JPH0744303Y2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JPH0744303Y2
JPH0744303Y2 JP7367489U JP7367489U JPH0744303Y2 JP H0744303 Y2 JPH0744303 Y2 JP H0744303Y2 JP 7367489 U JP7367489 U JP 7367489U JP 7367489 U JP7367489 U JP 7367489U JP H0744303 Y2 JPH0744303 Y2 JP H0744303Y2
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JP7367489U
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勝昭 舌間
純一 高田
賢行 川上
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、音声発生装置を内蔵した電気かみそりに関す
る。
〔従来の技術〕
この種の電気かみそりとしては、先に、同一出願人によ
り、充電量、放電量、毛くず溜め量などを音声で報知す
るためのスピーカーを内蔵したものを提案した(例え
ば、特願平1-64466号、特願平1-64467号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ここで問題にするのはこうしたスピーカーを電気かみそ
りの内部に如何に取りつけるかである。一般に、電気か
みそりの本体ケースの一部にスピーカー取付孔を設け、
これにスピーカーを取り付けてスピーカーの振動板から
直接ケース外に音声を放射するようにすることが考えら
れる。そして、スピーカー取付孔には格子状あるいはパ
ンチングなどのスピーカー前面飾りで覆っておくことが
考えられる。
しかし、このようにスピーカー前面飾りを付けたとして
も、スピーカー取付孔からの毛くずの侵入が避けられな
い。またスピーカー取付孔からの水の侵入も避けられ
ず、電気かみそりを水洗い式にした場合に対応できな
い。
また、本体ケースの一部にスピーカー取付孔をあける構
造では、ひげ剃り時にその本体ケースを手で握ることに
より、スピーカー取付孔が握る手で塞がれてしまうこと
が多くて、音声が聞き取れ難くなる。また充電するとき
は電気かみそりが卓上や床上に置かれるが、こうした場
合スピーカー取付孔が卓上や床上で塞がれることがあっ
て、これ又音声を聞き辛くする。
本考案はこうした問題を解決するためになされたもの
で、電気かみそりの網目状の外刃は、毛くずや水の侵入
問題が生ぜず、またひげ剃り時に手で塞がれる心配もな
く、さらに充電時にも卓上や床上で塞がれる心配もない
ことに着目して、外刃からスピーカーからの音声を放射
するようにし、もって毛くずや水の侵入防止を図り、ま
た充電時にも卓上などで音が小さくなるといった問題を
も解消することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電気かみそりでは、例えば第1図に示すよう
に、その内部上方に網目状の外刃4で覆われる刃収納空
間2を設けた本体ケース1内の下部に、充電量や放電量
等の報知音声を発生するスピーカー26を、その放音方向
が前記刃収納空間2側へ向くように配置したものであ
る。
本体ケース1内の前記刃収納空間2とスピーカー26との
間には音響通路30を形成することが好ましい。
音響通路30は、前後もしくは左右に相対向状に配備する
回路基板8・8と、両基板8・8間に介在する充電池9
・9とでもってホーン構造にすることがより好ましい。
〔作用〕
スピーカー26の放音方向を刃収納空間2側へ向けること
により、スピーカー26の振動板から出る音声を外刃4か
ら放射することができる。外刃4からは毛くずや水の侵
入があっても問題はなく、また外刃4はひげ剃りや充電
時に手や卓上面などで塞がれることがなくて音声を聞き
取れなくすることもなくなる。
本体ケース1内の刃収納空間2とスピーカー26との間に
音響通路30を形成した場合は、スピーカー26の振動板か
ら出る音声を有効に外刃4から放射できる。
〔実施例〕
本考案に係る電気かみそりの一実施例を第1図ないし第
6図に基づき説明する。
第1図および第2図において、これの本体ケース1はそ
の上部に刃収納空間2を設け、この刃収納空間2内に内
刃3を配置し、内刃3は網目状の外刃4で覆っている。
本体ケース1の外面側にはメインスイッチ5および充電
用の電源プラグ6を備えている。本体ケース1の内部に
おいて、内刃3の下方のモータ収納空間31内にはモータ
7を配備し、モータ収納空間31の更に下方に、第5図に
示す電気回路を形成した回路基板8・8を前後に対向配
備するとともに、両基板8・8間に二個のニカド電池な
どの充電池9を搭載している。
その回路基板8上の電気回路は、充電池9を電源とし、
メインスイッチ5を介して充電池9からモータ7へ通電
することにより、モータ7に伝動連結された内刃3を左
右に往復駆動させて外刃4とでひげ剃り作動を行うとい
った基本構成となっている。
また、この電気かみそりは、上記した基本構成に加え
て、第5図に示すように、充電池9に対する充電および
商用交流電圧29(第6図参照)によるモータ駆動を可能
とする充電部10と、モータ7に対する印加電圧を制御し
てモータ7の回転速度を一定に維持するモータ制御部11
と、各部の状態を検知して、検知内容に対応した信号を
発生する検知部12と、検知部12から出力される信号に対
応した表示を行う表示部13とを備えている。
充電部10は、電源プラグ6から入力された商用交流電圧
29を整流回路14で一旦整流した後、インバータ回路15を
用いて所定の充電電圧に降圧するものであって、検知部
12に備えた充電状態検知回路16で充電中は常時充電状態
を監視し、充電の進行に対応して所定の検知信号を発生
する。更に、充電状態検知回路16で充電が完了したこと
が検知されると、インバータ回路15の発振動作を制御し
て、充電池9に対する過充電を防止する。こうした充電
状態検知回路16から出力される信号は、同時に表示部13
にも送られ、充電状態の進行に対応した表示をする。
更に検知部12には、充電池9の放電状態を検知する回路
17を備えて充電池9の端子電圧を監視しており、充電池
9の端子電圧が設定値を下回ると表示部13に信号を送っ
て、充電が必要であることを表示する。
一方、モータ7の回転速度は、モータ回転状態検知回路
18で監視され、負荷の変動あるいは電池電圧の降下など
により回転速度が規定値から大幅に外れたことがこのモ
ータ回転状態検知回路18で検知されると、モータ制御部
11に信号を送り、モータ電圧を自動制御して回転速度を
一定に維持する制御が働く。それと同時に表示部13に信
号を送り、モータ回転の制御状態を報知する。
表示部13は第6図に示すように、音声をもって検知部12
における検知内容に対応した表示を可能とするものであ
って、表示部13全体の動作制御を行うマイクロプロセッ
サ(MPU)20と、表示すべき一連の音声に対応するデー
タを記憶したデータ記憶部21と、データ記憶部21から取
り出されたデータから音声信号を合成する音声合成回路
22と、合成された音声信号を所定の音波に変換して出力
する出力回路23とから構成される。
マイクロプロセッサ20は、中央処理装置(CPU)、ROMあ
るいはRAMを一体に備えて、ROMに記憶されたプログラム
に従って動作するものであって、充電池9から電力が供
給され、常時は検知部12からの信号入力のみを待つ省電
力状態の待機モードで動作しているが、検知部12から検
知信号が入力されると検知信号の種類を調べ、種類に対
応した、例えば遅延処理などの所定処理を行った後、音
声合成回路22に対して合成すべき音声データの種類を特
定すると同時に出力回路23に信号を送り、出力回路23を
オンさせる。
データ記憶部21には、出力回路23で発音表示すべき、例
えば「充電してください」などの一連の音声に対応した
データを記憶しており、音声合成回路22では、マイクロ
プロセッサ20から送られるデータに基づいてデータ記憶
部21からデータを適宜取り出し、このように取り出した
データを音声合成して所定の音声信号に変換した後、出
力回路23に順次送り出す。
出力回路23は、音声信号から高周波成分を取り除くフィ
ルタ回路24と、音声信号を電力増幅する回路25と、音声
信号を音波に変換するスピーカー26と、増幅回路25に充
電池9を接続してオンさせる時期を規制するスイッチン
グ回路27とから構成され、増幅回路25はスイッチング回
路27で常時はオフして、電気かみそり全体としての電力
消費量を可及的に低減させ、検知部12から有意の検知信
号がマイクロプロセッサ20に入力された時、スイッチン
グ回路27にマイクロプロセッサ20から信号を送り、所定
の発音動作が行えるようにしている。
更に、充電部10が動作中に表示部13で発音表示を行う場
合、インバータ回路15における発振を停止する構成を備
える。すなわち、マイクロプロセッサ20からスイッチン
グ回路27に印加される信号が、充電部10のインバータ回
路15にも同時に印加され、その信号でインバータ回路15
にスイッチング素子として備えたトランジスタ28のベー
ス端をアースする等して、インバータ回路15の発振を停
止可能とする。したがって、表示部13における表示動作
に先立ち、充電部10から出力される充電電圧を停止し、
表示部13は充電池9のみによる安定した電圧で駆動され
るのである。
本考案は、上記スピーカー26の配置方に特徴を有する。
スピーカー26は、第1図および第2図に示すように、本
体ケース1内において前後に相対向する回路基板8・8
間の下部に配置する。この場合、回路基板8・8はフェ
ノール樹脂製基板、好ましくは剛性の高いガラスエポキ
シ基板を用い、スピーカー26はその振動板を上向きにす
るとともに、スピーカー26の左右側に上下方向の縦姿勢
の充電池9・9を平行に並べて配置することによって、
これら前後の回路基板8・8と左右の充電池9・9との
間に音響通路30が形成される。音響通路30の上方はモー
タ収納空間31および刃収納空間2と連通状態となってい
る。なお、本体ケース1内の刃収納空間2とモータ収納
空間31との間には、毛くずがモータ収納室31内に入るこ
とのないように毛止め板32が配置されるが、この毛止め
板32は、モータ7と内刃3とを連結する駆動部材の動き
に追随するよう撓み自在で、かつ透過音に優れる薄くて
軽いシートやゴムなどで構成するのが好ましい。
したがって、スピーカー26の振動板から出る音声は、前
記回路基板8・8間の音響通路30を通って有効に能率よ
く外刃4から放射する。
またスピーカー26の背面側音は、第2図に示す電源プラ
グ6の出退用孔35からケース外へ放出させるようにすれ
ば良い。この場合、スピーカー26の前面側と背面側との
境界にバッフルボードを配置し、スピーカー26と回路基
板8、充電池9との間の隙間を無くするのが好ましい。
なお、電気かみそりは卓上や床上に対し何方向きにして
置かれるか判らない。例えば、充電時などに本体ケース
1の或る面が床上に密着して置かれると、スピーカー26
からの音声が減衰して小さい音になりやすい。したがっ
て、これの防止対策として、第1図に示すように本体ケ
ース1の前後面1a・1b、左右側面1c・1d、および底面1e
の各面にゴム等による特記33を設けておいて、第1図、
第3図および第4図に示すように本体ケース1の何れの
面が床上Lなどに置かれてもその間に隙間ができるよう
にしておくことが好ましい。なお、本体ケース1の前面
1a上の突起33はスイッチ5のつまみ用の突起を兼ねてい
る。
〔別実施例〕
上記音響通路30は上方拡がり状となるように、左右の充
電池9・9を第7図に示すごとく充電池9・9の上端部
間の対向間隔がその下端部間の対向間隔よりも大きくな
るように回路基板8上に傾斜姿勢に配置することもでき
る。また、回路基板8・8の上端部間の対向間隔がその
下端部間の対向間隔よりも大きくなるように傾斜姿勢に
配置することもできる。
また、音響通路30を形成するにさいし、回路基板8およ
び充電池9を利用するに代えて、その他の内装部材、ま
たは特別なホーン部材をもって形成することもできる。
〔考案の効果〕
本考案の電気かみそりによれば、本体ケース1内の下部
に、充電量や放電量等の報知音声を発生するスピーカー
26を、その放音方向が上部の刃収納空間2側へ向くよう
に配置することにより、スピーカー26から出る音声が外
刃4から放射するものとしたから、本体ケース1の一部
にスピーカー取付孔を特別に設けてこれにスピーカーを
取りつけるがごときものに比べて、毛くずや水の侵入問
題や、手や卓上などで音声を聞き辛くするといった問題
を解消できて有利である。
また、本体ケース1内の刃収納空間2とスピーカー26と
の間に音響通路30を形成することによって、スピーカー
26から出る音声を能率よく外刃4から放射できる。とく
に、その音響通路30は相対向する回路基板8と充電池9
を利用して形成することにより、本体ケース1内の空間
を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案に係る電気かみそりの一実
施例を示しており、 第1図は断面図、 第2図は透視図、 第3図および第4図はいずれも電気かみそりを床上など
に置いた状態を示す側面図、 第5図は電気回路の全体構成を示すブロック図、 第6図は表示部の構成を示すブロック図である。 第7図は本考案の他の実施例を示す回路基板および充電
池の配置状態の正面図である。 1……本体ケース、2……刃収納空間、3……内刃、4
……外刃、8……回路基板、9……充電池、26……スピ
ーカー、30……音響通路。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース1と、充電量等の報知音声を発
    生するスピーカー26とからなり、 本体ケース1は、その内部上方に網目状の外刃4で覆わ
    れる刃収納空間2を設けており、 スピーカー26は、本体ケース1内の刃収納空間2より下
    方に、その放音方向を前記刃収納空間2側へ向けて配置
    されていることを特徴とする電気かみそり。
  2. 【請求項2】本体ケース1と、充電量等の報知音声を発
    生するスピーカー26とからなり、 本体ケース1は、その内部上方に網目状の外刃4で覆わ
    れる刃収納空間2を設けており、 スピーカー26は、本体ケース1内の刃収納空間2より下
    方に、その放音方向を前記刃収納空間2側へ向けて配置
    されており、 本体ケース1内の刃収納空間2とスピーカー26との間
    に、スピーカー26から出る音声を刃収納空間2に通す音
    響通路30を形成していることを特徴とする電気かみそ
    り。
  3. 【請求項3】本体ケース1と、充電量等の報知音声を発
    生するスピーカー26とからなり、 本体ケース1は、その内部上方に網目状の外刃4で覆わ
    れる刃収納空間2を設けるとともに、その刃収納空間2
    より下方に、前後もしくは左右に相対向する回路基板8
    ・8と、回路基板8・8間に上下方向の縦姿勢で相対向
    状に介在される充電池9・9とを配置しており、 スピーカー26は、前記回路基板8・8間および充電池9
    ・9間の下部に、その放音方向を前記刃収納空間2側へ
    向けて配置されており、 スピーカー26から出る音声を刃収納空間2に通す音響通
    路30が、前記回路基板8・8と充電池9・9との間で形
    成されていることを特徴とする電気かみそり。
JP7367489U 1989-06-23 1989-06-23 電気かみそり Expired - Lifetime JPH0744303Y2 (ja)

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JPH0313967U JPH0313967U (ja) 1991-02-13
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