JPH0742570Y2 - シャーリングマシン - Google Patents

シャーリングマシン

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JPH0742570Y2
JPH0742570Y2 JP9097289U JP9097289U JPH0742570Y2 JP H0742570 Y2 JPH0742570 Y2 JP H0742570Y2 JP 9097289 U JP9097289 U JP 9097289U JP 9097289 U JP9097289 U JP 9097289U JP H0742570 Y2 JPH0742570 Y2 JP H0742570Y2
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JP
Japan
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clearance
ram
work
blade
movable upper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9097289U
Other languages
English (en)
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JPH0333017U (ja
Inventor
信夫 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、シャーリングマシンに係り、更に詳細には
固定下刃と可動上刃とのクリアランスを微調整するクリ
アランス微調整装置を備えたシャーリングマシンに関す
る。
(従来の技術) 従来、ワークを支持するワークテーブルの後端に設けら
れた固定下刃と上下動自在なラムの下端に設けられた可
動上刃との協働により、ワークとしての例えば4〜8mか
らなる長尺材に剪断加工を行なうシャーリングマシンが
知られている。
このシャーリングマシンにおいて、固定下刃と可動上刃
とのクリアランスを調整するクリアランス調整装置とし
ては、例えば実公昭51-27504号公報などが知られてい
る。すなわち、このクリアランス調整装置はワークテー
ブルに設けられた押引きボルトでワークテーブルを前後
方向へ変位せしめてクリアランスの調整が行なわれてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のクリアランス調整装置では作
業者が押引きボルトを操作していることからクリアラン
ス調整の作業が大変困難であると共に時間がかかるとい
う問題があった。
また、従来のクリアランス調整装置では1.0〜0.2mmの調
整が可能であるが、例えば0.03〜0.2mmの微調整は出来
なかったのである。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、作業者
に頼らずにラムの反りを利用して例えば0.03〜0.2mmか
らなるクリアランスの微調整を可能にしたシャーリング
マシンを提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、ワークを支持
するワークテーブルの後端に設けられた固定下刃と上下
動自在なラムの下端に設けられた可動上刃との協働によ
りワークに剪断加工を行なうシャーリングマシンであっ
て、前記ラムの後面における長手方向に、前記固定下刃
と可動上刃とのクリアランスを微調整するための加熱装
置と冷却装置からなるクリアランスを微調整装置を設け
てシャーリングマシンを構成した。
(作用) この考案のシャーリングマシンを採用することにより、
ワークテーブルの後端に設けられた固定下刃と、上下動
自在なラムの下端に設けられた可動上刃との協働により
ワークに剪断加工が行なわれる。そして、ワークの板厚
変更などにより、前記固定下刃と可動上刃とのクリアラ
ンスを微調整する際には、前記ラムの後面に設けられた
クリアランスを微調整装置である加熱装置または冷却装
置でラムの後面を加熱したり、冷却したりしてラムを反
らせることにより自動的にクリアランス調整が行なわれ
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第3図を参照するに、シャーリングマシン1はC型形状
のフレームから構成されており、このフレームは下部フ
レーム3と上部フレーム5とで一体化されている。下部
フレーム3の前側上部にはワークテーブル7が取付けら
れており、このワークテーブル7の後端肩部には固定下
刃9が設けられている。
前記上部フレーム5の前側上部における両側には流体圧
シリンダ11が取付けられており、この流体圧シリンダ11
にはピストンロッド13が伸縮自在に装着されている。こ
のピストンロッド13の先端には、シャーリングマシン1
の長手方向(第3図において紙面に対し直交する方向)
へ延伸したラム15が取付けられており、このラム15の下
端には可動上刃17が設けられている。
上記構成により流体圧シリンダ11を作動させると、ピス
トンロッド13を介してラム15が上下動される。ラム15が
上下動されることにより、ワークテーブル7上に支持さ
れたワークWに固定下刃9と可動上刃17との協働により
剪断加工が行なわれることになる。
前記上部フレーム5の前側において上部フレーム5の上
部から下向きに板押え19が垂設されており、ワークテー
ブル7上に支持されたワークWを固定下刃9と可動上刃
17との協働で剪断加工を行なう際、板押え19が下降して
ワークWを上方から押圧することによって、ワークWは
ワークテーブル7上に固定されることになる。
前記ラム17の下端における後部中央には水平補強板21が
前後方向(第3図において左右方向)へ延伸して設けら
れており、この水平補強板21の下部には前後方向へ延伸
したガイド部材23が取付けられている。このガイド部材
23には前後方向へ移動自在なバックゲージ装置25が設け
られている。このバックゲージ装置25を前後方向へ移動
せしめて所定の位置に停止せしめる。そしてこのバック
ゲージ装置25の突当て面にワークWの一側端を突当てる
ことによってワークWが位置決めされることになる。
前記ラム15と水平補強板21との連結を補強するために左
右方向には適宜な間隔でリブ27が取付けられている。
第1図および第2図に示されているように、前記ラム15
の後面には、前記固定下刃9と可動上刃17とのクリアラ
ンスCを微調整するクリアランス微調整装置29が設けら
れている。すなわち、クリアランス微調整装置29は加熱
装置31と冷却装置33とからなっている。加熱装置31はラ
ム15の後面に左右方向へ延伸して設けられていると共
に、冷却装置33は加熱装置31が設けられたラム15の後面
における上下に適宜な間隔で設けられている。
加熱装置31は例えば加熱ヒータより構成され、外気温度
に対し10℃アップまで温度制御できるようになってい
る。また、冷却装置33は例えば冷却パイプより構成さ
れ、この冷却パイプに冷風または冷水を流し、外気温度
に対し10℃ダウンまで温度制御できるようになってい
る。
固定下刃9と可動上刃17とのクリアランスC例えば1.0
〜2.0mmの調整を行なう場合にはすでに公知のクリアラ
ンス調整装置で行ない、クリアランスC例えば0.03〜0.
2mmの調整を行なう場合には、本実施例のクリアランス
微調整装置29で自動的に行なわれるのである。すなわ
ち、第2図において、加熱装置31又は冷却装置33の中央
部におけるA点と、可動上刃17の後面中央部におけるB
点との温度差が例えば2℃生じると、ラム15全体に0.5m
mの反りが生じ、クリアランスCが0.5mmに広がるように
なっている。このように、ラム15に使用される材質、外
気温度に応じた上記A点とB点との温度差に対するラム
15の反りデータが予め実験的に測定され、テーブルとし
てファイルされている。したがって、クリアランスCを
例えば0.03〜0.2の範囲内で予め設定するクリアランス
Cとするときには、このテーブルからA点とB点との温
度差をどの程度にするかを見い出し、加熱装置31または
冷却装置33でもって自動的に予め設定された温度となる
ように調整することができる。而して、0.03〜0.2mmの
範囲内のクリアランスCの微調整を作業者の手間をかけ
ることなく、短時間で容易にクリアランス微調整装置29
で行なうことができる。
なお、この考案は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。本実施例では流体圧式シャーリン
グマシンを例に取って説明したが、メカニカルなシャー
リングマシンであっても対応可能である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
考案によれば、ワークの板厚変更などにより固定下刃と
可動上刃とのクリアランスを微調整するときには、ラム
の後面に設けられたクリアランス微調整装置でラム自体
を加熱したり、あるいは冷却せしめてラムの反りを生じ
させることによりクリアランスの微調整を自動的に行な
うことができる。したがって、作業者による大変なクリ
アランス作業から解消されると共に、短時間でクリアラ
ンス調整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の主要部を示し、第3図におけるI矢
視部の拡大図、第2図は第1図における平面図、第3図
はこの考案を実施する位置実施例のシャーリングマシン
の側面図である。 1……シャーリングマシン 7……ワークテーブル、9……固定下刃 15……ラム、17……可動上刃 29……クリアランス微調整装置 31……加熱装置、33……冷却装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを支持するワークテーブルの後端に
    設けられた固定下刃と上下動自在なラムの下端に設けら
    れた可動上刃との協働によりワークに剪断加工を行なう
    シャーリングマシンであって、前記ラムの後面における
    長手方向に、前記固定下刃と可動上刃とのクリアランス
    を微調整するための加熱装置と冷却装置からなるクリア
    ランス微調整装置を設けてなることを特徴とするシャー
    リングマシン。
JP9097289U 1989-08-03 1989-08-03 シャーリングマシン Expired - Lifetime JPH0742570Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9097289U JPH0742570Y2 (ja) 1989-08-03 1989-08-03 シャーリングマシン

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JP9097289U JPH0742570Y2 (ja) 1989-08-03 1989-08-03 シャーリングマシン

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JPH0333017U JPH0333017U (ja) 1991-04-02
JPH0742570Y2 true JPH0742570Y2 (ja) 1995-10-04

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