JPH0743567Y2 - ガス比例制御弁 - Google Patents

ガス比例制御弁

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JPH0743567Y2
JPH0743567Y2 JP1988160670U JP16067088U JPH0743567Y2 JP H0743567 Y2 JPH0743567 Y2 JP H0743567Y2 JP 1988160670 U JP1988160670 U JP 1988160670U JP 16067088 U JP16067088 U JP 16067088U JP H0743567 Y2 JPH0743567 Y2 JP H0743567Y2
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valve
diaphragm
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proportional control
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ガスの燃焼出力を広範囲に安全正確に制御で
きるようにしたガスガバナーと電磁装置とを利用したガ
ス流量調整弁、特にガス比例制御弁に関する。
[従来の技術] ガス燃焼出力を比例的に制御するようにしたガス比例制
御弁は、特開昭61−231325号、特開昭61−231329号、実
開昭63−1975号等の各公報にみられるように一般に知ら
れている。
従来のガス比例制御弁は、第4図に示すように、ガス圧
力の変動でダイヤフラム51を応動させて弁口52を広狭変
化させることによりガス圧を一定の範囲に制御するもの
である。弁体53はダイヤフラム51に取付けられてダイヤ
フラム51と一体的に応動するとともに、電磁装置54の作
動で鉄心55(又はプランジャ)を励磁させ、磁力により
外的にコントロールされるものである。
[考案が解決しようとする課題] しかし、このような比例制御弁においては、弁口52の弁
座56に対する弁体53のシール性乃至は対応の度合いは常
に一定であるからこの比例制御弁のガバナ特性は弁座の
加工精度と寸法及び弁体の長さによって決まるといわれ
ている。実際には弁体の長さによりダイヤフラムの有効
径が決まるものである。
特に、最近は給湯器やストーブ等のガス燃焼器具におい
ては、比例制御における最小流量が小さくなり、最近流
量時のガバナ特性での直線性が強く要求される傾向にあ
る。従って弁座の加工精度及び寸法の管理、弁体長さの
寸法の管理が極めて厳格になってきており、わずかでも
規格に合わないと、規格外れ品として廃棄処分にされる
のを免れないという問題がある。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたのであり、その目的とするところは、弁体長
さを自由に調節できるようにして弁座の寸法及びその他
各部品寸法の精度上のバラツキを吸収し最小流量時のガ
バナ特性の改善を図ることのできるガス比例制御弁を提
供しようとするものである。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案におけるガス比例制
御弁は、ガス入口1とガス出口2を有する弁ケース本体
3に、ガス圧により変位するダイヤフラム4と、これに
連動するように取付けられてガス出口2への弁口5を開
閉又は広狭変化させる弁体6、及びダイヤフラム4の動
きを磁力にて外的にコントロールする電磁装置7を備え
たガス流量調整弁において、前記ダイヤフラム4に取付
けられた弁体6を、ダイヤフラム4への取付部8と弁口
5への弁体部9とに分割して、両部8・9を伸縮自在に
嵌合し調整ねじ11で締着するとともに、前記弁体6に
は、取付部8と弁体部9を伸張する方向にばね10を附勢
するように設けてなるものである。
[作用] ガスは、ガス入口1からダイヤフラム室13の弁口5を経
てガズ出口2へと流出する。
ガスの流入量が大になると、入口側にあるダイヤフラム
室13の圧力(一次側圧力P1)が増大しダイヤフラム4を
上方へ押上げる。すると、弁体6が、弁口5を塞ぐ方向
に動く為ガスの流量が制限される。ガスの流量が制限さ
れると、出口側の圧力(二次側圧力P2)が低下するから
弁体6は下降し弁口5は大きく開かれる。この繰り返え
しでガスの流量を一定範囲に制限する。
電磁装置7は、このダイヤフラム4の動きを外的にコン
トロールするもので、コイル7aに電流を通すと、鉄心7b
又はプランジャー7cが誘磁されてダイヤフラム4を上方
又は下方へ押しやるように作用する。この為ダイヤフラ
ム4と一体の弁体6はダイヤフラムに応動して弁口5を
広狭変化させるものである。
弁体6の長さ調整は、次のように操作される。第3図に
示すように、調整ねじ11を緩み方向へ回動すると、取付
部8と弁体部9は両者の嵌合部において離間する方向に
移動する。この為弁体6の全長は、L+Sとなり、Sの
範囲で調整される。次に、調整ねじ11を締付け方向へ回
動させると、弁体部9は取付部8に接近する方向へ移動
する。この為弁体6の長さはL−Sとなり、−Sの範囲
で調整されることになる。
従ってこの操作を、第1図又は第2図の比例制御弁につ
いて行えば、弁体6の弁座12に対する接触、乃至は対応
の度合いが可変し、任意に調整できることになる。
[実施例] 次に実施例について図面を参照して説明する。第1図
は、マグネット反発式のガス比例制御弁に本考案を実施
した場合であり、鉄心7bは固定であるが、ねじ式にセッ
トされており、回動により固定位置が調整される。この
鉄心7bに対応してマグネット14をダイヤフラム4に取付
け、鉄心7bとの吸着又は反発磁力により上下に応動す
る。
第2図は、プランジャー型のガス圧力比例制御弁に本考
案を実施した場合であり、プランジャーガイド7dに上下
摺動可能にプランジャ7cを嵌め、スペーサ15を介してダ
イヤフラム4に連動させている。
弁体6は、取付部8と弁体部9を嵌合して、調整ねじ11
で両者を結合し、ばね10を利かせるようにする。このば
ね10は長さ調整により調整後の長さを一定に保つととも
に、弁座12に対する緩衝の働らきをする。
取付部8と、弁体部9をねじ嵌合により結合すれば、調
整ねじを用いないで弁体6の長さ調整を行うこともでき
る。この場合は、両者8・9の嵌合部8aを回動自在に構
成するとともに、嵌合部8aに雌雄のねじを形成すればよ
い。
[考案の効果] 本考案は上記のように、ダイヤフラム4への取付部8と
弁口5への弁体部9とに分割して、両部8・9を伸縮自
在に嵌合し調整ねじ11で締着するとともに、前記弁体6
には、取付部8と弁体部9を伸張する方向にばね10を附
勢するように設けたものであるから、弁体の長さ調整を
ねじの締付け又は逆回動により自由に行うことができ、
任意のガバナ特性が簡単に得られるとともに、最小流量
時におけるガバナ特性での比例制御が簡単確実となり、
而も弁口弁座の加工寸法、精度の管理、これに対応する
弁体長さの寸法管理が容易となる。さらに、弁体の長さ
調整により、各部品寸法のバラツキを吸収し、部品寸法
の管理負荷を軽減することができ、ガバナ特性の改善を
も図ることができ、構造も簡単で、操作取扱いが楽であ
り、安価に実施できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るガス比例制御弁の実施例を示すもの
で、第1図はその第1実施例を、第2図は第2実施例の
各縦断面図、第3図は弁体の拡大縦断正面図、第4図は
従来の比例制御弁の断面図である。 1……ガス入口、2……ガス出口 3……弁ケース本体、4……ダイヤフラム 5……弁口、6……弁体 7……電磁装置、8……取付部 9……弁体部、10……ばね 11……調整ねじ、12……弁座

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス入口1とガス出口2を有する弁ケース
    本体3に、ガス圧により変位するダイヤフラム4と、こ
    れに連動するように取付けられてガス出口2への弁口5
    を開閉又は広狭変化させる弁体6、及びダイヤフラム4
    の動きを磁力にて外的にコントロールする電磁装置7を
    備えたガス流量調整弁において、前記ダイヤフラム4に
    取付けられた弁体6を、ダイヤフラム4への取付部8と
    弁口5への弁体部9とに分割して、両部8・9を伸縮自
    在に嵌合し調整ねじ11で締着するとともに、前記弁体6
    には、取付部8と弁体部9を伸張する方向にばね10を附
    勢するように設けてなることを特徴とするガス比例制御
    弁。
JP1988160670U 1988-12-09 1988-12-09 ガス比例制御弁 Expired - Fee Related JPH0743567Y2 (ja)

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JPH0280268U JPH0280268U (ja) 1990-06-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110779U (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 東邦瓦斯株式会社 電磁開閉弁

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JPH0280268U (ja) 1990-06-20

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