JPH0743941Y2 - 電池パックの着脱構造 - Google Patents

電池パックの着脱構造

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JPH0743941Y2
JPH0743941Y2 JP1989009830U JP983089U JPH0743941Y2 JP H0743941 Y2 JPH0743941 Y2 JP H0743941Y2 JP 1989009830 U JP1989009830 U JP 1989009830U JP 983089 U JP983089 U JP 983089U JP H0743941 Y2 JPH0743941 Y2 JP H0743941Y2
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battery pack
spring
cut
contact
leaf spring
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久光 高木
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 概要 電池パックの着脱構造に関し、 狭い取り付けスペースで容易に着脱することのできる電
池パックの着脱構造を提供することを目的とし、 電源の供給を受ける装置本体側に接触バネと、ロック手
段と、該ロック手段を解除したとき電池パックを挿入方
向に押し戻す押し戻し手段を設け、電池パック側に前記
接触バネに接触して電源を装置本体に供給する接触端子
と、前記ロック手段が係合する係合溝を設け、電池パッ
クを装置本体に着脱可能に取り付ける電池パックの着脱
構造において、前記押し戻し手段を少なくとも固定用切
り起しを両側に有するU字形に曲げた第1板バネと、該
第1バネの内側に前記切り起しにより左右に移動しない
ように取り付けたU字形の第2板バネの重ねバネにより
構成し、前記切り起しの先端部を尖らせて装置本体に設
けた取付溝中に押し込んで重ねバネを所定位置に取り付
けて構成する。
産業上の利用分野 本考案は電池パックの着脱構造に関する。
通信の究極的な目的はいうまでもなく、いつでも、どこ
からでも、だれにも、ただちに意志又は情報を伝え、あ
るいは交換できることであり、従来の固定した点相互の
通信に加えて移動通信がしだいに発展してきている。移
動通信は、船舶、自動車及び航空機等の移動体(人を含
む)と一般加入電話や事務所等との通信及び移動体相互
間の通信であり、近年になり移動通信の一種である携帯
電話が盛んに開発されている。
このような携帯電話機はその電源としてNi−Cd電池等の
充電可能な電池パック(組電池)を一般的に採用してお
り、電池パックは通常所定の挿入位置で携帯電話機本体
にロックされ、携帯電話機と電池パックの接触面におい
て、一方の側に設けられた接触バネと他方の側に設けら
れた接触端子との間で電気的な接続が行われる。この種
の電池パックは、再充電等のために携帯電話機等の装置
本体から幾度となく取りはずす必要があることから、着
脱が容易な電池パックの着脱構造が要望されている。
従来の技術 第7図乃至第9図に従来の電池パックの着脱構造が示さ
れている。第7図に最もよく示されるように、携帯電話
機等の装置本体1の電池パック取付面3には電池パック
の接触端子に接触し電源の供給を受ける接触バネ5が設
けられている。取付面3の手前側にはコイルバネ7で付
勢されたロック用突起9が設けられており、奥側の正面
壁にはコイルバネ11で付勢された押出ボタン13が設けら
れている。又、第8図に示すように装置本体1の取付面
の両側には電池パックを案内する案内レール3aが設けら
れている。
15は電池パックであり、その底面には接触バネ5に接触
して電源の供給を行う接触端子17が設けられているとと
もに、手前側の底面にはロック用突起9が係合し電池パ
ック15をロックするロック溝19が設けられている。さら
に、第9図に示すように電池パック15の両側には案内レ
ール3aが係合する溝21が設けられている。
しかして、電池パック15の溝21を装置本体の案内レール
3aに係合させながら第7図の矢印Aのように電池パック
15を十分挿入すると、ロック用突起9が電池パック15の
ロック溝19中に係合し、電池パック15はロックされる。
電池パック15を装置本体1から取りはずすには、ロック
用突起9と一体的に形成された操作つまみ9aをコイルバ
ネ7の付勢力に抗して下方に移動する。これによりロッ
ク用突起9がロック溝19から離脱し、押しボタン13によ
り電池パック15は挿入方向側に押し戻され、電池パック
15を装置本体1から取りはずすことができる。
考案が解決しようとする課題 上述したような従来の電池パック着脱構造では、電池パ
ックの押出手段としてコイルバネと押出ボタンの組合せ
を用いていたが、この構造では押出用のコイルバネの長
さが長くなり、小型軽量化を目的とした携帯用無線機等
には不向きであるという問題があった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、狭い取り付けスペースで容易に
着脱することのできる電池パックの着脱構造を提供する
ことである。
課題を解決するための手段 電源の供給を受ける装置本体側に接触バネと、ロック手
段と、該ロック手段を解除したとき電池パックを挿入方
向に押し戻す押し戻し手段を設け、電池パック側に前記
接触バネに接触して電源を装置本体に供給する接触端子
と、前記ロック手段が係合する係合溝を設け、電池パッ
クを装置本体に着脱可能に取り付ける電池パックの着脱
構造において、前記押し戻し手段を少なくとも固定用切
り起しを両側に有するU字形に曲げた第1板バネと、こ
の第1板バネの内側に前記切り起しにより左右に移動し
ないように取り付けたU字形の第2板バネとの重ねバネ
により構成する。そして、第1板バネの切り起しの先端
部を尖らせて装置本位に設けた取付溝中に押し込んで重
ねバネを所定位置に取り付ける。
作用 固定用切り起しの先端部を尖らせて装置本体に設けた取
付溝中に押し込んで重ねバネを取り付けたため、この重
ねバネに抜く力が働いた時は切り起し先端部が壁面に突
きささり、重ねバネを無理に抜くことはできない。又、
少なくとも二重の板バネにより押し戻し手段を構成した
ため、十分な押し戻し力を得ることができるとともに、
携帯用無線機等の小型軽量化を目的とした装置の狭い実
装スペースにも容易に組み込むことができる。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は装置本体の部
分斜視図、第3図は裏面側からみた電池パック斜視図で
ある。電池パック25は内部に複数個の電池を収納し、上
ケース27と下ケース29を一体化して構成されている。電
池パック25の前方下側には、電池パックの挿入方向Pと
直交する方向に接触端子31が複数個並んで外面に露出す
るように設けられている。接触端子31は電池パック25に
収納されている電池に接続されている。又、電池パック
25の両側壁の前後二ケ所には、後述する装置本体のレー
ル突起に係合する段状のレール33が設けられており、後
方下側には装置本体のロック爪に係合するロック溝35が
設けられている。さらに第3図の斜視図に示されるよう
に、電池パック25の裏面には凹部36が設けられている。
37は携帯電話機等の装置本体であり、上部ケースと下部
ケースで一体的に構成されている。装置本体37の後方よ
りに電池パック装着部39が設けられており、この電池パ
ック装着部39は両側の側枠41により画成されている。こ
の側枠41の前後二ケ所に電池パック25のレール33に係合
するレール突起43が設けられている。電池パック装着部
39の前方側底面には開口45を介して接触バネ47が露出し
ている。接触バネ47は取付枠49により固定されており、
リード線51により装置本体の回路部に接続されている。
又、電池パック装着部39の底面後方には電池パック25の
ロック溝35に係合するロック爪53が設けられており、こ
のロック爪53はガイドピン55により上下に移動可能に支
承され、かつコイルバネ57により上方へ突出するように
付勢されている。ロック爪53と一体の後方部分がロック
解除レバー53aとして装置本体37の後壁孔59より突出
し、外部よりロック爪53を操作できるようになってい
る。さらに、電池パック装着部39の底面には電池パック
25の凹部36が嵌合される突状壁部61が設けられており、
この突状壁部61に電池パックの押し戻し手段として作用
する二重バネ63が装着されている。
次に第4図乃至第6図を参照して二重バネ63を詳細に説
明する。二重バネ63はU字形に曲げた第一板バネ(外側
板バネ)67の内側に同様なU字形状に曲げた第二板バネ
(内側板バネ)69を装着して構成される。第一板バネ67
は第5図に示すような形状をしており、両側に先端の尖
った固定用切り起し67aを有し、先端部に曲部67bを有し
ている。第一板バネ67の内側に入れる第二板バネ69は第
6図に示すような形状をしており、第一板バネ67の切り
起し67aの間に装着され、また第一板バネ67の先端部に
曲部67bが設けてあるので、第二板バネ69は抜け落ちる
ことなく第4図に示すごとく二重バネ63として組立てた
あと、突状壁部61に設けられている取付溝65中に挿入さ
れる。
二重バネ63がいったん取付溝65中に挿入されると、二重
バネに抜く力が働くと切り起し67aが取付溝65の壁面に
突きささり、二重バネ63が取付溝65から抜け出すのが防
止される。外側の第一板バネ67のみでは許容応力上電池
パックを押し戻すほどの力がないが、内側に第二板バネ
69を組込んで二重バネとしたことにより、バネ力の増強
をはかったものである。
しかして、電池パック25を装置本体37の電池パック装着
部39に装着するには、まず電池パック25を矢印Qのごと
く電池パック装着部39におろし、次に矢印Pのように電
池パック25を押し込むと、電池パック25のレール33が装
置本体側のレール突起43に係合する。さらに電池パック
25を矢印P方向に押し電池パックが所定の位置にくる
と、電池パック25の各接触端子31が装置本体37側の各接
触バネ47に接触し、それと同時にロック爪53がコイルバ
ネ57の付勢力により上方へ突出してロック溝35に嵌合し
電池パック25をロックする。この時電池パック25の凹部
36は装置本体に設けられた突状壁部61に嵌合し、二重バ
ネ63が電池パック25の凹部36の壁面に当接した状態とな
っている。
一方、電池パック25を装置本体37から取り外す場合は、
ロック解除レバー53aをコイルバネ57の付勢力に抗して
押し下げることによりロックが外れ、電池パック25は二
重バネ63により矢印Pと反対方向に押し出される。この
ように押し出された後、電池パック25を引き上げること
により装置本体37から電池パック25を取り外すことがで
きる。
なお上述した実施例では二重バネを突状壁部に装着した
例について説明したが、このような突状壁部がとれない
場合には、二重バネを装置本体に形成された電池パック
装着部の前方側底壁又は側壁に装着するようにすればよ
い。また、上述した実施例では電池パックの押し戻し手
段として二重バネ63を採用したが、三重バネ以上の重ね
バネでもよい。
考案の効果 本考案の電池パックの着脱構造は以上詳述したように構
成したので、小型軽量化を目的とした装置の狭い取付ス
ペースでも容易に電池パックを着脱することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例断面図、 第2図は実施例の装置本体の部分斜視図、 第3図は裏面側から見た電池パック斜視図、 第4図は二重バネ取付部拡大図、 第5図は外側板バネを示す図であり、(A)は平面図、
(B)は正面図、(C)は側面図である。 第6図は内側板バネを示す図であり、(A)は平面図、
(B)は正面図、(C)は側面図である。 第7図は従来例断面図、 第8図は装置本体正面図、 第9図は電池パック正面図である。 25……電池パック、31……接触端子、33……レール、35
……ロック溝、36……凹部、37……装置本体、39……電
池パック装着部、41……側枠、43……レール突起、47…
…接触バネ、53……ロック爪、53a……ロック解除レバ
ー、61……突状壁部、63……二重バネ、67……第一板バ
ネ、67a……固定用切り起し、69……第二板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源の供給を受ける装置本体(37)側に接
    触バネ(47)と、ロック手段(53)と、該ロック手段を
    解除したとき電池パック(25)を挿入方向に押し戻す押
    し戻し手段を設け、電池パック(25)側に前記接触バネ
    (47)に接触して電源を装置本体に供給する接触端子
    (31)と、前記ロック手段(53)が係合する係合溝(3
    5)を設け、電池パックを装置本体に着脱可能に取り付
    ける電池パックの着脱構造において、 前記押し戻し手段を少なくとも固定用切り起し(67a)
    を両側に有するU字形に曲げた第1板バネ(67)と、該
    第1バネの内側に前記切り起し(67a)により左右に移
    動しないように取り付けたU字形の第2板バネ(69)の
    重ねバネ(63)により構成し、前記切り起し(67a)の
    先端部を尖らせて装置本体(37)に設けた取付溝(65)
    中に押し込んで重ねバネ(63)を所定位置に取り付けた
    ことを特徴とする電池パックの着脱構造。
JP1989009830U 1989-02-01 1989-02-01 電池パックの着脱構造 Expired - Lifetime JPH0743941Y2 (ja)

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