JP3003867U - 串刺し料理の串折り器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】従来、焼き鳥等の串刺し料理は、串刺しの後の
方は食べにくいものであるが、食べ易くするため、串を
途中から簡単に衛生的に折られる、使い捨ての串折り器
具の提供。 【構成】串を挿通できる挿通孔、又は中空部の先端に、
串を緩く挿通でき串に傷を付けらける刃を設け、挿通孔
に串を差し通し刃で２、３カ所の傷を付け手を汚さずに
串を簡単に奇麗に折ることができる使い捨て串折り器
具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は焼き鳥等、串刺し料理を食する時に、途中から串を折って食べ易く する串折り器具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、串焼き料理を食べる時、串に刺した後の物は食べにくく、食べ易くする 為、串刺しの物を手や口で串の先にずらして食べていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、簡単な串折り器具で、串を途中から簡単に折り、品良く食べ易くする 器具を考案した。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

串を挿通できる挿通孔又は中空部の先端に、串を緩く挿通でき串に傷を付けら れる刃（１）を設けるか、筒型中空体にプラスチックを用い、図２のように刃（ １）を填め込み成型するか、刃（１）を固設する。 筒型中空体に金属を用い、中空体の先端に図４のように刃（１）を直接切削加工 してもよく、筒型中空体の代わりに、任意材質と任意形状の本体に、串の挿通孔 又は中空部と刃を設ける。 又、ここでの串折り器具は衛生上の事を考慮して、清潔さを保つため使い捨てに してある。

【０００５】

【作用】

今、焼き鳥を食べる時、串の先の２、３こ目は容易に口に入れられるが残りを 食べる時、図５のように串の先端を串折り器具に通し、串折り器具の先端の刃（ １）で串を折るようにして、串に２、３カ所傷を入れ串を強く曲げると、串は簡 単に奇麗に折れて、残りの物も口や手を汚さずに、品良く容易に口に入れられる

【０００６】

【実施例】

筒型串折り器具にプラスチックを用い、串折り器具の先端に串を緩く通せる刃 （１）を填め込み、図２のように成型しても、筒型串折り器具に金属を用い、先 端に刃（１）を図４のように直接切削加工してもよい。 本考案の特徴は、例えば焼き鳥を食べる時、手を汚さずに串を簡単に折れること でその為に、串を折り易くする為、串に傷を入れる刃（１）を設けることが必要 な構成要素である。 串折り器具は必ずしも筒型にする必要はなく、任意材質、任意形状の本体に串を 緩く通せる串の挿通孔、又は中空部を持ち、指で掴んで串を折れる構造であれば いずれでも良い。

【０００７】

【効果】

１、串焼き料理や串かつ等を食べる時、串を途中から簡単に奇麗に折る事ができ 串料理が食べ易い。 ２、串刺し料理を食べる時、手や口を汚さず上品に食べられる。 ３、使い捨ての簡単な器具であるから、衛生的であり安価である。

【図面の簡単な説明】

【図１】串折り器具本体にプラスチック製筒型を用いた
正面図。

【図２】Ａ−Ａ線断面図

【図３】串折り器具本体に金属製筒型を用いた正面図。

【図４】Ｂ−Ｂ線断面図

【図５】本考案の使い捨て串折り器具の使用状態。

【符号の説明】

１、刃 ２、串挿通孔 ３、本体外枠 ４、串の挿通中空部 ５、串折り器具 ６、串の先 ７、串 ８、串刺し物

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】串を挿通できる挿通孔、又は中空部を持
   ち、その先端に、串を緩く挿通でき串に傷を付けられる
   刃を設け、串に通して串を簡単に折ることを特徴とす
   る、任意材質、任意形状の串折り器具。
2. 【請求項２】串折り本体がプラスチック製筒型で、串の
   挿通する刃（１）を填め込み成型し又は固説した、請求
   項１に記載の使い捨て串折り器具。
3. 【請求項３】串折り本体が金属製筒型又は金属で、串の
   挿通する孔を直接切削加工して刃（１）を形成した、請
   求項１に記載の使い捨て串折り器具。