JPH0744383A - オブジェクト処理方法 - Google Patents

オブジェクト処理方法

Info

Publication number
JPH0744383A
JPH0744383A JP5184227A JP18422793A JPH0744383A JP H0744383 A JPH0744383 A JP H0744383A JP 5184227 A JP5184227 A JP 5184227A JP 18422793 A JP18422793 A JP 18422793A JP H0744383 A JPH0744383 A JP H0744383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
copy
computer
broker
string
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5184227A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sato
広行 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5184227A priority Critical patent/JPH0744383A/ja
Publication of JPH0744383A publication Critical patent/JPH0744383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オブジェクトの複写または移動処理時にオブ
ジェクトのデータのフォーマットの変換を不要とし、効
率を向上させる。 【構成】 オブジェクト・リクエスト・ブローカ(以下
ブローカ)16が、複写元のオブジェクト21に複写依
頼のメッセージを送る。これを送られた複写元のオブジ
ェクト21が自身を再製するに充分なメッセージのスト
リング列をブローカ16に返す。ブローカ16は、複写
元のオブジェクト21の属する計算機と異なるデータ・
フォーマットを持つ別の計算機上に新たなオブジェクト
22のテンプレートを作成する。ブローカ16が、複写
元のオブジェクト21を再製するに充分な前記メッセー
ジのストリング列を別の計算機のデータ・フォーマット
に変換して、この新たなオブジェクト22に前記メッセ
ージのストリング列をメッセージに変換して、そのメッ
セージを送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークステーションや
パーソナル・コンピュータなどの情報処理システムにお
いて、アプリケーション・プログラムとデータとを組合
せてオブジェクトとし、このオブジェクト間のメッセー
ジの流れを管理するオブジェクト・リクエスト・ブロー
カで取り扱うオブジェクト処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションやパーソナル・コン
ピュータなどの情報処理システムには、アプリケーショ
ン・プログラムとデータとを組合せてオブジェクトとし
て取り扱い、このオブジェクトはメッセージによって実
行され、このメッセージの流れとオブジェクトを管理す
るオブジェクト・リクエスト・ブローカと呼ばれるシス
テムがある。このオブジェクト・リクエスト・ブローカ
を通して、一つのオブジェクト・モデルを多くの計算機
間で共有し、計算が進められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のオブジェ
クトの処理方式では、オブジェクトの持つデータ情報を
複写または移動していた。この方式は、同じデータ・フ
ォーマットを持つ計算機間では、便利である。しかし、
異なるデータ・フォーマットを持つ計算機間では、この
オブジェクトの持つデータ情報をフォーマット変換する
必要がある。これでは、オブジェクトが、複写または移
動先のデータ・フォーマットを一々知っておく必要があ
る上、変換のプログラムを書かねばならないなど不便で
あった。このため従来は、一つのオブジェクト・モデル
の持てる空間は、同じデータ・フォーマットを持つ計算
機間に限定していた。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記の従来技術
の問題点を解決し、オブジェクトがこのような他の計算
機の持つデータ・フォーマットの情報を知る必要がな
く、かつ、データ変換のプログラムを作る必要がないオ
ブジェクト処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のオブジ
ェクト処理方法では、メッセージの流れとオブジェクト
とを管理するオブジェクト・リクエスト・ブローカが、
複写元のオブジェクトに複写依頼のメッセージを送るス
テップと、複写のメッセージを送られた複写元のオブジ
ェクトが、自身を再製するに充分なメッセージのストリ
ング列を前記オブジェクト・リクエスト・ブローカに返
すステップと、オブジェクト・リクエスト・ブローカ
が、複写元のオブジェクトの属する計算機と異なるデー
タ・フォーマットを持つ計算機上に新たなオブジェクト
のテンプレートを作成するステップと、オブジェクト・
リクエスト・ブローカが、複写元のオブジェクトを再製
するに充分な前記のメッセージのストリング列を新たな
オブジェクトのテンプレートを作成した計算機のデータ
・フォーマットに変換して、この新たなオブジェクトに
前記メッセージのストリング列をメッセージに変換し
て、そのメッセージを送るステップとで、新たなオブジ
ェクトの複写を作ることにより、複写元のオブジェクト
がデータ・フォーマットを意識する必要がなくなる。
【0006】さらに、本発明は、前記新たなオブジェク
トの複写を作った後に移動元のオブジェクトを削除する
ことにより、移動元のオブジェクトがデータ・フォーマ
ットを意識する必要がなくなる。
【0007】
【実施例】
<実施例1>次に、本発明について図面を参照して詳細
に説明する。図2は、本発明の一実施例のオブジェクト
複写方法が適用される情報処理システムの構成を示すブ
ロック図である。この情報処理システムは、計算機31
と、計算機32と、ネットワーク33とから、その主要
部が構成されている。
【0008】図1を参照すると、本実施例における処理
は、メッセージを受け取ることによって動作するオブジ
ェクト21があって、メッセージの流れとオブジェクト
とを管理するオブジェクト・リクエスト・ブローカ16
が、複写元のオブジェクト21に複写依頼のメッセージ
を送るステップ11と、複写のメッセージを送られた複
写元のオブジェクト21が自身を再製するに充分なメッ
セージのストリング列をオブジェクト・リクエスト・ブ
ローカ16に返すステップ12と、オブジェクト・リク
エスト・ブローカ16は、複写元のオブジェクト21の
属する計算機と異なるデータ・フォーマットを持つ計算
機上に新たなオブジェクト22のテンプレートを作成す
るステップ13と、オブジェクト・リクエスト・ブロー
カ16が、複写元のオブジェクト21を再製するに充分
な前記のメッセージのストリング列を新たなオブジェク
ト22のテンプレートを作成した計算機のデータ・フォ
ーマットに変換して、この新たなオブジェクト22に前
記メッセージのストリング列をメッセージに変換して、
そのメッセージを送るステップ14とからなる。
【0009】次に、このように構成された本実施例の動
作について、図3及び図4を参照しながら説明する。
【0010】まず、図3に示すように計算機31上と計
算機32上とネットワーク33とで、オブジェクト・リ
クエスト・ブローカ16は、実現される。オブジェクト
・リクエスト・ブローカ16とは、インタフェースを、
Interface Definition Language で記述することによ
り、このインタフェースを満たすオブジェクトにメッセ
ージを送り実行できるようになるソフトウェアである。
例えば、図5のようにInterface Definition Language
で、インタフェースCounter を定義する。オブジェクト
21は、インタフェースCounter を満たし、一つのカウ
ンタを想定した。インタフェースCounter では、3つの
オペレーションcount up( ) , read count( ) , copy s
elf( )が定義されている。オペレーションcount up( )
は、入力引数add count を持つ。オペレーションcount
up( ) を実行すると、このオブジェクトであるカウンタ
は、add count 分だけ増加するものとする。オペレーシ
ョンread count( ) は、返り値を持つ。この返り値は、
このオブジェクトのカウンタ値とする。このオブジェク
トが、新規に作成された状態では、read count( ) は、
0を返すものとする。オペレーションcopy self( )は、
出力引数message を持つ。
【0011】計算機32上のオブジェクト・リクエスト
・ブローカ16が管理するオブジェクト21が複写元の
オブジェクト21として存在し、計算機31と計算機3
2とでデータ・フォーマットが異なっており、計算機3
1のオブジェクト・リクエスト・ブローカ16上のオブ
ジェクト22としてオブジェクト21を複写する例を考
えてみる。ここで、オブジェクト21は、新規作成後、
オペレーションcount up(1)を2回実行したとする。
オペレーションread countを実行すると、2が返ってく
る。又、計算機31は、16ビット計算機で、計算機3
2は、32ビット計算機とする。オブジェクト21の実
体は、計算機31上では、0x0002である。オブジ
ェクト22がオブジェクト21の複写となるには、オブ
ジェクト22の実体は、計算機32上では、0x000
00002とならなければならない。
【0012】オブジェクト21は、メッセージを受け取
ることによって動作する。ここで、メッセージとは、3
つのオペレーションcount up( ) , read count( ) , co
py self( )のことである。オブジェクト・リクエスト・
ブローカ16が複写元のオブジェクト21に複写依頼の
メッセージcopy self( )を送るステップ11は、計算機
32で実現される。複写のメッセージcopy self( )を送
られた複写元のオブジェクト21が、自身を再製するに
充分なメッセージのストリング列をmessage としてオブ
ジェクト・リクエスト・ブローカ16に返すステップ1
2も、計算機32で実現される。このストリング列mess
age の中身は、“count up(2);”である。このスト
リング列は、オブジェクト・リクエスト・ブローカ16
により、ネットワーク33を介して計算機31側に転送
される。さらにこのストリング列は、オブジェクト・リ
クエスト・ブローカ16により、計算機32のデータ・
フォーマットから計算機31のデータ・フォーマットに
変換される。オブジェクト・リクエスト・ブローカ16
が、複写元のオブジェクト21の属する計算機32と異
なるデータ・フォーマットを持つ計算機31上に新たな
オブジェクト22のテンプレートを作成するステップ1
3は、計算機31で実現される。これでオブジェクト2
2の実体は、0x00000000が作成される。オブ
ジェクト・リクエスト・ブローカ16が、この新たなオ
ブジェクト22に前記メッセージのストリング列“coun
t up(2);”をメッセージcount up(2)に変換し
て、そのメッセージを送るステップ14は、計算機31
で実現される。これでオブジェクト21は、オブジェク
ト22に複写されオブジェクト22の実体は、0x00
000002となる。
【0013】<実施例2>本実施例のオブジェクト移動
方法が適用される情報処理システムの構成は図2に示す
通りであって、計算機31と、計算機32と、ネットワ
ーク33とから、その主要部が構成されている。
【0014】図6を参照すると、本実施例における処理
は、第1の実施例のそれ(ステップ11〜ステップ1
4)と、さらに移動元のオブジェクトを削除するステッ
プ15とからなる。
【0015】次に、このように構成された本実施例の動
作は図7及び図8に示す通りであり、ステップ11〜ス
テップ14までは第1の実施例と同じであって、ステッ
プ14の次に、オブジェクト・リクエスト・ブローカ1
6が移動元のオブジェクト21を削除するステップ15
が、計算機32で実現される。これでオブジェクト21
は、オブジェクト22に移動したこととなる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、オブジェ
クトがメッセージを受け取ることによってのみそのデー
タ状態を変化させる点に着目し、計算機間に存在するデ
ータ・フォーマットの違いは、メッセージに関しては、
オブジェクト・リクエスト・ブローカが自動的に行なう
という性質を利用して、複写元のオブジェクトが自身を
再製するに充分なメッセージのストリング列を生成する
ことにより、オブジェクトの複写または移動処理時にオ
ブジェクトのデータのデータ・フォーマットの変換を不
要とした。すなわち、オブジェクトが他の計算機の持つ
データ・フォーマットの情報を知る必要がなく、かつ、
データ変換のプログラムの作成を必要としないという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の処理を示す流れ図であ
る。
【図2】本実施例が適用される情報処理システムの一例
を示すブロック図である。
【図3】本実施例の動作を説明する図である。
【図4】本実施例のフローチャートである。
【図5】本実施例のIDLの定義例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の処理を示す流れ図であ
る。
【図7】本実施例の動作を説明する図である。
【図8】本実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
11 複写元のオブジェクトに複写のメッセージを送る
ステップ 12 自分自身を再製するに充分なメッセージのストリ
ング列をオブジェクト・リクエスト・ブローカに返すス
テップ 13 新たなオブジェクトのテンプレートを作成するス
テップ 14 前記メッセージのストリング列をメッセージとし
て送るステップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージの流れとオブジェクトとを管
    理するオブジェクト・リクエスト・ブローカが、複写元
    のオブジェクトに複写のメッセージを送るステップと、
    前記複写のメッセージを送られた前記複写元のオブジェ
    クトが、自身を再製するに充分なメッセージのストリン
    グ列を前記オブジェクト・リクエスト・ブローカに返す
    ステップと、前記オブジェクト・リクエスト・ブローカ
    が新たなオブジェクトのテンプレートを作成するステッ
    プと、前記オブジェクト・リクエスト・ブローカが前記
    新たなオブジェクトに前記メッセージのストリング列を
    メッセージに変換して、そのメッセージを送るステップ
    とにより、新たなオブジェクトの複写を作ることを特徴
    とするオブジェクト処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記新たなオブジェ
    クトの複写を作った後に移動元のオブジェクトを削除す
    ることによってオブジェクトを移動することを特徴とす
    るオブジェクト処理方法。
JP5184227A 1993-07-26 1993-07-26 オブジェクト処理方法 Pending JPH0744383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184227A JPH0744383A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 オブジェクト処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184227A JPH0744383A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 オブジェクト処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0744383A true JPH0744383A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16149602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5184227A Pending JPH0744383A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 オブジェクト処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744383A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09212364A (ja) * 1995-12-27 1997-08-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 実行時オブジェクト・インスタンス管理のための方法及びシステム
US6345311B1 (en) 1995-12-27 2002-02-05 International Business Machines Corporation Method and system of dynamically moving objects between heterogeneous execution environments
US6421736B1 (en) 1995-12-27 2002-07-16 International Business Machines Corporation Method and system for migrating an object between a split status and a merged status

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09212364A (ja) * 1995-12-27 1997-08-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 実行時オブジェクト・インスタンス管理のための方法及びシステム
US6345311B1 (en) 1995-12-27 2002-02-05 International Business Machines Corporation Method and system of dynamically moving objects between heterogeneous execution environments
US6421736B1 (en) 1995-12-27 2002-07-16 International Business Machines Corporation Method and system for migrating an object between a split status and a merged status
US6886167B1 (en) 1995-12-27 2005-04-26 International Business Machines Corporation Method and system for migrating an object between a split status and a merged status
US6895587B2 (en) 1995-12-27 2005-05-17 International Business Machines Corporation Method and system for migrating an object between a split status and a merged status

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8150954B2 (en) Methods and systems for processing multi-media editing projects
JPH10333924A (ja) ファイル・オブジェクトの生成をバリデーションし、ファイル・オブジェクトへのメッセージをルーチングする方法、コンピュータ・プログラム・プロダクト,およびデータ構造を記録した記憶媒体
JPH10283195A (ja) カーネル・モードにおけるソフトウェア・ドライバを相互接続する方法,コンピュータ・プログラム・プロダクト、システムおよび記録媒体
JPH10283252A (ja) セパレート・プロセッシング・コンポーネント間のバッファ間データ転送を減らす方法およびコンピュータ・プログラム・プロダクト
CN111367524B (zh) 枚举类型设计方法及装置
JPS60218142A (ja) デ−タの動的型変換方式
JPH0744383A (ja) オブジェクト処理方法
CN114461595A (zh) 发送消息的方法、装置、介质和电子设备
KR20080100344A (ko) Edi 스키마에 대응하는 파일 개발 방법, 파일 생성 시스템, 및 컴퓨터 판독가능 매체
JP2000047919A (ja) 仮想データベースレプリケーションシステム
CN101639836A (zh) 数据处理设备和数据处理方法
CN102253940B (zh) 树形控件处理数据的方法和装置
JPH1011271A (ja) バージョンダウン入力方式
JP2551935B2 (ja) 図的言語処理方式
JPH0540721A (ja) 計算機システム
JPH038062A (ja) 文書変換装置
JPH04242420A (ja) 磁気テープデータ記録方式
JPH08212707A (ja) データ管理方法およびデータ記録装置
JPH0387939A (ja) リモートファイルアクセス管理方式
CN116244366A (zh) 一种统一实时数据源的数据处理方法和装置
JP2000056956A (ja) 要求仕様モデル・他形式モデル変換装置及び方法
JPH04245341A (ja) 情報処理装置
JPH05225273A (ja) 半導体集積回路論理接続データ変換装置
JPH038064A (ja) 数式データ変換方法およびその方法が使用される装置
JP2001282777A (ja) 文書形式変換装置及び文書形式変換プログラムを記録した記録媒体