JPH0742935U - 風防下振 - Google Patents

風防下振

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JPH0742935U
JPH0742935U JP7474193U JP7474193U JPH0742935U JP H0742935 U JPH0742935 U JP H0742935U JP 7474193 U JP7474193 U JP 7474193U JP 7474193 U JP7474193 U JP 7474193U JP H0742935 U JPH0742935 U JP H0742935U
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政彦 堀川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 錘がケースを測定面へ設置するための磁石の
影響を受けないようにして、常に正確に垂直を測定でき
るようにする。 【構成】 ケース(1)内に収容される錘(11)を、ケ
ース(1)を測定面に磁着させる磁石(5)によって吸
引されないような材料で形成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、戸外で柱や軸組の垂直を測定する際に、風の影響を受けないよう 錘と糸をケース内に収容した風防下振に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、この種の風防下振を示している。(1)は角筒状のケースであり、こ のケース(1)内に、垂直測定用の糸(2)とその糸(2)によって吊り下げら れた錘(3)とが収容されて、測定の際に風によって揺れないようにしてある。 ケース(1)の上下両端において、そのケース(1)の側方に突出するようにし て取り付けた断面コの字型の枠体(4)(4)内には、それぞれケース(1)の 両側において短尺丸棒状の磁石(5)(5)…がはめ込まれている。これらの磁 石(5)(5)…は、図のように、垂直を測定しようとする測定面(6)へ磁着 させるようにしたもので、このようにして取り付けた状態で、ケース(1)の下 端側に形成した窓(7)(8)を通して糸(2)若しくは錘(3)の位置を視認 することで、垂直を確認するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、磁石(5)(5)…によってケース(1)を測定面(6)へ任 意に固定することができるため、測定時にケース(1)を手で支えておく必要が なく、容易にしかも正確に測定できるという利点がある。しかしながら、この磁 石(5)(5)…の磁力は、単に測定面(6)へ作用するだけでなく、ケース( 1)内部の錘(3)に対しても働く欠点がある。即ち、従来では、この錘(3) が鉄で形成されていたため、図3で示すように、一方の磁石(5)に引きつけら れてケース(1)の内側面へ張り付いたままの状態となることがある。そのため 、この図のような状態となったときに、磁石(5)に吸着されたためなのか、或 いは、測定面(6)がそのように傾斜しているためなのか判らないと言う不都合 があった。
【0004】 この考案は、このような従来の風防型の下振の欠点を解消して、錘がケースを 測定面へ設置するための磁石の影響を受けないようにして、常に正確に垂直を測 定できるようにすることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案では、錘とその錘を吊り下げる糸とをケ ース内に収容し、且つ、ケースの外側に測定面などへ取り付けるための磁石を備 えた風防下振において、前記の錘を前記磁石に吸着されないステンレスその他の 材料で形成してなることを特徴とするものである。
【0006】 また、この出願の請求項2の考案では、錘の全体形状をやや細長の円柱状とし たものである。
【0007】
【作用】
上記の構成によれば、錘が磁石によって影響されることがないので、その錘は 測定時常に正しい位置を示すことになり、正確な測定が可能となる。
【0008】
【実施例】
図1において、(11)がこの考案の錘であり、上記のように、この実施例では 錘(11)を磁力の影響を受けないステンレスで製作したものであり、これによっ て、ケース(1)の下端に取り付けた磁石(5)(5)によって吸引されること がなく、常に正確に測定できるようになったものである。そのような磁力を受け ないものとしては、ある程度の重さを有するものであればステンレスに限らず鉛 或いはその他の材料で形成しても良い。
【0009】 また、この実施例の錘(11)は、図3の従来例のように下端を円錐形状にして 先端を鋭角にすることなく、水平に切り落としした形状とする共に、長さを10セ ンチ程度と長くして従来のものよりも重くしてある。これは、錘(11)の重さが 大きいほど設置したときの揺れを早く停止させることができ、これによって迅速 に測定できるためである。
【0010】 他方、従来のように先端を鋭角にするのは、この先端部でも測定できるように するためであるが、測定は糸(2)の部分で行うことが多く、このような鋭角に することなくストレートに切り落としてて、重量を増したものである。従って、 この実施例の錘(11)は、全体として細長の円柱状となっている。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案では、錘をステンレスなどの磁石によって吸着されな い材質で形成しているから、従来のようにケース外側の磁石によって錘がケース 内側面に張り付くといった不都合がなく、常に正確な測定が可能となる効果があ る。
【0012】 また、この錘をやや細長状の円柱状とすることによって、その錘の重さを大き くしているので、設置したときの錘の揺れを速やかに停止させて迅速に測定でき る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例においてケースを縦断して示
す錘部分の側面図である。
【図2】従来例を示す風防下振の設置状態の斜視図であ
る。
【図3】同じく従来例においてケースを縦断して示す錘
部分の側面図である。
【符号の説明】
(1) ケース (3) 糸 (5) 磁石 (11) 錘

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錘とその錘を吊り下げる糸とをケース内
    に収容し、且つ、ケースの外側に測定面などへ取り付け
    るための磁石を備えた風防下振において、前記の錘をス
    テンレスその他の前記磁石に吸着されない材料で形成し
    てなることを特徴とする風防下振。
  2. 【請求項2】 錘の全体形状をやや細長の円柱状とした
    ことを特徴とする請求項1の風防下振。
JP1993074741U 1993-12-29 1993-12-29 風防下振 Expired - Fee Related JP2601785Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020197400A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 セイコーエプソン株式会社 慣性センサーユニットの取り付け方法、および慣性センサーユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020197400A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 セイコーエプソン株式会社 慣性センサーユニットの取り付け方法、および慣性センサーユニット

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JP2601785Y2 (ja) 1999-12-06

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