JPH0742818A - マニュアルトランスミッションの潤滑構造 - Google Patents
マニュアルトランスミッションの潤滑構造Info
- Publication number
- JPH0742818A JPH0742818A JP19486593A JP19486593A JPH0742818A JP H0742818 A JPH0742818 A JP H0742818A JP 19486593 A JP19486593 A JP 19486593A JP 19486593 A JP19486593 A JP 19486593A JP H0742818 A JPH0742818 A JP H0742818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- shift
- oil pump
- manual transmission
- shift tower
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0432—Lubricant guiding means on or inside shift rods or shift forks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0467—Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0468—Shift rods or shift forks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0493—Gearings with spur or bevel gears
- F16H57/0494—Gearings with spur or bevel gears with variable gear ratio or for reversing rotary motion
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 当該マニュアルトランスミッションが備える
強制潤滑用のオイルポンプを有効に活用して、シフトタ
ワー部内の被潤滑部位を強制的に潤滑する。 【構成】 ミッションケース13の後端に固着されるエ
クステンションハウジング15が前後方向に長く形成さ
れその後端部上方にシフトレバー39を傾動可能に支承
するシフトタワー部Aが形成され、また内部に強制潤滑
用のオイルポンプ34を備えるマニュアルトランスミッ
ションにおいて、オイルポンプ34から吐出されるオイ
ルの一部をシフトタワー部A内にジェット噴射にて導く
噴射ノズル36を設けた。
強制潤滑用のオイルポンプを有効に活用して、シフトタ
ワー部内の被潤滑部位を強制的に潤滑する。 【構成】 ミッションケース13の後端に固着されるエ
クステンションハウジング15が前後方向に長く形成さ
れその後端部上方にシフトレバー39を傾動可能に支承
するシフトタワー部Aが形成され、また内部に強制潤滑
用のオイルポンプ34を備えるマニュアルトランスミッ
ションにおいて、オイルポンプ34から吐出されるオイ
ルの一部をシフトタワー部A内にジェット噴射にて導く
噴射ノズル36を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マニュアルトランスミ
ッションの潤滑構造に関する。
ッションの潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】マニュアルトランスミッションの一形式
として、ミッションケースの後端に固着されるエクステ
ンションハウジングが前後方向に長く形成されその後端
部上方にシフトレバーを傾動可能に支承するシフトタワ
ー部が形成され、また内部に強制潤滑用のオイルポンプ
を備えるものがある。
として、ミッションケースの後端に固着されるエクステ
ンションハウジングが前後方向に長く形成されその後端
部上方にシフトレバーを傾動可能に支承するシフトタワ
ー部が形成され、また内部に強制潤滑用のオイルポンプ
を備えるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したマニュアルト
ランスミッションにおいては、シフトタワー部内のレバ
ー支承部を潤滑するために、シフトタワー部を別室とし
て内部に封入したオイルに油浴するようにしたものがあ
るが、かかる手段では油面より上方のレバー支承部を的
確に潤滑することはできない。なお、シフトタワー部内
にはエクステンションハウジングに回動及び軸方向移動
可能に組付けられてシフトレバーによって動かされるシ
フトアンドセレクトレバーシャフトの進退を補償する空
間を設ける必要があるため、シフトタワー部内にオイル
を満たすことはできない。本発明は上記した問題に対処
すべくなされたものであり、その目的は当該マニュアル
トランスミッションが備える強制潤滑用のオイルポンプ
を有効に活用して、シフトタワー部内のレバー支承部を
含む全ての被潤滑部位を強制的に潤滑するようにした潤
滑構造を提供することにある。
ランスミッションにおいては、シフトタワー部内のレバ
ー支承部を潤滑するために、シフトタワー部を別室とし
て内部に封入したオイルに油浴するようにしたものがあ
るが、かかる手段では油面より上方のレバー支承部を的
確に潤滑することはできない。なお、シフトタワー部内
にはエクステンションハウジングに回動及び軸方向移動
可能に組付けられてシフトレバーによって動かされるシ
フトアンドセレクトレバーシャフトの進退を補償する空
間を設ける必要があるため、シフトタワー部内にオイル
を満たすことはできない。本発明は上記した問題に対処
すべくなされたものであり、その目的は当該マニュアル
トランスミッションが備える強制潤滑用のオイルポンプ
を有効に活用して、シフトタワー部内のレバー支承部を
含む全ての被潤滑部位を強制的に潤滑するようにした潤
滑構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、ミッションケースの後端に
固着されるエクステンションハウジングが前後方向に長
く形成されその後端部上方にシフトレバーを傾動可能に
支承するシフトタワー部が形成され、また内部に強制潤
滑用のオイルポンプを備えるマニュアルトランスミッシ
ョンにおいて、前記オイルポンプから吐出されるオイル
の一部を前記シフトタワー部内にジェット噴射にて導く
噴射ノズルを設けた。
ために、本発明においては、ミッションケースの後端に
固着されるエクステンションハウジングが前後方向に長
く形成されその後端部上方にシフトレバーを傾動可能に
支承するシフトタワー部が形成され、また内部に強制潤
滑用のオイルポンプを備えるマニュアルトランスミッシ
ョンにおいて、前記オイルポンプから吐出されるオイル
の一部を前記シフトタワー部内にジェット噴射にて導く
噴射ノズルを設けた。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による潤滑構造において
は、強制潤滑用のオイルポンプが駆動されると、同オイ
ルポンプから吐出されるオイルの一部が噴射ノズルを通
してシフトタワー部内にジェット噴射にて導かれる。し
たがって、シフトタワー部内ではジェット噴射にて少な
くとも一部が噴霧状態とされたオイルによってシフトタ
ワー部内のレバー支承部を含む全ての被潤滑部位が強制
的に潤滑され、潤滑不足に伴う摩耗を防止することがで
きる。
は、強制潤滑用のオイルポンプが駆動されると、同オイ
ルポンプから吐出されるオイルの一部が噴射ノズルを通
してシフトタワー部内にジェット噴射にて導かれる。し
たがって、シフトタワー部内ではジェット噴射にて少な
くとも一部が噴霧状態とされたオイルによってシフトタ
ワー部内のレバー支承部を含む全ての被潤滑部位が強制
的に潤滑され、潤滑不足に伴う摩耗を防止することがで
きる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明による潤滑構造を自動車用多段
変速のマニュアルトランスミッションに実施した例を示
していて、このマニュアルトランスミッションにおいて
は、周知のように出力軸11が中間部位にてシールドベ
アリング12を介してミッションケース13の後端に回
転可能に組付けられるとともにシールドベアリング14
を介してエクステンションハウジング15の中間部に回
転可能に組付けられ、また後端にてヨーク16(後端が
閉塞されている)とブッシュ17を介してエクステンシ
ョンハウジング13の後端に回転可能に組付けられてい
る。また、出力軸11には変速ドリブンギヤ18,19
が一体回転可能に組付けられるとともにスピードメータ
ドライブギヤ21が一体回転可能に組付けられていて、
このスピードメータドライブギヤ21はエクステンショ
ンハウジング15に回転可能に組付けたスピードメータ
ドリブンギヤ22と噛合している。
説明する。図1は本発明による潤滑構造を自動車用多段
変速のマニュアルトランスミッションに実施した例を示
していて、このマニュアルトランスミッションにおいて
は、周知のように出力軸11が中間部位にてシールドベ
アリング12を介してミッションケース13の後端に回
転可能に組付けられるとともにシールドベアリング14
を介してエクステンションハウジング15の中間部に回
転可能に組付けられ、また後端にてヨーク16(後端が
閉塞されている)とブッシュ17を介してエクステンシ
ョンハウジング13の後端に回転可能に組付けられてい
る。また、出力軸11には変速ドリブンギヤ18,19
が一体回転可能に組付けられるとともにスピードメータ
ドライブギヤ21が一体回転可能に組付けられていて、
このスピードメータドライブギヤ21はエクステンショ
ンハウジング15に回転可能に組付けたスピードメータ
ドリブンギヤ22と噛合している。
【0007】また、カウンタ軸23が出力軸11に平行
に配設されていて、中間部位にてローラーベアリング2
4を介してミッションケース13の後端に回転可能に組
付けられるとともに後端にてシールドベアリング25を
介してエクステンションハウジング15に回転可能に組
付けられている。また、カウンタ軸23には上記した各
変速ドリブンギヤ18,19に噛合する各変速ドライブ
ギヤ26,27がニードルベアリング28,29を介し
て回転可能に組付けられるとともに、各ギヤ26,27
をカウンタ軸23に断続するシンクロ断続機構31,3
2が組付けられている。
に配設されていて、中間部位にてローラーベアリング2
4を介してミッションケース13の後端に回転可能に組
付けられるとともに後端にてシールドベアリング25を
介してエクステンションハウジング15に回転可能に組
付けられている。また、カウンタ軸23には上記した各
変速ドリブンギヤ18,19に噛合する各変速ドライブ
ギヤ26,27がニードルベアリング28,29を介し
て回転可能に組付けられるとともに、各ギヤ26,27
をカウンタ軸23に断続するシンクロ断続機構31,3
2が組付けられている。
【0008】また、本実施例においては、カウンタ軸2
3を駆動軸としオイルストレーナ33を通してミッショ
ンケース13の底部からオイルを吸入する強制潤滑用の
オイルポンプ34が組付けられていて、同オイルポンプ
34から吐出されるオイルはミッションケース13の後
面に組付けたポンプハウジング35に設けた通孔35a
と出力軸11に設けた通孔11a,11bを通して出力
軸11上に回転可能に組付けた図示省略の各変速ドリブ
ンギヤとこれらを出力軸11に断続する図示省略の各シ
ンクロ断続機構の被潤滑部位に強制的に導かれるように
なっている。なおミッションケース13の下部にはエク
ステンションハウジング15内からミッションケース1
3内にオイルを戻すための通孔13aが設けられてい
る。
3を駆動軸としオイルストレーナ33を通してミッショ
ンケース13の底部からオイルを吸入する強制潤滑用の
オイルポンプ34が組付けられていて、同オイルポンプ
34から吐出されるオイルはミッションケース13の後
面に組付けたポンプハウジング35に設けた通孔35a
と出力軸11に設けた通孔11a,11bを通して出力
軸11上に回転可能に組付けた図示省略の各変速ドリブ
ンギヤとこれらを出力軸11に断続する図示省略の各シ
ンクロ断続機構の被潤滑部位に強制的に導かれるように
なっている。なおミッションケース13の下部にはエク
ステンションハウジング15内からミッションケース1
3内にオイルを戻すための通孔13aが設けられてい
る。
【0009】また、ポンプハウジング35の上端には、
オイルポンプ34から吐出されるオイルの一部をパイプ
37を通してシフトタワー部A内にジェット噴射にて導
く噴射ノズル36が後方に向けて一体的に設けられてい
る。なお、噴射ノズル36にはポンプハウジング35に
設けられて前記通孔35aに連通する通孔35bを通し
てオイルが供給されるようになっている。また、通孔3
5bの上端は埋栓35Aによって閉塞されている。かか
る構成により、シフトタワー部A内の被潤滑部位、例え
ばエクステンションハウジング15に回動及び前後方向
へ移動可能に組付けられたシフトアンドセレクトレバー
シャフト38とシフトレバー39の小球部39aの連結
支承部と、エクステンションハウジング15に組付けら
れたリテーナ41とシフトレバー39の大球部39bの
支承部がジェット噴射にて少なくとも一部が噴霧状とさ
れたオイルにより強制的に潤滑されるようになってい
る。また、シフトタワー部Aの底部に相当するエクステ
ンションハウジング15にはオイルをブッシュ17に導
く通孔15aが設けられている。
オイルポンプ34から吐出されるオイルの一部をパイプ
37を通してシフトタワー部A内にジェット噴射にて導
く噴射ノズル36が後方に向けて一体的に設けられてい
る。なお、噴射ノズル36にはポンプハウジング35に
設けられて前記通孔35aに連通する通孔35bを通し
てオイルが供給されるようになっている。また、通孔3
5bの上端は埋栓35Aによって閉塞されている。かか
る構成により、シフトタワー部A内の被潤滑部位、例え
ばエクステンションハウジング15に回動及び前後方向
へ移動可能に組付けられたシフトアンドセレクトレバー
シャフト38とシフトレバー39の小球部39aの連結
支承部と、エクステンションハウジング15に組付けら
れたリテーナ41とシフトレバー39の大球部39bの
支承部がジェット噴射にて少なくとも一部が噴霧状とさ
れたオイルにより強制的に潤滑されるようになってい
る。また、シフトタワー部Aの底部に相当するエクステ
ンションハウジング15にはオイルをブッシュ17に導
く通孔15aが設けられている。
【0010】また、このマニュアルトランスミッション
においては、エクステンションハウジング15にカウン
タ軸23の後端部が露呈するオイル溜Sが形成されると
ともに、カウンタ軸23にオイル溜Sに溜まるオイルを
各変速ドライブギヤ26,27の軸支部(各ニードルベ
アリング28,29)及び各シンクロ断続機構31,3
2の被潤滑部位に導く油孔23a,23b,23cが設
けられている。またエクステンションハウジング15に
はスピードメータドリブンギヤ22に対応してポンプハ
ウジング部15bが形成されていて、このポンプハウジ
ング部15bとスピードメータドリブンギヤ22とによ
りブッシュ17を潤滑した後のオイルを吐出ポート15
cを通して前記オイル溜Sに供給するオイルポンプPが
構成されている。
においては、エクステンションハウジング15にカウン
タ軸23の後端部が露呈するオイル溜Sが形成されると
ともに、カウンタ軸23にオイル溜Sに溜まるオイルを
各変速ドライブギヤ26,27の軸支部(各ニードルベ
アリング28,29)及び各シンクロ断続機構31,3
2の被潤滑部位に導く油孔23a,23b,23cが設
けられている。またエクステンションハウジング15に
はスピードメータドリブンギヤ22に対応してポンプハ
ウジング部15bが形成されていて、このポンプハウジ
ング部15bとスピードメータドリブンギヤ22とによ
りブッシュ17を潤滑した後のオイルを吐出ポート15
cを通して前記オイル溜Sに供給するオイルポンプPが
構成されている。
【0011】上記のように構成した本実施例において
は、カウンタ軸23と出力軸11が回転するとき、各変
速ドリブンギヤ18,19が回転するとともに各変速ド
ライブギヤ26,27が回転し、またスピードメータド
ライブギヤ21が回転するとともにスピードメータドリ
ブンギヤ22が回転し、またカウンタ軸23を駆動軸と
する強制潤滑用のオイルポンプ34が駆動される。この
ため、オイルストレーナ33を通して吸入されたオイル
がポンプハウジング35の通孔35aと出力軸11の通
孔11a,11bを通して図示省略の変速ドリブンギヤ
の軸支部と各シンクロ断続機構の被潤滑部位に強制的に
導かれて潤滑する。
は、カウンタ軸23と出力軸11が回転するとき、各変
速ドリブンギヤ18,19が回転するとともに各変速ド
ライブギヤ26,27が回転し、またスピードメータド
ライブギヤ21が回転するとともにスピードメータドリ
ブンギヤ22が回転し、またカウンタ軸23を駆動軸と
する強制潤滑用のオイルポンプ34が駆動される。この
ため、オイルストレーナ33を通して吸入されたオイル
がポンプハウジング35の通孔35aと出力軸11の通
孔11a,11bを通して図示省略の変速ドリブンギヤ
の軸支部と各シンクロ断続機構の被潤滑部位に強制的に
導かれて潤滑する。
【0012】また、オイルポンプ34から吐出されるオ
イルの一部がポンプハウジング35の通孔35aから通
孔35bを通して噴射ノズル36に導かれ、噴射ノズル
36からパイプ37を通してシフトタワー部A内にジェ
ット噴射にて導かれる。したがって、シフトタワー部A
内ではジェット噴射にて少なくとも一部が噴霧状態とさ
れたオイルによってシフトタワー部A内の全ての被潤滑
部位(例えば、シフトアンドセレクトレバーシャフト3
8とシフトレバー39の小球部39aの連結支承部と、
リテーナ41とシフトレバー39の大球部39bの支承
部)が強制的に潤滑され、潤滑不足に伴う摩耗を防止す
ることができる。
イルの一部がポンプハウジング35の通孔35aから通
孔35bを通して噴射ノズル36に導かれ、噴射ノズル
36からパイプ37を通してシフトタワー部A内にジェ
ット噴射にて導かれる。したがって、シフトタワー部A
内ではジェット噴射にて少なくとも一部が噴霧状態とさ
れたオイルによってシフトタワー部A内の全ての被潤滑
部位(例えば、シフトアンドセレクトレバーシャフト3
8とシフトレバー39の小球部39aの連結支承部と、
リテーナ41とシフトレバー39の大球部39bの支承
部)が強制的に潤滑され、潤滑不足に伴う摩耗を防止す
ることができる。
【0013】また、シフトタワー部Aの底部から通孔1
5aを通してブッシュ17にオイルが流れてブッシュ1
7を潤滑した後にオイルはオイルポンプPに向けて流
れ、これがオイルポンプPに吸入されて吐出ポート15
cを通してオイル溜Sに強制的に供給され、かかるオイ
ルがカウンタ軸23に設けた油孔23a,23b,23
cを通して各変速ドライブギヤ26,27の軸支部及び
各シンクロ断続機構31,32の被潤滑部位に強制的に
導かれて潤滑する。
5aを通してブッシュ17にオイルが流れてブッシュ1
7を潤滑した後にオイルはオイルポンプPに向けて流
れ、これがオイルポンプPに吸入されて吐出ポート15
cを通してオイル溜Sに強制的に供給され、かかるオイ
ルがカウンタ軸23に設けた油孔23a,23b,23
cを通して各変速ドライブギヤ26,27の軸支部及び
各シンクロ断続機構31,32の被潤滑部位に強制的に
導かれて潤滑する。
【0014】ところで、本実施例の上述した潤滑構造に
おいては、強制潤滑用のオイルポンプ34から吐出され
るオイルの一部を噴射ノズル36にてジェット噴射とし
てシフトタワー部Aに強制的に供給して少なくとも一部
が噴霧状態とされたオイルによってシフトタワー部A内
の全ての被潤滑部位を強制的に潤滑するとともに、スピ
ードメータドリブンギヤ22とエクステンションハウジ
ング15に形成したポンプハウジング部15aによって
構成されるオイルポンプPから強制的に供給されるオイ
ルによって各変速ドライブギヤ26,27の軸支部及び
各シンクロ断続機構31,32の被潤滑部位を強制的に
潤滑するようにしたものであるため、該当部位が的確に
潤滑されることは勿論のこと、当該マニュアルトランス
ミッションの既存の構成部材である強制潤滑用のオイル
ポンプ34とスピードメータドリブンギヤ22とエクス
テンションハウジング15を有効に活用して構成したも
のであるため、安価に実施することができる。
おいては、強制潤滑用のオイルポンプ34から吐出され
るオイルの一部を噴射ノズル36にてジェット噴射とし
てシフトタワー部Aに強制的に供給して少なくとも一部
が噴霧状態とされたオイルによってシフトタワー部A内
の全ての被潤滑部位を強制的に潤滑するとともに、スピ
ードメータドリブンギヤ22とエクステンションハウジ
ング15に形成したポンプハウジング部15aによって
構成されるオイルポンプPから強制的に供給されるオイ
ルによって各変速ドライブギヤ26,27の軸支部及び
各シンクロ断続機構31,32の被潤滑部位を強制的に
潤滑するようにしたものであるため、該当部位が的確に
潤滑されることは勿論のこと、当該マニュアルトランス
ミッションの既存の構成部材である強制潤滑用のオイル
ポンプ34とスピードメータドリブンギヤ22とエクス
テンションハウジング15を有効に活用して構成したも
のであるため、安価に実施することができる。
【0015】上記実施例においては、噴射ノズル36か
らパイプ37を通してシフトタワー部Aにオイルが供給
されるように構成したが、図2に示したように、シフト
アンドセレクトレバーシャフト38の軸部を中空状とし
てこれを通して噴射ノズル36からシフトタワー部Aに
オイルが供給されるように構成して本発明を実施するこ
とも可能であり、この場合にはパイプ37が不要とな
る。
らパイプ37を通してシフトタワー部Aにオイルが供給
されるように構成したが、図2に示したように、シフト
アンドセレクトレバーシャフト38の軸部を中空状とし
てこれを通して噴射ノズル36からシフトタワー部Aに
オイルが供給されるように構成して本発明を実施するこ
とも可能であり、この場合にはパイプ37が不要とな
る。
【図1】 本発明による潤滑構造の一実施例を示す断面
図である。
図である。
【図2】 本発明による潤滑構造の他の実施例を示す断
面図である。
面図である。
13…ミッションケース、15…エクステンションハウ
ジング、39…シフトレバー、A…シフトタワー部、3
4…強制潤滑用のオイルポンプ、36…噴射ノズル。
ジング、39…シフトレバー、A…シフトタワー部、3
4…強制潤滑用のオイルポンプ、36…噴射ノズル。
Claims (1)
- 【請求項1】 ミッションケースの後端に固着されるエ
クステンションハウジングが前後方向に長く形成されそ
の後端部上方にシフトレバーを傾動可能に支承するシフ
トタワー部が形成され、また内部に強制潤滑用のオイル
ポンプを備えるマニュアルトランスミッションにおい
て、前記オイルポンプから吐出されるオイルの一部を前
記シフトタワー部内にジェット噴射にて導く噴射ノズル
を設けたことを特徴とするマニュアルトランスミッショ
ンの潤滑構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19486593A JPH0742818A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | マニュアルトランスミッションの潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19486593A JPH0742818A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | マニュアルトランスミッションの潤滑構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742818A true JPH0742818A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16331591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19486593A Pending JPH0742818A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | マニュアルトランスミッションの潤滑構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742818A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008032642A1 (fr) * | 2006-09-14 | 2008-03-20 | Isuzu Motors Limited | Structure d'installation pour pompe hydraulique de transmission |
JP2019007562A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | いすゞ自動車株式会社 | 潤滑装置 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19486593A patent/JPH0742818A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008032642A1 (fr) * | 2006-09-14 | 2008-03-20 | Isuzu Motors Limited | Structure d'installation pour pompe hydraulique de transmission |
JP2019007562A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | いすゞ自動車株式会社 | 潤滑装置 |
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