JPH0742607Y2 - パイプ小口修理機 - Google Patents

パイプ小口修理機

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Publication number
JPH0742607Y2
JPH0742607Y2 JP4718193U JP4718193U JPH0742607Y2 JP H0742607 Y2 JPH0742607 Y2 JP H0742607Y2 JP 4718193 U JP4718193 U JP 4718193U JP 4718193 U JP4718193 U JP 4718193U JP H0742607 Y2 JPH0742607 Y2 JP H0742607Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
repair machine
pin
repair
curved surface
levers
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4718193U
Other languages
English (en)
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JPH0715265U (ja
Inventor
博 国井
Original Assignee
北海機材工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 北海機材工業株式会社 filed Critical 北海機材工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、パイプ小口修理機に係
り、詳しくは、建築、土木工事に使用される鋼製仮設機
材のうち、丸パイプを主軸として作られている製品すな
わち鋼管足場として使用される単管パイプの修理に使用
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。単管パイプは適数本を連結し
て使用する場合が多く、小口が変形していると、その連
結に使用する継手材(単管ジョイント、連結ピン等)が
入らない場合がある。小口の変形、潰れなどの発生原因
は、下記の通りである。 1.組立、解体時の落下等による場合、 2.作業中の衝撃(ぶつけ)による場合、 3.輸送中の場合、 4.重機等で踏み潰される場合。この結果、商品価値が
なくなる、美観が悪くなる、修理に時間がかかる。など
の問題を惹起している。このため、下記のようにして修
理している。 1.ハンマーでたたいて修理する。 2.テーパ付の棒状金具を挿入して、ハンマー等で打撃
を加えて修正している。 3.油圧式の機械治具(スライドコッター式)を使用し
て修理している(機動性がない)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。1.
ハンマーでたたく方法では、誰でも簡単に行うことがで
きないと共に、短時間での作業ができず能率が悪い。
2.油圧式の機械治具を使用する方法では、誰でも簡単
に使えない、重量物なので移動に不便であると共に、動
力などの併用設備を必要とする。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、下記のことができるものを提供しようとするもので
ある。手軽に移動できて誰にでも使える簡便な方法で小
口修理ができる。また、梱包状態、輸送状態、高所作業
等にも使えるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち本願のものは、先端部近傍に設けた第1ピン4を中
心に開閉自在に構成された左右のレバー2,3の先端に
取付けられた修理機本体5は、左右の修理機単体5A,
5Bから構成され、左の修理機単体5Aは左方に向け湾
曲面5A1を位置せしめた断面略半円柱状型材で構成さ
れ、右の修理機単体5Bは右方に向け湾曲面5B1を位
置せしめた断面略半円柱状型材で構成されていると共
に、これら左右の修理機単体5A,5Bの先端部は、第
1ピン4と平行な第2ピン5Cで開閉自在に連結され、
左右のレバー2,3の開閉に応じて左右の修理具単体5
A,5Bが第2ピン5Cを中心として閉開するよう構成
されているパイプ小口修理機である。この場合、左の修
理機単体5Aは左方に向けた湾曲面5A1と、右の修理
機単体5Bは右方に向けた湾曲面5B1からなり、か
つ、当該修理機本体5の先端方向に細くなるテーパ状に
構成することができる。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は本考案のパイプ小口修理機である。2,3は左右のレ
バーで、先端には平面略半円状の内方突起2A,3A
と、外方突起2B,3Bが形成されていると共に、これ
ら内方突起と外方突起の中心には縦穴2A1,3A1,
2B1,3B1が互いに平行状態で開設され、内方突起
2A,3Aにおける縦穴2A1,3A1は第1ピン4で
連結されている。したがって、左右のレバーはこの第1
ピン4を中心に開閉自在に構成されていることになる。
【0007】また、これら左右のレバー2,3の内側に
おける先端近傍には内方に向け平面半円状の左右の突起
2A2,3A2が対向するよう突設されている。したが
って、左右のレバーを内方に閉じると、これら左右の突
起2A2,3A2は当接し、第1ピン4を中心に左右の
レバーにおける外方突起2B,3Bは外方に少しく開い
た状態になる。
【0008】5は左右のレバーの先端に取付けられた修
理機本体で、この修理機本体は左右の修理機単体5A,
5Bから構成され、左の修理機単体5Aは左方に向け湾
曲面5A1を位置せしめた断面略半円柱状型材で構成さ
れ、右の修理機単体5Bは右方に向け湾曲面5B1を位
置せしめた断面略半円柱状型材で構成されていると共
に、これら左右の修理機単体5A,5Bの先端部は、第
1ピン4と平行な第2ピン5Cで開閉自在に連結され、
左の修理機単体5Aの後端部は、左のレバー2の外方突
起2Bにおける縦穴2B1と第1ピン4と平行な左方ピ
ン6で連結され、また、右の修理機単体5Bの後端部
は、右のレバー3の外方突起3Bにおける縦穴3B1と
第1ピン4と平行な右方ピン7で連結されている。この
場合、左の修理機単体5Aは左方に向けた湾曲面5A1
と、右の修理機単体5Bは右方に向けた湾曲面5B1か
らなり、かつ、当該修理機本体5の先端方向に細くなる
テーパ状に構成されている。
【0009】本考案のものは下記のように作用する。本
願のパイプ小口修理機は、左右のレバー2,3をイ,ロ
の方向へ同時に作用させることにより、第1ピン4を介
してハ,ニの方向へ同時に図4のごとく、膨らむ機構と
なる。左方ピン6、右方ピン7は左右の修理機単体5
A,5Bをハ,ニの方向へ同時に膨らませる力点とな
る。また、第2ピン5Cは左方ピン6,右方ピン7の支
点となる。
【0010】左の修理機単体5Aは、第2ピン5Cを支
点として、イ及びロの作用により外部方向(ハの矢印方
向)に膨らみ、右の修理機単体5Bは、第2ピン5Cを
支点として、イ及びロの作用により外部方向(ニの矢印
方向)に膨らむことになる。第2ピン5Cは左右の修理
機単体5A,5Bの支点となる。第1ピン4は、本願の
パイプ小口修理機の中心支点であり、他の第2ピン5
C、左方ピン6、右方ピン7へ作用力を伝える支点とな
る。
【0011】左方ピン6は第2ピン5Cを支点として左
の修理機単体5Aをハの方向へ動かす力点となり、右方
ピン7は第2ピン5Cを支点として右の修理機単体5B
をニの方向へ動かす力点となる。左右のレバー2,3
を、ホ,ヘの方向へ手動させることにより、左右の修理
機単体5A,5Bは図1に示す位置に戻ることになる。
【0012】そこで、左右のレバー2,3を外方に開い
た状態、すなわち、左右の修理機単体5A,5Bを閉じ
た状態にして、当該左右の修理機単体を小口が変形した
り潰れたりしているパイプ8の小口部分8Aに挿入した
後、左右のレバー2,3を内方に閉じると、左右の修理
機単体が外方に開いた状態となり、この小口を修正、修
理することができる。
【0013】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.単管パイプの小口変形(潰れ)を簡単に直すことが
できる。 2.単管パイプの内径寸法に関わらず、任意のものにも
使用できる。 3.人力により誰にでも容易に操作ができる。 4.手軽に移動できるので、高所での作業、梱包状態や
輸送状態にあるものでも修理に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】左右のレバーを外方に開いた状態の正面図であ
る。
【図2】同上の要部拡大平面図である。
【図3】同上の要部拡大側面図である。
【図4】左右のレバーを内方に閉じた状態の正面図であ
る。
【図5】図1の要部拡大図である。
【図6】左右の修理機単体部分の拡大正面図である。
【図7】同上の側面図である。
【図8】図6における平面図である。
【図9】要部の拡大分解斜視図である。
【図10】使用状態の斜視図である。
【図11】使用状態の1部を切欠いた要部拡大正面図で
ある。
【図12】使用状態の1部を切欠いた要部拡大正面図で
ある。
【符号の説明】
1 パイプ小口修理機 2,3 レバー 4 第1ピン 5 修理機本体 6 左方ピン 7 右方ピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部近傍に設けた第1ピン(4)を中
    心に開閉自在に構成された左右のレバー(2,3)の先
    端に取付けられた修理機本体(5)は、左右の修理機単
    体(5A,5B)から構成され、左の修理機単体(5
    A)は左方に向け湾曲面(5A1)を位置せしめた断面
    略半円柱状型材で構成され、右の修理機単体(5B)は
    右方に向け湾曲面(5B1)を位置せしめた断面略半円
    柱状型材で構成されていると共に、これら左右の修理機
    単体(5A,5B)の先端部は、第1ピン(4)と平行
    な第2ピン(5C)で開閉自在に連結され、左右のレバ
    ー(2,3)の開閉に応じて左右の修理具単体(5A,
    5B)が第2ピン(5C)を中心として閉開するよう構
    成されていることを特徴とするパイプ小口修理機。
  2. 【請求項2】 左の修理機単体(5A)は左方に向けた
    湾曲面(5A1)と、右の修理機単体(5B)は右方に
    向けた湾曲面(5B1)からなり、かつ、当該修理機本
    体(5)の先端方向に細くなるテーパ状に構成されてい
    る請求項1記載のパイプ小口修理機。
JP4718193U 1993-08-06 1993-08-06 パイプ小口修理機 Expired - Lifetime JPH0742607Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4718193U JPH0742607Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 パイプ小口修理機

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JP4718193U JPH0742607Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 パイプ小口修理機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0715265U JPH0715265U (ja) 1995-03-14
JPH0742607Y2 true JPH0742607Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=12767921

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4718193U Expired - Lifetime JPH0742607Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 パイプ小口修理機

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JPH0715265U (ja) 1995-03-14

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