JPH0720733U - 携帯機器の電池ケース着脱機構 - Google Patents

携帯機器の電池ケース着脱機構

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Publication number
JPH0720733U
JPH0720733U JP5360093U JP5360093U JPH0720733U JP H0720733 U JPH0720733 U JP H0720733U JP 5360093 U JP5360093 U JP 5360093U JP 5360093 U JP5360093 U JP 5360093U JP H0720733 U JPH0720733 U JP H0720733U
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JP
Japan
Prior art keywords
battery case
locking mechanism
wall
elastic base
side locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP5360093U
Other languages
English (en)
Inventor
昇 斉藤
Original Assignee
東洋通信機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東洋通信機株式会社 filed Critical 東洋通信機株式会社
Priority to JP5360093U priority Critical patent/JPH0720733U/ja
Publication of JPH0720733U publication Critical patent/JPH0720733U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 耐久性が高く、大型化することなく、確実に
着脱することができる携帯機器の電池ケース着脱機構を
提供する。 【構成】 電池ケース着脱機構18は、機器本体11側
の端部に設けた機器側係止機構16と、電池ケース15
の端部に設けた電池ケース側係止機構17とから成り、
該電池ケース側係止機構は、該電池ケースの端面から突
出した防護片40と、該防護片によって包囲された状態
で該端面から突出した弾性基部45と、該弾性基部の先
端部両側方に設けた一対のフック片46とを有し、該機
器側係止機構は、上記弾性基部を受け入れる為に該機器
本体の外壁の天井板に切欠き形成した嵌合凹所と、該嵌
合凹所の両側方の外壁下面に突設し上記フック片と係合
可能な被係止突起30と、該外壁の両側面の下部に設け
られ該電池ケースの端面の一部を下側から係止する突起
とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は携帯機器に着脱自在に装着されて電源を供給する為の電池ケースの着 脱機構の改良に関する。
【0002】
【従来技術】
移動体通信の端末として利用されている携帯電話機、携帯無線機、ページャ等 の携帯用通信や、携帯用のOA機器等の携帯機器は、機器本体に電源を供給する 為の手段として電池ケースを機器本体に着脱自在に備えている。この電池ケース は機器の使用時には機器本体に固定されて一体として取り扱われる必要がある一 方で、電池の充電、交換に際しては機器本体に対して着脱する必要がある為、機 器本体と電池ケースとの取付け部には着脱機構が設けられる。
【0003】 図4は従来の携帯機器と電池ケースとの着脱機構の構成を示す図であり、機器 本体1には電池ケース3を矢印方向にスライドして着脱する為のガイドレール2 が設けられており、電池ケース3に設けた図示しない被ガイド部をガイドレール 2に係合させることにより、機器本体1に電池ケース3を装着する。この従来例 における着脱機構は、電池ケース3の前端部から突出した係止フック5と、機器 本体1の内壁に設けられて該係止フック5が係止可能な被係止部6とから成る。 この着脱機構においては、電池ケース3を機器本体1側にスライドして装着しよ うとすると、突出した係止フック5が機器本体1内部に入り込んで弾性変形しつ つ被係止部6を乗り越えてこれと係合することによりロック状態に移行すること ができる。ロックを解除する場合には、例えば機器保体1に設けた窓1aなどか ら指を差し入れて係止フック5の一部を押し下げることにより、係止フックによ るロックを解除してから電池ケースを引き抜けば良い。
【0004】 しかし、上記従来の着脱機構にあっては、係止フック5が電池ケースから突出 している為、取扱中に電池ケースを落下させたり、ぶつけた場合に、係止フック 部分が破損する事故が発生し易い。また、電池ケースの外壁の一部を延長して係 止フック5をケース電池ケース内に無理に収納しようとすれば、ケース形状が大 型化したり、着脱の為の構造が複雑化するため、小型化を図る為には係止フック を露出した構造にせざるを得なかった。
【0005】
【考案の目的】
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、落下等の衝撃により破損すること がないため耐久性を高めることができ、しかも電池ケース及び機器本体を大型化 することなく、電池ケースを確実に着脱することができる携帯機器の電池ケース 着脱機構を提供することを目的としている。
【0006】
【考案の概要】
上記目的を達成する為、本考案は、機器本体に対して電池ケースを着脱自在に 支持する電池ケース着脱機構において、該電池ケース着脱機構は、機器本体側の 端部に設けた機器側係止機構と、電池ケースの端部に設けた電池ケース側係止機 構とから成り、該電池ケース側係止機構は、該電池ケースの端面から突出した防 護片と、該防護片によって包囲された状態で該端面から突出した弾性基部と、該 弾性基部の先端部両側方に設けた一対のフック片とを有し、該機器側係止機構は 、上記弾性基部を受け入れる為に該機器本体の外壁の天井板に切欠き形成した嵌 合凹所と、該嵌合凹所の両側方の外壁下面に突設し上記フック片と係合可能な被 係止突起と、該外壁の両側面の下部に設けられ該電池ケースの端面の一部を下側 から係止する突起とから成ることを特徴としている。
【0007】
【考案の実施例】
以下、本考案を図示した実施例に基づいて詳細に説明する。 図1(a) (b) (c) 及び(d) は本発明の着脱機構を備えた携帯機器の全体構成を 示す斜視図、A−A断面図、B−B断面図及び要部平面図である。この携帯機器 10は例えば携帯電話機であり、機器本体11は前部に位置する第1の機器部分 12と第1の機器部分12の背面に一体化した第2の機器部分13とから成り、 第1の機器部分12の背面のうち第2の機器部分13が存在しない面14に電池 ケース15を装着する。第2の機器部分13の端部には機器側係止機構16が、 電池ケース15の端部には電池ケース側係止機構17が夫々設けられ、両係止機 構16、17が着脱機構18を構成している。両係止機構16、17同志が係合 することにより、電池ケース15が機器本体11に対して着脱自在に固定される 。なお、図1(a) 中符号19は図示しないアンテナを支持する為の穴である。
【0008】 図2(a) (b) (c) (d) (e) 及び(f) は、第2の機器部分だけの構成を示す斜視 図、正面図、左側面図、平面図、底面図及び(d) のD−D断面図であり、この第 2の機器部分13の下開放部は第1の機器部分12の背面に固定される。機器側 係止機構16は、第2の機器部分13の外壁25の天井板の一端縁の中央部を切 欠くことによって形成した嵌合凹所26と、該嵌合凹所26の両側方であって外 壁25の内壁に設けた支持ブロック27、27と、各支持ブロック27の前面に 設けた円筒状の穴内に進退自在に支持された導電性の接続ピン28と、嵌合凹所 26と両支持ブロック27、27との間の内壁に夫々突設した被係止突起30と 、外壁25の両側壁内側下部に夫々突設した突起31などを有する。
【0009】 図3(a) (b) (c) (d) (e) 及び(f) は、電池ケース側係止機構17の構成を示 す斜視図、正面図、左側面図、平面図、底面図及び(d) のD−D断面図であり、 この係止機構17は、第2の機器部分13の係止機構16と対面するように電池 ケースの端面に突出形成されている。この係止機構17は、ケース端面15aか ら突出し側面形状が略U字型の防護片40と、この防護片40により下面及び左 右両面を包囲された形でケース端面から突出したフック部材41と、防護片40 の左右両側方の端面15aに形成された穴42と、該穴内部に露出した導電板4 3とを有する。フック部材41は、中央部に上記嵌合凹所26と整合状態で嵌合 する弾性基部45を有すると共に、その両側方前端部には夫々上向きに突出した フック片46を有する。このフック片46は、上記被係止突起30が係合可能と ように寸法、形状、位置関係を予め設定する。穴42は、第2の機器部分13に 設けた接続ピン28が嵌合して導電板43と接続可能となるように位置関係を予 め設定する。
【0010】 以上の構成において、第2の機器部分13に対して電池ケース15を装着する 場合には、図1(a) に示す装着方向に電池ケースを差し込むことにより、弾性基 部45を嵌合凹所26内に圧入すると、フック片46が被係止突起30を乗り越 える際に下方へ弾性変形し、乗り越えてから被係止突起30と係合状態になる( 図1(b) )。この時図2(a) (c) 等に示す突起31がケース端面15aの下面1 5a’に係合するので、上方の被係止突起30と下方の突起31とにより、電池 ケース側係止機構17を挟圧保持することとなる。また、このとき接続ピン28 は穴42内に突出して導電板43と接続状態になるので、電池ケース内に設けた 図示しない電池からの電流が機器本体側に供給されることとなる。 電池ケース15を取り外す場合には、弾性基部45を指で押し下げることによ り、被係止突起30との係合を解除しつつ、電池ケース15を上記装着方向と逆 方向に引き抜けばよい。
【0011】 本考案によれば、電池ケースの端面から係止用の弾性基部45を突出させては いるが、この弾性基部45は防護片40により左右両側部と下面とを保護されて いる為、電池ケースの落下、衝突等により係止機構17に衝撃が加わった場合に おいても防護片による防護作用により弾性基部45が破損することがなくなる。 また、電池ケース装着時にはこの弾性基部45と防護片40は共に機器本体側の 外壁内部に位置することと成るので、機器の全体形状をコンパクト化することが できる。電池ケースの固定時には、被係止突起30と突起31との協働により電 池ケース側係止機構17を挟圧保持するので、機器本体に対する固定が十分にな る一方で、電池ケースの取り外し時には弾性基部45を押し下げつつ電池ケース を離脱させることで容易に取り外しが可能となる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、フック片を有する弾性基部が防護片により保護 されているため落下等の衝撃により破損することがないため耐久性を高めること ができる。また、電池ケース及び機器本体を大型化することなく、電池ケースを 確実に着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) (b) (c) 及び(d) は本発明の着脱機構を備
えた携帯機器の全体構成を示す斜視図、A−A断面図、
B−B断面図及び要部平面図。
【図2】(a) (b) (c) (d) (e) 及び(f) は、第2の機器
部分だけの構成を示す斜視図、正面図、左側面図、平面
図、底面図及び(d) のC−C断面図。
【図3】(a) (b) (c) (d) (e) 及び(f) は、電池ケース
部分の構成を示す斜視図、正面図、左側面図、平面図、
底面図及び(d) のD−D断面図。
【図4】従来の携帯機器と電池ケースとの着脱機構の構
成を示す図。
【符号の説明】
10 携帯機器、11 機器本体、12 第1の機器部
分、13 第2の機器部分、14 面、15 電池ケー
ス、15a 端面、16 機器側係止機構、17電池ケ
ース側係止機構、18 着脱機構、25 外壁、26
嵌合凹所、27支持ブロック、28 接続ピン、30
被係止突起、31 突起、40 防護片、41 フック
部材、42 穴、43 導電板、45 弾性基部、46
フック片、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に対して電池ケースを着脱自在
    に支持する電池ケース着脱機構において、 該電池ケース着脱機構は、機器本体側の端部に設けた機
    器側係止機構と、電池ケースの端部に設けた電池ケース
    側係止機構とから成り、 該電池ケース側係止機構は、該電池ケースの端面から突
    出した防護片と、該防護片によって包囲された状態で該
    端面から突出した弾性基部と、該弾性基部の先端部両側
    方に設けた一対のフック片とを有し、 該機器側係止機構は、上記弾性基部を受け入れる為に該
    機器本体の外壁の天井板に切欠き形成した嵌合凹所と、
    該嵌合凹所の両側方の外壁下面に突設し上記フック片と
    係合可能な被係止突起と、該外壁の両側面の下部に設け
    られ該電池ケースの端面の一部を下側から係止する突起
    とから成ることを特徴とする携帯機器の電池ケース着脱
    機構。
JP5360093U 1993-09-08 1993-09-08 携帯機器の電池ケース着脱機構 Pending JPH0720733U (ja)

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JP5360093U JPH0720733U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 携帯機器の電池ケース着脱機構

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JP5360093U JPH0720733U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 携帯機器の電池ケース着脱機構

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JPH0720733U true JPH0720733U (ja) 1995-04-11

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JP5360093U Pending JPH0720733U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 携帯機器の電池ケース着脱機構

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JP (1) JPH0720733U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118554A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Kyocera Corp 電池蓋のロック機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118554A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Kyocera Corp 電池蓋のロック機構

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