JPH074332B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH074332B2
JPH074332B2 JP63283668A JP28366888A JPH074332B2 JP H074332 B2 JPH074332 B2 JP H074332B2 JP 63283668 A JP63283668 A JP 63283668A JP 28366888 A JP28366888 A JP 28366888A JP H074332 B2 JPH074332 B2 JP H074332B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被掃除面の床の種類に応じて掃除の運転制御
を行う電気掃除機に関するものである。
〔従来の技術〕
直流電動機によつて回転駆動される回転ブラシによつて
床面の清掃を行なう電気掃除機は、近年床面の種類を判
別する検知手段を設けて、前記直流電動機の回転を制御
する、いわゆるオートパワコン方式のものが主流になり
つつある。この種の電気掃除機としては、特開昭62−27
7927号公報や特開昭62−295636号公報など記載された提
案が公知である。前者は集塵機本体に床面検知器を設
け、この床面検知器により集塵機本体が床面に接したこ
とを検知したときにフアンによる送風を開始し、このフ
アンに連動して回転する回転ブラシの回転の立上り特定
により床面の種類を判別するようにしたものである。ま
た後者は集塵機本体に超音波を出力するスピーカ及びマ
イクロホンを設けて、超音波が床面から反射する反射波
の強弱により床面の種類を判別してモータの出力を制御
するようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来技術のうち前者は、一定時間回転
ブラシを回転させてから床の種類を判別するため、判別
するまでに時間がかかるという問題があつた。また後者
は超音波の信号が微弱なために電気的ノイズの影響を受
けやすく、この対応のための電気回路の構成が複雑にな
るという問題があつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な
構造で短時間で床の種類の判別ができる床面検知手段を
具備した電気掃除機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、電動送風機の設けられている電気掃除機本体
部と、被掃除面との対向面側に塵埃吸込口を有する吸込
口本体部と、この吸込口本体部と電気掃除機本体部とを
連通する連通路とを備え、前記吸込口本体部の塵埃吸込
口と被掃除面との間に空隙が保たれるように吸込口本体
部に車輪等の空隙保持手段を設けるとともに該空隙保持
手段を吸込口本体部の前後に配置してなる電気掃除機に
おいて、吸込口本体部に被掃除面を検知する被掃除面検
知手段を設け、被掃除面検知手段には被掃除面に接触す
る接触部および該接触部と被掃除面との接触状態に応じ
て電気抵抗値の変化する電気抵抗変換部を設けるととも
に接触部は吸込口本体部の前後に設けられている前記空
隙保持手段の間に位置させ、被掃除面との接触により電
気抵抗変換部を通じて得られる被掃除面検知手段の電気
抵抗検知値に応じて掃除運転の制御を行う制御回路を設
けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成によると、吸込具本体が床の上に置かれる
と、下ケースの下面に設けられた感圧導電体に床面の種
類により異なる押圧が加わる。この押圧によつて感圧導
電体の電気抵抗値が異なつた値になる。従つてこの感圧
導電体に任意の一定電流を流しておくことにより、床面
の種類に応じた異なる電気信号を取り出すことができ、
この電気信号により床面の種類に応じた掃除の運転制御
を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る電気掃除機の一実施例を図面を参照
して説明する。
第1図乃至第5図に本発明の一実施例を示す。図におい
て、下ケース1,上ケース2及びカバー3で構成されるほ
ぼ箱状の吸込具本体4の内部には、直流電動機5,回転ブ
ラシ体6及び制御装置7がそれぞれ内蔵されている。そ
して回転ブラシ体6は直流電動機5の駆動軸に取り付け
られた小プーリ8,回転ブラシ体6の軸の一端に取り付け
られた大プーリ9及びこれらのプーリ8,9間に張架され
たベルト10を介して、該直流電動機5により回転駆動さ
れる。またこの回転ブラシ体6はほぼ同筒状の台座部11
と、この台座部11の外周に形成された複数束の刷毛12及
び複数条の叩き部13とからなつており、両端はそれぞれ
軸受14を介して下ケース1に回転自在に支持されてい
る。さらにこの回転ブラシ体6は下ケース1の前方に開
口された塵埃吸込口部15に対向し、前記刷毛12がこの塵
埃吸込口部15から外方に突出するように配設されてい
る。吸込具本体4の後部のほぼ中央には第4図に示す電
気掃除機本体16と連動するほぼくの字形で中空の接続管
体17が回動自在に装着され、この接触管体17と前記塵埃
吸込口部15とは、上ケース2と下ケース1のほぼ中間で
かつ中央に形成された連通口18を介して連通している。
また下ケース1の後部下方で接続管体17の両側には後車
輪19が回転自在に軸支されており、下ケース1の下部先
端の両側には前車輪25が回転自在に軸支されている。前
記直流電動機5及び制御装置7はそれぞれ上ケース2と
下ケース1とにより形成される空間に配設されており、
下ケース1の表面上で塵埃吸込口部15と後車輪19との中
間には、前後方向を長手方向とする2条の突条部20が形
成されている。そしてこれらの突条部20の間には、荷重
の大きさにより電気抵抗が変化する導電ゴムまたは導電
繊維により形成された感圧導電体21が挾持配設されてい
る。また直流電動機5と制御装置7への電力の供給は接
続管体17の外周にカバー22により挾時された接触ピン23
を介して前記電気掃除機本体16から供給される。
制御装置7は直流電動機5に供給する電圧を感圧導電体
21を介して自動的に調整して回転数を制御する作用を有
し、第5図に示すように構成されている。前記1対の接
触ピン23を介して供給された交流の電源は、全波整流器
24の交流側端子25に印加され、直流端子26間には分圧抵
抗27A,27Bが直列に接続されている。またこれらの分圧
抵抗27A,27Bの接続部には電流制御抵抗28と前記感圧導
電体21を介してNPN形のトランジスタ29のゲート端子30
が接続されている。さらに直流端子26の負極側はトラン
ジスタ29のエミツタ31に接続され、正極側には電流ヒユ
ーズ32と直流電動機5とセメント抵抗33とが直列に接続
され、この直流電動機5の端子間には電波障害防止用の
コンデンサ34が接続されている。
次に上記のように構成された本実施例の作用を説明す
る。吸込具本体4が下ケース1を下側にして床面36の上
に置かれ、主として前後に往復動されると、床面36が硬
質床の場合には前車輪35と後車輪19とにより下ケース1
と床面36との間には空隙が確保されるために、感圧導電
体21には床面36からの押圧力が加わることはない。従つ
て感圧導電体21の電気抵抗は変化しないので、直流電動
機5は最高回転数で回転したままである。また床面36が
畳床の場合には電気掃除機本体16の吸引力により塵埃吸
込口部15には負圧が加わり、畳表が吸い上げられて感圧
導電体21には下方から押圧力が加わる。しかしこのとき
2条の突条部20によつて畳表が係止されるので、押圧力
は制限され感圧導電体21の電気抵抗は中間的な値に留ま
る。この結果、直流電動機5及びトランジスタ29に流れ
る電流はやや変化し、直流電動機5はやや高速で回転
し、回転ブラシ体6が硬質床の場合より高速で回転す
る。一方、床面36がじゆうたん床の場合は、上記の場合
と同様にじゆうたんが吸い上げられ感圧導電体21には下
方から押圧力が加わる。この結果電気抵抗は最小値とな
り、直流電動機5及びトランジスタ29に流れる電流は大
きくなつて回転ブラシ体6も最高速で回転する。
本実施例によれば、感圧導電体を形成する導電ゴムまた
は導電繊維の電気抵抗の変化により、回転ブラシ体6の
回転数を床面36の種類に応じて制御するので、応答時間
を短かくすることができ、かつ制御装置7の回路構成を
簡単にすることができるので、安定性の高い動作を行な
うことができる。また感圧導電体21を後車輪19と回転ブ
ラシ体6との中間の位置に配設してあるので、床面36か
らの浮上りが最も少なく安定した制御ができる。しかも
感圧導電体21は回転ブラシ体6に近接しているので、床
面36の種類を検知しやすく、直流電動機5の回転速度を
高い精度で制御することができる。さらに、下ケース1
の下面に設けられた突条部20は走行方向に平行に形成さ
れているので、感圧導電体21へ床面36から適切に押圧力
を加えることができる。また感圧導電体21と床面36とは
接触方式であり、吸込具本体4を持ち上げると回転ブラ
シ体6が低回転となるので、手を触れても比較的安全で
ある。また床面36が汚れたじゆうたんである場合、吸込
具本体4を床面36に押し付けて回転ブラシ体6の刷毛12
を強く床面36に当接させると、感圧導電体21への床面36
からの押圧力が強まるため、回転ブラシ体6がより高速
で回転して掃除機能を高めることができる。しかし、床
面36が畳または硬質床の場合は、突条部20が床面36から
の押圧力を抑制するので、感圧導電体21が畳や硬質床を
傷付けることはない。
上記実施例では電気掃除機の吸込具本体4に設けられた
回転ブラシ体6の回転速度を制御する場合について説明
したが、電気掃除機本体16に設けられた電動送風機の回
転速度を制御することにも応用することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、電動送風機の設けられてい
る電気掃除機本体部と、被掃除面との対向面側に塵埃吸
込口を有する吸込口本体部と、この吸込口本体部と電気
掃除機本体部とを連通する連通路とを備え、前記吸込口
本体部の塵埃吸込口と被掃除面との間に空隙が保たれる
ように吸込口本体部に車輪等の空隙保持手段を設けると
ともに該空隙保持手段を吸込口本体部の前後に配置して
なる電気掃除機において、吸込口本体部に被掃除面を検
知する被掃除面検知手段を設け、被掃除面検知手段には
被掃除面に接触する接触部および該接触部と被掃除面と
の接触状態に応じて電気抵抗値の変化する電気抵抗変換
部を設けるとともに接触部は吸込口本体部の前後に設け
られている前記空隙保持手段の間に位置させ、被掃除面
との接触により電気抵抗変換部を通じて得られる被掃除
面検知手段の電気抵抗検知値に応じて掃除運転の制御を
行う制御回路を設けたことを特徴とする電気掃除機にあ
る。
このような構成により次のような良さが期待できる。
(1).被掃除面検知手段には、被掃除面に接触する接
触部および該接触部と被掃除面との接触状態に応じて電
気抵抗値を変化する電気抵抗変換部を設けて被掃除面の
床面状況に応じた正確な電気抵抗検知値を得ることがで
きるので、被掃除面に応じた適正な掃除運転の制御をす
ることができる。
(2).空隙保持手段の前後間に被掃除面検知手段の接
触部が位置するように設けているので、接触部は被掃除
面の床面状況に応じ所定の接触状態が保たれ、掃除にと
もなって吸込口本体部を移動させても被掃除面の状況が
変わらないかぎり、被掃除面検知手段の電気抵抗検知値
は適正に保たれるので、被掃除面に応じた適正な掃除運
転を行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電気掃除機の一実施例による吸込
具本体を示す下面要部斜視図、第2図は第1図の横断面
図、第3図は第1図の縦断面図、第4図は第1図に示す
吸込具本体を用いた電気掃除機を示す斜視図、第5図は
本実施例の電気回路図である。 1……下ケース、2……上ケース、4……吸込具本体、
5……直流電動機、6……回転ブラシ体、21……感圧導
電体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機の設けられている電気掃除機本
    体部と、被掃除面との対向面側に塵埃吸込口を有する吸
    込口本体部と、この吸込口本体部と電気掃除機本体部と
    を連通する連通路とを備え、前記吸込口本体部の塵埃吸
    込口と被掃除面との間に空隙が保たれるように吸込口本
    体部に車輪等の空隙保持手段を設けるとともに該空隙保
    持手段を吸込口本体部の前後に配置してなる電気掃除機
    において、 吸込口本体部に被掃除面を検知する被掃除面検知手段を
    設け、被掃除面検知手段には被掃除面に接触する接触部
    および該接触部と被掃除面との接触状態に応じて電気抵
    抗値の変化する電気抵抗変換部を設けるとともに接触部
    は吸込口本体部の前後に設けられている前記空隙保持手
    段の間に位置させ、被掃除面との接触により電気抵抗変
    換部を通じて得られる被掃除面検知手段の電気抵抗検知
    値に応じて掃除運転の制御を行う制御回路を設けたこと
    を特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のものにおい
    て、電気抵抗変換部を感圧導電体で形成したことを特徴
    とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のものにおい
    て、電気抵抗変換部をゴム系の感圧導電体で形成したこ
    とを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載のものにおい
    て、接触部と電気抵抗変換部を一つに形成したことを特
    徴とする電気掃除機。
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US4706327A (en) * 1986-05-30 1987-11-17 Whirlpool Corporation Automatic vacuum nozzle height adjustment system for vacuum cleaner

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