JPH0743564A - 光ファイバ付き光信号伝送装置及びそのガイド基板の作製方法 - Google Patents

光ファイバ付き光信号伝送装置及びそのガイド基板の作製方法

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JPH0743564A
JPH0743564A JP15859293A JP15859293A JPH0743564A JP H0743564 A JPH0743564 A JP H0743564A JP 15859293 A JP15859293 A JP 15859293A JP 15859293 A JP15859293 A JP 15859293A JP H0743564 A JPH0743564 A JP H0743564A
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JP
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optical
optical fiber
guide substrate
guide
face type
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JP15859293A
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Hitoshi Hattori
仁 服部
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量のデータを高速に伝送できると共に、
装置の小型化、製造上の簡素化を図ることができる光フ
ァイバ付き光信号伝送装置及びそのガイド基板作製方法
を提供する。 【構成】 発光又は受光する端面型半導体光素子5と、
基準面に対して平行に配置された光ファイバ3とを直接
接合してなる光ファイバ付き光信号伝送装置において、
複数の光ファイバ3の配列ピッチを規定しかつ各光ファ
イバ3を固定する光ファイバ整列用のガイド基板1を設
け、このガイド基板1上に光ファイバ3及び端面型半導
体光素子5を配設し、光ファイバ3を通して端面型半導
体光素子5から出力される又は端面型半導体光素子5へ
入力する光信号を伝送させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ付き光信号
伝送装置及びそのガイド基板の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ付き光信号伝送装置において
は、その用途(長距離伝送、中距離伝送)によって構成
する要素(受発光素子、光ファイバ等)が異なる。一例
として、情報伝達の高速化・大容量化を考えると、光信
号を高速にパラレルに伝送する方法が予測され、その中
でも、長距離伝送領域においては半導体レーザアレイと
単一モード光ファイバ、中距離伝送領域においては発光
ダイオードアレイとマルチモード光ファイバの組合わせ
が考えられる。具体的には、その第一の従来例として、
特開平4−361210号公報に「発光素子アレイ又は
受光素子アレイと光ファイバアレイの接続装置及びその
実装方法」として開示されているものがある。これは、
傾斜したスライド面を有し、光ファイバアレイを長さ方
法に調整可能に保持した治具と、この治具のスライド面
と相互にスライド可能な傾斜した係合面を有し、受発光
素子アレイを保持した治具を有する接続装置によって、
半導体レーザ等の発光素子アレイと単一モード光ファイ
バアレイとの高精度な位置合わせを行っている。また、
第二の従来例として、信学技報vol.91、No19
7「単一モード光ファイバアレイと光素子アレイの高精
度光結合技術」として開示されているものがある。これ
も前述した第一の従来例と同様に、単一モード光ファイ
バアレイと光素子アレイとの接続構造に関するものであ
り、低熱膨張剤を用いた2組の対称構造のチャックと半
田による部品固定方式とをもとにして、ステレオ顕微鏡
及びマイクロポジショナシステムによる高精度な位置合
わせを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような実用化
レベルの光伝送用半導体レーザは端面発光型の構造であ
り、ここから出射される光信号を効率良く数ミクロンの
コア径をもつ単一モード光ファイバへ入射させるには、
高精度な位置合わせ結合方法を考える必要がある。ま
た、高精度な位置合わせ結合方法を実現させると共に、
光信号伝送モジュール自体の大きさについても、現在の
銅配線ケーブルを用いる構造により簡素化及び小型化、
軽量化が要求される。データバス等に用いられる1By
te(=8bit)を基本単位にするパラレルデータ伝
送においては、大容量化かつ装置モジュールの小型化を
同時に達成するためには、放熱のためのヒートシンク上
に実装された半導体光素子アレイと光ファイバをある配
列ピッチで指定している光ファイバ整列用のガイド基板
の他に、固定用の金属性ステムやマウント、ブロック等
が必要になり、装置の小型化におのずから限界が生じ、
また、部品材料の面からも低コスト化を図ることができ
ない。
【0004】また、製造の面でも部品点数が多種多様で
あることから、x,y,zの各直交軸及び回転軸の調整
が大変であり、モジュール各部における組付実装の困難
さが予測される。一方、半導体発光素子から発光される
光を効率良くファイバに入射させるために、球レンズや
マイクロレンズを採用しているものがあるが、半導体発
光素子との取付け位置精度が厳しいことを考えると、製
造上の簡素化はますます難しくなる。また、レンズでは
なく光ファイバの先端を先球加工してカップリングさせ
る例があるが、特にパラレル伝送の場合はファイバアレ
イを用いるため、先球ファイバの球径を揃えるだけでは
なく、ファイバ先端を光素子からある距離を保ってアレ
イ化させることも製造上難しい。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、発光又は受光する端面型半導体光素子と、基準面に
対して平行に配置された光ファイバとを直接接合してな
る光ファイバ付き光信号伝送装置において、前記複数の
光ファイバの配列ピッチを規定しかつ前記各光ファイバ
を固定する光ファイバ整列用のガイド基板を設け、この
ガイド基板上に前記光ファイバ及び前記端面型半導体光
素子を配設し、前記光ファイバを通して前記端面型半導
体光素子から出力される又は前記端面型半導体光素子へ
入力する光信号を伝送させるようにした。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、複数の光ファイバの配列ピッチを規定す
る光ファイバ整列用のガイド基板上に、端面型半導体光
素子の入出力電気信号を伝送させるための導電層を形成
した。
【0007】請求項3記載の発明では、発光又は受光す
る端面型半導体光素子を光ファイバ整列用のガイド基板
の基準面に対して平行に配置された光ファイバに直接接
合されてなる光ファイバ付き光信号伝送装置における前
記ガイド基板の作製方法において、前記ガイド基板とし
てシリコン基板を用い、溝作製工程ではそのシリコン基
板上に異方性エッチングを用いて前記光ファイバを固定
する溝を形成し、レジスト層形成工程では前記溝の底面
部分にレジスト層を被覆し、配線形成工程ではそのレジ
スト層も含めた前記ガイド基板の全面又は前記レジスト
層以外のガイド基板の面上に導電層を形成し、その後、
前記レジスト層を除去することによって前記ガイド基板
に配線パターンを形成した。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、シリコンを用いたガイド基板上に異方性
エッチングにより光ファイバを固定するために設けられ
た溝の表面に絶縁膜を形成した。
【0009】請求項5記載の発明では、発光又は受光す
る端面型半導体光素子と、基準面に対して平行に配置さ
れた光ファイバとを直接接合してなる光ファイバ付き光
信号伝送装置において、前記端面型半導体光素子が所定
のピッチで配列され実装固定されたガイド基板と、この
ガイド基板と同一配列ピッチで複数の光ファイバが配設
されたガイド基板とを各々別個に作製し、その後、前記
ガイド基板に設置された前記端面型半導体光素子の光入
出力方向に前記ガイド基板に設置された前記光ファイバ
の入出射端面が当たるようにそれら両方のガイド基板を
突き合わせた状態で接合して作製した。
【0010】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
発明において、端面型半導体光素子が実装固定されるガ
イド基板の溝の深さをこのガイド基板と同一配列ピッチ
で複数の光ファイバが配設されるガイド基板の溝の深さ
よりも浅く形成し、これら両方のガイド基板と突き合せ
て接合した際に生じる基板間の段差を利用して前記端面
型半導体光素子に対する前記光ファイバの先端の位置を
揃えて前記光ファイバを配設した。
【0011】請求項7記載の発明では、請求項5記載の
発明において、端面型半導体素子が設置されたガイド基
板の溝の配列ピッチに対して、光ファイバが配設された
ガイド基板の配列ピッチをずらした状態で突き合わせて
接合した。
【0012】請求項8記載の発明では、請求項1又は5
記載の発明において、ガイド基板とこのガイド基板に設
置される端面型半導体素子及び光ファイバとの間に形成
される空間部に、前記端面型半導体素子が駆動した場合
に発せられる熱を放熱させる放熱手段を設けた。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明においては、ガイド基板上
の凹部に一定のピッチで光ファイバを配列するのみなら
ず、そのガイド基板上の凸部に端面型半導体光素子も配
設することにより、従来必要であった部品を削減して小
型化を図ることが可能となる。
【0014】請求項2記載の発明においては、ガイド基
板上の凸部に導電層を形成することにより、半導体光素
子側の記録パターンと直接接合させ、モジュール実装の
高密度化が可能となる。
【0015】請求項3記載の発明においては、導電層を
形成すべきシリコン基板の凹凸を利用し、また、フォト
マスク等を用いず所望の配線パターンを形成させる簡略
なプロセスを用いているため、製造上の簡易化を図るこ
とが可能となる。
【0016】請求項4記載の発明においては、ガイド基
板に溝を形成した後に基板表面に絶縁膜を形成したこと
により、電気的な絶縁性を十分に図ることが可能とな
る。
【0017】請求項5記載の発明においては、端面型半
導体光素子と光ファイバのそれぞれを各々のガイド基板
に別個に設置してから突合せ結合することにより、ガイ
ド基板上に実装された端面型半導体光素子の実装後の光
パワー等の評価及び検査が可能となる。
【0018】請求項6記載の発明においては、一方のガ
イド基板の溝の深さを他方のガイド基板の溝の深さより
も浅くすることにより、互いに突き合わせた時に生じる
基板の壁を利用して光ファイバ先端を揃えて固定するこ
とができ、これにより端面型半導体光素子と各伝送チャ
ンネルの光ファイバとの間でバラツキの小さい光結合を
得ることが可能となる。
【0019】請求項7記載の発明においては、同じ配列
ピッチ構造の2つのガイド基板の一方のガイド基板の配
列ピッチを半周期分ほどずらして突合せ接合することに
より、ガイド基板上に実装された端面型半導体光の実装
後の光パワー等の評価や検査が可能となる。
【0020】請求項8記載の発明においては、端面型半
導体光素子及び光ファイバとガイド基板との間に形成さ
れる空間に放熱手段を設けたことにより、半導体光素子
が駆動される場合に発せられる熱を放熱させ放熱効果を
高めることが可能となる。
【0021】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1〜図4
に基づいて説明する。まず、光ファイバ付き光信号伝送
装置の全体構成を図1及び図2に基づいて述べる。図1
に示すように、光ファイバ整列用のガイド基板1上には
V字形の凹状の溝2が形成されており、この凹部2には
光ファイバ3(テープファイバ)が250μmピッチで
配列されている(ここでは、2本の場合を示す)。一
方、図2に示すように、サブ基板4の上部には端面型半
導体光素子としての端面型発光ダイオードアレイ5(L
EDA)が設けられており、このアレイ面上には高さ2
〜3μmの発光部6が前記同様に250μmピッチで配
列されている。この端面型発光ダイオードアレイ5のチ
ップ配線部7とサブ基板4の配線部8とは、ワイヤー9
によりボンディングされ電気的に接続されている。そし
て、このようにしてサブ基板4上に構成された端面型発
光ダイオードアレイ5は、図1に示すように、そのワイ
ヤー9が接触しないようにフェイスダウンしてひっくり
かえした状態にし、この状態でその発光部6を溝2の隙
間に配置させ光ファイバ3と所定の間隔をおいて突き合
わせて固定する。このようにして光ファイバ付き光信号
伝送装置を構成することができる。
【0022】この場合、端面型発光ダイオードアレイ5
は、p型GaAs基板上に250μmのピッチで形成さ
れている。その素子数は、光信号伝送装置を何に使うか
によって決まってくるが、例えば単純に1チャンネルの
信号伝送の場合には、最低2個の素子を配置しておけば
補償用のチャンネル分を1個用意したことになるため、
信頼性の高い伝送を行うことができる。SCSIなどの
コンピュータ用インターフェイスにおける1バイト単位
のパラレルデータ伝送の場合は、伝送用に9チャンネル
(データ用8本、パリティビット用1本)+1チャンネ
ルという構成になる。このような端面型発光ダイオード
アレイ5としては、このような発光ダイオード(LE
D)の他に、発光素子としてのレーザダイオード(L
D)、受光素子としてのフォトダイオード(PD)など
が考えられるが、ここでは消費電力や熱対策の点で優位
である発光ダイオード型アレイで実施したものについて
述べている。また、光ファイバ3としては、ここではG
I(グレードインデックス)型のマルチモードファイバ
を用いており、コア径50μm、クラッド径は125μ
mで、250μmピッチのシート状のファイバになって
いる。なお、端面型半導体光素子でも、半導体レーザを
用いる場合は、シングモードのファイバを使用するが、
コア径が10μm以下であるため出力光との結合が難し
く、レンズを必要とする。
【0023】また、ガイド基板1の溝2の形成の際に、
その溝2の深さを設置する光ファイバ3のコア中心が発
光部6の発光中心にくるようにすれば、その端面型発光
ダイオードアレイ5から発せられる光信号を効率良く光
ファイバ3に入射させることができる。実際には、発光
部6の高さが2〜3μmである端面型発光ダイオードア
レイ5に対しては、図3に示すような寸法形状の溝2で
あれば十分である。なお、このような形状の溝2は、K
OH溶液による単結晶シリコンの異方性エッチングで作
製されるシリコン製のもの、切削加工によるガラス製の
もの、プラスチック成形によるものなどにより作製する
ことができる。
【0024】ここで、端面型発光ダイオードアレイ5の
積層構造を図4に基づいて説明する。p型GaAs基板
10上には、MOVPE法によりp型GaAsバッファ
層11、バンドギャップの大きいp型Al0.4Ga0.6
sクラッド層12、発光層であるAl0.2Ga0.8As活
性層13、n型Al0.4Ga0.6Asクラッド層14、n
型GaAsキャップ層15、n+型GaAsコンタクト
層16の各層が順次積層されている。このような積層構
造はダブルヘテロ構造と呼んでおり、この積層構造の表
面のコンタクト層16から基板面まで、アレー方向に対
して直角に基板に達する分離溝がドライエッチング(塩
素ガスを使用)法によってエッチングされ形成されてお
り、この分離溝により各発光部6同士が電気的に分離さ
れた状態となっている。また、発光部6のコンタクト層
16上にはAu−Ge/Ni/Auからなるn側電極1
7が形成され、また、基板10の裏面にはAu−Zn/
Auからなるp側電極18が形成されている。このよう
な構造とされた端面型発光ダイオードアレイ5は、膜特
性の均一性に優れたMOVPE法により作製されている
ため、1チップ内においては、光出力のバラツキが±5
%以下になっている。なお、このような半導体素子に用
いられる材料としては、III−VI 族化合物半導体である
GaAs、AlGaAs、AlGaInP、InP、I
nGaAsP、InGaP、InAlP、GaAsP、
GaN、InAs、InAsP、InAsSb等、或い
は、II−VI族化合物半導体であるZeSe、ZeS、Z
eSSe、CdSe、CdSSe、CdTe、HgCd
Te等、さらには、IV−VI族化合物半導体であるPbS
e、PbTe、PbSnSe、PbSnTe等であり、
それぞれの材料の長所を生かして積層構造に適用するこ
とができる。また、活性層13としては、AlGaAs
系の材料を用いた場合、GaAs又はAl組成が0より
大きく0.45より小さい値をもつAlGaAsが用い
られ、この場合にはクラッド層12,14は活性層13
よりも禁制帯幅の広いAlGaAsを用いればよい。
【0025】上述したように、ガイド基板1上の凹部た
る溝2に一定のピッチで光ファイバ3を配列するのみな
らず、そのガイド基板1上の凸部たる基板面上に端面型
発光ダイオードアレイ5も配設することによって、従来
必要であった部品を削減して小型化を図ることができ、
また、これにより実装及び製造上の簡易化を実現するこ
とができる。
【0026】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
5〜図8に基づいて説明する。なお、前述した請求項1
記載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同
一部分については同一符号を用いる。
【0027】ここでは、光ファイバ3の配置された光フ
ァイバ整列用のガイド基板1の溝2間の凸部19に、端
面型発光ダイオードアレイ5の入出力電気信号を伝送さ
せるための導電層20を形成することにより、端面型発
光ダイオードアレイ5側の配線パターンとバンプ等の表
面実装技術による直接接合を行うようにしたものであ
る。図6は、端面型発光ダイオードアレイ5の表面形状
を示すものであり、発光部6は配線部7を介してパッド
部21と接続されており、このパッド部21はガイド基
板1側の導電層20とバンプ22を介して電気的に接続
されている。図7(a)(b)はバンプ22を用いてガ
イド基板1側の導電層20と端面型発光ダイオードアレ
イ5側のパッド部21とを接続した断面構造を示すもの
であり、(a)は図8のA側(光ファイバ3側)から見
たものであり、(b)は図8のB側(発光部6側)から
見たものである。このようにガイド基板1の導電層20
に端面型発光ダイオードアレイ5側の配線パターン領域
たるパッド部21をフェィスダウンによる半田パンプ実
装させることによって、端面型発光ダイオードアレイ5
の発光点をファイバ光軸に合わせることができる。
【0028】従って、前述したようなワイヤーボンディ
ング実装をとる代わりにバンプ実装としたことによっ
て、外部駆動回路からガイド基板1の凸部19に形成さ
れた導電層20を通して、端面型発光ダイオードアレイ
5上に形成されている配線部7から発光部6へと発光制
御信号を伝えることができ、また、バンプ実装によるセ
ルフアライメント作用(自己整合作用)により接合すべ
き配線と導電層20との位置合わせ、さらには、発光点
と光ファイバ3の入射面との位置合わせが容易にかつ精
度良くできるようになる。このようなことから、従来、
調整が大変であった回転軸及びx,y,zの各直交軸の
調整や、金属ステム等の固定用部材が不要となるため、
実装製造上の簡易化や装置の小型化を図ることができ
る。また、ここでは、実装後の十分な熱的信頼性を確保
するために、できるだけGaAs製の端面型発光ダイオ
ードアレイ5との熱膨張差が小さいものをガイド基板1
に採用する必要があり、そのため基板材質としてはシリ
コン(シリコン:6×10~6/°C、GaAs:2.6
×10~6/°C)を用いる。
【0029】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
9に基づいて説明する。なお、前述した請求項1,2記
載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同一
部分については同一符号を用いる。
【0030】ここでは、光ファイバ付き光信号伝送装置
におけるガイド基板1に前述した請求項2の実施例で述
べたようなシリコン基板を用いた場合におけるそのガイ
ド基板1の作製方法に関するものである。以下、そのガ
イド基板1の具体的な作製方法を図9(a)〜(d)に
基づいて述べる。
【0031】(a)シリコンからなるガイド基板1の溝
作製工程 単結晶シリコンの異方性エッチングを行って、光ファイ
バ3を装置するための溝2を形成する。 (b)レジスト層形成工程 高速回転のスピナー法によりレジスト塗布を行う際に、
ガイド基板1の凹凸を利用して、凹状の溝2にレジスト
層23を形成する。 (c)配線形成工程 ここでは、(a)(b)に続く工程として、以下に述べ
る、の2つの工程について述べておく。 蒸着等によりAuやAl等の全面メタライズを行った
後に、レジスト層23を剥離して導電層20である配線
パターンを形成する(リフトオフ法)。 電着メッキ法によってレジスト層23以外に選択的に
導電層20を付着形成された後、最後にレジスト層23
を剥離する。 このようにいずれの場合も、導電層20を形成する際
に、(b)で形成したレジスト層23を含めるか含めな
いかであり、のように含める場合はリフトオフ法で凹
部のレジスト層23と共に導電層20を剥離し、また、
のように含めない場合は導電層20を選択的に付着さ
せるような手段をとる。これにより最終的に、(d)に
示すように、溝2間の凸部19に導電層20を形成する
ことができる。
【0032】上述したように、導電層20を形成すべき
シリコンからなるガイド基板1の凹凸を利用し、また、
フォトマスク等を用いず所望の配線パターンを形成させ
る簡略なプロセスを用いることによって、製造上の簡易
化を図ることができると共に、装置の低コスト化を図る
ことができる。
【0033】次に、請求項4記載の発明の一実施例を図
10に基づいて説明する。なお、前述した請求項1〜3
記載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同
一部分については同一符号を用いる。
【0034】ここでは、シリコンを用いたガイド基板1
上に異方性エッチングにより光ファイバ3を固定するた
めに設けられた溝2の表面に絶縁膜24を形成したもの
である(絶縁膜形成工程)。(b)はその絶縁膜形成工
程を示すものであり、この工程は(a)の溝形成工程の
後に挿入する。その絶縁膜24の形成後は、(c)のレ
ジスト層形成工程、(d)の配線形成工程を順次行って
いく。なお、ここでの(a)、(c)、(d)の各工程
は、図9の(a)、(b)、(c)の各工程に対応す
る。
【0035】このような絶縁膜形成工程は、通常の熱炉
による熱酸化膜SiO2 や窒化膜SiON、Si34
を基板表面に成膜するなどして簡単に行うことができ
る。このように絶縁膜24を形成し、電気的な絶縁性を
十分に行うことにより、基板さらには装置の信頼性を確
保でき、信頼性の高いデータ伝送を行うことができる。
これにより、伝送モジュールとして大パワーを必要とす
る場合に有効である。
【0036】次に、請求項5記載の発明の一実施例を図
11及び図12に基づいて説明する。なお、前述した請
求項1〜4記載の発明と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0037】ここでは、光ファイバ付き光信号伝送装置
において、図11に示すように、端面型発光ダイオード
アレイ5が所定のピッチで配列され実装固定されたガイ
ド基板1aと、このガイド基板1aと同一配列ピッチで
複数の光ファイバ3が配設されたガイド基板1bとを各
々別個に作製し、その後、図12に示すように、ガイド
基板1aに設置された端面型発光ダイオードアレイ5の
光入出力方向にガイド基板1bに設置された光ファイバ
3の入出射端面が当たるようにそれら両方のガイド基板
1a,1bを突き合わせた状態で接合して作製したもの
である。
【0038】このように各々別個に作製した後で接合す
ることによって、端面型発光ダイオードアレイ5をシリ
コンからなるガイド基板1aに実装した後でも、十分に
その発光出力等の再評価や再検査を行うことができる。
すなわち、検査時には、実装された端面型発光ダイオー
ドアレイ5の前面に光検出装置を設置して検査したり、
検査用のガイド基板1bを対向させてその出力を検出し
て検査することができる。そして、再検査後には、対向
設置されるべき光ファイバ3が固定されているシリコン
のガイド基板1bと突合わせて接着させる。なお、この
ような位置合わせの場合、使用するチャンネル以外のガ
イド基板1a,1bの溝2を利用して、ガイドピンで導
くように結合させることもできる。また、再検査時に
は、端面型発光ダイオードアレイ5の実装位置にズレが
生じていることが判明した場合、そのズレを補正するよ
うにガイド基板1bと接合する。
【0039】上述したように、端面型発光ダイオードア
レイ5のガイド基板1aと光ファイバ3のガイド基板1
bとを各々別個に作製した後で、それら両方の基板を突
合せ結合することにより、ガイド基板1a上に実装され
た端面型発光ダイオードアレイ5の実装後の光パワー等
の評価及び検査を行うことができ、これにより実装製造
上の簡易化と高信頼性化との両方を実現することができ
る。
【0040】次に、請求項6記載の発明の一実施例を図
13〜図15に基づいて説明する。なお、前述した請求
項1〜5記載の発明と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0041】ここでは、請求項5記載の光ファイバ付き
光信号伝送装置において、図13に示すように、端面型
発光ダイオードアレイ5が実装固定されるガイド基板1
aの溝2の深さd1 をこのガイド基板1aと同一配列ピ
ッチで複数の光ファイバ3が配設されるガイド基板1b
の溝2の深さd2 (>d1 )よりも浅く形成し、その
後、図14に示すように、これら両方のガイド基板1
a,1bと突き合せて接合した際に生じる基板1a,1
b間の段差Δを利用して端面型発光ダイオードアレイ5
に対する光ファイバ3の先端の位置を揃えて光ファイバ
3を配置するようにしたものである。
【0042】この場合、溝2は単結晶シリコンの異方性
エッチングにより行うことができ、その溝2の深さ
1,d2はエッチング時間により制御でき、ガイド基板
1aのエッチング時間をガイド基板1bのエッチング時
間よりも短くすることにより所望とする深さにすること
ができる。そして、作製面においては、予め端面型発光
ダイオードアレイ5を実装したガイド基板1aとガイド
基板1bとを位置合わせ接合させておいてから、ガイド
基板1a側の壁に突き合わせるようにして光ファイバ3
を付設する。従って、このように作製することにより、
ガイド基板1a,1bを突合せ結合させた時に、端面型
発光ダイオードアレイ5の発光部6とこれに対向して配
置される光ファイバ3との距離を一定にすることがで
き、これにより、各発光部6から出力される光信号を各
チャンネルで等しくファイバと結合入力させることがで
きる。
【0043】上述したように、一方のガイド基板1aの
溝2の深さを他方のガイド基板1bの溝2の深さよりも
浅くすることによって、互いに突き合わせた時に生じる
基板間の段差Δを利用して光ファイバ3の先端を揃えて
固定することができ、これにより、端面型発光ダイオー
ドアレイ5と各伝送チャンネルの光ファイバ3との間で
バラツキの小さい光結合を得ることができ、信頼性の高
い光データ信号伝送を伝送することができる。
【0044】次に、請求項7記載の発明の一実施例を図
16に基づいて説明する。なお、前述した請求項1〜6
記載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同
一部分については同一符号を用いる。
【0045】ここでは、請求項5記載の光ファイバ付き
光信号伝送装置において、端面型発光ダイオードアレイ
5が設置されたガイド基板1aの溝2の配列ピッチに対
して、光ファイバ3が配設されたガイド基板1bの配列
ピッチをずらした状態で突き合わせて接合したものであ
る。すなわち、一方のガイド基板1aに対して他方のガ
イド基板1bの配列ピッチを半周期分ずらした状態で接
合することにより、例えば、ガイド基板1a側の端面型
発光ダイオードアレイ5の後方から位置合わせ検出用の
レーザ光25をガイド基板1bの接合面に照射すると、
その反射光をモニターすることができる。これにより、
そのモニタ光出力の大小を比較対照させ、そのデータを
ガイド基板1a,1bの位置合わせ調整装置(図示せ
ず)にフィードバックさせて位置合わせを行うことがで
きる。端面型発光ダイオードアレイ5とガイド基板1
a,1bとの位置合わせがうまく行っていれば、ちょう
どピッチが半周期分ずれた時にレーザ光の戻り光が最大
となるため位置合わせ調整を行うことができる。このよ
うに端面型発光ダイオードアレイ5の各出射光を用いず
に外部からのある一定の安定した光パワーを用いてガイ
ド基板1a,1bの位置合わせ調整を行っているため、
安定性のある信頼性の高い位置合わせを行うことができ
る。
【0046】次に、請求項8記載の発明の一実施例を図
17及び図18に基づいて説明する。なお、前述した請
求項1〜7記載の発明と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0047】ここでは、請求項1記載(又は5記載)の
光ファイバ付き光信号伝送装置において、端面型発光ダ
イオードアレイ5及び光ファイバ3とガイド基板1との
間に形成される空間部に、端面型発光ダイオードアレイ
5が駆動した場合に発せられる熱を放熱させる放熱手段
としての絶縁性の接着剤26を用いたものである。具体
的には、図17に示すように、端面型発光ダイオードア
レイ5及び光ファイバ3とガイド基板1とを接着固定す
る際に、端面型発光ダイオードアレイ5及び光ファイバ
3とガイド基板1との間の溝2の空間部に熱伝導性の高
い接着剤26を設けている。また、図18に示すよう
に、ガイド基板1とこの溝2に配置された光ファイバ3
との間の固定を、シリコンなるからフタ27を用いて光
ファイバ3の上方から押える形で行う際に、熱伝導性の
高い接着剤26を配置させることにより、溝2と光ファ
イバ3との間に形成された空間部に熱対流を生じさせ放
熱を行うことができる。従って、このように光ファイバ
3とガイド基板1との間に形成される空間部に放熱手段
を施すことにより、高速な光信号を信頼性良く伝送させ
ることができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、発光又は受光す
る端面型半導体光素子と、基準面に対して平行に配置さ
れた光ファイバとを直接接合してなる光ファイバ付き光
信号伝送装置において、前記複数の光ファイバの配列ピ
ッチを規定しかつ前記各光ファイバを固定する光ファイ
バ整列用のガイド基板を設け、このガイド基板上に前記
光ファイバ及び前記端面型半導体光素子を配設し、前記
光ファイバを通して前記端面型半導体光素子から出力さ
れる又は前記端面型半導体光素子へ入力する光信号を伝
送させるようにしたので、ガイド基板上の凹部に一定の
ピッチで光ファイバを配列するのみならず、そのガイド
基板上の凸部に端面型半導体光素子も配設することによ
り、従来必要であった部品を削減して小型化を図ること
ができると共に、実装及び製造上の簡易化を実現させる
ことができるものである。
【0049】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、複数の光ファイバの配列ピッチを規定する
光ファイバ整列用のガイド基板上に、端面型半導体光素
子の入出力電気信号を伝送させるための導電層を形成し
たので、半導体光素子側の記録パターンと直接接合さ
せ、モジュール実装の高密度化を行うことができ、これ
によりパラレルデータ伝送に代表される伝送データの大
容量化と装置の小型化とを両立させることができるもの
である。
【0050】請求項3記載の発明は、発光又は受光する
端面型半導体光素子を光ファイバ整列用のガイド基板の
基準面に対して平行に配置された光ファイバに直接接合
されてなる光ファイバ付き光信号伝送装置における前記
ガイド基板の作製方法において、前記ガイド基板として
シリコン基板を用い、溝作製工程ではそのシリコン基板
上に異方性エッチングを用いて前記光ファイバを固定す
る溝を形成し、レジスト層形成工程では前記溝の底面部
分にレジスト層を被覆し、配線形成工程ではそのレジス
ト層も含めた前記ガイド基板の全面又は前記レジスト層
以外のガイド基板の面上に導電層を形成し、その後、前
記レジスト層を除去することによって前記ガイド基板に
配線パターンを形成したので、導電層を形成すべきシリ
コン基板の凹凸を利用し、また、フォトマスク等を用い
ず所望の配線パターンを形成させる簡略なプロセスを用
いることにより、製造上の簡素化を図り、生産コストを
削減することができるものである。
【0051】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、シリコンを用いたガイド基板上に異方性エ
ッチングにより光ファイバを固定するために設けられた
溝の表面に絶縁膜を形成したので、電気的な絶縁性を十
分に図ることができ、信頼性の高いデータ伝送を行うこ
とができるものである。
【0052】請求項5記載の発明は、発光又は受光する
端面型半導体光素子と、基準面に対して平行に配置され
た光ファイバとを直接接合してなる光ファイバ付き光信
号伝送装置において、前記端面型半導体光素子が所定の
ピッチで配列され実装固定されたガイド基板と、このガ
イド基板と同一配列ピッチで複数の光ファイバが配設さ
れたガイド基板とを各々別個に作製し、その後、前記ガ
イド基板に設置された前記端面型半導体光素子の光入出
力方向に前記ガイド基板に設置された前記光ファイバの
入出射端面が当たるようにそれら両方のガイド基板を突
き合わせた状態で接合して作製したので、ガイド基板上
に実装された端面型半導体光素子の実装後の光パワー等
の評価及び検査を行うことができ、実装製造上の簡素化
を図ることができると同時に、信頼性の高い装置を提供
することができるものである。
【0053】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、端面型半導体光素子が実装固定されるガイ
ド基板の溝の深さをこのガイド基板と同一配列ピッチで
複数の光ファイバが配設されるガイド基板の溝の深さよ
りも浅く形成し、これら両方のガイド基板と突き合せて
接合した際に生じる基板間の段差を利用して前記端面型
半導体光素子に対する前記光ファイバの先端の位置を揃
えて前記光ファイバを配設したので、2つのガイド基板
を互いに突き合わせた時に生じる基板間の段差を利用し
て光ファイバ先端を揃えて固定することができ、これに
より端面型半導体光素子と各伝送チャンネルの光ファイ
バとの間でバラツキの小さい光結合を得ることができ、
信頼性の高い光データ信号の伝送を行うことができるも
のである。 請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明において、端面型半導体素子が設置されたガイド基板
の溝の配列ピッチに対して、光ファイバが配設されたガ
イド基板の配列ピッチをずらした状態で突き合わせて接
合したので、ガイド基板上に実装された端面型半導体光
の実装後の光パワー等の評価や検査を行うことができ、
実装製造上の簡素化を図り、信頼性の高い装置を提供す
ることができるものである。
【0054】請求項8記載の発明は、請求項1又は5記
載の発明において、ガイド基板とこのガイド基板に設置
される端面型半導体素子及び光ファイバとの間に形成さ
れる空間部に、前記端面型半導体素子が駆動した場合に
発せられる熱を放熱させる放熱手段を設けたので、半導
体光素子が駆動される場合に発せられる熱を放熱させ放
熱効果を高めることができ、これにより信頼性の高い高
速な光信号のデータ伝送を行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例である光ファイ
バ付き光信号伝送装置の構成を示す斜視図である。
【図2】端面型半導体素子の構造を示す斜視図である。
【図3】ガイド板の溝に勘合された光ファイバの断面構
造を示す断面図である。
【図4】発光部の構造を示す断面図である。
【図5】請求項2記載の発明の一実施例である光ファイ
バ付き光信号伝送装置の構成を示す斜視図である。
【図6】発光部側の基板の表面状態を示す平面図であ
る。
【図7】(a)は光ファイバ側からみた断面図、(b)
は発光部側からみた断面図である。
【図8】光ファイバの長手方向に沿って切断した場合の
断面図である。
【図9】請求項3記載の発明の一実施例であるガイド基
板の作製方法を示す工程図である。
【図10】請求項4記載の発明の一実施例である絶縁膜
を形成する場合の工程図である。
【図11】請求項5記載の発明の一実施例である光ファ
イバ付き光信号伝送装置の分解斜視図である。
【図12】2つのガイド基板を接合した場合の光ファイ
バ付き光信号伝送装置の構造を示す斜視図である。
【図13】請求項6記載の発明の一実施例である光ファ
イバ付き光信号伝送装置の分解斜視図である。
【図14】2つのガイド基板を接合した場合の光ファイ
バ付き光信号伝送装置の構造を示す斜視図である。
【図15】光ファイバ側から見た断面図である。
【図16】請求項7記載の発明の一実施例である光ファ
イバ付き光信号伝送装置の斜視図である。
【図17】請求項8記載の発明の一実施例である放熱手
段の一例を示す断面図である。
【図18】放熱手段の他の構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b ガイド基板 2 溝 3 光ファイバ 5 端型半導体光素子 20 導電層 24 絶縁層 26 放熱手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光又は受光する端面型半導体光素子
    と、基準面に対して平行に配置された光ファイバとを直
    接接合してなる光ファイバ付き光信号伝送装置におい
    て、前記複数の光ファイバの配列ピッチを規定しかつ前
    記各光ファイバを固定する光ファイバ整列用のガイド基
    板を設け、このガイド基板上に前記光ファイバ及び前記
    端面型半導体光素子を配設し、前記光ファイバを通して
    前記端面型半導体光素子から出力される又は前記端面型
    半導体光素子へ入力する光信号を伝送させることを特徴
    とする光ファイバ付き光信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 複数の光ファイバの配列ピッチを規定す
    る光ファイバ整列用のガイド基板上に、端面型半導体光
    素子の入出力電気信号を伝送させるための導電層を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ付き光
    信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 発光又は受光する端面型半導体光素子を
    光ファイバ整列用のガイド基板の基準面に対して平行に
    配置された光ファイバに直接接合されてなる光ファイバ
    付き光信号伝送装置における前記ガイド基板の作製方法
    において、前記ガイド基板としてシリコン基板を用い、
    溝作製工程ではそのシリコン基板上に異方性エッチング
    を用いて前記光ファイバを固定する溝を形成し、レジス
    ト層形成工程では前記溝の底面部分にレジスト層を被覆
    し、配線形成工程ではそのレジスト層も含めた前記ガイ
    ド基板の全面又は前記レジスト層以外のガイド基板の面
    上に導電層を形成し、その後、前記レジスト層を除去す
    ることによって前記ガイド基板に配線パターンを形成し
    たことを特徴とするガイド基板の作製方法。
  4. 【請求項4】 シリコンを用いたガイド基板上に異方性
    エッチングにより光ファイバを固定するために設けられ
    た溝の表面に絶縁膜を形成したことを特徴とする請求項
    3記載のガイド基板の作製方法。
  5. 【請求項5】 発光又は受光する端面型半導体光素子
    と、基準面に対して平行に配置された光ファイバとを直
    接接合してなる光ファイバ付き光信号伝送装置におい
    て、前記端面型半導体光素子が所定のピッチで配列され
    実装固定されたガイド基板と、このガイド基板と同一配
    列ピッチで複数の光ファイバが配設されたガイド基板と
    を各々別個に作製し、その後、前記ガイド基板に設置さ
    れた前記端面型半導体光素子の光入出力方向に前記ガイ
    ド基板に設置された前記光ファイバの入出射端面が当た
    るようにそれら両方のガイド基板を突き合わせた状態で
    接合して作製したことを特徴とする光ファイバ付き光信
    号伝送装置。
  6. 【請求項6】 端面型半導体光素子が実装固定されるガ
    イド基板の溝の深さをこのガイド基板と同一配列ピッチ
    で複数の光ファイバが配設されるガイド基板の溝の深さ
    よりも浅く形成し、これら両方のガイド基板と突き合せ
    て接合した際に生じる基板間の段差を利用して前記端面
    型半導体光素子に対する前記光ファイバの先端の位置を
    揃えて前記光ファイバを配設したことを特徴とする請求
    項5記載の光ファイバ付き光信号伝送装置。
  7. 【請求項7】 端面型半導体素子が設置されたガイド基
    板の溝の配列ピッチに対して、光ファイバが配設された
    ガイド基板の配列ピッチをずらした状態で突き合わせて
    接合したことを特徴とする請求項5記載の光ファイバ付
    き光信号伝送装置。
  8. 【請求項8】 ガイド基板とこのガイド基板に設置され
    る端面型半導体素子及び光ファイバとの間に形成される
    空間部に、前記端面型半導体素子が駆動した場合に発せ
    られる熱を放熱させる放熱手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は5記載の光ファイバ付き光信号伝送装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6894269B2 (en) 2001-04-30 2005-05-17 Optun (Bvi) Ltd. Configuration for detecting optical signals in at least one optical channel in a planar light circuit, attenuator including the configuration, and method for manufacturing the configuration
EP1992672A1 (en) 1996-08-19 2008-11-19 TDK Corporation Organic electroluminescent device
JP2015170701A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 技術研究組合光電子融合基盤技術研究所 光集積回路装置

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