JPH074431Y2 - 冷暖房機付き窓ユニット - Google Patents

冷暖房機付き窓ユニット

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Publication number
JPH074431Y2
JPH074431Y2 JP1987128322U JP12832287U JPH074431Y2 JP H074431 Y2 JPH074431 Y2 JP H074431Y2 JP 1987128322 U JP1987128322 U JP 1987128322U JP 12832287 U JP12832287 U JP 12832287U JP H074431 Y2 JPH074431 Y2 JP H074431Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
window
frame
outlet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987128322U
Other languages
English (en)
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JPS6435328U (ja
Inventor
昭夫 池村
実 梶木
晴雄 堀
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Publication date
Application filed by ワイケイケイ株式会社 filed Critical ワイケイケイ株式会社
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は窓面と下枠とから空気の吹出しを行うように
した、冷暖房機付き窓ユニットに関するものである。
〔従来技術〕
各室毎に設置される、ファンコイルユニット,パッケー
ジユニット型等の空気調和機によりその上下位置から空
調空気の吹出しを行う方法はこれまで知られている。ま
た窓枠を利用し、その上枠と下枠とにそれぞれファンを
内装させ、窓の上下から吹出し・吸込みを行うタイプ
(実公昭58−32089号参照)等が実施されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしいずれの方法も上下に配置された各ファンによっ
て吹出口より吹出しを行うものであるため構造が複雑で
あり、また窓面からの輻射熱の出入りを遮断するが考慮
がなされていないため冷暖房負荷の低減には効果的では
ない。
この考案は空気を上下から吹出す従来タイプの上記弱点
に着目してなされたもので、空気流路内にダンパーを内
蔵し、この操作により吹出しを調節することにより簡素
な構造で、効果的な空調を行おうとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では冷暖房機回りに形成される空気流路内に空気
の吹出し方向を変更するダンパーを配置するとともに、
上方の吹出口を窓面へ向けて設けることにより構造の簡
素化と冷暖房負荷の低減を図る。
空気流路は冷暖房機の上面,下面,そして両側面に配置
されるそれぞれ中空の腰無目,室内側下枠,縦材により
形成され、腰無目上面と室内側下枠の室内側側面に上部
及び下部吹出口が設けられる。
ダンパーは仕切板によって仕切られた腰無目の下面側に
回動自在に腰無目長さ方向に軸着され、このダンパーの
切替えにより冷暖房機から送り出される空調空気の流路
が上部,もしくは下部吹出口側へ変更される。
上部の吹出口は腰無目の上面に窓面に向けて設けられ、
ここから空気を直接窓面へ吹き付ける構造となり、これ
により窓面の表面温度をコントロールして平均輻射温度
を上昇、または降下させることによって室温を調節で
き、結果的に快適な居住空間を得ることが可能となる。
〔実施例〕
以下本考案を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
この考案は第1図のように窓枠内に組み込まれた冷暖房
機Aから送り出される冷気,または暖気(以下単に空気
という)を、その回りに形成された空気流路を通してそ
の上部と下部に設けた上部吹出口3a,下部吹出口4aから
自在に吹出す構造としたものである。冷暖房機Aは窓の
下に設置される。
第1図に示すように冷暖房機Aの周囲に空気流路を形成
する中空の腰無目3,室内側下枠4,縦材5,5が窓の縦枠1,1
及び下枠2に沿って配置される。
第2図は第1図のX−X線断面を示したものであるが、
ここに示すように腰無目3と室内側下枠4はそれぞれ冷
暖房機Aの上面,下面に、また縦材5,5は第1図のY−
Y線断面図である第3図に示すように冷暖房機Aの両側
面に配置され、全体で環状で、中空の空気流路を形成し
ており、腰無目3の上面と室内側下枠4の室内側側面に
上部吹出口3a,下部吹出口4aが設けられている。
腰無目3の内部は第2図に示すように空気が抜ける透孔
6aを有する仕切り板6によって上面側と下面側とに仕切
られており、上面側に設けられる上部吹出口3aは窓面側
へ向かって傾斜し、空気を窓面に直接吹き付けるように
なっている。第4図は第1図のZ−Z線断面図である。
一方下面側には冷暖房機Aからの空気の流路を切り替え
るダンパー7がその空間内で回動自在に腰無目長さ方向
に軸着されている。
このダンパー7の両端部には腰無目3下面側内部におい
てダンパー7の回動範囲を塞ぐ、扇状のキャップ8,8が
鉛直に取り付けられている。キャップ8の室内側には温
風を通す透孔8aが明けられている。
冷暖房機Aからの空気は一旦腰無目3下面側へ送り込ま
れた後、ダンパー7の位置に従って上部吹出口3aへ、ま
たは腰無目3内部を通って両側の縦材5,5、そして室内
側下枠4の下部吹出口4aへ送り出される。
次にこのダンパー7の操作方法及び空気の吹出方法を第
2図の一部拡大図である第5図により説明する。
空気は夏期には第6図−Iに示すように上部吹出口3aか
ら、冬期にはIIに示すように下部吹出口4aと一部が上部
吹出口3aから吹き出される。
第5図において実線のダンパー7は夏期の位置を、2点
鎖線は冬期の位置を、そして実線の矢印は冷風の流れ
を、2点鎖線の矢印は温風の流れを示している。
このように夏期にはダンパー7を室内側へ位置させ、こ
の状態で冷風を送り込むことによって仕切り板6の透孔
6aを通して上部吹出口3aより窓面に向けて吹き出し、冬
期にはダンパー7を仕切り板6側へ、これとの間に間隔
をあけて位置させ、この状態で温風を送り込むことによ
って図示するように大部分の温風を腰無目3内を通して
下部吹出口4aへ送り出すとともに、一部の温風をダンパ
ー7と仕切り板6との間の隙間を通して上部吹出口3aか
ら吹き出す、という要領で空気の吹出しが行われる。
ダンパー7の操作は手動、もしくは自動制御により行わ
れる。
以上の吹出方法により夏期と冬期のいずれの場合にも窓
面に冷風,温風が直接吹き付けられるため窓面表面の温
度がコントロールされ、平均輻射温度が上昇,または下
降することになる。
なお図中Bは障子を,9は上枠を,10は外気吸排気口を示
している。
〔考案の効果〕
この考案は以上の通りであり、空調空気の吹出方向の切
替えを窓枠に設けた空気流路内のダンパーの操作のみで
行うものであるため構造が非常に簡素化されることにな
り、また上部吹出口が窓面を向いているため前述の通り
窓面表面の温度をコントロールして室内と窓面との温度
差を小さくし、窓際でも均一で、快適な温熱環境を得る
ことができ、効率的な室内空調を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成例を示した立面図、第2図,第
3図,第4図はそのそれぞれX−X線,Y−Y線,Z−Z線
断面図、第5図は第2図の一部拡大図、第6図−I,IIは
それぞれ夏期,冬期の吹出方法を示した立面図である。 A……冷暖房機、1……縦枠、2……下枠、3……腰無
目、3a……上部吹出口、4……室内側下枠、4a……下部
吹出口、5……縦材、6……仕切り板、6a……透孔、7
……ダンパー、8……キャップ、8a……透孔、9……上
枠、10……外気吸排気口、B……障子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓枠の内側に組み込まれた冷暖房機Aの上
    面,下面にそれぞれ中空の腰無目3,室内側下枠4が、両
    側面に同じく中空の縦材5,5が配置されて冷暖房機A回
    りに、窓の縦枠1,1及び下枠2に沿って環状で、中空の
    空気流路が形成され、腰無目3の室内側上面には窓面に
    向けて上部吹出口3aが設けられ、室内側下枠4の室内側
    側面には下部吹出口4aが設けられ、腰無目3と下枠2と
    をつなぐ前記中空空気流路内には冷暖房機Aから送り出
    される空気の流路を変更するダンパー7が前記中空空気
    流路を開放,遮閉切替え可能に配設してあることを特徴
    とする冷暖房機付き窓ユニット。
JP1987128322U 1987-08-24 1987-08-24 冷暖房機付き窓ユニット Expired - Lifetime JPH074431Y2 (ja)

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JP1987128322U JPH074431Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24 冷暖房機付き窓ユニット

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Publication Number Publication Date
JPS6435328U JPS6435328U (ja) 1989-03-03
JPH074431Y2 true JPH074431Y2 (ja) 1995-02-01

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ID=31381553

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