JPH0744593Y2 - 梱包箱 - Google Patents

梱包箱

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Publication number
JPH0744593Y2
JPH0744593Y2 JP1989010084U JP1008489U JPH0744593Y2 JP H0744593 Y2 JPH0744593 Y2 JP H0744593Y2 JP 1989010084 U JP1989010084 U JP 1989010084U JP 1008489 U JP1008489 U JP 1008489U JP H0744593 Y2 JPH0744593 Y2 JP H0744593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
wall member
reinforcing ribs
ribs
shaped
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989010084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02102334U (ja
Inventor
信吉 清原
勝司 北畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STEEL CENTER CO., LTD.
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
STEEL CENTER CO., LTD.
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、自動車等の重量物の運搬に用いられる梱包箱
に関する。
(2) 従来の技術 本出願人は、先に、この種梱包箱として実公昭56-48661
号公報に記載されたものを提案している。
(3) 考案が解決しようとする課題 前記梱包箱においては、各側壁部材を複数の分割板より
構成し、相隣る分割板の対向側縁部相互をそれらに設け
られた嵌込み式連結部を介し連結しているので、組立工
数が多く、また各連結部により結果的に補強リブが形成
されても、その補強リブは直線状であるため、横方向か
ら作用する荷重に対し梱包箱の強度が弱いといった問題
がある。
本考案は前記問題を解決し得るようにした前記梱包箱を
提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、梱包箱用枠組と、
該枠組に取付けられる複数の金属板製側壁部材とを備
え、その各側壁部材には、該側壁部材の一側端側に膨ら
むようになだらかに湾曲しながら上下方向に延びて両端
が該側壁部材の上下端縁に達する複数の中空弓形第1補
強リブと、該側壁部材の他側端側に膨らむようになだら
かに湾曲しながら上下方向に延びて両端が該側壁部材の
上下端縁に達する複数の中空弓形第2補強リブとを、そ
れら第1及び第2補強リブが交差することなく交互に並
ぶように配設して、その相隣なる補強リブ間の間隔をそ
れらリブの長さ方向の全長に亘り変化させたことを特徴
とする。
(2) 作用 上記構成によれば、各側壁部材を、相互に連結される複
数の分割板より分割構成した従来構造のものと比べて、
軽量化が図られるばかりか、部品点数が少なくなって梱
包箱の組立工数が減少する。
また特に側壁部材に上記の如く配列された中空弓形の各
補強リブは、応力集中が生じ易く脆弱な交差部や屈曲部
を持たない上、側壁部材の上下全幅に亘りストレートに
近い状態で長く延びていることから、梱包箱の上下積重
ね時などに側壁部材に加わる上下方向圧縮荷重に対して
各補強リブが十分に対抗し得る。また上側の梱包箱の積
載重量不均一分布等に起因して側壁部材上部にその上縁
に沿う横方向荷重が働く場合には、中間部相互が接近し
且つ反り合うように概ねX字状に並ぶ弓形第1,第2補強
リブの対が互いに協働して筋交い(斜め方向の補強材)
に近い補強効果を発揮し得る。
(3) 実施例 以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明す
る。先ず第1〜第4図において、梱包箱1は、方形の梱
包箱用金属製枠組2と、その枠組2の四側面に取付けら
れた4枚の薄金属板製側壁部材3とを備えている。
先ず、主として第5図により枠組2について説明する
と、その枠組2の四隅部に立設された各支柱4は、内側
の稜部をスリット状に開口させた横断面略四角形のパイ
プ状本体5と、その本体5の対向開口縁に折曲げ形成さ
れて90°の開き角を持つ一対の帯板状取付部6とを有す
る。
相隣る両支柱4の上の、下端部間はそれぞれ桁材7によ
り連結される。各桁材7は横断面P字形をなし、横断面
四角形のパイプ状本体8と、その本体8の1本の稜部に
連設された帯板状取付部9とよりなる。上部の桁材7は
その取付部9を下向きにして相隣る両支柱4の一方の取
付部6外面に溶接等により固着され、また下部の桁材7
はその取付部9を上向きにして相隣る両支柱4の一方の
取付部6外面に同様に固着される。
第2,第5図に明示するように、相対向する下部の両桁材
7間に3枚の床材10が所定の間隔で配設され、両側の床
材10は相対向する両桁材7およびそれらの間に存する桁
材7に溶接等により固着され、また中央の床材10は相対
向する両桁材7に同様に固着される。
床材10の下面側において、各床材10と交差するように3
本の脚材11が所定の間隔で配設され、各脚材11はチャン
ネル形本体12と、その本体12の開口縁に外側へ折曲がる
ように連設された一対の帯板状取付部13とよりなる。両
側の脚材11は、その両取付部13を介して一対の支柱4、
それら支柱4に固着された3本の桁材7および各床材10
に溶接等により固着され、中央の脚材11は相対向する一
対の桁材7および各床材10に同様に固着される。
次に側壁部材3について説明すると、第1,第6,第7図に
明示するように、各側壁部材3は薄鋼板よりなり、その
各側壁部材3には、該側壁部材3の一側端側に膨らむよ
うになだらかに湾曲しながら上下方向に延びて両端が側
壁部材3の上下端縁に達する複数(図示例では3本)の
中空弓形第1補強リブ141と、該側壁部材3の他側端側
に膨らむようになだらかに湾曲しながら上下方向に延び
て両端が側壁部材3の上下端縁に達する複数(図示例で
は3本)の中空弓形第2補強リブ142とが、それら第1
及び第2補強リブ141,142が後述するように1本宛交互
に並ぶように、しかも相互に交差しないように配設され
ており、この配列のため、相隣なる補強リブ141,142
の間隔はそれらリブ141,142の長さ方向の全長に亘り変
化する。
各第1,第2補強リブ141,142は、外方に向って膨出する
ように形成されて、横断面略半円弧状をなす。また最外
側の第1,第2補強リブ141,142は側壁部材3の中央、し
たがって内方に向って湾曲し、それら補強リブ141,142
は、それらの湾曲方向が互い違いになるように左右方向
に並列される。
第3,第4図に明示するように各側壁部材3は相隣る支柱
4の取付部6、上、下部の桁材7の取付部9にボルト15
およびナット16により取付けられる。
各支柱4の本体5上端面は、位置決め突起17を有する保
持板18により閉鎖され、各位置決め突起17は梱包箱1を
積重ねたとき、上部の梱包箱1における両側の脚部11に
形成された位置決め孔19に係合する。
上記のように構成すると、部品点数が少なくなるので、
梱包箱1の組立工数が減少する。
また各側壁部材3を薄鋼板より構成することにより梱包
箱1の軽量化が図られ、しかも各側壁部材3は前記のよ
うに配列された複数の弓形補強リブ14を有するので、上
方および横方向からの荷重に対し大きな強度を発揮す
る。この場合、最外側の第1,第2補強リブ141,142の湾
曲方向を前記のように特定すると、強度向上を図る上に
有効である。
第8図,第9図は、両補強リブ141,142の横断面形状を
変えた変形例を示し、第8図は横断面コ字状に、第9図
は横断面山形にそれぞれ形成したものである。
C. 考案の効果 本考案によれば、梱包箱用枠組と、該枠組に取付けられ
る複数の金属板製側壁部材とを備えるので、各側壁部材
を、相互に連結される複数の分割板より分割構成した従
来構造のものと比べて、軽量化が図られるばかりが、部
品点数が少なくなって梱包箱の組立工数が減少し、従っ
てその組立作業能率の向上に寄与することができる。
また特に各側壁部材には、該側壁部材の一側端側に膨ら
むようになだらかに湾曲しながら上下方向に延びて両端
が該側壁部材の上下端縁に達する複数の中空弓形第1補
強リブと、該側壁部材の他側端側に膨らむようになだら
かに湾曲しながら上下方向に延びて両端が該側壁部材の
上下端縁に達する複数の中空弓形第2補強リブとが、互
いに交差することなく交互に並ぶように配設されるの
で、個々の中空弓形補強リブは、応力集中が生じ易く脆
弱な交差部や屈曲部を持たない上、側壁部材の上下全幅
に亘りストレートに近い状態で長く延びていて、梱包箱
の上下積重ね時などに側壁部材に加わる上下方向圧縮荷
重に対し効果的に対抗することができ、従ってその圧縮
荷重に対する側壁部材の強度アップに寄与することがで
きる。また上側の梱包箱の積層重量不均一分布等に起因
して側壁部材上部にその上縁に沿う横方向荷重が働く場
合には、中間部相互が接近し且つ反り合うように概ねX
字状に並ぶ弓形第1,第2補強リブの対が互いに協働して
筋交い(斜め方向の補強材)に近い補強効果を発揮し得
るから、その横方向荷重に対する側壁部材の強度アップ
にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1,第2図は梱包箱を示し、第1図は斜視図、第2図は
第1図II矢視図、第3図は第1図III-III線断面図、第
4図は第2図IV-IV線断面図、第5図は枠組の斜視図、
第6図は側壁部材の側面図、第7図は第6図VII-VII線
断面図、第8図及び第9図は、第1及び第2補強リブの
変形例を示す、第7図と同様の断面図である。 1……梱包箱、2……枠組、3……側壁部材、141,142
……第1,第2……補強リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】梱包箱用枠組(2)と、該枠組(2)に取
    付けられる複数の金属板製側壁部材(3)とを備え、そ
    の各側壁部材(3)には、該側壁部材(3)の一側端側
    に膨らむようになだらかに湾曲しながら上下方向に延び
    て両端が該側壁部材(3)の上下端縁に達する複数の中
    空弓形第1補強リブ(141)と、該側壁部材(3)の他
    側端側に膨らむようになだらかに湾曲しながら上下方向
    に延びて両端が該側壁部材(3)の上下端縁に達する複
    数の中空弓形第2補強リブ(142)とを、それら第1及
    び第2補強リブ(141,142)が交差することなく交互に
    並ぶように配設して、その相隣なる補強リブ(141,1
    42)間の間隔をそれらリブ(141,142)の長さ方向の全
    長に亘り変化させたことを特徴とする、梱包箱。
JP1989010084U 1989-01-31 1989-01-31 梱包箱 Expired - Lifetime JPH0744593Y2 (ja)

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JP1989010084U JPH0744593Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 梱包箱

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JP1989010084U JPH0744593Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 梱包箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02102334U JPH02102334U (ja) 1990-08-15
JPH0744593Y2 true JPH0744593Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31217428

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989010084U Expired - Lifetime JPH0744593Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 梱包箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5728747A (en) * 1980-07-09 1982-02-16 Yamaha Motor Co Ltd Small-sized container

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JPH02102334U (ja) 1990-08-15

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