JPH0743697Y2 - 眼 鏡 - Google Patents
眼 鏡Info
- Publication number
- JPH0743697Y2 JPH0743697Y2 JP2132193U JP2132193U JPH0743697Y2 JP H0743697 Y2 JPH0743697 Y2 JP H0743697Y2 JP 2132193 U JP2132193 U JP 2132193U JP 2132193 U JP2132193 U JP 2132193U JP H0743697 Y2 JPH0743697 Y2 JP H0743697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- screw shaft
- temple
- screw
- screw shafts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Eyeglasses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、顔面からの眼鏡のずり
落ちを防止するために、眼鏡フレームにこめかみへの当
て部材を設けるようにした眼鏡に関する。
落ちを防止するために、眼鏡フレームにこめかみへの当
て部材を設けるようにした眼鏡に関する。
【０００２】
【従来技術】本考案との比較において好適な従来例とし
ては、実公昭６０−３５０４９号公報に開示されたよう
に、フレームのこめかみに臨む部分にこめかみへの当て
部材を配設し、該当て部材の前後２ケ所をフレームと直
交し、かつフレームに抜止め構造を介して回動可能に支
持させた螺軸に夫々螺合するようにした眼鏡が知られて
いる。
ては、実公昭６０−３５０４９号公報に開示されたよう
に、フレームのこめかみに臨む部分にこめかみへの当て
部材を配設し、該当て部材の前後２ケ所をフレームと直
交し、かつフレームに抜止め構造を介して回動可能に支
持させた螺軸に夫々螺合するようにした眼鏡が知られて
いる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来技術で述べた眼鏡
は、前後の螺軸の回動螺進操作により当て部材のこめか
みに対する圧着度合を調整し、眼鏡のずれ落ちを防止す
るようにしたものであるが、こめかみの骨格は人によっ
て微妙に異なり、単純に圧着度合の調整のみでは各種の
骨格の形状に合わせて当て部材を最適な条件で当接する
には困難性がある。
は、前後の螺軸の回動螺進操作により当て部材のこめか
みに対する圧着度合を調整し、眼鏡のずれ落ちを防止す
るようにしたものであるが、こめかみの骨格は人によっ
て微妙に異なり、単純に圧着度合の調整のみでは各種の
骨格の形状に合わせて当て部材を最適な条件で当接する
には困難性がある。
【０００４】そこで、この考案ではこめかみ当て部材を
縦，横，上，下，斜めなど全方向的に調整できるように
し、もって各種骨格形状のこめかみに最適な条件で当接
させることを目的とするものである。
縦，横，上，下，斜めなど全方向的に調整できるように
し、もって各種骨格形状のこめかみに最適な条件で当接
させることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案は、こめかみに臨むフレーム部分に、こめかみ
への当て部材を配設し、該当て部材の前後２個所をフレ
ームと直交し、かつフレームに抜止め構造を介して回動
可能に挿通支持させた前後２本の螺軸に螺合する形式の
眼鏡において、上記螺軸は、フレームの前後２個所に区
画形成した夫々の位置決め手段に支持され、両位置決め
手段は、フレームの上下方向に多段状に設けた螺軸支承
部と、該支承部に螺軸を選択的に移動位置させる各支承
部に共通に連絡させた螺軸移動用の通路とでなることを
要旨とするものである。
の本考案は、こめかみに臨むフレーム部分に、こめかみ
への当て部材を配設し、該当て部材の前後２個所をフレ
ームと直交し、かつフレームに抜止め構造を介して回動
可能に挿通支持させた前後２本の螺軸に螺合する形式の
眼鏡において、上記螺軸は、フレームの前後２個所に区
画形成した夫々の位置決め手段に支持され、両位置決め
手段は、フレームの上下方向に多段状に設けた螺軸支承
部と、該支承部に螺軸を選択的に移動位置させる各支承
部に共通に連絡させた螺軸移動用の通路とでなることを
要旨とするものである。
【０００６】
【実施例】図１のようにこめかみに臨むフレーム１部分
にシリコーンゴムなど弾性材からなるこめかみへの当て
部材２を配設し、該当て部材２の前後２ケ所に外向きの
螺筒３を嵌着し、この螺筒３をフレーム１と直交し、か
つフレームに抜止め構造をもって、回動可能に挿通支持
させた平行２本の螺軸４，５に螺合する形式の眼鏡にお
いて、上記螺軸４，５のフレーム１への支持構造が、該
フレーム１に支持板６（金属製）を一体に固着し、この
支持板６の前後側に上記２本の螺軸４，５の挿通位置決
め手段７，８を隣り合せ状に区画形成する。
にシリコーンゴムなど弾性材からなるこめかみへの当て
部材２を配設し、該当て部材２の前後２ケ所に外向きの
螺筒３を嵌着し、この螺筒３をフレーム１と直交し、か
つフレームに抜止め構造をもって、回動可能に挿通支持
させた平行２本の螺軸４，５に螺合する形式の眼鏡にお
いて、上記螺軸４，５のフレーム１への支持構造が、該
フレーム１に支持板６（金属製）を一体に固着し、この
支持板６の前後側に上記２本の螺軸４，５の挿通位置決
め手段７，８を隣り合せ状に区画形成する。
【０００７】上記位置決め手段７，８は、上下方向に設
けた多段状の横長孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，Ｄ，Ｆと、各横長
孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，Ｄ，Ｆに夫々連絡させた螺軸移動用
の縦長孔Ｍ，Ｎとを夫々備え、この縦長孔Ｍ，Ｎを通じ
螺軸４，５を上記横長孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，Ｄ，Ｆに位置
選択自在に導入するようにしたものである。
けた多段状の横長孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，Ｄ，Ｆと、各横長
孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，Ｄ，Ｆに夫々連絡させた螺軸移動用
の縦長孔Ｍ，Ｎとを夫々備え、この縦長孔Ｍ，Ｎを通じ
螺軸４，５を上記横長孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，Ｄ，Ｆに位置
選択自在に導入するようにしたものである。
【０００８】
【考案の作用】当て部材２のこめかみ当接調整操作とし
ては、眼鏡をかけた状態で、前後の螺軸４，５を所定量
回動することにより当て部材２がこめかみに対し進出又
は後退し、所要圧に当接セットできるのは従来品同様で
あるが、本考案の特長とする作用は以下の通りである。
ては、眼鏡をかけた状態で、前後の螺軸４，５を所定量
回動することにより当て部材２がこめかみに対し進出又
は後退し、所要圧に当接セットできるのは従来品同様で
あるが、本考案の特長とする作用は以下の通りである。
【０００９】即ち、図３の状態は、螺軸４，５が位置決
め手段７，８の横長孔Ｃ，Ｄに支承された状態を示し、
従って当て部材２は上記横長孔Ｃ，Ｄに対応した下降位
置にセットされている。上記螺軸４，５を他の横長孔に
位置替えしてやるには、螺軸４，５の先端つまみ部を指
先で摘んで外方に引張ると螺軸４，５は当て部材２の弾
性に対して縦長孔Ｍ，Ｎに引出され、この縦長孔Ｍ，Ｎ
を通じて横長孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，Ｄ，Ｆのひとつに位置
させたら螺軸４，５を指先から解放することにより螺軸
４，５は当て部材２の復元弾性力で選ばれた横長孔に自
動的に導入され、この位置に対応するこめかみ部位に当
て部材２を当接させ得るものである。
め手段７，８の横長孔Ｃ，Ｄに支承された状態を示し、
従って当て部材２は上記横長孔Ｃ，Ｄに対応した下降位
置にセットされている。上記螺軸４，５を他の横長孔に
位置替えしてやるには、螺軸４，５の先端つまみ部を指
先で摘んで外方に引張ると螺軸４，５は当て部材２の弾
性に対して縦長孔Ｍ，Ｎに引出され、この縦長孔Ｍ，Ｎ
を通じて横長孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，Ｄ，Ｆのひとつに位置
させたら螺軸４，５を指先から解放することにより螺軸
４，５は当て部材２の復元弾性力で選ばれた横長孔に自
動的に導入され、この位置に対応するこめかみ部位に当
て部材２を当接させ得るものである。
【００１０】上記螺軸４，５の横長孔Ａ，Ｃ，Ｅ；Ｂ，
Ｄ，Ｆの選択態様としては、本例では３段のものを例示
しているため、以下の選択態様に設定させ得る。即ち、
上下方向の選択としては、 横長孔Ａと横長孔Ｂ 横長孔Ｃと横長孔Ｄ 横長孔Ｅと横長孔Ｆ 斜め方向の選択としては、 横長孔Ａを支点とした横長孔Ｄ又はＦ 横長孔Ｃを支点とした横長孔Ｂ又はＦ 横長孔Ｅを支点とした横長孔Ｂ又はＤ 横長孔Ｂを支点とした横長孔Ｃ又はＥ 横長孔Ｄを支点とした横長孔Ａ又はＥ 横長孔Ｆを支点とした横長孔Ａ又はＣ 横方向の選択としては横長孔のストロークの範囲内、 以上に述べた各方向の選択において特に斜め方向の選択
では、当て部材が捻れ力をうけるため、この捻れ力が２
本の螺軸４，５の動きを拘束し、その浮動を確実に固定
する。
Ｄ，Ｆの選択態様としては、本例では３段のものを例示
しているため、以下の選択態様に設定させ得る。即ち、
上下方向の選択としては、 横長孔Ａと横長孔Ｂ 横長孔Ｃと横長孔Ｄ 横長孔Ｅと横長孔Ｆ 斜め方向の選択としては、 横長孔Ａを支点とした横長孔Ｄ又はＦ 横長孔Ｃを支点とした横長孔Ｂ又はＦ 横長孔Ｅを支点とした横長孔Ｂ又はＤ 横長孔Ｂを支点とした横長孔Ｃ又はＥ 横長孔Ｄを支点とした横長孔Ａ又はＥ 横長孔Ｆを支点とした横長孔Ａ又はＣ 横方向の選択としては横長孔のストロークの範囲内、 以上に述べた各方向の選択において特に斜め方向の選択
では、当て部材が捻れ力をうけるため、この捻れ力が２
本の螺軸４，５の動きを拘束し、その浮動を確実に固定
する。
【００１１】
【考案の効果】上述のように本考案によれば、次の効果
が得られる。 （ａ）こめかみの当て部材を螺合支持する２本の螺軸が
フレームに設けた位置決め手段、即ち前後２個所の多段
状の螺軸支承部に夫々位置選択自在に支承されるように
なっているので、螺軸の位置を選択することにより当て
部材の姿勢を縦，横，上，下，斜めに微妙に調整するこ
とができ、それにより異なるこめかみの骨格の形状に正
確に合わせて最適な条件で当て部材をこめかみに当接す
ることができる。 （ｂ）螺軸支承部における螺軸の位置固定は、当て部材
が有する弾性と、螺軸支承部の段差により自ずと保持さ
せるので、特別な螺軸の固定機構を不要とすることがで
きる。
が得られる。 （ａ）こめかみの当て部材を螺合支持する２本の螺軸が
フレームに設けた位置決め手段、即ち前後２個所の多段
状の螺軸支承部に夫々位置選択自在に支承されるように
なっているので、螺軸の位置を選択することにより当て
部材の姿勢を縦，横，上，下，斜めに微妙に調整するこ
とができ、それにより異なるこめかみの骨格の形状に正
確に合わせて最適な条件で当て部材をこめかみに当接す
ることができる。 （ｂ）螺軸支承部における螺軸の位置固定は、当て部材
が有する弾性と、螺軸支承部の段差により自ずと保持さ
せるので、特別な螺軸の固定機構を不要とすることがで
きる。
【図１】眼鏡の斜面図である。
【図２】同上一部の平面図である。
【図３】要部の拡大正面図である。
【図４】同上横断平面図である。
１ こめかみに臨むフレーム部分 ２ 当て部材 ４ 螺軸 ５ 螺軸 ７ 位置決め手段 ８ 位置決め手段 Ａ 螺軸支承部 Ｂ 螺軸支承部 Ｃ 螺軸支承部 Ｄ 螺軸支承部 Ｅ 螺軸支承部 Ｆ 螺軸支承部 Ｍ 螺軸の移動用通路 Ｎ 螺軸の移動用通路
Claims (1)
- 【請求項１】 こめかみに臨むフレーム部分に、こめか
みへの当て部材を配設し、該当て部材の前後２個所をフ
レームと直交し、かつフレームに抜止め構造を介して回
動可能に挿通支持させた前後２本の螺軸に螺合する形式
の眼鏡において、 上記螺軸は、フレームの前後２個所に区画形成した夫々
の位置決め手段に支持され、両位置決め手段は、フレー
ムの上下方向に多段状に設けた螺軸支承部と、該支承部
に螺軸を選択的に移動位置させる各支承部に共通に連絡
させた螺軸移動用の通路とでなることを特徴とする眼
鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2132193U JPH0743697Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 眼 鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2132193U JPH0743697Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 眼 鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676923U JPH0676923U (ja) | 1994-10-28 |
| JPH0743697Y2 true JPH0743697Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12051895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2132193U Expired - Lifetime JPH0743697Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 眼 鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743697Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6083629B1 (ja) * | 2016-03-22 | 2017-02-22 | 英太郎 寺川 | 耳装着具 |
| JP6083628B1 (ja) * | 2016-03-22 | 2017-02-22 | 英太郎 寺川 | 眼鏡 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP2132193U patent/JPH0743697Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0676923U (ja) | 1994-10-28 |
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