JPH0743843B2 - 光学的読取装置 - Google Patents

光学的読取装置

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JPH0743843B2
JPH0743843B2 JP57190645A JP19064582A JPH0743843B2 JP H0743843 B2 JPH0743843 B2 JP H0743843B2 JP 57190645 A JP57190645 A JP 57190645A JP 19064582 A JP19064582 A JP 19064582A JP H0743843 B2 JPH0743843 B2 JP H0743843B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の分野 この発明は、光カードや光ディスク等の光学的記録媒体
用の読取装置に関する。
(2)従来技術とその問題点 最近実用化されるようになった光学式ビデオディスクシ
ステムや光学式ディジタルオーディオディスクシステム
にあっては、基本的に、第1図に示すような構造の光学
的読取装置が用いられている。
レーザダイオード1から出射したレーザ光(波長は約80
0nm)は偏向プリズムスプリッタ2を直進し、1/4波長板
4を通過し、対物レンズ3によりディスク5面に焦点を
絞って照射される。ディスク5上のピットの有無によっ
て上記レーザ光の反射光強度が変化するが、その反射光
は対物レンズ3により集光され、先の光学系を逆方向に
進行し、1/4波長板4を再度通過して偏向プリズムスプ
リッタ2に入射する。このときの反射光はレーザダイオ
ード1の出射光に対して偏波面が90度回転しているの
で、反射光は偏向プリズムスプリッタ2によって進路が
変えられ、受光素子6によってディスク5上のピットの
有無による反射光強度の変化が検出される。
このように、従来の光学的読取装置における光学系は、
ディスク5へのレーザ光の入射経路と反射経路が同一で
逆向きになるように構成されており、1/4波長板4と偏
向プリズムスプリッタ2の作用により反射光が受光素子
6側へ分離される。ここで、理論的には1/4波長板4の
働きにより反射光の偏波面が入射光のそれに対して直交
し、そのため反射光は偏向プリズムスプリッタ2によっ
て完全に反射されて進行方向が変化する。しかし、反射
光の偏波面が入射光の偏波面と直交していないと、反射
光は偏向プリズムスプリッタ2により完全には反射され
ず、一部の光が直進してレーザダイオード1側に入射す
る。
上述のように反射光の一部が偏向プリズムスプリッタ2
を直進してレーザダイオード1側へ戻ってしまう現象
は、実際には殆ど避けることができない現象である。
例えば、ディスク5の透明基板の材料として使用されて
いるポリカーボネートやアクリル等は異方性材料であ
り、複屈折特性を持つ。そのためディスク5面に入射し
たレーザ光の偏波面がこの複屈折によって回転してしま
い、従って、偏向プリズムスプリッタ2に入射する入射
光と反射光の偏波面は、90度よりディスク5面による反
射時の複屈折による回転分だけずれる。
このようなことが原因して、従来の光学式ディジタルデ
ィスクシステムにおいては、光ディスク5からの反射光
のレーザダイオード1への戻り入射は避けられない。し
かも、レーザダイオード1の偏波率はHe−Neレーザのそ
れよりも一般的に悪く、発振波長が素子により異なって
いたり、動作温度や注入電流によっても異なったりする
ので、レーザダイオード1に生ずる動作も個々に異な
る。レーザダイオード1にそれ自身が出す光が戻ってき
たときのその動作に現われる変化は総称して自己結合効
果という。自己結合効果のあらましを述べると、 A……電流−出力光特性に現われる変化 a…発振しきい値が低下する。
b…しきい値特性が鋭角化する。
c…キンクが生ずる。
B……発振光の波長スペクトルの変化 a…分布が長波長側にシフトする。
b…単一モード発振が多モード発振に変化する。
C……戻り光誘起振動の発生 a…2種類の発振光振動が生じる。
自己結合結果により上述のような変化が生じる。この変
化は再生特性を低下させてしまい、ディジタルオーディ
オディスクでは音質の低下が少なからず生じる。
このようなレーザダイオードの自己結合による問題点
は、光学的読取装置が第1図に示した構成を採る以上回
避することが困難である。
また、特開昭53−13819号公報には、第1図のように反
射光を受光する受光部がハーフミラー12、レンズ15、回
折格子16から構成されているものが開示されているがこ
のような構成では部品点数が多くなり、装置の小型化、
薄型化が困難であるという問題点があった。
(3)発明の目的 この発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、特に光学系の可動部な
しでフォーカッシング、トラッキングが可能となり光学
的読取装置の長寿命化が図られるとともに、バルクレン
ズやレンズを駆動するコイル等を不要にして、小型化、
薄型化を図ることができる光学的読取装置を提供するこ
とにある。
(4)発明の構成と効果 この発明は上記の目的を達成するために、光ビームを伝
搬させる光導波路、上記光ビームを光導波路から出射さ
せる光出射部、上記光出射部から出射された光ビームの
反射光を受光する受光部、および上記光出射部から出射
される光ビームの光軸調整を行う光ビーム光軸調整部が
集積化された基板と、 上記基板の光導波路に光ビームを入射させる発光部とを
備え、 上記光出射部から出射される光ビームは集光しながら進
行し、上記受光部は反射され発散しながら進行する光を
発散光路上で受光することを特徴とする。
したがって、この発明によれば、光学系の可動部なしで
フォーカッシング、トラッキングが可能となり、装置の
長寿命化を図ることができる。さらに、光出射部から出
射された光ビームは集光しながら進行し、その反射光を
発散光路上に設けた受光部により、直接受光するように
構成されたものであるから、受光側においてバルクレン
ズやレンズを駆動するコイルなどの駆動手段が不要にな
るので装置を小型化・薄型化することができる。という
効果を有する。
(5)実施例の説明 この発明の具体的に実施例について述べる前に、この発
明のディスクへのレーザ光の斜め入射について詳述す
る。
従来のディジタルディスクシステムにおける光学的読取
装置は、ディスクにレーザ光を垂直に入射させているた
めレーザ光の入射経路と反射経路が一致している。この
ことからレーザダイオードの自己結合効果が生じている
のであり、この問題はディスク面へのレーザ光の入射を
垂直から適宜に傾けることにより入射経路と反射経路を
異ならせば解消できる。しかし、従来のような個別のレ
ンズ系やミラーを用いて光学系を構成するものにおい
て、レーザ光を斜め入射させるようにすれば、光学部品
の点数が増加し、高密度の光学部品の集積を行なわなけ
ればならないので、部品点数の増加によるコスト上昇と
ともに高度の部品集積技術が必要となる。
この発明は、ディスクへのレーザ光の斜め入射によって
レーザダイオードの自己結合効果をなくすと同時に、レ
ーザ光を発生する発光,出射部分と反射光を検知する部
分を1つの基板上に集積化したものであり、化学系の可
動部なしでフォーカッシング、トラッキングが可能とな
り光学的読取装置の長寿命化が図られ、バルクレンズや
レンズを駆動するコイル等を不要にして、小型化、薄型
化を図ることができる光学的読取装置を提供するもので
ある。
第2図および第3図はこの発明の実施例に係るピックア
ップの概略構成を示している。このピックアップはシリ
コン基板7を用いて構成されており、発光部側のシリコ
ン基板7上にはLiNbO3基板8が載置されている。このLi
NbO3基板8上には薄膜光導波路9(以下、導波路9と略
記する)がチタン(Ti)の熱拡散によって作製されてい
る。レーザダイオード1は導波路9の端面に接合されて
おり、レーザダイオード1から生じたレーザビームは導
波路9を伝搬する。
レーザダイオード1から導波路9に出射した光ビームは
まずコリメートレンズ11により平行化される。平行化さ
れたビームは導波路9上に作成されたIDT(櫛形電極超
音波発振子)13から後述のように発生する弾性表面波
(SAW)と交わり、この弾性表面波の波面に対してブラ
ッグ角θで入射する。レーザ光の波長をλ,弾性表面
波の波長をΛ0,導波路の屈折率をnとすると、 sinθ=λ/2nΛ の条件が満足されるならば、適宜な振幅の弾性表面波の
波面によってレーザ光は完全に反射され、レーザ光の進
行方向が2θだけ変化する。
第4図に示しているように、弾性表面波SAWの波面の存
在する領域はIDT13の電極の交差幅Lで制限されている
ため、付随する屈折率変化の周期構造も同じLの範囲に
限られる。従って、この幅の限定された弾性表面波は無
限に広がった弾性表面波と異なり1方向にのみ伝搬する
波で表わすことができず、伝搬方向の異なる無数の平面
波の重ね合せで表わされる。IDT13に印加する周波数をf
0よりf1に減少すると、発生する弾性表面波の周期Λ
はΛより大きくなり、角度θで入射するレーザビー
ム40は周期Λに対してブラッグ条件を満足していな
い。しかしながら、先に見たように幅の限定された弾性
表面波は種々の伝搬方向を持つ弾性表面波を含むので、
特定の方向の波に対してブラッグ回折条件 sinθ=λ/2nΛ が満足されるので、レーザビーム40はブラッグ回折さ
れ、進行方向が2θだけ変化する。次にIDT13に印加
する高周波信号の周波数をf0より大きいf2にすると、こ
の場合もブラッグ回折条件 sinθ=λ/2nΛ を満足する方向の波が存在し、レーザビーム40は進行方
向から2θだけずれた方向に回折される。このように
してブラッグ回折による光偏向によりレーザビームの照
射位置の制御が可能である。これは後述のようにディス
ク5のトラック方向に対して直向する方向へビームを振
る制御に利用される。
コリメートレンズ11で平行化され、弾性表面波によって
適宜に進行方向の変えられた光ビームは、次に導波路9
上に作成されたグレーティングレンズ12によって集光さ
れる。この場合、光ビームは導波路9の面方向に集光さ
れる。グレーティングレンズ12から光が集光される位置
までの焦点距離fは、グレーティングレンズ12の屈折率
を変化させることで導波光の位相定数βが変化すること
を用いて変えることができる。導波路9のLiNbO3基板8
からの屈折率変化がΔn,グレーティングレンズ12の中心
からの距離がxであると、フレネル型のグレーティング
レンズにおいて という関係があり、グレーティングレンズ12の両側に設
けた電極(コプラーナ電極)14,14間に電圧を印加する
ことによりグレーティングレンズ12の屈折率が変化し、
導波光の位相定数βが変化する。導波路9上に形成した
電極14,14に電圧を印加すると、位相定数の変化量は電
極間に印加する電圧に比例する。従って、式(1)より
位相定数βの変化に対して焦点距離fのみが変化する。
つまり、屈折率Δnと距離x,yは一定であり、またx<
<fであるので、 となり、 β/f≒一定 のように表わされる。ここで位相定数βが増加すれば焦
点距離fもβに比例してリニアに増加する。
以上のグレーティングレンズ12部分の詳細を第5図に示
している。上述のように電極14,14に印加する電圧によ
ってグレーティングレンズ12の焦点距離fが変えられ、
従って光ビームの集光位置が導波路9の平面上において
前後に変えられる。
グレーティングレンズ12を経た光ビームは、次に導波路
9上に作成された導波光出射用のチャープ型グレーティ
ング10に入射し、このグレーティング10によって導波路
9から斜め上方へ出射する。
チャープ型グレーティング10の構成を第6図に示してい
る。チャープ型グレーティング10では光ビームの出射位
置による出射方向を変化させることにより、導波路9表
面に垂直な面におけるフォーカッシングが可能である。
その際の焦点位置S(X,Z)は、 X=[(k2−β0 21/2/β]Z …(3) である。ここで、k(=2π/λ)は波数であり、 β≡kz(0)=β−2π/Λ(0) β≡kz(L)=β−2π/Λ(L) である。このグレーティング10はZ方向に対してグレー
ティングの周期が変化しているグレーティングであり、
グレーティングの周期Λ(z)はZの関数である。座標
軸が第6図に示すように取られているとすると、Λ
(0)はZ=0におけるグレーティング10の周期であ
り、Λ(L)はZ=Lにおけるグレーティングの周期で
ある。式(2)および式(3)で示す点Sにチャープ型
グレーティング10から出射した点は焦点を結ぶ。
また第3図に示すように、チャープ型グレーティング10
の両側には電極16,16が形成されており、この電極16,16
に電圧を印加することでチャープ型グレーティング10の
屈折率を変化させることができる。この屈折率変化によ
って導波路9の位相定数βが変化する。このβの変化に
よって式(2)および式(3)に示す焦点Sも変化する
ので、一定距離間での焦点の移動が印加電圧の調整によ
り自由にできる。なお、焦点の移動をリニアに行なうた
めに、予め計算された周期Λ(Z)を電子ビーム露光機
のコンピュータ制御で書込むことで、リニアに焦点の移
動が可能なチャープ型グレーティング10を形成する。
以上説明したように、IDT13からの弾性表面波SAWによる
光ビームの偏向,グレーティングレンズ12による導波路
9上でのフォーカッシング,チャープ型グレーティング
10による出射ビームのフォーカッシングが、それぞれID
T13に印加する周波数,電極14に印加する電圧,電極16
に印加する電圧によってそれぞれ可変調整でき、これら
の組合せによりチャープ型グレーティング10から出射し
てディスク5面に照射されるビームの照射位置と焦点位
置の制御が可能である。これらの制御により光ビームを
正しくディスク5面の所要のトラック上に照射し、かつ
その反射光が同一基板7上に設けられた受光部6に入射
するようにする。
例えば第2図において、グレーティング10でのビーム径
を1mmとし、ディスク5へのビーム中心の入射角を30度
とし、ディスク5と基板7の表面との間隔を1.5mmとす
ると、受光部6に入射するディスク5からの反射ビーム
の径は1mmであり、入射ビームと反射ビームの経路が重
なることはなく、レーザダイオード1への戻り入射はま
ったくない。
すなわち、本願発明によれば、グレーティング10から出
射された光ビームは集光しながら進行し、上記受光部6
は反射され発散しながら進行する光を発散光路上で受光
することとなる。
受光部6は、第7図に示すように6分割されたホトダイ
オードA1,A2,B1,B2,C1,C2からなる。詳述すると、ディ
スク5の半径方向にはA1,B1,C1のグループとA2,B2,C2の
グループに2分割されており、ディスク5のトラック方
向にはA1,A2の組とB1,B2の組とC1,C2の組とに3分割さ
れている。また、6つのホトダイオードのうち、ディス
ク5のトラック方向の中央に位置する2つのホトダイオ
ードB1とB2は他のものより小さくなっている。この6分
割ホトダイオードの出力により、ディスク5面に対する
光ビームの焦点のずれを知るフォーカス誤差信号とトラ
ック方向にピット17の中心とビームの中心がどれだけず
れているかを知るトラック誤差信号と、ビームの強度を
知るRF信号(データ信号)が得られる。
各ホトダイオードの出力レベルもそれぞれA1〜C2と表わ
すと、フォーカス誤差信号の出力Vfは、 Vf=(B1+B2)−(A1+A2+C1+C2) で与えられる。この出力Vfは第7図の差動増幅器DA1か
ら得られる。
フォーカス誤差信号の出力特性は第8図のようになり、
合焦点位置においては出力が0になるようにホトダイオ
ードB1とB2の大きさが他のものより小さくなっているビ
ームの焦点がディスク5面より近くなると、ビーム径は
受光部6上で拡大するので、ホトダイオードB1とB2の出
力は低下し、ホトダイオードA1,A2,C1,C2の出力は増加
する。よってフォーカス誤差信号Vfはマイナスになる。
逆に焦点がディスク5よりも遠くなれば、受光部6上に
おけるビーム径は減少し、ホトダイオードB1,B2の出力
が大きくなるので、フォーカス誤差信号Vfはプラスにな
る。このフォーカス誤差信号Vfが第3図に示す制御回路
15で求められ、その誤差に基づいて上述した電極14およ
び電極16に印加する制御電圧が調整され、ディスク5面
に正しくビームの焦点が合うように制御される。これが
いわゆるフォーカスサーボである。
また、トラック誤差信号Vtは次式のように表わされる。
Vt=(A1+B1+C1)−(A2+B2+C2) このトラック誤差信号Vtは第7図の差動増幅器DA2から
得られる。受光部6上におけるビームの中心がホトダイ
オードA1,B1,C1のグループとA2,B2,C2のグループの中央
にあるならば信号出力Vtは0になるが、中央からどちら
かのグループ側へずれると、そのグループの出力が増加
し、他方のグループの出力は減少する。例えば、ビーム
中心がホトダイオードA1,B1,C1のグループの方向、つま
り第7図のディスク半径方向の上方にずれると、このグ
ループの出力が増加し、「2」グループの出力は低下す
るので、トラック誤差信号Vtはプラスのある値になる。
これとは逆の方向にビーム中心がずれれば、トラック誤
差信号Vtはマイナスの値になり、それぞれ信号の大きさ
からずれた距離がわかる。このトラック誤差信号Vtも制
御回路15で求められ、その誤差信号に基づいてIDT13に
印加する周波数が制御され、これによりいわゆるトラッ
クサーボの制御がなされる。
なお、ディスク5のピット17で表わされたディジタルデ
ータ信号は、反射光の強度変化として検出されるもので
あり、従って受光部6のすべての分割ホトダイオードの
出力の合計値をRF信号(データ信号)とする。
上記制御回路15は、シリコン基板7に集積形成されてお
り、マイクロコンピュータ等を含み、上述したフォーカ
スサーボやトラッキングサーボ等の他、ディスク5から
データを正しく読取るための各種の制御および信号処理
を行う。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光学的読取装置の構造の概略図、第2図
は本発明の一実施例による光学的読取装置の側面図、第
3図は同じく本発明の光学的読取装置の斜視図、第4図
は同じく本発明の光学的読取装置の要部の1つである弾
性表面波による光ビームのブラック回析を説明する図、
第5図は同じく本発明の要部の1つであるグレーティン
グレンズによる平面方向の光ビームの集光のようすを示
す図、第6図は同じく本発明の要部の1つであるチャー
プ型グレーティングによる光ビームの出射および集光の
ようすを示す図、第7図は本発明の光学的読取装置にお
ける受光部の構成を示す図、第8図は受光部6に対応し
たフォーカス誤差信号の出力特性を示す図である。 1……レーザダイオード 5……ディスク 6……受光部 7……シリコン基板 8……LiNbO3基板 9……導波路 10……チャープ型グレーティング 11……コリメートレンズ 12……グレーティングレンズ 13……IDT 14……電極 15……制御回路 16……電極 17……ピット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 俣野 正治 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 立 石電機株式会社内 (72)発明者 田口 功 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 立 石電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−48703(JP,A) 特開 昭57−56807(JP,A) 特開 昭58−130448(JP,A) 特開 昭58−169107(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを伝搬させる光導波路、上記光ビ
    ームを光導波路から出射させる光出射部、上記光出射部
    から出射された光ビームの反射光を受光する受光部、お
    よび上記光出射部から出射される光ビームの光軸調整を
    行う光ビーム光軸調整部が集積化された基板と、 上記基板の光導波路に光ビームを入射させる発光部とを
    備え、 上記光出射部から出射される光ビームは集光しながら進
    行し、上記受光部は反射され発散しながら進行する光を
    発散光路上で受光することを特徴とする光学的読取装
    置。
  2. 【請求項2】受光部の出力に基づいて制御信号を発する
    制御回路が基板に一体的に形成され、 光ビーム光軸調整部は上記制御信号によって光ビームの
    光軸調整を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の光学的読取装置。
JP57190645A 1982-10-14 1982-10-29 光学的読取装置 Expired - Lifetime JPH0743843B2 (ja)

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JP57190645A JPH0743843B2 (ja) 1982-10-29 1982-10-29 光学的読取装置
US06/559,050 US4747090A (en) 1982-10-14 1983-10-13 Integral pickup for an optical digital disc using saw deflection and lenses
US07/548,203 US5111447A (en) 1982-10-14 1990-07-05 Integral pick up for an optical digital disc using saw deflection and lense

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JP57190645A JPH0743843B2 (ja) 1982-10-29 1982-10-29 光学的読取装置

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JPS5979441A JPS5979441A (ja) 1984-05-08
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