JPH0743480A - 時計用ic - Google Patents

時計用ic

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JPH0743480A
JPH0743480A JP18616893A JP18616893A JPH0743480A JP H0743480 A JPH0743480 A JP H0743480A JP 18616893 A JP18616893 A JP 18616893A JP 18616893 A JP18616893 A JP 18616893A JP H0743480 A JPH0743480 A JP H0743480A
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JP
Japan
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circuit
test
motor drive
output
drive pulse
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JP18616893A
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Koji Machida
幸二 町田
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数種類のモータに共通に使用可能な時計用
ICを提供する。 【構成】 発振出力を分周する分周回路5の出力によっ
てモータ駆動パルスを生成するパルス制御回路6を有す
る時計用IC1に、内部動作評価用のテスト端子T1 〜
T3 と、このテスト端子T1 〜T3 の状態によって指定
された内部動作評価を行なうテスト回路8と、電源の投
入により端子Aより出力を発するタイマ回路10と、タ
イマ回路10の出力を受けるとテスト端子T1 〜T3 の
状態に応じて上記モータ駆動パルスの条件を設定する設
定回路11とを設ける。電源の投入によりタイマ回路1
0の端子Aより出力が発せられる間、テスト回路8のテ
スト端子T1 〜T3 の状態に応じて行なわれる内部評価
動作が禁止され、この間、設定回路11により電源投入
時でのテスト端子T1 〜T3 の状態に応じてモータ駆動
パルスの条件が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時計用IC(集積回路)
に関し、特にそのモータ駆動パルス生成に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、アナログ電子時計では、指針を駆
動する多種の時計ムーブメントが使用され、これに伴い
多種のモータが用いられている。モータの仕様に応じて
様々な電圧、周期およびパルス幅のモータ駆動パルスが
用いられている。例えば、一般に1秒毎に秒針を運針す
るものでは、時計ムーブメント内に設けられたモータ
は、通常、各パルス毎に極を転じる1Hzのモータ駆動
パルスを受け、毎秒0.5回転にて駆動されている。ま
た、スウィープ運針させるものでは、例えば、異なる2
極のパルスより1周期をなす8Hzのモータ駆動パルス
を受けるモータを用いている。以上のようなモータ駆動
パルスは時計ムーブメントに備えられた時計用ICにて
生成される。この時計用ICは、外付けされた水晶振動
子の発振出力を分周する分周回路、この分周回路の出力
によってモータ駆動パルスを生成するパルス制御回路等
を有し、目的の時計ムーブメントのモータの仕様に合っ
た一種類のモータ駆動パルスを生成し出力するものであ
る。このため、モータの仕様毎に専用の時計用ICが用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の時計
用ICでは、時計ムーブメントの多様化に伴って時計用
ICもそれだけの種類用意しなければならず、時計用I
Cは多品種少量生産とな開発コストがかさむ。
【0004】そこで本発明の目的は、複数種類のモータ
に共通に使用可能な時計用ICを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発振出力を分周する分周
回路と、この分周回路の出力によってモータ駆動パルス
を生成するパルス制御回路とを有する時計用ICにおい
て、内部動作評価用のテスト端子と、このテスト端子に
よって指定された内部動作評価を行なうテスト回路と、
電源の投入により一定時間上記テスト回路による内部動
作評価を禁止するタイマ回路と、上記タイマ回路の出力
によって内部動作評価が禁止されている間に上記テスト
端子の状態に応じて、上記モータ駆動パルスの条件を設
定する設定回路とを設けることにより上記目的を達成す
る。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例の時計用ICについて
図を参照しながら説明する。図1は本例の構成を示すブ
ロック図であり、同図において、1は時計用ICであ
り、以下に述べる各回路から構成されており、時計ムー
ブメントに設けられる運針用のモータ2にモータ駆動パ
ルスを供給する。3は発振回路であり、外付けの水晶振
動子4に接続され基準クロックを発生する。5は分周回
路であり、基準クロックを所定の周波数に分周する。6
はパルス制御回路であり、分周回路5の出力を受けてモ
ータ駆動パルスを生成する。7はモータバッファであ
り、パルス制御回路6の出力を増幅してモータ2に出力
する。
【0007】T1 〜T3 はテスト端子であり、それぞれ
プルダウン抵抗R〜Rを接続してある。テスト端子T1
〜T3 は、それぞれ外部スイッチSW1 〜SW2 のオ
ン、オフにより“1”、“0”に保持される。なお、外
部スイッチSW1 〜SW2 はプロービィングに用いる試
験用接点を模式的に示したものである。
【0008】8はテスト回路であり、テスト端子T1 〜
T3 の“1”、“0”に応じて内部動作評価を行なう。
ここで、テスト端子T1 〜T3 の“1”、“0”の状態
と内部動作評価のテストモードとの対応を図2aに示
す。ここで、通常モードとは、内部動作評価およびモー
タの駆動条件設定を禁止し、モータの駆動パルスを出力
し、本来の機能を実行するモードであり、製品の出荷時
においてはこの状態に保持される。他のテストモード1
〜7はそれぞれ製造段階で行なわれる8種類の内部動作
評価を表したものである。9はテスト回路により評価さ
れる時計用IC1内の各回路部である。
【0009】10はタイマ回路であり、時計用IC1の
電源スイッチSW0 がオンとされ電源投入されてから一
定時間端子Aより出力を発してテスト回路の内部動作評
価を禁止するとともに、後述の設定回路に出力を発す
る。
【0010】11は設定回路であり、複数のモータ駆動
パルスの周期およびパルス幅等の条件を設定するデータ
を納めたROM(図示せず。)およびこのROMから読
み出した所望のデータが書き込まれる書込み可能なRO
M(図示せず。)等よりなり、タイマ回路10の端子
A、テスト端子T1 〜T3 に接続されており、端子Aよ
りの出力とを受けると、その時点のテスト端子T1 〜T
3 の“1”、“0”の状態に応じたモータ駆動パルスを
設定する。ここで、テスト端子T1 〜T3 の“1”、
“0”の状態とモータ駆動パルス条件との対応を図2a
に示す。ここで、モータ駆動パルス条件1〜8はそれぞ
れ周期またはパルス幅の異なるモータ駆動パルスの設定
条件を表し、例えば、モータ駆動パルス条件1は周期が
1Hzでパルス幅が27.34μSのステップ用のモー
タ駆動パルスを設定し、モータ駆動パルス条件2は周期
が8Hzでパルス幅が62.5μSのスイープ用のモー
タ駆動パルスを設定する等である。
【0011】次に本例の動作について上述の図1、図2
a、図2bに示す本例の動作タイミングを示すタイミン
グチャートおよび図3に示す本例の動作を示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。ここでは、予めテスト
端子T1 〜T3 がそれぞれ、“0”、“1”、“0”に
設定されていることとして、電源スイッチSW0 がオン
(START)して電源が投入されると、タイマ回路は
端子Aより図2Aのように出力を発する。この端子Aの
出力を受けたテスト回路8はその間テスト動作が禁止さ
れる(ステップA)。また、端子Aの出力を受けた設定
回路12はその立下がりによりテスト端子T1 〜T3 の
状態に応じてモータ駆動パルス設定される。ここでは、
テスト端子T1 〜T3 がそれぞれ、“0”、“1”、
“0”であるので、ROMのこのアドレスに格納されて
いるモータ駆動パルス条件3が設定され、書込み可能な
ROM内に書き込まれるて、図2aに示されるようにモ
ータ駆動パルス条件3が設定される。例えば、ここで、
テスト端子T1 〜T3 がそれぞれ、“0”、“0”、
“0”であれば、モータ駆動パルス条件1が選択され、
テスト端子T1 〜T3 がそれぞれ、“0”、“0”、
“1”であれば、モータ駆動パルス条件1が選択され
る。、このようにテスト端子T1 〜T3 の状態“0”、
“0”、“0”〜“1”、“1”、“1”に対してモー
タ駆動パルスの条件はモータ駆動パルス条件1〜8より
選択的に設定される(ステップB)。ここでは設定回路
11によりモータ駆動パルス条件3が設定され、パルス
制御回路6は設定3に準じたモータ駆動パルスの生成を
開始する。このモータ駆動パルスはモータバッファによ
り増幅され、モータ4を駆動する。
【0012】また、端子Aの出力の立下がりによりモー
タ駆動パルス条件が設定されるとともに、テスト回路8
のテスト動作の禁止が解除される(ステップC)。続い
て、テスト端子T1 〜T3 の状態が“0”、“0”、
“0”であるか判断が行なわれる(ステップD)。ここ
で、テスト端子T1 〜T3 の状態が“0”、“0”、
“0”である場合には、通常モードとされる(ステップ
E)。この通常モードでは、上記で設定されたモータ駆
動条件3に準じたモータ駆動パルスが発生することにな
る。ここでテストを行なう場合には、テスト端子T1 〜
T3 を実行したいテストモードの状態に設定する。これ
により所望のテストモードが設定され実行される(ステ
ップF)。例えば、ここで、内部動作評価のため、テス
ト端子T1 〜T3 の状態を“0”、“1”、“1”とす
れば、テストモード6が設定され実行され、時計用IC
1内の各回路部9の動作が評価される。このようにテス
ト端子T1 〜T3 の状態“0”、“0”、“1”〜
“1”、“1”、“1”に対してテスト回路8のテスト
モードはテストモード1〜テストモード7より選択的に
設定され、所定の内部動作評価が行なえる。なお、この
間、設定回路8は設定3を保持しており、テスト端子T
1 〜T3 の状態が変化してもモータ駆動パルス条件は変
化しない。のが出力される。
【0013】以上のように、本例は、電源投入時のテス
ト端子T1 〜T3 の状態により所定の8種類のモータ駆
動パルス条件の内より選択的に一つのモータ駆動パルス
条件が設定される。このため、既存のモータの仕様に応
じた複数のモータ駆動パルスの条件設定データ、または
将来使用されるであろうモータの仕様に応じた複数のモ
ータ駆動パルスの条件設定データを設定回路11内のR
OMに納めておき、時計ムーブメンに組み込まれる際
に、それに使用されるモータの仕様に応じてテスト端子
T1 〜T3 の状態を選択することにより、一つの時計用
IC1で複数のモータに対応することが可能となる。こ
れにより、同時に、多種の仕様のモータに応じて多種の
時計用ICを生産する必要がなくなり、大量生産が可能
となり、コストを低減できる。
【0014】また、モータ駆動パルスはテスト端子T1
〜T3 の状態により設定されるため、特別な設定用端子
を必要としないため、回路規模の増大が避けられる。ま
た、本例ではテスト端子数を3とし、モータ駆動パルス
の条件設定数を8としたがこれに限るものではなく、テ
スト端子の数に応じてモータ駆動パルス条件の設定数も
変更可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明の時計用ICによれば、複数種類
のモータに共通に使用できるため、大量生産が可能とな
り、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の時計用ICの構成を示すブ
ロック図。
【図2】図1の動作説明のための説明図。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
1 時計用IC 5 分周回路 6 パルス制御回路 8 テスト回路 10 タイマ回路 11 設定回路 T1 〜T3 テスト端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振出力を分周する分周回路と、この分
    周回路の出力によってモータ駆動パルスを生成するパル
    ス制御回路とを有する時計用ICにおいて、 内部動作評価用のテスト端子と、このテスト端子によっ
    て指定された内部動作評価を行なうテスト回路と、電源
    の投入により一定時間上記テスト回路による内部動作評
    価を禁止するタイマ回路と、上記タイマ回路の出力によ
    って内部動作評価が禁止されている間に上記テスト端子
    の状態に応じて、上記モータ駆動パルスの条件を設定す
    る設定回路とを設けたことを特徴とする時計用IC。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10317847B2 (en) 2016-03-23 2019-06-11 Seiko Epson Corporation Electronic timepiece

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