JPH0743257B2 - 紙葉類の判定装置 - Google Patents
紙葉類の判定装置Info
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- JPH0743257B2 JPH0743257B2 JP62040384A JP4038487A JPH0743257B2 JP H0743257 B2 JPH0743257 B2 JP H0743257B2 JP 62040384 A JP62040384 A JP 62040384A JP 4038487 A JP4038487 A JP 4038487A JP H0743257 B2 JPH0743257 B2 JP H0743257B2
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- Japan
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 24
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の要約 紙葉類の搬送路の幅方向に所定間隔をあけて左右2つの
厚さ検出装置を配置し,左,右それぞれ独立の基準レベ
ルとこれらの厚さ検出装置の出力とを比較することによ
って,左右で厚さの異なる紙葉類等の厚さ,方向等を判
別する。
厚さ検出装置を配置し,左,右それぞれ独立の基準レベ
ルとこれらの厚さ検出装置の出力とを比較することによ
って,左右で厚さの異なる紙葉類等の厚さ,方向等を判
別する。
発明の背景 この発明は,紙幣を含む搬送されている紙葉類の厚さ,
搬送方向等を判定する装置に関し,たとえば預金支払機
(ATM),自動現金支払機(CD)等の銀行取引処理装置
に設けられる紙幣放出機において放出される紙幣につい
ての上記の特性を判定する装置に関する。
搬送方向等を判定する装置に関し,たとえば預金支払機
(ATM),自動現金支払機(CD)等の銀行取引処理装置
に設けられる紙幣放出機において放出される紙幣につい
ての上記の特性を判定する装置に関する。
紙幣の中にはたとえばオーストラリア・ドル紙幣のよう
に左右で厚さの異なるものがある。このような紙幣に対
しては従来の厚さ検出装置ではその厚さの検出,厚さ検
出に基づく2枚検知等を行なうことはできない。
に左右で厚さの異なるものがある。このような紙幣に対
しては従来の厚さ検出装置ではその厚さの検出,厚さ検
出に基づく2枚検知等を行なうことはできない。
発明の概要 この発明は,左右で厚さの異なる上記の紙幣のように,
部分的に異なる厚さをもつ紙葉類の厚さが適切かどう
か,必要ならばその搬送方向を判定する装置を提供する
ことを目的とする。
部分的に異なる厚さをもつ紙葉類の厚さが適切かどう
か,必要ならばその搬送方向を判定する装置を提供する
ことを目的とする。
この発明による紙葉類の判定装置は,紙葉類の搬送路の
幅方向に所定間隔をあけて配置され,紙葉類の厚さに応
じた電気信号を出力する少なくとも2つの厚さ検出装
置,および相互に異なる少なくとも2種類の基準レベル
と上記厚さ検出装置の出力電気信号によって表わされる
レベルとをそれぞれ比較することによって紙葉類の適格
性を判定する手段を備えていることを特徴とする。
幅方向に所定間隔をあけて配置され,紙葉類の厚さに応
じた電気信号を出力する少なくとも2つの厚さ検出装
置,および相互に異なる少なくとも2種類の基準レベル
と上記厚さ検出装置の出力電気信号によって表わされる
レベルとをそれぞれ比較することによって紙葉類の適格
性を判定する手段を備えていることを特徴とする。
少なくとも2の厚さ検出装置が配置され,かつこれらの
厚さ検出装置の出力信号に対してそれぞれ異なる基準レ
ベルが設定されているので,各厚さ検出装置の出力信号
の表わすレベルを上記の基準レベルまたは基準レベルを
基準にした所定のレベル範囲麗比較することによって,
紙葉類がこの基準レベルに合致した厚さをもつのである
かどうかが判定される。このようにして,左右で厚さの
異なる紙幣のように部分的に厚さの異なる紙葉類に対し
ても,これらの厚さの異なる部分の厚さを検知しうるよ
うに厚さ検出装置を配置しておけば,その厚さに関する
判定が可能となる。また,各厚さ検出装置の出力信号を
すべての基準レベルと比較することによって,紙葉類の
搬送されている向きを判定することも可能となる。
厚さ検出装置の出力信号に対してそれぞれ異なる基準レ
ベルが設定されているので,各厚さ検出装置の出力信号
の表わすレベルを上記の基準レベルまたは基準レベルを
基準にした所定のレベル範囲麗比較することによって,
紙葉類がこの基準レベルに合致した厚さをもつのである
かどうかが判定される。このようにして,左右で厚さの
異なる紙幣のように部分的に厚さの異なる紙葉類に対し
ても,これらの厚さの異なる部分の厚さを検知しうるよ
うに厚さ検出装置を配置しておけば,その厚さに関する
判定が可能となる。また,各厚さ検出装置の出力信号を
すべての基準レベルと比較することによって,紙葉類の
搬送されている向きを判定することも可能となる。
実施例の説明 この実施例は,左右で厚さの異なる指幣についてその紙
幣の厚さの判定および搬送されている向きの判定を行な
うものである。
幣の厚さの判定および搬送されている向きの判定を行な
うものである。
第1図および第2図を参照して,紙幣Pはその長手方向
が搬送方向に垂直になる姿勢で搬送路2を搬送される。
搬送路2は,紙幣Pを両面から挟んで搬送するベルト22
とこれらのベルト22が掛けられた多数のローラまたはプ
ーリ(図示略)から構成されている。この搬送路2の途
上には,搬送路2の幅方向(搬送方向に直交する方向)
に所定の間隔をあけて左右に2つの紙幣の厚さ検出器1
が設けられている。紙幣Pの厚さは,搬送路2の左側と
右側とで異なっており,これらの異なる厚さを検出でき
る位置に厚さ検出器1が配置されている。これらの厚さ
検出器1の真下にはローラ17がそれぞれ配置されてい
る。両側のフレーム23間には軸18が渡され,この軸18に
上記ローラ17が回転自在に支持されている。これらのロ
ーラ17には下側ベルト22が掛けられる溝17aが形成され
ており,ローラ17の周面はベルト22の挾持面と同じかま
たはこれよりも突出している。
が搬送方向に垂直になる姿勢で搬送路2を搬送される。
搬送路2は,紙幣Pを両面から挟んで搬送するベルト22
とこれらのベルト22が掛けられた多数のローラまたはプ
ーリ(図示略)から構成されている。この搬送路2の途
上には,搬送路2の幅方向(搬送方向に直交する方向)
に所定の間隔をあけて左右に2つの紙幣の厚さ検出器1
が設けられている。紙幣Pの厚さは,搬送路2の左側と
右側とで異なっており,これらの異なる厚さを検出でき
る位置に厚さ検出器1が配置されている。これらの厚さ
検出器1の真下にはローラ17がそれぞれ配置されてい
る。両側のフレーム23間には軸18が渡され,この軸18に
上記ローラ17が回転自在に支持されている。これらのロ
ーラ17には下側ベルト22が掛けられる溝17aが形成され
ており,ローラ17の周面はベルト22の挾持面と同じかま
たはこれよりも突出している。
2つの厚さ検出器1は全く同じ構成であるのでその一方
についてのみ説明する。厚さ検出器1は検出レバー10を
含んでいる。この検出レバー10は字型形状であり2つの
端部10a,10bを有している。この検出レバー10の端部10a
に近い屈折部にはボス11が形成され,このボス11内をフ
レーム23間に固定された支軸12が通ることによって,レ
バー10はこの軸12を中心に揺動自在に支持されている。
検出レバー10の端部10b方向は長く延びその途中には検
出ローラ13が軸14によって回転自在に設けられている。
一方,検出レバー10の端部10aとフレーム23に固定され
たばね受け16との間にはひきばね15が設けられている。
この結果,検出レバー10は,ばね15によって検出ローラ
13がローラ17に圧接するように付勢されている。検出ロ
ーラ13はローラ17のベルト22以外の周面に接している。
についてのみ説明する。厚さ検出器1は検出レバー10を
含んでいる。この検出レバー10は字型形状であり2つの
端部10a,10bを有している。この検出レバー10の端部10a
に近い屈折部にはボス11が形成され,このボス11内をフ
レーム23間に固定された支軸12が通ることによって,レ
バー10はこの軸12を中心に揺動自在に支持されている。
検出レバー10の端部10b方向は長く延びその途中には検
出ローラ13が軸14によって回転自在に設けられている。
一方,検出レバー10の端部10aとフレーム23に固定され
たばね受け16との間にはひきばね15が設けられている。
この結果,検出レバー10は,ばね15によって検出ローラ
13がローラ17に圧接するように付勢されている。検出ロ
ーラ13はローラ17のベルト22以外の周面に接している。
紙幣Pがベルト222に挟まれた状態でローラ17と検出ロ
ーラ13との間に進入してくると,その厚さ分だけ検出ロ
ーラ13は搬送ローラ17から離れる方向に動く。この結
果,検出レバー10も鎖線で示すように揺動する。検出ロ
ーラ13は端部10bと軸12との間に設けられているから,
端部10bの変位量は検出ローラ13の変位量よりも大き
い。検出レバー10によって変位量が拡大される。
ーラ13との間に進入してくると,その厚さ分だけ検出ロ
ーラ13は搬送ローラ17から離れる方向に動く。この結
果,検出レバー10も鎖線で示すように揺動する。検出ロ
ーラ13は端部10bと軸12との間に設けられているから,
端部10bの変位量は検出ローラ13の変位量よりも大き
い。検出レバー10によって変位量が拡大される。
検出レバー10の端部10bの変位量は,フレーム23に固定
された取付部材21に固定された変位センサ20によって検
知される。この変位センサ20は検出レバー10の端部10b
を挟んで対向する位置に設けられた投光器(発光素子,
たとえば発光ダイオード)とこの投光器からの光を受光
する受光器(受光素子,たとえばフォトトランジスタ)
とを備えている(第3図参照)。ローラ17と検出ローラ
13との間に紙幣が存在しないときには,投光器から出射
した光の光路は検出レバー10の端部10bによって殆ど遮
光されず,大部分の光は受光器によって受光される。1
枚の紙幣がローラ17,13間に進入して検出レバー10が揺
動すると,その端部10bの変位によって上記光路の一部
が遮光される。紙幣の厚さの検知範囲は,紙幣(1枚に
限らず2枚以上の場合もある)がローラ17,13間に進入
したときに生じるレバー10の端部10bの変位範囲とこれ
をカバーしうるように設定された投光器の投射光ビーム
の径および受光器の受光範囲とによって定められる。
された取付部材21に固定された変位センサ20によって検
知される。この変位センサ20は検出レバー10の端部10b
を挟んで対向する位置に設けられた投光器(発光素子,
たとえば発光ダイオード)とこの投光器からの光を受光
する受光器(受光素子,たとえばフォトトランジスタ)
とを備えている(第3図参照)。ローラ17と検出ローラ
13との間に紙幣が存在しないときには,投光器から出射
した光の光路は検出レバー10の端部10bによって殆ど遮
光されず,大部分の光は受光器によって受光される。1
枚の紙幣がローラ17,13間に進入して検出レバー10が揺
動すると,その端部10bの変位によって上記光路の一部
が遮光される。紙幣の厚さの検知範囲は,紙幣(1枚に
限らず2枚以上の場合もある)がローラ17,13間に進入
したときに生じるレバー10の端部10bの変位範囲とこれ
をカバーしうるように設定された投光器の投射光ビーム
の径および受光器の受光範囲とによって定められる。
第3図は,上述の厚さ検出器1の変位センサ20を含む紙
幣の厚さ等の判定装置の電気的構成の概要を示してい
る。
幣の厚さ等の判定装置の電気的構成の概要を示してい
る。
変位センサ20の出力すなわちその受光器の出力電気信号
は一定周期でサンプリングされる。このサンプリングさ
れた電圧値はA/D変換回路26でディジタル信号に変換さ
れてCPU24に取込まれる。CPU24は,その実行プログラム
および種々のデータを記憶するメモリ25を備えている。
説明の便宜上,2つの変位センサ20のうち一方を左変位セ
ンサ,他方を右変位センサということにする。
は一定周期でサンプリングされる。このサンプリングさ
れた電圧値はA/D変換回路26でディジタル信号に変換さ
れてCPU24に取込まれる。CPU24は,その実行プログラム
および種々のデータを記憶するメモリ25を備えている。
説明の便宜上,2つの変位センサ20のうち一方を左変位セ
ンサ,他方を右変位センサということにする。
第4図は,左,右の変位センサ20から出力される信号波
形の一例を示している。この出力信号は紙幣Pが両ロー
ラ13,17間に突入したときに立上り,両ローラ13,17間を
通過したときに立下る。紙幣Bはその左右で厚さが異な
るから,左,右の変位センサの出力信号の大きさ(レベ
ル)もこれに応じて異なっている。
形の一例を示している。この出力信号は紙幣Pが両ロー
ラ13,17間に突入したときに立上り,両ローラ13,17間を
通過したときに立下る。紙幣Bはその左右で厚さが異な
るから,左,右の変位センサの出力信号の大きさ(レベ
ル)もこれに応じて異なっている。
左右の変位センサ20の出力は上述のように一定周期でサ
ンプリングされてCPU24に取込まれる。そして,紙幣P
が両ローラ13,17間を通過している間における左,右の
変位センサ20の出力信号の積分値がそれぞれ算出される
(積分値をそれぞれA,Bで示す)。これは,入力するサ
ンプリング・データを左,右の変位センサ別にメモリ25
内で加算することにより求めることができる。これらの
積分値を変位センサの出力信号の立上りから立下りまで
の時間で割ることにより,紙幣の厚さが求められる。紙
幣の搬送方向にそう長さ(紙幣Pの幅)が一定である限
り,積分値は厚さに比例しているから,以下の説明では
便宜的にこの積分値を検出厚さA,Bということにする。
紙幣の長さも検出し,この長さデータ,厚さデータ等に
より紙幣の種類,真偽等を判定する場合には,上述のよ
うに信号の立上りから立下りまでの時間を計測し,搬送
速度を用いて,長さ,厚さ等を正確に算出すればよい。
ンプリングされてCPU24に取込まれる。そして,紙幣P
が両ローラ13,17間を通過している間における左,右の
変位センサ20の出力信号の積分値がそれぞれ算出される
(積分値をそれぞれA,Bで示す)。これは,入力するサ
ンプリング・データを左,右の変位センサ別にメモリ25
内で加算することにより求めることができる。これらの
積分値を変位センサの出力信号の立上りから立下りまで
の時間で割ることにより,紙幣の厚さが求められる。紙
幣の搬送方向にそう長さ(紙幣Pの幅)が一定である限
り,積分値は厚さに比例しているから,以下の説明では
便宜的にこの積分値を検出厚さA,Bということにする。
紙幣の長さも検出し,この長さデータ,厚さデータ等に
より紙幣の種類,真偽等を判定する場合には,上述のよ
うに信号の立上りから立下りまでの時間を計測し,搬送
速度を用いて,長さ,厚さ等を正確に算出すればよい。
メモリ25内には,正規の紙幣の左側部分の厚さの下,上
限値A1,A2(左しきい値下,上限),右側部分の厚さの
下,上限値B1,B2(右しきい値下,上限)が設定されて
いる。搬送されている紙幣がこの正規の紙幣であるかど
うかおよび搬送されている向きは,左,右の検出厚さA,
Bとこれらのしきい値とを用いて判定される。
限値A1,A2(左しきい値下,上限),右側部分の厚さの
下,上限値B1,B2(右しきい値下,上限)が設定されて
いる。搬送されている紙幣がこの正規の紙幣であるかど
うかおよび搬送されている向きは,左,右の検出厚さA,
Bとこれらのしきい値とを用いて判定される。
この判定処理手順の一例が第5図に示されている。この
判定処理はCPU24によって実行される。
判定処理はCPU24によって実行される。
左の検出厚さAが左しき値下,上限A1とA2との間に入っ
ており(ステップ31でYES)かつ右の検出厚さがBが右
のしきい値下,上限B1とB2との間に入っているならば
(ステップ32でYES),この紙幣は正規のものでありか
つ正方向に搬送されていると判定される(ステップ3
3)。
ており(ステップ31でYES)かつ右の検出厚さがBが右
のしきい値下,上限B1とB2との間に入っているならば
(ステップ32でYES),この紙幣は正規のものでありか
つ正方向に搬送されていると判定される(ステップ3
3)。
逆に,左の検出厚さAが右しき値下,上限B1とB2との間
に入っており(ステップ34でYES)か右の検出厚さBが
左のしきい値下,上限A1とA2との間に入っている場合に
は(ステップ35でYES),この紙幣は正規のものであり
かつ逆方向に搬送されていると判定される(ステップ3
6)。
に入っており(ステップ34でYES)か右の検出厚さBが
左のしきい値下,上限A1とA2との間に入っている場合に
は(ステップ35でYES),この紙幣は正規のものであり
かつ逆方向に搬送されていると判定される(ステップ3
6)。
上記のステップ31,32,34,35のいずれかでNOの場合に
は,正規の紙幣ではないと判定される(ステップ37)。
正規の紙幣でないと判定されたものには,偽の紙幣,正
規の紙幣ではあるがそれらが2枚重なった状態で搬送さ
れているもの等があろう。
は,正規の紙幣ではないと判定される(ステップ37)。
正規の紙幣でないと判定されたものには,偽の紙幣,正
規の紙幣ではあるがそれらが2枚重なった状態で搬送さ
れているもの等があろう。
紙幣の搬送方向の判定結果は,紙幣を放出する場合また
は収納箱に収納する場合等において紙幣の向きをそろえ
たり,交互に逆にしたりする場合に用いられるであろ
う。
は収納箱に収納する場合等において紙幣の向きをそろえ
たり,交互に逆にしたりする場合に用いられるであろ
う。
このようにして,左右で厚さが異なる紙幣についての判
定が可能となる。そして,左右の厚さが若干違う紙幣に
おいてはその厚さ検出,正規のものかどうかの判定等の
精度を高めることが可能となり,また左右の厚さが大幅
に違う紙幣については模擬紙幣等の厚さの均一な異物の
識別が可能となるというように,種々の応用に展開する
ことができる。
定が可能となる。そして,左右の厚さが若干違う紙幣に
おいてはその厚さ検出,正規のものかどうかの判定等の
精度を高めることが可能となり,また左右の厚さが大幅
に違う紙幣については模擬紙幣等の厚さの均一な異物の
識別が可能となるというように,種々の応用に展開する
ことができる。
積分手段としては上記の加算処理以外に種々のものがあ
る。たとえば変位センサの出力信号を積分回路で紙幣が
検出ローラを通過する時間帯にわたって積分し,この積
分信号をA/D変換してCPUに取込むようにしてもよい。ま
た,変位センサの厚さ検出信号をその電圧に対応した周
波数のパルス信号に変換するV/F変換回路と,このV/F変
換回路の出力パルスを計数するカウンタとを設け,紙幣
が検出ローラを通過する時間帯にわたって上記カウンタ
を動作させ,その計数値をCPUに取込むようにしてもよ
い。上記積分回路の積分時間,カウンタの計数時間は変
位センサの出力信号のオフセット・レベルからの立上
り,立下りの検出によって定めることができよう。
る。たとえば変位センサの出力信号を積分回路で紙幣が
検出ローラを通過する時間帯にわたって積分し,この積
分信号をA/D変換してCPUに取込むようにしてもよい。ま
た,変位センサの厚さ検出信号をその電圧に対応した周
波数のパルス信号に変換するV/F変換回路と,このV/F変
換回路の出力パルスを計数するカウンタとを設け,紙幣
が検出ローラを通過する時間帯にわたって上記カウンタ
を動作させ,その計数値をCPUに取込むようにしてもよ
い。上記積分回路の積分時間,カウンタの計数時間は変
位センサの出力信号のオフセット・レベルからの立上
り,立下りの検出によって定めることができよう。
第1図および第2図は厚さ検知器を示すもので,第1図
は平面図,第2図は断面図である。 第3図は紙幣の厚さ判定装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。 第4図は左,右の変位センサから出力される信号を示す
波形図である。 第5図は紙幣の厚さ判定処理を示すフロー・チャートで
ある。 1……厚さ検出器,2……搬送路, 10……検出レバー,13……検出ローラ, 15……ばね,17……ローラ, 20……変位センサ,24……CPU, 25……メモリ,P……紙幣。
は平面図,第2図は断面図である。 第3図は紙幣の厚さ判定装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。 第4図は左,右の変位センサから出力される信号を示す
波形図である。 第5図は紙幣の厚さ判定処理を示すフロー・チャートで
ある。 1……厚さ検出器,2……搬送路, 10……検出レバー,13……検出ローラ, 15……ばね,17……ローラ, 20……変位センサ,24……CPU, 25……メモリ,P……紙幣。
Claims (2)
- 【請求項1】紙葉類の搬送路の幅方向に所定間隔をあけ
て配置され,紙葉類の厚さに応じた電気信号を出力する
少なくとも2つの厚さ検出装置,および 相互に異なる少なくとも2種類の基準レベルと上記厚さ
検出装置の出力電気信号によって表わされるレベルとを
それぞれ比較することによって紙葉類の適格性を判定す
る手段, を備えている紙葉類の判定装置。 - 【請求項2】上記判定手段は上記の比較によって紙葉類
の向きを判定する,特許請求の範囲第(1)項に記載の
紙葉類の判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62040384A JPH0743257B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 紙葉類の判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62040384A JPH0743257B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 紙葉類の判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63208708A JPS63208708A (ja) | 1988-08-30 |
JPH0743257B2 true JPH0743257B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=12579156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62040384A Expired - Fee Related JPH0743257B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 紙葉類の判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743257B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6412340B1 (en) * | 2000-02-07 | 2002-07-02 | Ethicon, Inc. | Cell detection mechanism |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP62040384A patent/JPH0743257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63208708A (ja) | 1988-08-30 |
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Legal Events
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