JPH0743789B2 - ガス供給制御装置 - Google Patents

ガス供給制御装置

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JPH0743789B2
JPH0743789B2 JP62253503A JP25350387A JPH0743789B2 JP H0743789 B2 JPH0743789 B2 JP H0743789B2 JP 62253503 A JP62253503 A JP 62253503A JP 25350387 A JP25350387 A JP 25350387A JP H0743789 B2 JPH0743789 B2 JP H0743789B2
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス消費者に対するガスの供給を制御するガス
供給制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来一般に、ガス消費者へのガスの供給は、元管から分
岐した分岐路に順に配したガス線、ガスメータを介して
各ガス消費者宅に引き込まれ、更にガスコックを介して
各ガス機器に接続されることで行われており、ガス消費
者は、ガスメータの上流側にあるガス栓とガス機器の上
流側にあるガスコックを共に開にすることによって自由
にガスを使用することができるようになっている。
また、各ガス消費者宅に引き込まれる分岐路にガス遮断
弁を設け、ガス漏れが生じたり、異常ガス流が生じたと
きに安全のためガス遮断弁を自動的に閉じ、ガス漏れや
異常ガス流によって発生する事故を未然に防ぐようにし
たものもあるが、このガス遮断弁はガス消費者の手動操
作によって任意時点で開することができるようになって
いる。
しかも、ガス消費者によって使用されたガスの使用料は
後払い方式になっていて、このために、各消費者宅に引
き込まれる分岐路を通じて流れるガス流量を計測してそ
の累計を表示するガスメータを例えば1か月毎に検針
し、前回検針値と今回検針値との差を計算してガス使用
量を求め、このガス使用量に基づいて更に計算すること
によってガス使用料を求め、このガス使用料を印字した
請求書を各ガス使用者に対して送付した後、集金によっ
て或いは銀行振込によって納めてもらうようになってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のような従来のガス供給では、一度ガス使用契約を
結んで分岐路のガス栓の封印を解いた後はガス消費者の
自由思想で必要な量のガスを何時でも使用することがで
きるようになっていて、しかもガス使用料の支払が後払
いとなっているため、例えば賃貸集合住宅のように居住
者が頻繁に変わるような場合には、ガス使用料を未払い
のまま転居してしまい、ガス使用料を収集できない場合
がある。
また、再三の料金請求にもかかわらず長期間の間ガス使
用料未払いのままガスを使用し続ける人もいるが、料金
未納者に対しては、ガス栓を閉じて封印をしてしまって
強制的にガスの供給を遮断してしまうことがある。しか
し、このような強制遮断を行った場合に、当該未納者が
事前に料金未納であることを認識していないときなどに
は、ガス消費者との間にトラブルが生じることがある。
よって本発明は、上述した従来の問題点に鑑み、ガス使
用料金の未納を確実になくすることができるようにする
と共に、ガス料金未納にかかわるトラブルを未然になく
することができるようにガスの供給を制御するガス供給
制御装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明により成されたガス供給
制御装置は、第1図の基本構成図に示すように、ガスを
供給するガス供給路Aを開閉するガス遮断弁17と、ガス
供給路Aを通じて供給されたガスの供給量を検出するガ
ス供給量検出手段16とを備え、ガス遮断弁17を開閉して
ガス供給路Aを通じてのガスの供給を制御するガス供給
制御装置において、ガスの量を表すガス供給量データが
予め記憶されている可搬形の記憶媒体6が挿脱自在に挿
入される媒体挿入口SC2と、該媒体挿入口SC2に挿入され
た前記記憶媒体6に記憶されているガス供給量データを
読み出す読出し手段18aと、該読出し手段18aにより読み
出したガス供給量データを記憶する書換え可能な記憶手
段18bと、前記読出し手段18aによる読み出し後、前記媒
体挿入口SC2から引き出される前記記憶媒体6に記憶さ
れているガス供給量データを無効にする無効手段25と、
前記ガス供給量検出手段16により検出したガス供給量分
前記記憶手段18bに記憶されているガス供給量データを
減ずるようにガス供給量データを変更するデータ変更手
段18cと、前記記憶手段18bに記憶されているガス供給量
データによって表されるガス量が所定値以下になったと
き動作してその旨を報知する発音手段B1と、該発音手段
B1による報知動作を停止するための手動操作されるリセ
ット手段SW4と、前記記憶手段18bに記憶されているガス
供給量データによって表されるガス量が0になったとき
前記ガス遮断弁17を閉じ、前記ガス量が0以外のとき前
記ガス遮断弁17を開くように制御する開閉制御手段18d
とを備え、前記発音手段B1は一度報知動作を開始すると
前記リセット手段SW4が手動操作されるまで報知し続け
ることを特徴としている。
〔作用〕
上記構成により、媒体挿入口SC2に挿入された記憶媒体
6から読出し手段18aが読み出したガス供給データを記
憶手段18bに記憶し、この記憶した供給量データによっ
て表されるガス量が0になったとき開閉制御手段18dが
ガス遮断弁17を閉じ、ガス量が0以外のときガス遮断弁
17を開くように制御し、かつデータ変更手段18cがガス
供給量検出手段16により検出したガス供給量分記憶手段
18bに記憶しているガス供給量データを減ずるようにガ
ス供給量データを変更し、また読出し手段18aが記憶媒
体6からガス供給量データを読み出したとき無効手段25
が記憶媒体6に記憶されているガス供給量データを無効
にするので、媒体挿入口SC2から引き出された記憶媒体
6から再度ガス供給量データを読み出すことができな
い。
ガスの使用が進み、記憶手段18bに記憶されているガス
供給量データによって表されるガス量が所定値以下にな
ると、発音手段B1が動作してその旨を報知するが、この
報知はガス消費者が使用可能なガス量が少なくなったこ
とを確実に認識してリセット手段SW4を手動操作するま
で行われるので、突然に記憶手段18b中のガス供給量デ
ータが0になって新しい記憶媒体6を入手するまでガス
供給を受けられなくなってガスを使用することができな
くなることを未然に防止できる。
そして、開閉制御手段18dは記憶手段18bに記憶されてい
るガス供給量データが0になった時点でガス供給路Aを
閉じることができる。
よって、ガス消費者は記憶媒体6に記憶されていたガス
供給量データによって表されたガス量の範囲内でのみガ
スを使用することができ、また記憶媒体6からガス供給
量データを読み出した後はその記憶媒体6は無効となり
再度使用できなくなる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面と共に説明する。第2図はガ
ス販売店に備えられ、ガス供給量データを書き込むため
の初期設定用コントローラを示し、同図において、コン
トローラ7の前面パネルには設定用キーK1、電源スイッ
チSW1、電源ランプL3、エラーランプL2及び度数設定値
表示器L1が設けられている。またコントローラ7の側面
にはカード用ソケットSC1が設けられている。一方6は
ガス供給量データを記憶するための可搬形記憶媒体とし
てのメモリカードである。
次に該メモリカード6に記憶するためのデータについて
説明する。一般にガスの流量を検出するガスメータはガ
スの一定の供給流量毎に流量パルスを発生し、このパル
スを計数して度数表示を行うようになっている。またガ
ス料金は前回検針時の度数と今回検針時の度数との差に
よって求められるガス使用量に対応している。そこでガ
ス料金を単位流量パルス当りのガス流量に換算し、この
値を1度として所定度数値をメモリカードに記憶させ
る。
コントローラ7の内部構成は第3図に示す如く、CPU8を
備え、該CPU8の電源端子VDDには電源回路9より電源が
供給され、入力ポートI1には設定キーK1の操作を検出す
るキー検出回路10のデータが入力される。またCPU8の出
力ポートO1,O2には各々度数設定値表示器L1を駆動する
表示駆動回路11及び書込みエラー時にエラーランプL2
駆動するランプ駆動回路13が接続され、入出力ポートIO
1にはメモリカード6に所定の度数値を書き込むと共
に、該メモリカード6がカード挿入口を有するソケット
SC1に挿入されていることを検出する度数出力回路12が
接続されている。
斯かる構成においてその動作の概要について説明する。
まずガス販売店では初期設定されていないメモリカード
6をソケットSC1に挿入する。次に設定用キーK1を操作
し、ガス使用者が購入したいガス量に応じた度数値を入
力する。CPU8はこの入力した度数をキー検出回路10より
読み取り、表示駆動回路11に出力して度数設定値表示器
L1に度数を表示させると共に、当該度数値を度数出力回
路12に出力し、ソケットSC1に挿入されているメモリカ
ード6にその度数を書き込む。これによってメモリカー
ド6に特定のガス供給量データに応じた度数値が記憶さ
れる。
一方第4図はガス使用者の住宅毎に設置されるカード式
コントローラであり、図においてガスコントローラ14の
端子盤T1にはガス警報器15、リモートガスメータ16、及
びガス遮断弁17が接続されている。またその前面パネル
にはガス遮断弁17開放表示ランプL5、閉成表示ランプ
L6、開放スイッチSW2、閉成スイッチSW3、ブザーB1、ブ
ザーリセットスイッチSW4、警報表示ランプL7及び度数
表示器L4が設けられており、更に側面にはカード用ソケ
ットSC2が設けられている。
ガスコントローラ14の内部構成は第5図に示す如く、CP
U18を備え、該CPU18の電源端子VDDには電源回路19又は
バックアップ電源28より電源が供給される。バックアッ
プ電源28又は電源回路19の電源端子VDDに対する供給は
停電検出回路29によって制御される。入力ポートI1,I2
には各々リモートガスメータ16より得られる流量パルス
を入力とするガスメータ入力回路21及び各スイッチSW2
乃至SW4の操作状態を検出するスイッチ検出回路23が接
続されている。また出力ポートO1乃至O4には各々ガス遮
断弁17に開放及び閉成信号を出力する遮断出力回路22、
各ランプL5乃至L7に駆動信号を出力するランプ駆動回路
27、ブザーB1を駆動するためのブザー駆動回路26、並び
に度数表示器L4を駆動するための表示駆動回路24が接続
されている。更に入出力ポートIO1にはガス警報器15よ
り検出された信号を判別する警報判別回路20が接続さ
れ、入出力ポートIO2にはメモリカード6に記憶された
度数値を読み出すと共に該度数値を消去し、更に該メモ
リカード6がソケットSC2に挿入されているかを検出す
る度数入力消去回路25が接続されている。
斯かる構成においてその動作の概要を説明する。まずガ
ス使用者はガス販売店から予めガス供給量に応じた度数
値が記憶されたメモリカード6を購入し、ソケットSC2
に挿入する。CPU18は度数入力消去回路25によりメモリ
カード6の度数値を読出し、メモリカード6から読み出
したガス供給量データとしての度数値を記憶する書換え
可能な記憶手段18bとして働くCPU18のRAMに記憶させる
と共にメモリカード6に記憶された度数値がCPU18のRAM
に記憶されると、CPU18は度数消去回路25に対して消去
データを出力し、メモリカード6の度数値を消去する。
従ってメモリカード6は以降無効となり使用することが
できない。上記度数消去回路25は、読み出し後メモリカ
ード6に記憶されているガス供給量データとしての度数
値を無効にする無効手段として働く。
次に表示駆動回路24を駆動してその度数値を度数表示器
L4により表示させる。この状態において開放スイッチSW
2を操作すると開放ランプL5を表示させると共に、スイ
ッチ検出回路23がこれを検出し、CPU18より開放信号を
出力して遮断出力回路22を駆動させガス遮断弁17を開放
する。この開放状態においてガスを使用するとリモート
ガスメータ16より流量パルスが出力され、ガスメータ入
力回路21を通してCPU18に該パルスが入力される。そこ
でCPU18はこの流量パルスが入力されると、度数入力消
去回路25から読み出された度数値を減算し、その減算出
力値、即ちガスの使用可能範囲である残余の度数値によ
りRAM上のデータを更新すると共に、この度数値を度数
表示器L4に表示させる。例えばリモートガスメータ16よ
り出力される単位流量パルス当りのガス流量を10とす
ると(10/パルス)、この値を単位度数当りのガス供
給量とする(10/度)。そこでCPU18は読み出された
メモリカード6の度数が100であるとすると、ガス使用
時にリモートガスメータ16からの流量パルスが入力され
る毎に−1の減算を行い、RAM上のデータを100,99,98…
…のように更新する。
使用可能な度数値が所定値以下に低下するとブザー駆動
回路26を駆動させてブザーB1を鳴動させ度数が少なくな
ったことを使用者に通報する。尚、ブザーB1の停止はブ
ザーリセットスイッチSW4を操作し、スイッチ検出回路2
3がこれを検出してCPU18に入力しブザー駆動回路26の駆
動を停止することによって行われる。また閉成スイッチ
SW3を操作することによってガス遮断弁17が閉状態とな
り、閉成ランプL6を点灯する。更にガスを使用して残余
の度数値がゼロになるとCPU18が遮断出力回路22に対し
て閉成信号を出力し、ガス遮断弁17を閉成すると共に、
閉成ランプL6を点灯させる。これによって開放スイッチ
SW2が操作されスイッチ検出回路23の出力がCPU18に入力
されてもガス遮断弁17は閉成状態(遮断状態)を維持し
ガスを使用することはできない状態とする。またガス警
報器15の判別回路20よりガス漏れや自損行為を検出した
とき、或いはリモートガスメータ16からの流量パルスに
よる論理遮断状態が生じたときにはCPU18から遮断出力
回路22に対して閉成信号を出力し、ガス遮断弁17を強制
的に閉成してガスの供給を遮断する。
また、電源端子VDDには通常電源回路19より電源が供給
されているが、停電状態になると停電検出回路29がこれ
を検出し、バックアップ電源28より電源を供給するよう
に切換え、CPU18のRAMに記憶された度数値をバックアッ
プする。
次に初期設定用コントローラ7及びカード式ガスコント
ローラ14の各CPU8,18が行う処理について第6図,第7
図のフローチャートと共に説明する。まず初期設定用コ
ントローラ7のCPU8では第6図のフローチャートに示す
如く、ステップS1にてメモリカード6がソケットSC1
挿入されていることを度数出力回路12により検出し、挿
入されていればステップS2により設定キーK1を操作して
所望のガス流量に応じた度数値を入力し、キー検出回路
10がこのキー操作を検出してCPU8に度数データを入力す
る。次にステップS3によりCPU8が入力した度数データを
表示駆動回路11に出力し、度数設定値表示器L1を点灯し
て設定キーK1にて入力した度数値を表示する。更にステ
ップS4により当該度数データを度数出力回路12に出力し
メモリカードにこのデータを書込み、ステップS5にて正
常にデータが書き込まれたか否かを判別する。該ステッ
プS5において書込みエラーが生じたと判別されたとき
は、ステップS6に進みCPU8からランプ駆動回路13に対し
て信号を出力しエラーランプL2を点灯させた後ステップ
S2に戻る。またステップS5において正常に書き込まれた
と判別されていれば処理を終了する。
次にガスコントローラ14のCPU18の処理は第7図のフロ
ーチャートに示す如く、まずステップS10にてメモリカ
ード6がソケットSC2に挿入されていることを度数入力
消去回路25により検出し、メモリカード6が挿入されて
いればステップS11に進みCPU18にメモリカード6に記憶
されている予め設定された度数値を読み出し、CPU18内
のRAMに記憶させる。このステップS11の実行によってCP
U18は、媒体挿入口としてのメモリカード6に記憶され
ているガス供給量データとしての度数値を読み出す読出
し手段18aとして働く。次にステップS12により度数入力
消去回路25に対して消去信号を出力し、メモリカード6
の度数値を消去する。そしてステップS13により度数更
新及び表示サブルーチンAを実行する。
このサブルーチンAではまずステップS30によりRAMに記
憶されている度数値データを表示駆動回路24に出力し、
度数表示器L4を点灯させてそのときの度数値を表示す
る。次にステップS31にてリモートガスメータ16から流
量パルスが出力されているかをガスメータ入力回路21の
出力により判別し、流量パルスが発生していなければ復
帰してステップS14に進む。また流量パルスが検出され
たときにはステップS32によりRAMに記憶されている度数
値を−1減算した後、この減算された度数値を表示駆動
回路24に出力し度数表示器L4に表示する。上記ステップ
S32の実行によってCPU18は、ガス供給量検出手段として
のガスメータ16により検出したガス供給量分記憶手段18
bとしてのRAMに記憶されているガス供給量データを減ず
るように供給量データとしての度数値を変更するデータ
変更手段18cとして働く。
サブルーチンAを処理後ステップS14によりスイッチ検
出回路23から開放スイッチSW2が操作されているかを判
別し、操作されていればステップS14に進み、RAMに記憶
されている残余の度数値がゼロであるかを判別する。ゼ
ロでなければステップS16にて遮断出力回路22に対して
開放信号を出力しガス遮断弁17を開放させ、続いてステ
ップS17によりランプ駆動回路27に対して開放ランプ表
示信号を出力し開放表示ランプL5を点灯させる。一方ス
テップS15において度数値がゼロであれば、ステップS28
に進み開放スイッチSW2が操作されている場合であって
も遮断出力回路22に対して遮断信号(閉成信号)を出力
しガス遮断弁17を閉成すると共に、ステップS29にてラ
ンプ駆動回路27に対して閉成ランプ表示信号を出力し閉
成表示ランプL6を点灯させる。
ステップS17の処理後ステップS18に進み、RAM中の度数
値が所定の度数値(ゼロ以外の値)まで低下しているか
を判別し、所定値以上であればステップS19にてステッ
プ検出回路23より閉成スイッチSW3が操作されているか
を判別し、操作されていなければステップS20にて警報
判別回路20の出力からガス警報器15がガス漏れや自損行
為を検出しているかを判別し、検出していなければステ
ップS21によりリモートガスメータ16の流量パルスから
論理遮断の判別を行う。論理遮断の必要がないと判別す
ればステップS22により再度サブルーチンAを実行し度
数値の更新と表示を行う。
ステップS19乃至S21において閉成スイッチSW3が操作状
態であり、ガス漏れや自損行為が発生し、或いは論理遮
断が検出されたときにはステップS28,S29に進みガス遮
断弁17を閉成してガスの供給を遮断せしめると共に、閉
成表示ランプL6を点灯させる。
一方ステップS18においてRAM中の度数値が所定値まで低
下していれば、ステップS23によりランプ駆動回路27を
駆動させ、警報表示ランプL7を点灯させた後ステップS
24にてスイッチ検出回路23からブザーリセットスイッチ
SW4が操作されているかを判別し、操作されていなけれ
ばステップS25によりブザー駆動回路26を駆動させフザ
ーB1を鳴動させる。またブザーリセットスイッチSW4
操作されていればステップS26にてブザー駆動回路26に
対する出力を停止しブザーB1の鳴動を停止する。
各ステップS25,S26処理後ステップS27にて再度RAM中の
残余の度数値がゼロであるかを判別し、ゼロであればス
テップS28,S29を処理してガス遮断弁17の閉成と閉成表
示ランプL6の点灯を行い、ステップS22のサブルーチン
Aを実行する。また度数値がゼロでなければ直接ステッ
プS22に進みサブルーチンAを実行する。
上記ステップS27及びS28並びに上記ステップS15及びS16
の実行によってCPU18は、記憶手段18bとしてのRAMに記
憶されているガス供給量データとしての度数値によって
表されるガス量が0になったときガス遮断弁1817を閉
じ、ガス量が0以外のとき遮断弁17を開くように制御す
る開閉制御手段18dとして働く。
尚、上記実施例ではメモリカード6の度数値をRAMに記
憶した後、該メモリカード6の度数値を消去し、その後
RAM中の度数値を表示するようにしているが、度数値をR
AMに記憶した後、これを表示し、その後メモリカード6
の度数値を消去するようにしてもよい。
またメモリカード6を無効にする手段として記憶されて
いる度数値を消去する実施例を示したが、メモリカード
6に度数値記憶エリアとは別に無効フラグエリアを設け
ておき、当該メモリカード6を無効にするときには、こ
の無効フラグエリアにフラグを立てる(更新する)よう
にしてもよい。
更に、メモリカード6に記憶されている度数値RAMに読
み出したときのタイミングで該度数値を無効にしている
が、メモリカード6をソケットSC1に挿入後、該メモリ
カード6を引き出すときにメモリカード6にキズをつけ
る等の機械的手段により記憶内容(度数値)を破壊する
ようにしてもよい。
また、上記実施例では記憶媒体としてメモリカードを用
いた例を示したが、磁気カード、ICカード等を用いても
よい。
〔効 果〕
以上の如く本発明によれば、ガス消費者は記憶媒体に記
憶されていたガス供給量データによって表されたガス量
の範囲内でのみガスを使用することができ、また記憶媒
体からガス供給量データを読み出した後は、媒体挿入口
から引き出された記憶媒体は無効となり再度使用できな
くなるので、ガス販売業者はガス消費者に販売する以外
にガス消費者や設備に何らのかかわりをもつことなく、
ガス使用料を確実に収集することができ、また料金の未
収に関するガス消費者との間のトラブルを未然に防ぐこ
とができる。
また、ガス使用が進んで読み取ったガス供給量データが
更新され、そのデータによって表されるガス量が所定値
以下になったときその旨を報知するようになっているの
で、ガス消費者はこの報知によってもうじき使用可能な
ガス量がなくなることを知り、ガス供給量データを記憶
した新しい記憶媒体をガス供給業者から購入することが
でき、突然にガス供給量データが0になってガスを使用
できなくなることが防止されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図、 第2図は本発明の実施例に係る初期設定用コントローラ
を示す図、 第3図は第2図コントローラの内部構成を示すブロック
図、 第4図は本発明の実施例に係るカード式ガスコントロー
ラを示す図、 第5図は第4図コントローラの内部構成を示すブロック
図、 第6図、第7図は各々第3図及び第5図における各CPU
の処理を示すフローチャートである。 A……ガス供給路、SC2……ソケット(媒体挿入口)、B
1……ブザー(発音手段)、SW4……ブザーリセットスイ
ッチ(リセット手段)、6……メモリカード(記憶媒
体)、16……ガスメータ(ガス供給量検出手段)、17…
…ガス遮断弁、18a……CPU(読出し手段)、18b……RAM
(記憶手段)、18c……CPU(データ変更手段)、18d…
…CPU(開閉制御手段)、25……度数消去回路(無効手
段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを供給するガス供給路を開閉するガス
    遮断弁と、ガス供給路を通じて供給されたガスの供給量
    を検出するガス供給量検出手段とを備え、ガス遮断弁を
    開閉してガス供給路を通じてのガスの供給を制御するガ
    ス供給制御装置において、 ガスの量を表すガス供給量データが予め記憶されている
    過搬形の記憶媒体が挿脱自在に挿入される媒体挿入口
    と、 該媒体挿入口に挿入された前記記憶媒体に記憶されてい
    るガス供給量データを読み出す読出し手段と、 該読出し手段により読み出したガス供給量データを記憶
    する書換え可能な記憶手段と、 前記読出し手段による読み出し後、前記媒体挿入口から
    引き出される前記記憶媒体に記憶されているガス供給量
    データを無効にする無効手段と、 前記ガス供給量検出手段により検出したガス供給量分前
    記記憶手段に記憶されているガス供給量データを減ずる
    ようにガス供給量データを変更するデータ変更手段と、 前記記憶手段に記憶されているガス供給量データによっ
    て表されるガス量が所定値以下になったとき動作してそ
    の旨を報知する発音手段と、 該発音手段による報知動作を停止するための手動操作さ
    れるリセット手段と、 前記記憶手段に記憶されているガス供給量データによっ
    て表されるガス量が0になったとき前記ガス遮断弁を閉
    じ、前記ガス量が0以外のとき前記ガス遮断弁を開くよ
    うに制御する開閉制御手段とを備え、 前記発音手段は一度報知動作を開始すると前記リセット
    手段が手動操作されるまで報知し続ける ことを特徴とするガス供給制御装置。
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