JPH0742666U - 走間パイプ切断機 - Google Patents

走間パイプ切断機

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JPH0742666U
JPH0742666U JP7492793U JP7492793U JPH0742666U JP H0742666 U JPH0742666 U JP H0742666U JP 7492793 U JP7492793 U JP 7492793U JP 7492793 U JP7492793 U JP 7492793U JP H0742666 U JPH0742666 U JP H0742666U
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cutting
sliding
slide
pipe
cutting machine
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JP7492793U
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孔平 高瀬
義夫 林
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切粉の堆積によってスライド機構の機能が阻
害されないようにした走間パイプ切断機を提供する。 【構成】 台車上に取付けられた門型架構10と、門型架
構10の上部ビーム下面に取付けられたパスラインに対し
直交方向に延びる摺動レール21と、切削ユニット20A,20
B の上部に取付けられており、摺動レール21に摺動自在
に係合させて切削ユニット20A,20B を摺動レール21から
吊下げるスライドユニット24と、門型架構10と切削ユニ
ット20A,20B との間に取付けられた切削ユニットをスラ
イドさせる摺動ナット25と摺動スクリュウ27からなるス
ライド手段と、鋸刃が回転しながら被切断管を切断する
切断空間の側方および上方を囲むカバー41,42,43と切断
機の要部外側を囲みシュート48を形成した外側カバー46
とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は走間パイプ切断機に関する。さらに詳しくは、走行しているパイプと 同調して走行しながら該パイプを切断する走間パイプ切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の走間パイプ切断機の一例である2刃式切断機を図6に基づき説明する。
51は台車であって、車輪52を備えており、走行レール53上を走行するようになっ ている。この走行方向はパイプPのパスラインと同一である。 台車51の上面には摺動レール54,55がパスラインに対し直交方向に設置されて おり、左側の摺動レール54には左側切削ユニット56のスライドユニット57が摺動 自在に載せられ、右側の摺動レール55には右側切削ユニット58のスライド59が摺 動自在に載せられている。各スライドユニット56,59は、その底部に取付けられ た摺動ナット61と該摺動ナット61が螺合するスクリュウ62とそのスクリュウ62を 回転駆動する減速機付モータ63からなるスライド手段によって、パイプPに接近 したり離間するようになっている。なお、各切削ユニット56,57は傾動減速機64 、鋸刃駆動モータ65、カッターヘッド66、鋸刃67などからなる公知の構成を有し ている。そして、2個の鋸刃67がパイプPを切断する切断空間の下面には漏斗型 のシュート68を設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例のパイプ切断機では、鋸刃67の下方に摺動レール54,55とスライド ユニット56,57、また摺動ナット61とスクリュウ62等からなるスライド機構が配 置されているので、鋸刃67でパイプPを切断する際に発生する切粉がスライド面 に堆積し、摺動面が切粉で傷付いてスライド抵抗が大きくなったり、あるいは摺 動部の空間が切粉で埋って摺動しなくなるといった問題が生じていた。したがっ て、度々、切断機を停止させ手作業で堆積した切粉を除去していたが、労力が多 大であるのみか、切断機の稼働率を低下させるものであった。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、切粉の堆積によってスライド機構の機能が阻害さ れず、稼働率も高い走間パイプ切断機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の走間パイプ切断機は、被切断管のパスラインに沿って走行する台車と 、該台車上でパスラインに対し直交方向にスライドすると共に、先端に鋸刃を備 えたカッターヘッドを傾動自在に支持した複数の切削ユニットを有する走間パイ プ切断機であって、前記台車上に取付けられた門型架構と、該門型架構の上部ビ ーム下面に取付けられたパスラインに対し直交方向に延びる摺動レールと、前記 切削ユニットの上部に取付けられており、前記摺動レールに摺動自在に係合させ て切削ユニットを摺動レールから吊下げるスライドユニットと、前記門型架構と 前記切削ユニットとの間に取付けられた前記切削ユニットをスライドさせるスラ イド手段とからなることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案では、切削ユニットを摺動させる摺動レールやスライド手段は門型架構 によって切削ユニットの上方に取付けられているので、切削時に発生する切粉は ほとんど重力によって下方に落下することから上方のスライド機構に堆積するこ とがなくなる。さらに上方や側方に飛散した切粉についても切削空間の側方と上 方を囲むカバーを設けた場合は、それによって切粉の飛散を遮蔽し、かつ捕捉し た切粉をシュートから外部へ排出するので、切粉による摺動機構の損傷は生じな い。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案の一実施例に係わるパイプ切断機の要部正面図、図2は同中央縦 断面図である。まず、図1〜2に基づき基本構造を説明しておく。1は台車であ り、車輪2を有しており、走行レール3上を転動するようになっている。また台 車1には左右方向の動きを規制するガイドローラ4が取付けられている。さらに 台車1にはピニオン5を回転駆動する走行原動機6が取付けられており、このピ ニオン5がレール3のベース7に取付けられたラック8に噛み合っており、走行 原動機6の駆動によって台車1が走行するようになっている。もちろんこの走行 方向はパイプPのパスラインと一致している。
【0008】 前記台車1の上部には門型架構10が取付けられている。この門型架構10は左右 のサイドフレーム11と各サイドフレーム10,11の上端部を連結する上部ビーム12 ,13 ,14とから構成されている。また台車1には、図1に示すように公知の構成 の入側ガイドローラスタンド16と出側ドラグアウトスタンド17が設置されている 。門型架構10の入側である上部ビーム14の下方には公知の構造のメインクランプ 18が摺動自在に吊下げられ、出側である上部ビーム12,13の下方には切断ユニッ ト20A,20B が摺動自在に吊り下げられている。
【0009】 つぎに、図2〜3に基づきスライド機構を説明する。 上部ビーム12,13の下面には摺動レール21,22がそれぞれ取付けられており、 その方向はパスラインに対して直交している。一方、各切削ユニット20A,20B の 吊下げ台車23の上面にはスライドユニット24が取付けられており、各スライドユ ニット24は前記摺動レール21,22 に摺動自在に係合している。そして、前記吊下 げ台車23の上面には摺動ナット25がブラケット26により回転不能に拘束されて取 付けられており、この摺動ナット25に摺動スクリュウ27が螺合している。摺動ス クリュウ27の両端は軸受で左右のサイドフレーム11に支持され、さらにその一端 には摺動スクリュウ27を回転させる駆動モータ(図示せず)が取付けられている 。したがって、摺動スクリュウ27を回転させると切削ユニット20A,20B をパイプ に対し直交方向から接近し、また離間することができる。図1において、実線は 接近した状態、想像線は離間した状態を示している。
【0010】 なお、各切削ユニット20A,20B は、図2および図4に示すように吊下げ台車23 から垂下したコラム30で支持した揺動軸31に揺動自在に軸着されたカッタヘッド 32と、カッタヘッド32の先端に軸支された鋸刃33と、カッタヘッド32の後端に取 付けられた鋸刃駆動モータ34を有しており、さらに図3および図4に示すように 傾動用モータ35、傾動用ウォーム減速機36、ベルト37からなる傾動機構を備えて いる。なお、図4において、38はサブクランプである。
【0011】 以上のように本考案はスライド機構を切削空間の上方に設置し切粉が堆積しな いようにしているわけであるが、切削中発生する切粉が上方に飛散してもスライ ド機構や他の重要機器に切粉が付着しないようにするため、つぎのごとき切粉カ バーを取付けている。
【0012】 図5において、41,42は一対の吊下げ台車23の対向側端部近傍に取付けたカバ ーで、切削空間の上方に位置している。台車23,23が接近した場合は、カバー41 ,42は上下に重合し、台車23,23がスライドエンドまで離間しても空間を生じな いだけの長さを有している。また図3に示すように、カバー41,42のパスライン 方向入側の側縁に上下方向に重合するようにカバー43がメインクランプ18に取付 けられている。これらのカバー41,42,43により切粉の上方への飛散を防止してい る。さらに図5に示すように吊下げ台車23から垂下したコラム30の下端にはカバ ー44,45が取付けられている。このカバー44,45は図4に示すように、カッター ヘッド32とメインクランプ18の間の隙間、すなわち鋸刃33が回転する切削空間に 相当する幅を有している。これにより側方への切粉の飛散を防止し、後述するシ ュート48へ切粉が集まるように案内している。
【0013】 さらに、図1に示すように、切断機の主要部を被う外側カバー46が設けられて おり、前記した部分的なカバー41,42,43,44,45の外側に位置している。そして、 その形状は全体的に漏斗型となっている。すなわち、左右の上端部は門型架構10 の上部ビーム12,13の両端に取付けられ、各切削ユニット20A,20B の側方まで垂 直に下がる垂直部47と、前記切削ユニット20A,20B の下面に位置するシュート48 から構成されている。そして、シュート48は傾斜部48a と排出口48b とから構成 されている。このような外側カバー47により、切粉は機外への飛散を防止され、 かつ、切削中に発生しそのまま重力落下した切粉、あるいは前記部分的なカバー 41,42,43,44,45に衝突したあと動力落下した切粉は全てシュート48により排出口 49に集められ、そこから、レール3,3間に設けた集積溝50へ排出されるように なっている。
【0014】 以上のように本実施例では、スライド機構が切削空間の上方にあって切粉が堆 積しにくい構造になっており、さらに、部分的なカバー41〜45と全体的に包囲す る外側カバー46とにより切粉のスライド機構その他の重要部分への飛散を防止し ているので、切粉の堆積による障害が生じない。したがって、スライド機構のス ライド抵抗が大きくなったり、摺動が不可能になるといった問題は生じず、切断 機を停止させて手作業で切粉を除去するといった労力は不用になり、稼働率も向 上する。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、切粉の堆積によってスライド機構の機能が阻害されず、稼働 率も高い走間パイプ切断機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる走間パイプ切断機の
要部正面図(図2のI−I線矢視図)である。
【図2】図1の走間パイプ切断機の中央縦断側面図であ
る。
【図3】図2の走間パイプ切断機における要部拡大側面
図である。
【図4】切削ユニット20A,20B の拡大平面図である。
【図5】スライド機構と切削ユニット20A,20B の拡大正
面図である。
【図6】従来の走間パイプ切断機の要部正面図である。
【符号の説明】
1 台車 10 門型架構
11 サイドフレーム 12 上部ビーム 13 上部ビーム
20A 切削ユニット 20B 切削ユニット 21 摺動レール
23 吊下げ台車 24 スライドユニット 25 摺動ナット
27 摺動スクリュウ 41 カバー 42 カバー
43 カバー 46 外側カバー 47 垂直部
48 シュート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被切断管のパスラインに沿って走行する台
    車と、該台車上でパスラインに対し直交方向にスライド
    すると共に、先端に鋸刃を備えたカッターヘッドを傾動
    自在に支持した複数の切削ユニットを有する走間パイプ
    切断機であって、前記台車上に取付けられた門型架構
    と、該門型架構の上部ビーム下面に取付けられたパスラ
    インに対し直交方向に延びる摺動レールと、前記切削ユ
    ニットの上部に取付けられており、前記摺動レールに摺
    動自在に係合させて切削ユニットを摺動レールから吊下
    げるスライドユニットと、前記門型架構と前記切削ユニ
    ットとの間に取付けられた前記切削ユニットをスライド
    させるスライド手段とからなることを特徴とする走間パ
    イプ切断機。
  2. 【請求項2】前記鋸刃が回転しながら被切断管を切断す
    る切断空間の上方と側方を部分的に遮蔽するカバーと、
    前記上部ビームの両端から下方へ垂下する垂直部と、前
    記切削ユニットの下面において中央に向って下傾する傾
    斜部および排出口からなるシュートを備えた外側カバー
    からなる切粉カバーを有することを特徴とする請求項1
    記載の走間パイプ切断機。
JP1993074927U 1993-12-29 1993-12-29 走間パイプ切断機 Expired - Lifetime JP2576642Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4894978A (ja) * 1972-03-16 1973-12-06
JPH0231358U (ja) * 1989-02-20 1990-02-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4894978A (ja) * 1972-03-16 1973-12-06
JPH0231358U (ja) * 1989-02-20 1990-02-27

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