JPH0743812Y2 - カセット式除湿器 - Google Patents

カセット式除湿器

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JPH0743812Y2
JPH0743812Y2 JP1989060479U JP6047989U JPH0743812Y2 JP H0743812 Y2 JPH0743812 Y2 JP H0743812Y2 JP 1989060479 U JP1989060479 U JP 1989060479U JP 6047989 U JP6047989 U JP 6047989U JP H0743812 Y2 JPH0743812 Y2 JP H0743812Y2
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JP
Japan
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cassette
dehumidifier
reel
tape
deck
Prior art date
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JP1989060479U
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English (en)
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JPH032485U (ja
Inventor
広幸 桑畑
栄二 坂田
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はカセット式除湿器に係り、除湿器の本体を既存
のテープカセットと同形のカセットにより構成し、この
カセットの内部に除湿剤が収納されたリールを配設し
て、テープカセットやビデオデッキなどの除湿を行うよ
うにしたものである。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題) ビデオカセットや、オーディオカセット等のテープカセ
ットに収納されたテープには、カセット内に湿気がこも
りやすいことから、カビを生じやすいものである。
従来、カビの発生を防止する手段としては、例えばテー
プカセットを除湿剤と一緒に、適当なボックスや引出し
などに収納するなどの手段がとられていた。
しかしながら、テープカセットをボックスや引出しなど
に収納する手段は、カセットの取扱いが乱雑になって破
損しやすく、また整理整頓上や見た目にも悪いものであ
り、更には個々のカセットを確実に除湿しにくい等の問
題があった。また湿気は、テープカセットだけでなく、
デッキの内部にもこもりやすいものであり、デッキの内
部に湿気がこもると、機器を腐食させ、また短絡の原因
にもなる。
そこで本考案は上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、テープカセットやデッキの除湿を有利に行うことが
できる除湿器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、除湿器Aの本体を、既存のテープ
カセットと同形の外形を有するカセット1により構成し
ている。そしてこのカセット1の内部にリール20を回転
自在に配設し、このリール20の内部を除湿剤28が収納さ
れる収納室18とするとともに、このリール20の側面に吸
湿用の開口部27を形成し、かつこの開口部27に対向する
上記カセット1の側面に内外の空気を流通させる通気孔
31〜33を形成して、カセット式除湿器Aを構成したもの
である。
(作用) 上記構成において、除湿器AをデッキBにセットするこ
とにより、デッキB内部の除湿を行う。また除湿器Aを
ビデオカセットなどの既存のテープカセットCと一緒に
収納ケースなどに並べて収納することにより、テープカ
セットCの除湿を行う。
(実施例) 次にビデオ用の除湿器を例にとり、本考案の実施例を説
明する。
第1図及び第2図はカセット式除湿器Aの斜視図であっ
て、1はこの除湿器Aの本体となる箱形カセットであ
り、一対の半ケース1a,1bをゴス2により結合して成っ
ている。3は結合用ボスである。4は半ケース1aの前面
に、ピン5により回転自在に軸着されたカバー板であっ
て、半ケース1bの前面開口部6を開閉する。7は半ケー
ス1bの側面に突没自在に設けられたカバー板4のロック
用ピン、8はロック解除用ボタンである。
20,20はカセット1内に回転自在に軸着して配設された
リール、12はこのリール20,20に巻装されたビデオテー
プである。一方のリール20から導出されたテープ12は、
半ケース1bの前面両側部に立設されたガイドピン13,14
に案内されて、上記開口部6に沿って送行され、他方の
リール20に巻き取られる。
第3図と第4図は、リール20の分解図と断面図であっ
て、このリール20は、円板状のギヤ21と、このギヤ21の
中央に立設された軸部22と、この軸部22の周囲に設けら
れた円筒体23と、この円筒体23に着脱自在に装着される
円板状のカバープレート24から成っている。円筒体23
は、上記テープ12が巻装されるものであり、その内部は
放射状の仕切壁25により、複数個の収納室18に仕切られ
ている。リール20の側面に位置するギヤ21とカバープレ
ート24には開口部26,27が開設されている。28は収納室1
8に収納される粒状若しくは粉状やこれらを圧縮成形し
て固体状にした除湿剤であって、この除湿剤28が洩れな
いように、上記開口部26,27には、フィルター29が装着
されている。このフィルター29としては、例えば高密度
ポリエチレン不織布(例えばデュポン社製商品名タイベ
ック1073)や和紙のような、きわめて木目が細かくて、
粉状除湿剤28の洩出を防止でき、しかも十分な通気性を
有する素材が選択される。また除湿剤28としては、硫酸
カルシウムのような結晶水保持性のものや、塩化カルシ
ウムのような潮解性のもののように、カセットやテープ
を損傷しやすい強酸性のものは避けるべきであり、例え
ば天然ゼオライト,クレイのような天然多孔質のもの
や、モレキュラーシーブ,シリカゲルのような合成多孔
質のものが望ましい。
30はインジケータラベルであって、上記カセット1から
露呈するカバープレート24の中央部に装着されている。
このラベル30は、水分を含むと変色するような材質のも
のであり、例えば塩化コバルトの場合、水分を含むと、
青色からピンク若しくは白色に変色することにより、除
湿剤28が吸湿能力を失ったことを視認できる。
第1図及び第2図において、上記開口部26,27に対向す
る上記カセット1の側面には、通気孔31,32,33が形成さ
れた窓部34,35,36が設けられている。これらの通気孔31
〜33は、カセット1の内外の空気を流通させるものであ
り、その内面にはフィルター29が内張りされている。上
記構成の除湿器Aのカセット1は、リール20に除湿剤28
が収納されている点や、窓部34〜35に通気孔31〜33が形
成されている点等を除けば、既存のビデオカセットと基
本的に同形であり、したがってこの除湿器Aは、既存の
ビデオカセットと同様に、ビデオデッキやビデオカメラ
にセットしたり、ビデオカセット専用の収納ケースに収
納することができる。
この除湿器Aは上記のような構成より成るので、カセッ
ト1内にこもった湿気を除去して、テープ12にカビが生
じるのを防止することができる。また第5図に示すよう
に、デッキBにセットすることより、デッキB内の除湿
を行うことができる。この場合、上記テープ12に、例え
ば“デッキの除湿中です。スイッチをオフにして下さ
い。”等の警報信号を入力しておくことにより、テレビ
画面や音声により使用者に注意を与えるようにしてもよ
い。また不使用時には、第6図に示すように既存のビデ
オカセットCと一緒に、収納ケースDやマガジンに並べ
て収納しておけば、収納ケースD内は除湿器Aにより乾
燥され、ビデオカセットCにカビが生じるのを防止でき
る。
なお本考案は種々の設計変更が考えられるのであって、
例えばカセットをオーディオ用テープカセットと同形に
すれば、オーディオ用の除湿器として使用できる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、除湿器Aの本体を、既存
のテープカセットCと同形のカセット1にて構成し、こ
のカセット1の内部にリール20を回転自在に配設し、こ
のリール20の内部を除湿剤28が収納される収納室18とす
るとともに、このリール20の側面に吸湿用の開口部27を
形成し、かつこの開口部27に対向する上記カセット1の
側面に内外の空気を流通させる通気孔31〜33を形成して
いるので、既存のテープカセットC等と同様の取り扱い
によりデッキBの除湿を行うことができる。またこの除
湿器AをテープカセットCと一緒に収納ケースDなどに
並べて収納することにより、テープカセットCの除湿を
行うことができる。更にはこの除湿器Aのリール20にテ
ープ12を巻装すれば、通常のビデオカセットとしても使
用でき、かつカセット1内を除湿して、テープ12にカビ
が発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図はカセ
ット式除湿器の分解斜視図、第2図は同斜視図、第3図
及び第4図はリールの斜視図及び断面図、第5図はデッ
キにセット中の斜視図、第6図は収納ケースに収納中の
正面図である。 A……カセット式除湿器 C……既存のテープカセット 1……カセット 18……収納室 20……リール 27……開口部 28……除湿剤 31,32,33……通気孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】除湿器Aの本体を、既存のテープカセット
    Cと同形のカセット1にて構成し、このカセット1の内
    部にリール20を回転自在に配設し、このリール20の内部
    を除湿剤28が収納される収納室18とするとともに、この
    リール20の側面に吸湿用の開口部27を形成し、かつこの
    開口部27に対向する上記カセット1の側面に内外の空気
    を流通させる通気孔31〜33を形成したことを特徴とする
    カセット式除湿器。
JP1989060479U 1989-05-25 1989-05-25 カセット式除湿器 Expired - Lifetime JPH0743812Y2 (ja)

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JP1989060479U JPH0743812Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 カセット式除湿器

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Publications (2)

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JPH032485U JPH032485U (ja) 1991-01-11
JPH0743812Y2 true JPH0743812Y2 (ja) 1995-10-09

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ID=31587879

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JPS6112361Y2 (ja) * 1981-05-27 1986-04-17
JPH0419652Y2 (ja) * 1986-03-14 1992-05-06

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JPH032485U (ja) 1991-01-11

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