JPH0743153B2 - ドレン水飛散装置 - Google Patents

ドレン水飛散装置

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JPH0743153B2
JPH0743153B2 JP1170609A JP17060989A JPH0743153B2 JP H0743153 B2 JPH0743153 B2 JP H0743153B2 JP 1170609 A JP1170609 A JP 1170609A JP 17060989 A JP17060989 A JP 17060989A JP H0743153 B2 JPH0743153 B2 JP H0743153B2
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JP
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drain water
drain
scraping
splasher
blade
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伸一 井手
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Toshiba Corp
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はドレン水を掻き出して飛散させるドレン水飛散
装置に係り、特に掻出し方向後方に飛散するドレン水に
よる衝突音およびドレン水を掻き出す際の水切り音を低
減することのできるドレン水飛散装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、縦形の空気調和機においては蒸発噐から滴下す
るドレン水を凝縮器に飛散させて凝縮器の熱交換効率を
高めるために、第10図に示す如きドレン水飛散装置が組
み込まれている。
図示するように、ドレンパンaには蒸発噐(図示せず)
から滴下するドレン水Aが貯留され、このドレン水Aは
その上方で回転駆動するスプラッシャbにより掻き出さ
れて冷却水として凝縮器(図示せず)に飛散されるよう
になっている。
スプラッシャbにはその回転軸cの外周部に環状のプレ
ートdが取り付けられ、このプレートdの両側面部には
ドレン水Aを掻き出すためのブレードeが設けられてい
る。このブレードeはプレートdの周方向に等間隔に放
射状に延出されるようになっている。
したがって、ブレードeにより掻き出されたドレン水A
は冷却水として凝縮器に飛散されてこれを冷却すること
になる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、スプラッシャbが回転駆動されるとこれより
掻き出されたドレン水Aは掻出し方向前方に飛散すると
共に、スプラッシャbの回転移動により掻出し方向後方
にも飛散することになる。特に、掻出し方向後方に飛散
したドレン水Aは遠心力が与えられてドレン水面fに落
下するため、ドレン水面fに強く打ち付けられていた。
そのため、ドレン水Aの衝突音(ピチャピチャ音)が大
きくなると共に、水位の変動が大きくなりブレードeに
よる水切り音が非定常的になり騒音化する問題があっ
た。
また、ブレードeの先端部は回転中心から放射状に直線
的に延出されており、そのためブレードeの先端部がド
レン水Aを掻き出すべく水面fに没入する際に、ブレー
ドeの先端部には水面fと略直角の水掻き面gが形成さ
れていた。したがって、ドレン水の掻出し抵抗が大きく
なり、水切り音(ザザザ音)が大きくなる問題があっ
た。
本発明は上記問題点を有効に解決すべく創案されたもの
である。
本発明は掻出し方向後方に飛散するドレン水による衝突
音およびブレードの水切り音を低減することのできるド
レン水飛散装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明はドレンパンに貯留されるドレン水を掻き出して
凝縮器に飛散させるスプラッシャ本体と、そのスプラッ
シャ本体の外周部近傍に且つ掻出し方向後方に位置さ
れ、掻出し方向後方へのドレン水の飛散を阻止するため
のドレン飛散防止板とから構成したものである。
また、スプラッシャ本体は周方向に等間隔に配列されて
上記ドレン水を掻き出すためのブレードを有すると共
に、そのブレードの先端部には回転方向前方に順次折り
返されたすくい面が形成されると共にそのすくい面の背
面部に回転方向後方に所定角度に開放された逃げ面が形
成されたものである。
(作用) このようにスプラッシャ本体の外周部近傍に且つ掻出し
方向後方にドレン飛散防止板が位置されるので、その防
止板にスプラッシャの回転により掻出し方向後方に勢い
付けられたドレン水が衝突し、ドレン水の掻出し方向後
方への飛散が阻止されることになる。
また、ブレードの先端部に回転方向前方に折り返された
すくい面が形成されると共に回転方向後方に所定角度に
開放された逃げ面が形成されるため、ドレン水の掻出し
抵抗が少なくなり、水切り音を小さくすることができ
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に従って詳述する。
第1図に示すように、蒸発噐(図示せず)から滴下する
ドレン水Aがドレンパン1内に貯留され、このドレンパ
ン1上にはドレン水Aを掻き出して冷却水として凝縮器
(図示せず)に飛散させるために回転駆動するスプラッ
シャ本体2が設けられる。
このスプラッシャ本体2はその回転軸3の外周部に環状
のプレート4を有し、このプレート4の両面部には周方
向に配列されたヘリカル状に湾曲したブレード5が取り
付けられている。
特に、スプラッシャ本体2の外周部近傍には掻出し方向
後方に位置されてドレン飛散防止板11が設けられる。こ
のドレン飛散防止板11はフレームなどの固定側12に支持
されると共にスプラッシャ本体2の回転を許容する間隔
を隔ててスプラッシャ本体2の真上に垂下され、その前
面部には鉛直方向に切り立ったドレン衝突壁13が形成さ
れる。
このようにスプラッシャ本体2の真上にドレン飛散防止
板11が形成されるため、スプラッシャ本体2の回転移動
によりブレード5に掻き出されて掻出し方向後方に飛散
しようとするドレン水Aは防止板11の前面部に形成され
るドレン衝突壁13に衝突することになる。そのため、ド
レン水Aの勢いが弱められ、水面14に対して従来の如き
大きな衝突音が発生することがない。
なお、第2図はドレン飛散防止板11が設けられると共に
このドレン飛散防止板11がスプラッシャ本体2の掻出し
方向後方のいずれかの位置に設けられたことを示すもの
であり、ドレン飛散防止板11は鉛直方向から水平方向に
亘って5ケ所の位置のいずれかの位置に設けられてい
る。
第3図および第4図はドレン水Aの掻出し方向後方への
飛散を阻止するための他の実施例を示したものである。
第3図においては、スプラッシャ本体2の外周部に沿う
ように掻出し方向後方に円弧状に開放されたドレン飛散
防止板16が設けられている。したがって、このドレン飛
散防止板16にはスプラッシャ本体2の外周部から離間さ
れて円弧状のドレン衝突壁17が形成されることになる。
第4図はドレンパン1の底板1aをスプラッシャ本体2の
外周部に沿って掻出し方向後方に円弧状に隆起させて一
体的にドレン飛散防止板18を形成したものである。すな
わち、底板1aの掻出し方向後部を上向きにスプラッシャ
本体2の外周部に沿って覆うように立ち上がらせてドレ
ン衝突面19が形成されることになる。
第5図はドレン水Aを掻き出すためのブレード5を示す
と共に、そのブレード5の先端部には回転方向前方に順
次折り返されたすくい面5aと、回転方向後方に開放され
た逃げ面5bとが形成される。
すなわち、回転中心Oからブレード先端部を通過する中
心線Rに対して回転方向後方に所定のすくい角αに開放
されたすくい面5aが形成される。また、逃げ面5bはブレ
ード先端部の接線Sから回転中心O側に所定の逃げ角β
に回転方向後方へ開放されるように形成されようになっ
ている。したがって、これらすくい面5aおよび逃げ面5b
により先端部の角度が順次小さくなるブレード5が形成
されることにになる。
具体的にはブレード5は第6図に示す如く正方形に形成
されている。その他、第7図に示すように三角形状、第
8図に示すように扇形状、あるいは第9図に示すように
台形に形成してもよい。すくい面5aはフラットな面に限
らず回転方向前方に円弧状にあるいはく字状に開放され
るように形成してもよい。さらに逃げ面5bは円弧状ある
いは台形状など種々の形状に形成してもよい。
このようにブレード5の先端部に回転方向前方に折り返
してすくい面5aが形成されることにより、ブレード5が
ドレン水Aを掻き出す際に、ドレン水Aの掻出し抵抗が
少なくなり、水切り音が小さくなる。
また、回転方向後方に開放された逃げ面5bが形成される
ため、ブレード5の先端部の角度(π/2−α−β)が小
さくなる。そのため、ドレン水Aの掻出し抵抗が減少し
この場合にも水切り音が小さくなる。さらに、ドレン水
Aが逃げ面5bに沿って通過して回転方向後方のつぎのブ
レード5に流入するため、ドレン水Aの掻出し量が増大
し掻出し効率を高めることにもなる。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば、次の如き優れた効果を発
揮する。
(1)請求項1により、掻出し方向後方へのドレン水の
飛散を防止するためドレン水による衝突音を低減でき
る。
(2)請求項2により、ブレードによる水切り音を低減
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドレン水の飛散防止状態を示す図、第2図はド
レン飛散防止板の取付位置の態様を示す図、第3図およ
び第4図は他の実施例を示す図、第5図はブレードの先
端部を示す拡大図、第6図は第5図のV−V線矢視図、
第7図から第9図までは第5図の変形例を示す図、第10
図および第11図は従来例を示す図である。 図中、1はドレンパン、2はスプラッシャ本体、5はブ
レード、5aはすくい面、5bは逃げ面、11,16,18はドレン
飛散防止板である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレンパンに貯留されるドレン水を掻き出
    して凝縮器に飛散させるスプラッシャ本体と、該スプラ
    ッシャ本体の外周部近傍に且つ掻出し方向後方に位置さ
    れ、掻出し方向後方へのドレン水の飛散を阻止するため
    のドレン飛散防止板とを備えたドレン水飛散装置。
  2. 【請求項2】上記スプラッシャ本体が周方向に等間隔に
    配列されて上記ドレン水を掻き出すためのブレードを有
    すると共に、該ブレードの先端部に回転方向前方に順次
    折り返されたすくい面が形成されると共にそのすくい面
    の背面部に回転方向後方に所定角度に開放された逃げ面
    が形成された請求項1記載のドレン水飛散装置。
JP1170609A 1989-06-30 1989-06-30 ドレン水飛散装置 Expired - Fee Related JPH0743153B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234677A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Nikken Sohonsha Corp 藻類培養装置
JP2022022383A (ja) * 2020-11-18 2022-02-03 株式会社大一商会 遊技機

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JP4847080B2 (ja) * 2005-09-15 2011-12-28 株式会社フジシールインターナショナル 熱収縮性積層フィルム、及び熱収縮性筒状ラベル

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