JPH0742964A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0742964A
JPH0742964A JP5186228A JP18622893A JPH0742964A JP H0742964 A JPH0742964 A JP H0742964A JP 5186228 A JP5186228 A JP 5186228A JP 18622893 A JP18622893 A JP 18622893A JP H0742964 A JPH0742964 A JP H0742964A
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filter
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Akira Niwayama
彬 庭山
Haruo Hirakata
春夫 平形
Motosuke Takaku
元甫 田角
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯水タンク9内の水や送風空気を、殺菌、脱
臭する。 【構成】 水を貯水する貯水タンク9を設ける。貯水タ
ンク9内の水を吸水する吸水フィルタ10を設ける。吸水
フィルタ10を通じて送風する送風手段6を設ける。オゾ
ンを発生するオゾン発生器14を設ける。オゾン発生器14
から発生するオゾンを、貯水タンク9内の水に混合させ
る混合手段15を設ける。 【効果】 貯水タンク9の水をオゾン水とし、オゾン水
の殺菌、脱臭作用により、水の腐敗による細菌、かび、
藻類などの発生を防止し、殺菌、脱臭する。吸水フィル
タ10に吸水したオゾン水に送風空気が接触し、送風空気
中の細菌やかび、匂いの成分を捕捉し、殺菌、脱臭す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷風扇など、水を気化
させて空気調和を行なう空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機としての冷風扇は、例
えば実開昭63−134326号公報に記載されている
ように、貯水タンク内に貯水された水を吸水フィルタで
吸水し、この吸水フィルタを通じて送風を行なうことに
より、吸水フィルタの水が気化し、その際の気化熱によ
り送風空気の温度を下げ、冷風として送風するようにし
ている。
【0003】このように、貯水タンク内に水を貯水して
おく構造では、水の腐敗により細菌、かび、藻類などが
発生するとともに、それらの発生に伴って異臭が生じる
ことがある。
【0004】そこで、前記実開昭63−134326号
公報に記載された冷風扇では、吸水フィルタに脱臭剤を
含有させ、貯水タンク内の水や送風空気の脱臭を行なう
ようにしている。
【0005】また、実開昭62−2936号公報に記載
された空気調和機では、貯水タンク内に脱臭および除菌
効果を有する薬剤を入れ、貯水タンクの水や送風空気の
脱臭、除菌を行なうようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吸水フィルタ
に脱臭剤を含有させる場合には、経年変化による脱臭性
能の持続性が劣るとともに、吸水フィルタの交換の必要
性などのメンテナンスに問題を有している。
【0007】また、貯水タンクに脱臭、除菌効果を有す
る薬剤を入れる場合には、特別な薬剤を買い求める必要
があり、取扱いにくい問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、オゾンを利用して従来の問題を解決し、貯水タン
ク内の水や送風空気の安定した殺菌、脱臭効果を得るこ
とができる空気調和機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、水を貯水する
貯水タンクと、この貯水タンク内の水を吸水する吸水フ
ィルタと、この吸水フィルタを通じて送風する送風手段
と、オゾンを発生するオゾン発生器と、このオゾン発生
器から発生するオゾンを前記貯水タンク内の水に混合さ
せる混合手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】本発明では、オゾン発生器で発生させたオゾン
を混合手段で貯水タンクの水に混合させてオゾン水を作
る。貯水タンク内の水はオゾン水となるため、このオゾ
ン水の強力な殺菌、脱臭作用により、貯水タンク内の水
の腐敗による細菌、かび、藻類などの発生が防止され、
安定した殺菌、脱臭効果が得られる。また、貯水タンク
内のオゾン水が吸水フィルタで吸水され、この吸水フィ
ルタに吸水されたオゾン水に送風空気が接触するため、
空気中の細菌やかび、匂いの成分が捕捉され、殺菌、脱
臭がなされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の空気調和機の一実施例の構成
を図面を参照して説明する。
【0012】図1は空気調和機としての冷風扇の断面図
を示し、1は機体で、この機体1の背面には吸気口2が
形成され、前面には送風口3が形成されている。吸気口
2にはエアフィルタ4が装着され、送風口3には複数の
縦形のルーバ5が左右首振り可能に取り付けられてい
る。なお、送風口3内には後述するヒータHが配設され
ており、冬期の温風運転も可能となっている。
【0013】機体1の中央部には、送風手段6が配設さ
れている。この送風手段6は、回転自在に支持された円
筒形のファン7と、このファン7を回転させるファンモ
ータ8とから構成されている。そして、ファン7の回転
により、機体1が設置された室内の空気を吸気口2から
吸気し、機体1の内部を通じて、送風口3から送風す
る。
【0014】機体1の下部には、水を貯水する貯水タン
ク9が配設されている。この貯水タンク9には、例えば
機体1内に着脱可能とする運搬式の補給タンクから落差
で水が補給され、水の量が低減して水位が所定以下に達
したことを検知する水位スイッチSW4 (図2に示す)が
設けられている。
【0015】機体1の後部側で吸気口2とファン7との
間には、吸水フィルタ10が配設されている。この吸水フ
ィルタ10は、吸水性を有するフィルタ材から幅広で無端
状に形成され、機体1の上下に回転自在に配設されたロ
ーラ11,12間に回動自在に張設されている。上部のロー
ラ11はフィルタモータ13(図2に示す)によって回転駆
動され、下部のローラ12は貯水タンク9内に配置されて
いる。
【0016】機体1の前部側で貯水タンク9の前側に
は、オゾン発生器14が配設されているとともに、発生し
たオゾンを貯水タンク9内の水に混合させる混合手段15
が配設されている。
【0017】オゾン発生器14は、高電圧で放電を行なわ
せてオゾン(O3 )を発生させ、発生させたオゾンをオ
ゾン管16から導出する。
【0018】混合手段15は、ポンプモータ17で回転駆動
される渦流ポンプ18を備え、この渦流ポンプ18の吸入口
にオゾン管16および貯水タンク9の下部に連結された吸
入管19が接続され、吐出口に先端部が貯水タンク9の底
部近傍に配設された吐出管20が接続されている。
【0019】図2は冷風扇を制御する回路図を示し、交
流電源Eに、メインスイッチSW1 を介して、パイロット
ランプP1 および抵抗R1 の回路、ヒータH、ヒータス
イッチSW2 およびリミッタLの回路、ファンモータ8が
それぞれ接続されている。さらに、パイロットランプP
2 および抵抗R2 の回路と、フィルタモータ13とが、フ
ィルタスイッチSW3 および水位スイッチSW4 を介して接
続されている。さらに、フィルタモータ13と並列に、オ
ゾンスイッチSW5 を介して、ポンプモータ17およびオゾ
ン発生器14が接続されている。オゾンスイッチSW5 は、
フィルタスイッチSW3 に連動して動作するようになって
いる。
【0020】次に、本実施例の作用を説明する。
【0021】送風運転を行なうために、メインスイッチ
SW1 をオンすると、パイロットランプP1 が点灯し、か
つ、ファンモータ8にてファン7が回転し、送風が行な
われる。
【0022】さらに、冷風運転を行なうために、フィル
タスイッチSW3 をオンすると、貯水タンク9内に所定量
以上の水が貯水されていて水位スイッチSW4 がオンして
いれば、パイロットランプP2 が点灯し、かつ、フィル
タモータ13が回転し、貯水タンク9内の水を吸水した吸
水フィルタ10が回動する。
【0023】そのため、空気が吸水フィルタ10を通じて
送風され、吸水フィルタ10の水が気化し、その際の気化
熱により空気の温度が下げられ、冷風として送風され
る。
【0024】フィルタスイッチSW3 のオンに連動してオ
ゾンスイッチSW5 がオンし、ポンプモータ17にて渦流ポ
ンプ18が回転するとともに、オゾン発生器14がオゾンを
発生する。
【0025】そして、渦流ポンプ18の回転により、貯水
タンク9内の水が吸入管19を通じて渦流ポンプ18に吸入
され、この渦流ポンプ18から吐出される水(オゾン水)
が吐出管20を通じて貯水タンク9に戻される。
【0026】オゾン発生器14で発生したオゾンは、オゾ
ン管16を通じて渦流ポンプ18の吸入口に導かれ、渦流ポ
ンプ18内での渦流作用により水に効率良く溶解されて高
濃度のオゾン水となる。
【0027】そして、オゾンは、強力な酸化力を有し、
水中では数分あるいは数秒で分解反応して消滅する。オ
ゾン(O3 )が水中で分解すると完全に無毒、無害な酸
素ガス(O2 )と活性酸素(O)とになる。この活性酸
素(O)が強力な殺菌、脱臭作用を発揮する。
【0028】また、水中で分解しないで存在する未反応
のオゾンは、吸水フィルタ10に吸着され、この吸水フィ
ルタ10を通過する空気にて分解されて無害化し、空気中
にはほとんど放出されない。
【0029】そして、貯水タンク9内の水はオゾン水と
なるため、このオゾン水の強力な殺菌、脱臭作用によ
り、水の腐敗による細菌、かび、藻類などの発生を防止
し、安定した殺菌、脱臭効果を得ることができる。な
お、貯水タンク9内のオゾン水の濃度は、異常時や飽和
時のことを考慮して必要最小限の濃度に調整される。
【0030】さらに、貯水タンク9内のオゾン水が吸水
フィルタ10で吸水され、この吸水フィルタ10に吸水され
たオゾン水に送風空気が接触するため、空気中の細菌や
かび、匂いの成分を捕捉し、殺菌、脱臭することができ
る。特に、吸水フィルタ10は幅広で表面積を大きく、空
気との接触面積が大きくとれるため、効率良く安定した
殺菌、脱臭効果を得ることができる。
【0031】また、貯水タンク9の水位が低下し、水位
スイッチSW4 がオフした場合には、吸水フィルタ10の回
動、渦流ポンプ18の回転、オゾン発生器14がそれぞれ停
止され、送風運転のみになる。
【0032】また、温風運転を行なう場合には、ヒータ
スイッチSW2 をオンし、送風空気をヒータHで加熱し、
温風として送風する。
【0033】さらに、加湿温風運転を行なう場合には、
ヒータスイッチSW2 とともにフィルタスイッチSW3 をオ
ンし、吸水フィルタ10を通じて加湿された送風空気をヒ
ータHで加熱し、加湿温風として送風する。この場合に
も、貯水タンク9内の水はオゾン水となり、殺菌、脱臭
効果を得ることができる。
【0034】なお、混合手段15は、前記実施例のように
渦流ポンプ18を用いることによりオゾンを水に効率良く
溶解させて高濃度のオゾン水とすることができるが、貯
水タンク9の水を循環させる配管途中にエジェクターで
オゾンを注入したり、オゾン管16を貯水タンク9に直接
入れて気泡を出してばっ気したり、そのオゾン管16の先
端に取り付けた多孔質のセラミックを通して微細な気泡
を出してばっ気するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、オゾン発生器で発生さ
せたオゾンを混合手段で貯水タンクの水に混合させてオ
ゾン水を作り、このオゾン水の強力な殺菌、脱臭作用に
より、貯水タンク内の水の腐敗による細菌、かび、藻類
などの発生を防止し、安定した殺菌、脱臭効果を得るこ
とができる。しかも、貯水タンク内のオゾン水が吸水フ
ィルタで吸水され、この吸水フィルタに吸水されたオゾ
ン水に送風空気が接触するため、空気中の細菌やかび、
匂いの成分を捕捉し、殺菌、脱臭することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】同上実施例の制御手段の回路図である。
【符号の説明】
6 送風手段 9 貯水タンク 10 吸水フィルタ 14 オゾン発生器 15 混合手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を貯水する貯水タンクと、 この貯水タンク内の水を吸水する吸水フィルタと、 この吸水フィルタを通じて送風する送風手段と、 オゾンを発生するオゾン発生器と、 このオゾン発生器から発生するオゾンを前記貯水タンク
    内の水に混合させる混合手段とを備えたことを特徴とす
    る空気調和機。
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US8941453B2 (en) 2010-03-15 2015-01-27 Omron Corporation Contact switching device
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US9240289B2 (en) 2010-03-15 2016-01-19 Omron Corporation Contact switching device
US9240288B2 (en) 2010-03-15 2016-01-19 Omron Corporation Contact switching device

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