JPH074370Y2 - 主蒸気隔離弁装置 - Google Patents
主蒸気隔離弁装置Info
- Publication number
- JPH074370Y2 JPH074370Y2 JP10431489U JP10431489U JPH074370Y2 JP H074370 Y2 JPH074370 Y2 JP H074370Y2 JP 10431489 U JP10431489 U JP 10431489U JP 10431489 U JP10431489 U JP 10431489U JP H074370 Y2 JPH074370 Y2 JP H074370Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- valve body
- main steam
- fluid passage
- steam isolation
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば原子炉等の蒸気配管系に装備される主
蒸気隔離弁装置の改良に関するものである。
蒸気隔離弁装置の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の主蒸気隔離弁装置においては、第4図に
示すように、弁箱1内の流体通路2を、コントロールパ
ネル3で駆動制御されるエアーシリンダ4により駆動す
る弁棒5を介して弁体6で開閉可能にするとともに、前
記弁箱1に形成した3本のガイドリブ7により弁体6を
案内摺動させてなる構成を有するものがある。
示すように、弁箱1内の流体通路2を、コントロールパ
ネル3で駆動制御されるエアーシリンダ4により駆動す
る弁棒5を介して弁体6で開閉可能にするとともに、前
記弁箱1に形成した3本のガイドリブ7により弁体6を
案内摺動させてなる構成を有するものがある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記した従来の主蒸気隔離弁装置にあっ
ては、第5図から第7図に示すように、弁体6の開弁状
態において、流体通路2に露出する弁体6の露出面積が
大きいことから、弁体6に流体圧力Pが直接作用し、流
体通路2を流通する流体Fの乱れ等により弁体6が振動
し易く、これによって、弁箱1と弁体6との接触面での
金属摩耗が発生し、弁開閉動作を円滑に行なえなくなる
ばかりでなく、ガイドリブ7間のガイド幅が狭いため
に、弁体6がガイドリブ7間に落ち込み易く、弁体6の
主弁着座に悪影響を及ぼすといった問題があった。
ては、第5図から第7図に示すように、弁体6の開弁状
態において、流体通路2に露出する弁体6の露出面積が
大きいことから、弁体6に流体圧力Pが直接作用し、流
体通路2を流通する流体Fの乱れ等により弁体6が振動
し易く、これによって、弁箱1と弁体6との接触面での
金属摩耗が発生し、弁開閉動作を円滑に行なえなくなる
ばかりでなく、ガイドリブ7間のガイド幅が狭いため
に、弁体6がガイドリブ7間に落ち込み易く、弁体6の
主弁着座に悪影響を及ぼすといった問題があった。
[考案の目的] 本考案は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、開弁時の弁体の振動を確実に防止す
ることができるようにした主蒸気隔離弁装置を提供する
ことにある。
的とするところは、開弁時の弁体の振動を確実に防止す
ることができるようにした主蒸気隔離弁装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記した課題を解決するために、本考案は、コントロー
ルパネルで駆動制御されるエアーシリンダを介して弁箱
内の流体通路を開閉自在にする弁体を備え、この弁体を
ガイドリブにより案内摺動させてなるとともに、前記流
体通路の流入口側に面するガイドリブを拡大形成してな
る構成としたものである。
ルパネルで駆動制御されるエアーシリンダを介して弁箱
内の流体通路を開閉自在にする弁体を備え、この弁体を
ガイドリブにより案内摺動させてなるとともに、前記流
体通路の流入口側に面するガイドリブを拡大形成してな
る構成としたものである。
[作用] すなわち、本考案は、弁箱内の流体通路に開閉自在に設
けた弁体を案内摺動させるガイドリブの流体通路の流入
口側に面する部分を拡大形成してなるために、開弁状態
において流体通路に露出する弁体に流体圧力が作用して
も、流体通路を流通する流体の乱れ等による弁体の振動
が防止され、これによって、弁箱と弁体との接触面での
金属摩耗の発生が防止される。
けた弁体を案内摺動させるガイドリブの流体通路の流入
口側に面する部分を拡大形成してなるために、開弁状態
において流体通路に露出する弁体に流体圧力が作用して
も、流体通路を流通する流体の乱れ等による弁体の振動
が防止され、これによって、弁箱と弁体との接触面での
金属摩耗の発生が防止される。
また、ガイドリブ間のガイド幅が広くなるために、弁体
のガイドリブ間への落ち込みが防止され、弁体の主弁着
座に悪影響を及ぼすことがない。
のガイドリブ間への落ち込みが防止され、弁体の主弁着
座に悪影響を及ぼすことがない。
[実施例] 以下、本考案を第1図から第3図に示す一実施例を参照
しながら説明する。なお、本考案に係る図示の実施例に
おいて、第4図及び第7図に示す従来の主蒸気隔離弁装
置と構成が重複する部分は同一符号を用いて説明する。
しながら説明する。なお、本考案に係る図示の実施例に
おいて、第4図及び第7図に示す従来の主蒸気隔離弁装
置と構成が重複する部分は同一符号を用いて説明する。
すなわち、本本考案に係る主蒸気隔離弁装置は、第1図
から第3図に示すように、弁箱1内の流体通路2に開閉
自在に設けた弁体6を案内摺動させるガイドリブ7にお
いて、このガイドリブ7の前記流体通路2の流入口2a側
に面する部分を拡大形成し、この拡大部7aにより、開弁
状態において前記流体通路2に露出する弁体6への流体
圧力Pの作用による弁体6を振動するように構成してな
るものである。
から第3図に示すように、弁箱1内の流体通路2に開閉
自在に設けた弁体6を案内摺動させるガイドリブ7にお
いて、このガイドリブ7の前記流体通路2の流入口2a側
に面する部分を拡大形成し、この拡大部7aにより、開弁
状態において前記流体通路2に露出する弁体6への流体
圧力Pの作用による弁体6を振動するように構成してな
るものである。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、弁箱
内の流体通路に開閉自在に設けた弁体を案内摺動させる
ガイドリブの流体通路の流入口側に面する部分を拡大形
成してなることから、開弁状態において流体通路に露出
する弁体に流体圧力が作用しても、流体通路を流通する
流体の乱れ等による弁体の振動を防止することができ、
これによって、弁箱と弁体との接触面での金属摩耗の発
生を防止することができる。
内の流体通路に開閉自在に設けた弁体を案内摺動させる
ガイドリブの流体通路の流入口側に面する部分を拡大形
成してなることから、開弁状態において流体通路に露出
する弁体に流体圧力が作用しても、流体通路を流通する
流体の乱れ等による弁体の振動を防止することができ、
これによって、弁箱と弁体との接触面での金属摩耗の発
生を防止することができる。
また、ガイドリブ間のガイド幅が広くなるために、弁体
のガイドリブ間への落ち込みを防止することができ、従
来のような弁体の主弁着座に悪影響を及ぼすことがない
というすぐれた効果を奏するものである。
のガイドリブ間への落ち込みを防止することができ、従
来のような弁体の主弁着座に悪影響を及ぼすことがない
というすぐれた効果を奏するものである。
第1図は本考案に係る主蒸気隔離弁装置の一実施例を示
す開弁状態の要部概略的断面図、第2図は第1図A−A
線における断面図、第3図は第2図B−B線における断
面図、第4図は従来の主蒸気隔離弁装置の断面図、第5
図は同じく開弁状態を示す要部概略的断面図、第6図は
第5図C−C線における断面図、第7図は第6図D−D
線における断面図である。 1……弁箱、2……流体通路、2a……流入口、3……コ
ントロールパネル、4……エアーシリンダ、5……弁
棒、6……弁体、7……ガイドリブ、7a……拡大部、F
……流体、P……流体圧力。
す開弁状態の要部概略的断面図、第2図は第1図A−A
線における断面図、第3図は第2図B−B線における断
面図、第4図は従来の主蒸気隔離弁装置の断面図、第5
図は同じく開弁状態を示す要部概略的断面図、第6図は
第5図C−C線における断面図、第7図は第6図D−D
線における断面図である。 1……弁箱、2……流体通路、2a……流入口、3……コ
ントロールパネル、4……エアーシリンダ、5……弁
棒、6……弁体、7……ガイドリブ、7a……拡大部、F
……流体、P……流体圧力。
Claims (1)
- 【請求項1】コントロールパネルで駆動制御されるエア
ーシリンダを介して弁箱内の流体通路を開閉自在にする
弁体を備え、この弁体をガイドリブにより案内摺動させ
てなるとともに、前記流体通路の流入口側に面するガイ
ドリブを拡大形成したことを特徴とする主蒸気隔離弁装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10431489U JPH074370Y2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 主蒸気隔離弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10431489U JPH074370Y2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 主蒸気隔離弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0343177U JPH0343177U (ja) | 1991-04-23 |
JPH074370Y2 true JPH074370Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31653109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10431489U Expired - Fee Related JPH074370Y2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 主蒸気隔離弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074370Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP10431489U patent/JPH074370Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0343177U (ja) | 1991-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |