JPH0743521A - カラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタ

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Publication number
JPH0743521A
JPH0743521A JP19016993A JP19016993A JPH0743521A JP H0743521 A JPH0743521 A JP H0743521A JP 19016993 A JP19016993 A JP 19016993A JP 19016993 A JP19016993 A JP 19016993A JP H0743521 A JPH0743521 A JP H0743521A
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JP
Japan
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pattern
black
layer
black matrix
film
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Pending
Application number
JP19016993A
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English (en)
Inventor
Akio Haneda
昭夫 羽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP19016993A priority Critical patent/JPH0743521A/ja
Publication of JPH0743521A publication Critical patent/JPH0743521A/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133509Filters, e.g. light shielding masks
    • G02F1/133512Light shielding layers, e.g. black matrix

Abstract

(57)【要約】 【目的】透明フォトレジストを用いてフォトファブリケ
ーション方式により黒色系統のITO膜とニッケル金属
層との2層構成によるブラックマトリクスパターンを形
成したカラーフィルタであって、黒色顔料分散フォトレ
ジストによるパターン露光時間の長大化を解消し、ブラ
ックマトリクスパターンのパターンエッジ部分の精度の
向上と外光に対する低反射な遮光性を得ることにある。 【構成】ガラス基板1上にブラックマトリクスパターン
2とBlue,Green,Red各着色パターンから構成されるフィ
ルタ色パターン5と透明導電層等を備え、ブラックマト
リクスパターン2は黒色系統の酸化インジウム膜又はI
TO膜により形成された遮光性の第1パターン層3と該
第1パターン層上に整合積層されたニッケル金属層によ
る第2パターン層4とにより構成されたカラーフィル
タ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス基板上に、ブラ
ックマトリクスパターンと、Blue,Green,R
ed各着色パターンから構成されるフィルタ色パターン
と、適宜透明導電膜等とを備えた液晶表示装置等のカラ
ーフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置等のカラーフィルタ
は、図5(a)に示すように、ガラス基板21上に、規
則的な平行線状、格子状等の遮光性(若しくは光吸収
性)のブラックマトリクスパターン22を設け、図5
(b)該ブラックマトリクスパターン22の間に、Bl
ue,Green,Red各着色パターンから構成され
るフィルタ色パターン25が設けられ、該ブラックマト
リクスパターン22とフィルタ色パターン25の上側に
は、適宜透明保護膜や透明導電膜(図示せず)が積層さ
れている。
【0003】上記カラーフィルタにおいては、ブラック
マトリクスパターン22とフィルタ色パターン25との
隣接部分に空隙が形成されないように、ブラックマトリ
クスパターン22とフィルタ色パターン25は互いに密
接するように配置する必要があり、そのためフィルタ色
パターン25は、ブラックマトリクスパターン22上に
オーバーラップするように設けられている。
【0004】上記ブラックマトリクスパターン22を、
ガラス基板21上にパターン形成する場合は、金属蒸着
方式によりガラス基板21上に形成したクロム蒸着薄膜
をパターンエッチング方式によりパターン形成するか、
黒色、暗色着色顔料をフォトレジストに分散した顔料分
散フォトレジストを用いてフォトファブリケーション
(フォトリソグラフ法)方式によりパターン形成する等
の方法により形成している。
【0005】上記クロム蒸着薄膜のパターンエッチング
方式は、ガラス基板面側から見た光反射率が高いため、
明所での画像品位(画像コントラスト等)が低下するこ
とが欠点としてあり、また、他の方式に比較してクロム
金属蒸着に多大の製造原価が掛かるため、顔料分散フォ
トレジストを用いてフォトファブリケーション(フォト
リソグラフ法)方式によりパターン形成することが行わ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ブラックマトリク
スパターン22を、顔料分散フォトレジストを用いてフ
ォトファブリケーション(フォトリソグラフ法)方式に
よりパターン形成する場合においては、フォトファブリ
ケーションにおけるパターン露光光線が、顔料分散フォ
トレジスト膜を透過してガラス基板21面に到達する以
前に、顔料分散フォトレジスト膜の黒色顔料によって吸
収されて、実際にガラス基板面に到達する光量は1/1
000〜1/10000に過ぎない。
【0007】そのためパターン露光のための露光時間を
大きく採る必要があるが、露光時間の長大化によって露
光光線によるガラス基板21面でのハレーションが発生
し、形成されるブラックマトリクスパターン22のパタ
ーンエッジ部分の精度の低下を生じさせる傾向があっ
た。
【0008】また、パターン形成においては、露光時間
の長大化を回避するために顔料分散フォトレジストの膜
厚をなるべく薄くして光学的濃度を低下させることが考
えられるが、パターン露光によって最終的に形成される
ブラックマトリクスパターン22の光学的濃度を得るた
めには、できるかぎり顔料分散フォトレジストの膜厚を
大きくする必要があるため、フィルタ色パターンの各
R,G,B色画素とオーバーラップしたブラックマトリ
クスパターン部分が突起状に高くなり、液晶表示装置の
表示パネル化した際に、セルギャップ不良の原因となる
場合があった。
【0009】そこで、本出願人は、ブラックマトリクス
パターン形成技術として、低反射率のブラックマトリク
スパターンをフォトファブリケーション(フォトリソグ
ラフ法)方式によりパターン形成する場合に、パターン
露光時間の長大化を解消し、パターンエッジ部分の精度
の向上を図るために、光吸収遮光性の黒色系統、暗色系
統の顔料分散フォトレジストを使用せずにブラックマト
リクスパターンを形成する技術を開発し、先に特願平5
−122447号として出願している。
【0010】本発明は、上記ブラックマトリクスパター
ン形成技術に関連する発明であり、ブラックマトリクス
パターンを光吸収遮光性の顔料分散フォトレジストを用
いないで、フォトファブリケーション(フォトリソグラ
フ法)方式によりパターン形成することによって、パタ
ーン露光時間の長大化を解消し、ブラックマトリクスパ
ターンのパターンエッジ部分の精度の向上を図ることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス基板1
上にブラックマトリクスパターン2と、Blue,Gr
een,Red各着色パターンから構成されるフィルタ
色パターン5と、透明導電層等を備え、ブラックマトリ
クスパターン2は、黒色系統の酸化インジウム膜若しく
はITO膜により形成された遮光性の第1パターン層3
と、該第1パターン層3上に整合積層された遮光性のニ
ッケル金属により形成された第2パターン層4とにより
構成されていることを特徴とするカラーフィルタであ
る。
【0012】
【実施例】本発明のカラーフィルタを、図1、図2の一
実施例に従って以下に詳細に説明すれば、図1に示すよ
うに、透明なガラス基板1上に規則的な平行線状、格子
状等の遮光性(若しくは光吸収性)のブラックマトリク
スパターン2が設けられている。
【0013】図1に示すように、該ガラス基板1上に形
成された上記ブラックマトリクスパターン2は、蒸着
(真空蒸着、スパッタリング)により所定の膜厚に成膜
された黒色系統の酸化インジウム膜、若しくは黒色系統
のITO膜(酸化インジウムに錫(酸化錫)をドーピン
グしたもの)がフォトエッチング法によってパターン形
成されている遮光性の第1パターン層3と、該第1パタ
ーン層3上に無電解メッキ法等により遮光性の黒色系統
(若しくは表面微細粗面状)のニッケル金属層が整合状
態で積層されている第2パターン層4から構成される。
なお、それぞれ第1パターン層3及び第2パターン層4
は、半透明乃至不透明な成膜層であり、半透明の場合
は、該両パターン層3,4を積層することによって、黒
色系統の着色を呈した不透明な遮光機能を備える。
【0014】本発明のカラーフィルタは、また図2に示
すように、ブラックマトリクスパターン2の間に、Bl
ue,Green,Red各着色パターンから構成され
るフィルタ色パターン5が設けられ、該ブラックマトリ
クスパターン2とフィルタ色パターン5の上側には、適
宜透明導電膜等(例えば酸化インジュウムに錫をドーピ
ングした配線パターン状(STN−CF方式の場合)又
はベタ状(TFT−CF方式の場合)のITO膜等の透
明導電膜8、若しくは透明保護層7(平滑化層等)を介
して透明導電膜8が積層されている。
【0015】上記本発明のカラーフィルタにおいては、
従来と同様に、図2に示すように、ブラックマトリクス
パターン2とフィルタ色パターン5との隣接部分に空隙
が形成されないように、ブラックマトリクスパターン2
とフィルタ色パターン5は互いに密接するように配置さ
れており、ブラックマトリクスパターン2とフィルタ色
パターン5の端縁部は互いに隣接しているか、若しくは
フィルタ色パターン5はブラックマトリクスパターン2
上にその端縁部がオーバーラップするように設けられて
いる。
【0016】本発明のカラーフィルタにおけるブラック
マトリクスパターン2を、ガラス基板1上にパターン形
成する場合の一実施例を、図3(a)〜(e)に従って
以下に説明する。
【0017】まず図3(a)ガラス基板1上に、真空蒸
着、スパッタリングによる蒸着方式によって、酸化イン
ジウム(In2 3 )、又は酸化インジウムと酸化錫
(酸化インジウムに対して数%〜10%程度の重量濃度
のSnO2 )とを蒸着材料として、蒸着環境気体中の酸
素濃度を通常気体より低濃度に下げて(例えば蒸着環境
気体中の酸素分圧を通常気体より1/2〜1/3程度に
下げて)蒸着し、所定膜厚(例えば蒸着膜厚;200Å
〜2000Å、光学濃度;0.3〜1.5以上)の黒色
系統の遮光性蒸着膜である酸化インジウム膜、又は酸化
インジウムに微量の錫(Sn)をドーピングしたITO
(Indium Tin Oxide)膜13を成膜
し、後に第1パターン層3となる不透明乃至半透明膜を
形成する。なお蒸着時の酸素濃度の数値は、必ずしも上
記数値に限定されるものではない。
【0018】このように、ガラス基板1とターゲットと
を取り巻く蒸着又はスパッタリンク雰囲気中の酸素量を
なるべく少なくして蒸着又はスパッタリングを行なった
場合は、蒸着された酸化インジウム膜、又はITO膜中
の酸素量が減少して、黒色系統(黒色、暗色)の酸化イ
ンジウム膜又はITO膜に仕上げられる。
【0019】続いて、同図3(a)黒色系統の酸化イン
ジウム膜又はITO膜13上に、ポジタイプ若しくはネ
ガタイプの感光性フォトレジストを全面的に塗布して乾
燥させ、エッチングレジストとなる感光性フォトレジス
ト膜16(例えば塗布膜厚;0.5μm〜1μm)を設
ける。
【0020】使用するポジタイプフォトレジストとして
は、フェノール樹脂、ノボラック樹脂を主体としてベン
ゾキノンジアジド、ナフトキノンジアジド等のエステル
を添加したポジタイプフォトレジスト(例えば、OFP
R;東京応化工業(株)製)があり、ノボラック型フェ
ノール樹脂(フェノールホルムアルデヒド)、メチルメ
タアクリレート−無水マレイン酸共重合体等のアルカリ
可溶性ポリマーと、光照射によりアルカリ可溶性を増大
させるキノンジアジド等のアルカリ溶解禁止剤とを含む
ポジタイプフォトレジストがある。
【0021】また、ネガタイプフォトレジストとして
は、ポリケイ皮酸ビニル誘導体、ケイ皮酸ビニルエステ
ル、アリルエステル−炭化水素共重合体、環化ゴム誘導
体を主体として重合開始剤を添加したネガタイプフォト
レジスト(例えば、OMR;東京応化工業(株)製)が
ある。
【0022】次に、同図3(a)前記感光性フォトレジ
スト膜16を、フォトファブリケーション(フォトリソ
グラフ法)方式により紫外線を用いて適宜形状のブラッ
クマトリクスパターン2の形状にパターン露光(フォト
マスクを用いて露光、若しくは電子ビーム露光)し、現
像処理して、図3(b)に示すようなレジストパターン
6を形成する。
【0023】なおパターン露光された上記感光性フォト
レジスト膜16がポジタイプの場合は、ブラックマトリ
クスパターン2形状相当部を露光して、露光された領域
はアルカリ可溶性が増大してアルカリ液にて現像除去で
き、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ性
溶液(例えばpH値=10程度)にて溶解除去して現像
処理し、未露光領域にブラックマトリクスパターン2相
当形状の図3(b)レジストパターン6(エッチング用
レジストパターン)を形成する。
【0024】なお、パターン露光された上記感光性フォ
トレジスト膜16がネガタイプの場合は、ブラックマト
リクスパターン2形状相当部以外の部分を露光して、露
光された領域は光硬化して適宜レジスト溶媒(水、アル
コール液等の水性溶媒、トルエン等の有機溶媒)にて現
像除去できる。
【0025】その後、図3(b)に示すレジストパター
ン6をエッチングマスクとして、下層の黒色系統の酸化
インジウム膜又はITO膜13を、適宜エッチング液に
てエッチング処理して、レジストパターン6を、現像処
理に使用したアルカリ性溶液よりも強アルカリ性溶液
(例えばpH値=11以上)あるいは適宜有機溶剤(ア
セトン系、メチルエチルケトン系等)により剥膜するこ
とにより、図3(c)に示すようにガラス基板1上に、
黒色系統の酸化インジウム膜又はITO膜13により形
成された第1パターン層3をパターン形成する。
【0026】続いて、図3(d)ガラス基板1上にパタ
ーン形成された第1パターン層3上に、適宜メッキ条件
に基づいて無電解メッキ法によりニッケル金属メッキを
適宜膜厚(例えば300Å〜5000Å、好ましくは1
000Å〜5000Å)に施し、該第1パターン層3上
に整合して積層された遮光性のニッケル金属層(光学濃
度;1.0〜2.0以上の半透明乃至不透明膜)による
第2パターン層4を形成し、前記酸化インジウム膜又は
ITO膜13による第1パターン層3と、該第1パター
ン層3上に整合状態で積層された遮光性の黒色系統(若
しくは表面微細粗面状)のニッケル金属層による第2パ
ターン層4とにより構成されるブラックマトリクスパタ
ーン2を形成するものである。
【0027】また、本発明のカラーフィルタは、図3
(e)に示すように、ブラックマトリクスパターン2を
形成した後のガラス基板1上におけるブラックマトリク
スパターン2の形成領域以外の部分に、Blue,Gr
een,Redの各着色パターンからなるフィルタ色パ
ターン5をパターン形成し、その上側から、必要に応じ
て、適宜透明保護膜7(平滑化層等)を施した後、透明
導電膜8を施すようにしてもよい。
【0028】図3(e)において、ガラス基板1上にお
けるブラックマトリクスパターン2の形成領域以外の部
分にBlue,Green,Redの各着色パターンか
らなるフィルタ色パターン5をパターン形成する場合
は、従来のカラーフィルタのフィルタ色パターンを形成
する方法と同様の方法、例えば、ゼラチン等の染色性の
良い透明な感光液とBlue,Green,Redの各
染料とを用いたレリーフ染色法や、前述のBlue,G
reen,Redの各顔料分散フォトレジストを用いた
顔料分散フォトレジスト法や、Blue,Green,
Redの各着色印刷インキを用いた凹版オフセット印刷
法等の印刷法による有機フィルタ色パターン形成法、あ
るいは、酸化チタン(TiO2 、光屈折率;2.40)
や酸化珪素(SiO2 、光屈折率;1.46)等の誘電
体膜を多層に蒸着積層させて、その層厚と組合せとによ
りBlue,Green,Redの各干渉色フィルタ
(偏光フィルタ)を形成する誘電体多層膜法による無機
フィルタ色パターン形成法によって、ブラックマトリク
スパターン2とフィルタ色パターン5を互いにその端縁
部が密に隣接、若しくはフィルタ色パターン5がブラッ
クマトリクスパターン2上にその端縁部がオーバーラッ
プするように、フィルタ色パターン5をパターン形成す
るものである。
【0029】本発明のカラーフィルタにおけるブラック
マトリクスパターン2を、ガラス基板1上にパターン形
成する場合の他の実施例を、図4(a)〜(e)に従っ
て以下に説明する。
【0030】まず、図4(a)ガラス基板1上に、真空
蒸着方式、又はスパッタリング方式によって、蒸着環境
気体の酸素分圧を1/2〜1/3程度に下げて蒸着又は
スパッタリングし、所定膜厚(例えば蒸着膜厚;200
Å〜2000Å、光学濃度;0.3〜1.5)の黒色系
統の酸化インジウム膜又はITO膜13(後に第1パタ
ーン層3となる不透明乃至半透明膜)による遮光性蒸着
膜を成膜する。
【0031】続いて同図4(a)前記酸化インジウム膜
又はITO膜13上に適宜メッキ条件に基づいて無電解
メッキ法によりニッケルメッキを適宜膜厚(例えば30
0Å〜5000Å、好ましくは1000Å〜3000
Å)に施して、ニッケル金属メッキによるニッケル金属
層14(光学濃度;1.0〜2.0以上の半透明乃至不
透明膜)を形成する。
【0032】続いて同図4(a)該ニッケル金属層14
上に、前述した一実施例と同様のポジタイプ若しくはネ
ガタイプのフォトレジストを、全面的に塗布して乾燥さ
せ、感光性フォトレジスト膜16(例えば、塗布膜厚;
0.5μm〜1μm、光学濃度;0.7〜2.0以上)
を設ける。
【0033】次に前記感光性フォトレジスト膜16を、
フォトファブリケーション(フォトリソグラフ法)方式
により紫外線を用いてブラックマトリクスパターン2の
形状にパターン露光(フォトマスク等の原版を用いて露
光、若しくは電子ビーム露光)して現像処理することに
より、図4(b)に示すようにレジストパターン6をパ
ターン形成する。
【0034】前記感光性性フォトレジスト膜16にポジ
タイプの感光性フォトレジストを使用した場合は、露光
領域(アルカリ可溶性領域)を水性溶媒(アルカリ溶
液)等にて現像処理し、ブラックマトリクスパターン2
相当形状の図4(b)レジストパターン6(後に第2パ
ターン層4となる)を形成する。
【0035】なお、前記感光性性フォトレジスト膜16
にネガタイプの感光性フォトレジストを使用した場合
は、未露光領域(未硬化領域)を当該フォトレジストの
水性溶媒(水、アルコール等)若しくは油性溶媒(トル
エン等)にて現像処理して、同図4(b)レジストパタ
ーン6(後に第2パターン層4となる)を形成する。
【0036】次に、該レジストパターン6をエッチング
マスクとして、下層のニッケル金属層14を適宜エッチ
ング液(例えば硝酸系エッチング液として、硝酸、硝酸
第二鉄液、塩化第二鉄液、又はこれらのいずれかの混合
液)にてエッチング処理することにより、図4(c)に
示すようにガラス基板1上に、レジストパターン6下層
に第2パターン層4を形成する。
【0037】続いて、図4(c)前記レジストパターン
6をエッチングマスクとして、黒色系統の酸化インジウ
ム膜又はITO膜13を適宜エッチング液(例えば、塩
酸系エッチング液として、塩酸、酸化第二鉄液、又はこ
れらのいずれかの混合液等)にてエッチング処理するこ
とにより、図4(d)に示すようにレジストパターン層
6下側の第2パターン層4下層に第1パターン層3をパ
ターン形成する。
【0038】続いて、レジストパターン層6を適宜溶剤
にて剥離除去することにより、図4(e)に示すよう
に、ガラス基板1上に、黒色系統の酸化インジウム膜又
はITO膜による第1パターン層3と、該第1パターン
層3上に整合して積層されたニッケル金属層による第2
パターン層4とによる遮光性のブラックマトリクスパタ
ーン2を形成するものである。
【0039】続いて、図4(f)に示すように、ガラス
基板1上のブラックマトリクスパターン2以外の領域
に、Red,Green,Blueの各フィルタ着色パ
ターンR,G,Bをパターン形成して、フィルタ色パタ
ーン5を形成する。
【0040】以下に、本発明のカラーフィルタにおける
ガラス基板1上にブラックマトリクスパターン2を形成
する方法の具体的実施例を示す。
【0041】<実施例1>まず、透明なガラス基板上
に、スパッタリング法によりスパッタリング雰囲気中の
気体圧における酸素分圧を1/2〜1/3以下に下げて
酸素プアーな状態の下で、膜厚1000Åの黒色の酸化
インジウム膜(光学濃度;0.5〜1.8)を成膜し
た。
【0042】次に、該酸化インジウム膜上に透明なポジ
型フォトレジスト(PMER,OFPR(東京応化工業
(株)製)を、スピンコーターにて膜厚0.5μm〜
1.5μm(例えば、膜厚;1μm)に均一に塗布して
乾燥させて感光性フォトレジスト層を形成した。
【0043】次に、感光性フォトレジスト層上よりブラ
ックマトリクスパターン形状相当の紫外線(若しくは電
子線)によるパターン露光(マスクパターン露光、又は
ビーム露光)処理を行い、感光性フォトレジスト層をア
ルカリ性溶液(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム溶液
等)にて現像処理を行い、ガラス基板上の黒色の酸化イ
ンジウム膜上にブラックマトリクスパターン形状相当の
レジストパターンを形成した。
【0044】次に、このレジストパターンをエッチング
マスクとして、下層の黒色の酸化インジウム膜を塩酸系
エッチング液に浸漬してパターンエッチングし、続いて
レジストパターンをアセトン系有機溶剤にて剥膜するこ
とにより、ガラス基板1上に黒色の酸化インジウム膜に
よる第1パターン層をパターン形成した。
【0045】次に上記黒色の酸化インジウム膜による第
1パターン層の形成されたガラス基板1を、ニッケル無
電解メッキ浴槽に浸漬して、無電解メッキ方式にて第1
パターン層のみにニッケル金属メッキ処理を施して、ニ
ッケル金属層(膜厚;2000Å、光学濃度;2.3以
上)を施して第2パターン層を形成し、第1パターン層
と第2パターン層とによるブラックマトリクスパターン
を形成した。
【0046】なお、無電解メッキ法によるニッケルメッ
キ処理の一例を下記に示す。黒色の酸化インジウム膜
(第1パターン層)をパターン形成したガラス基板をア
ルカリ性溶液と酸溶液にて脱脂処理した後に水洗処理
し、続いて次亜リン酸ナトリウム(還元剤)1〜5重量
%水溶液(室温)に1〜3分浸漬してセンシタイジング
処理した後に水洗処理し、続いて塩化パラジウム0.2
〜1重量%水溶液と、塩酸0.5容積%水溶液との混合
液(室温)に2〜5分浸漬してアクチベーティング処理
した後に水洗処理した。
【0047】続いて、硫酸ニッケル溶液,塩化ニッケル
溶液等のニッケル金属塩溶液(60℃〜90℃)に1〜
5分浸漬して水洗処理することにより、無電解ニッケル
金属メッキを施し、ガラス基板上の酸化インジウム膜上
に、膜厚2000Åのニッケル金属層(第2パターン
層)を形成した。ニッケル金属塩溶液として、例えばニ
ムデンLPX(上村工業(株)製)を使用した。
【0048】<実施例2>まず、透明なガラス基板上
に、スパッタリング法によりスパッタリング雰囲気中の
気体圧における酸素分圧を1/2〜1/3以下に下げて
酸素プアーな状態の下で、膜厚1000Åの黒色のIT
O膜(光学濃度;0.5〜1.8)を成膜した。
【0049】次に、該ITO膜上に透明なポジ型フォト
レジスト(PMER,OFPR(東京応化工業(株)
製)を、スピンコーターにて膜厚0.5μm〜1.5μ
m(例えば、膜厚;1μm)に均一に塗布して乾燥させ
て感光性フォトレジスト層を形成した。
【0050】次に、感光性フォトレジスト層上よりブラ
ックマトリクスパターン形状相当の紫外線(若しくは電
子線)によるパターン露光(マスクパターン露光、又は
ビーム露光)処理を行い、感光性フォトレジスト層をア
ルカリ性溶液(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム溶液
等)にて現像処理を行い、ガラス基板上の黒色のITO
膜上にブラックマトリクスパターン形状相当のレジスト
パターンを形成した。
【0051】次に、このレジストパターンをエッチング
マスクとして、下層の黒色のITO膜を塩酸系エッチン
グ液に浸漬してパターンエッチングし、続いてレジスト
パターンをアセトン系有機溶剤にて剥膜することによ
り、ガラス基板1上に黒色のITO膜による第1パター
ン層をパターン形成した。
【0052】次に上記黒色のITO膜による第1パター
ン層の形成されたガラス基板1を、ニッケル無電解メッ
キ浴槽に浸漬して、無電解メッキ方式にて第1パターン
層のみにニッケル金属メッキ処理を施して、ニッケル金
属層(膜厚;2000Å、光学濃度;2.3以上)を施
して第2パターン層を形成し、第1パターン層と第2パ
ターン層とによるブラックマトリクスパターンを形成し
た。
【0053】なお、無電解メッキ法によるニッケルメッ
キ処理の一例を下記に示す。黒色のITO膜(第1パタ
ーン層)をパターン形成したガラス基板を、アルカリ性
溶液と酸溶液にて脱脂処理した後に水洗処理し、続いて
次亜リン酸ナトリウム(還元剤)1〜5重量%水溶液
(室温)に1〜3分浸漬してセンシタイジング処理した
後に水洗処理し、続いて塩化パラジウム0.2〜1重量
%水溶液と、塩酸0.5容積%水溶液との混合液(室
温)に2〜5分浸漬してアクチベーティング処理した後
に水洗処理した。
【0054】続いて、硫酸ニッケル溶液,塩化ニッケル
溶液等のニッケル金属塩溶液(60℃〜90℃)に1〜
5分浸漬して水洗処理することにより、無電解ニッケル
金属メッキを施し、ガラス基板上のITO膜上に、膜厚
2000Åのニッケル金属層(第2パターン層)を形成
した。ニッケル金属塩溶液として、例えばニムデンLP
X(上村工業(株)製)を使用した。
【0055】<実施例3>まず、透明なガラス基板上
に、スパッタリング法によりスパッタリング雰囲気中の
気体圧における酸素分圧を1/2〜1/3以下に下げて
酸素プアーな状態の下で、膜厚1000Åの黒色のIT
O膜(光学濃度;0.5〜1.8)を成膜した。
【0056】次に、上記黒色のITO膜の形成されたガ
ラス基板1を、ニッケル無電解メッキ浴槽に浸漬して、
無電解メッキ方式にて黒色のITO膜上にニッケル金属
メッキ処理を施して、ニッケル金属層(膜厚;2000
Å、光学濃度;2.3以上)を形成した。
【0057】なお、無電解メッキ法によるニッケルメッ
キ処理の一例を下記に示す。黒色のITO膜を成膜した
ガラス基板を、アルカリ性溶液と酸溶液にて脱脂処理し
た後に水洗処理し、続いて次亜リン酸ナトリウム(還元
剤)1〜5重量%水溶液(室温)に1〜3分浸漬してセ
ンシタイジング処理した後に水洗処理し、続いて、塩化
パラジウム0.2〜1重量%水溶液と、塩酸0.5容積
%水溶液との混合液(室温)に2〜5分浸漬してアクチ
ベーティング処理した後に水洗処理した。
【0058】続いて、硫酸ニッケル溶液,塩化ニッケル
溶液等のニッケル金属塩溶液(60℃〜90℃)に1〜
5分浸漬して水洗処理することにより、無電解ニッケル
金属メッキを施し、ガラス基板上のITO膜上に、膜厚
2000Åのニッケル金属層(第2パターン層)を形成
した。ニッケル金属塩溶液として、例えばニムデンLP
X(上村工業(株)製)を使用した。
【0059】次に、該ニッケル金属層上に透明なポジ型
フォトレジスト(PMER,OFPR(東京応化工業
(株)製)を、スピンコーターにて膜厚0.5μm〜
1.5μm(例えば、膜厚;1μm)に均一に塗布して
乾燥させて感光性フォトレジスト層を形成した。
【0060】次に、感光性フォトレジスト層上よりブラ
ックマトリクスパターン形状相当の紫外線(若しくは電
子線)によるパターン露光(マスクパターン露光、又は
ビーム露光)処理を行い、感光性フォトレジスト層をア
ルカリ性溶液(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム溶液
等)にて現像処理を行い、ガラス基板上のニッケル金属
層上にブラックマトリクスパターン形状相当のレジスト
パターンを形成した。
【0061】次に、このレジストパターンをエッチング
マスクとして、下層のニッケル金属層を硝酸系エッチン
グ液にてエッチング処理し、続いて、同レジストパター
ン6をエッチングマスクとして、黒色系統のITO膜1
3を塩酸系エッチング液にてエッチング処理し、続いて
レジストパターンをアセトン系有機溶剤にて剥膜するこ
とにより、ガラス基板1上に黒色のITO膜による第1
パターン層と、該第1パターン層上に積層整合されたニ
ッケル金属層による第2パターン層とによるブラックマ
トリクスパターンを形成した。
【0062】<実施例4>まず、透明なガラス基板上
に、スパッタリング法によりスパッタリング雰囲気中の
気体圧における酸素分圧を1/2〜1/3以下に下げて
酸素プアーな状態の下で、膜厚1000Åの黒色のIT
O膜(光学濃度;0.5〜1.8)を成膜した。
【0063】次に、上記黒色のITO膜の形成されたガ
ラス基板1を、ニッケル無電解メッキ浴槽に浸漬して、
無電解メッキ方式にて黒色のITO膜上にニッケル金属
メッキ処理を施して、ニッケル金属層(膜厚;2000
Å、光学濃度;2.3以上)を形成した。
【0064】なお、無電解メッキ法によるニッケルメッ
キ処理の一例を下記に示す。黒色のITO膜を成膜した
ガラス基板を、アルカリ性溶液と酸溶液にて脱脂処理し
た後に水洗処理し、続いて次亜リン酸ナトリウム(還元
剤)1〜5重量%水溶液(室温)に1〜3分浸漬してセ
ンシタイジング処理した後に水洗処理し、続いて、塩化
パラジウム0.2〜1重量%水溶液と、塩酸0.5容積
%水溶液との混合液(室温)に2〜5分浸漬してアクチ
ベーティング処理した後に水洗処理した。
【0065】続いて、硫酸ニッケル溶液,塩化ニッケル
溶液等のニッケル金属塩溶液(60℃〜90℃)に1〜
5分浸漬して水洗処理することにより、無電解ニッケル
金属メッキを施し、ガラス基板上のITO膜上に、膜厚
2000Åのニッケル金属層(第2パターン層)を形成
した。ニッケル金属塩溶液として、例えばニムデンLP
X(上村工業(株)製)を使用した。
【0066】次に、該ニッケル金属層上に透明なポジ型
フォトレジスト(PMER,OFPR(東京応化工業
(株)製)を、スピンコーターにて膜厚0.5μm〜
1.5μm(例えば、膜厚;1μm)に均一に塗布して
乾燥させて感光性フォトレジスト層を形成した。
【0067】次に、感光性フォトレジスト層上よりブラ
ックマトリクスパターン形状相当の紫外線(若しくは電
子線)によるパターン露光(マスクパターン露光、又は
ビーム露光)処理を行い、感光性フォトレジスト層をア
ルカリ性溶液(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム溶液
等)にて現像処理を行い、ガラス基板上のニッケル金属
層上にブラックマトリクスパターン形状相当のレジスト
パターンを形成した。
【0068】次に、このレジストパターンをエッチング
マスクとして、下層のニッケル金属層とITO膜とを、
硝酸系エッチング液と塩酸系エッチング液との混合エッ
チング液にてエッチング処理し、続いて、レジストパタ
ーンをアセトン系有機溶剤にて剥膜することにより、ガ
ラス基板1上に黒色のITO膜による第1パターン層
と、該第1パターン層上に積層整合されたニッケル金属
層による第2パターン層とによるブラックマトリクスパ
ターンを形成した。
【0069】
【作用】本発明のカラーフィルタは、ガラス基板上に、
黒色系統の酸化インジウム膜又はITO膜により形成さ
れた遮光性の第1パターン層3と、該第1パターン層3
上に整合して積層されたニッケル金属層により形成され
た第2パターン層4との2層構成によるブラックマトリ
クスパターン2を備え、ブラックマトリクスパターン2
は、従来のような黒色顔料を使用せずに製造でき、黒色
系統の酸化インジウム膜又はITO膜による第1パター
ン層3とニッケル金属層による第2パターン層4の膜厚
の総和による光学濃度2.5以上の十分な遮光性と光吸
収性が得られる。
【0070】また、本発明のカラーフィルタにおけるブ
ラックマトリクスパターン2の2層構成のうち上側(観
察側となる表面側)に形成されたニッケル金属層による
第2パターン層4は、比較的表面反射(鏡面反射)のな
い低光沢性の表面を備えているので、ブラックマトリク
スパターン2からの反射光ノイズの発生が防止でき、液
晶表示装置用のカラーフィルタとしてその表示における
視認性が良好となる。
【0071】また、本発明のカラーフィルタにおいて
は、ブラックマトリクスパターン2の下層が微量の錫を
ドーピングした導電性のITO膜で形成されている場合
は、ブラックマトリクスパターン2を必要に応じて導電
性パターン(配線パターン等)として利用することが可
能である。
【0072】
【発明の効果】本発明のカラーフィルタは、低反射性の
ブラックマトリクスパターン2を、フォトファブリケー
ション(フォトリソグラフ法)方式によりパターン形成
する場合に、蒸着法(真空蒸着、スパッタリング)と、
無電解メッキ法とを併用して形成でき、従来のように黒
色顔料分散系フォトレジストを使用せず、通常の透明な
フォトレジストを使用して製造でき、パターン露光にお
ける露光時間の長大化によるガラス基板面でのハレーシ
ョン発生等の心配がなく、また、ブラックマトリクスパ
ターンエッジの精度の向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明カラーフィルタのブラックマトリクスパ
ターンを説明する側断面図である。
【図2】本発明カラーフィルタのブラックマトリクスパ
ターン及びフィルタ色パターンを説明する側断面図であ
る。
【図3】(a)〜(e)は、本発明カラーフィルタの一
実施例における製造工程を説明する側断面図である。
【図4】(a)〜(f)は、本発明カラーフィルタの他
の実施例における製造工程を説明する側断面図である。
【図5】(a)は従来のカラーフィルタにおけるブラッ
クマトリクスパターンを説明する側断面図、(b)は従
来のカラーフィルタにおけるブラックマトリクスパター
ン及びフィルタ色パターンを説明する側断面図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板 2…ブラックマトリクスパターン 3
…第1パターン層 4…第2パターン層 5…フィルタ色パターン 6…レ
ジストパターン 7…透明保護層 8…透明導電膜 13…黒色酸化インジウム膜又はITO膜 14…ニッ
ケル金属層 16…感光性フォトレジスト層 21…ガラス基板 22…ブラックマトリクスパターン
23…第1パターン層 24…第2パターン層 25…フィルタ色パターン R…レッド着色パターン G…グリーン着色パターン
B…ブルー着色パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板1上にブラックマトリクスパタ
    ーン2と、Blue,Green,Red各着色パター
    ンから構成されるフィルタ色パターン5と、透明導電層
    等を備え、ブラックマトリクスパターン2は、黒色系統
    の酸化インジウム膜若しくはITO膜により形成された
    遮光性の第1パターン層3と、該第1パターン層3上に
    整合積層された遮光性のニッケル金属により形成された
    第2パターン層4とにより構成されていることを特徴と
    するカラーフィルタ。
JP19016993A 1993-07-30 1993-07-30 カラーフィルタ Pending JPH0743521A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762180A1 (en) * 1995-07-31 1997-03-12 Sony Corporation Transmissive display device
US10371982B2 (en) * 2017-06-23 2019-08-06 Himax Display, Inc. Display panel

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