り目２２、２３、２４、２５、２６を入れ、更
に前部１５の両側部にそれぞれ第６及び第７の折り目２
７、２８を入れ、脚部１６、１７を形成する。前記
（Ｂ）の紙１８の所定の線を裁断して（Ｃ）に示すよう
な形状にする。 そして、（Ｄ）、（Ｅ）に示すように、側部２０、２１
のそれぞれを（Ａ）に示した糊付け面１９に接着し、
（Ｆ）、（Ｇ）に示すように中央部１３の第１の折り目
２２及び第３の折り目２４を外側に折り裏面に接着す
る。 最後に（Ｈ）に示すように（Ｇ）の脚部１６、１７を第
６及び第７の折り目２７、２８に沿って折り曲げて立設
させて完成する（図１参照）。
【０００８】以上のようにして完成した薬等を飲む場合
に使用する補助具１０を用いた薬の飲み方について図１
を用いて説明する。 まず、粉薬の飲み方については、本体部１４に粉薬を載
せ、中央部１３の外側に親指と中指を添え、その内側に
人差指を添えて摘むと本体部１４はより内側に湾曲す
る。そして、前部１５を口中に傾けるとその傾斜に沿っ
て全ての粉薬が零れることなく口中に投入される。 また、丸薬の飲み方については、本体部１４に薬ビンか
ら直接必要数の丸薬を載せて前記と同様にして使用すれ
ば手が汚れていても丸薬に触れることなく衛生的に飲む
ことができる。 前記薬等を飲む場合に使用する補助具１０は、素材が紙
であるので使い捨てが可能であり常に衛生的な状態に使
用することができる。 更に、脚部１６、１７は先端が丸くなっており、顔等に
触れても傷付けることがない。 前記実施例では薬を飲用する場合の使用について説明し
たが、特に粉状物についての使用が可能であり、例え
ば、粉菓子を子供に与える時等に用いることができる。
に使用する補助具１０を用いた薬の飲み方について図１
を用いて説明する。 まず、粉薬の飲み方については、本体部１４に粉薬を載
せ、中央部１３の外側に親指と中指を添え、その内側に
人差指を添えて摘むと本体部１４はより内側に湾曲す
る。そして、前部１５を口中に傾けるとその傾斜に沿っ
て全ての粉薬が零れることなく口中に投入される。 また、丸薬の飲み方については、本体部１４に薬ビンか
ら直接必要数の丸薬を載せて前記と同様にして使用すれ
ば手が汚れていても丸薬に触れることなく衛生的に飲む
ことができる。 前記薬等を飲む場合に使用する補助具１０は、素材が紙
であるので使い捨てが可能であり常に衛生的な状態に使
用することができる。 更に、脚部１６、１７は先端が丸くなっており、顔等に
触れても傷付けることがない。 前記実施例では薬を飲用する場合の使用について説明し
たが、特に粉状物についての使用が可能であり、例え
ば、粉菓子を子供に与える時等に用いることができる。
【０００９】
【考案の効果】請求項１記載の薬等を飲む場合に使用す
る補助具においては、シート状物の両側を内側に湾曲さ
せ、該シート状物の前部の両側を外側に折り曲げて脚部
を形成しているので、粉薬や丸薬を前記シート状物の内
側に入れても零れることはなく、該シート状物の後部を
摘むことにより、より内側に湾曲し、その先端を口中に
傾けると手を触れることなくその傾斜に沿って全ての粉
薬や丸薬が零れずに口中に入り、残留薬を生じさせるこ
となく衛生的且つ容易に全ての薬を飲むことができる。
る補助具においては、シート状物の両側を内側に湾曲さ
せ、該シート状物の前部の両側を外側に折り曲げて脚部
を形成しているので、粉薬や丸薬を前記シート状物の内
側に入れても零れることはなく、該シート状物の後部を
摘むことにより、より内側に湾曲し、その先端を口中に
傾けると手を触れることなくその傾斜に沿って全ての粉
薬や丸薬が零れずに口中に入り、残留薬を生じさせるこ
となく衛生的且つ容易に全ての薬を飲むことができる。
【図１】本考案の一実施例に係る薬等を飲む場合に使用
する補助具の斜視図である。
する補助具の斜視図である。
【図２】同製作工程の説明図である。
１０ 薬等を飲む場合に使用する補助具 １１ 後部 １２ 切れ目 １３ 中央部 １４ 本体部 １５ 前部 １６ 脚部 １７ 脚部 １８ 紙 １９ 糊付け面 ２０ 側部 ２１ 側部 ２２ 第１の折り目 ２３ 第２の折り目 ２４ 第３の折り目 ２５ 第４の折り目 ２６ 第５の折り目 ２７ 第６の折り目 ２８ 第７の折り目
Claims (1)
- 【請求項１】 方形または略方形のシート状物を部分的
に裁断及び折り曲げてなる薬等を飲む場合に使用する補
助具であって、 該シート状物の後部両側に側線に沿って略平行に所定長
の切れ目を均等に入れて前記シート状物の後部を両側部
と中央部とに分割し、前記両側部のそれぞれを前記中央
部に接着して該シート状物の両側を内側に湾曲させ、前
記シート状物の前部両側を外側に折り曲げて脚部を形成
したことを特徴とする薬等を飲む場合に使用する補助
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP949692U JPH0614754Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 薬等を飲む場合に使用する補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP949692U JPH0614754Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 薬等を飲む場合に使用する補助具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562246U JPH0562246U (ja) | 1993-08-20 |
| JPH0614754Y2 true JPH0614754Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=11721852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP949692U Expired - Lifetime JPH0614754Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 薬等を飲む場合に使用する補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614754Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP949692U patent/JPH0614754Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0562246U (ja) | 1993-08-20 |
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